Depeche Mode【John The Revelator】和訳 ゴスペルとの融合は正義の歌 Justice Like Gospel

Depeche Mode が切れて来た(Depech Modeが足りなくなると日常が物足りなくなる禁断症状ww) から、久しぶりにチャージ!

今日はいつものセクシーなDepeche Modeとは違い、もう一つの特徴である宗教、神への歌を和訳しましょう。

歌詞はMartinがやはり書いている。いつも書いて来たけれど、彼の言葉は非常に真剣で信心深く、愛に満ちている。

男女の恋愛のエロティズムはもちろんの事、神への愛に準ずる為には、この身をも投げ出さんばかりの激しい崇拝で満ち溢れている。

それは最先端の音を模索して来た彼らの作業とはある意味真逆で、何百年も脈々と培われてきたバチカンの神父のキャソックの様に、変わらぬ伝統と痛みを喜びへと変換さえする落ち着きを放っている。

ただ今日Lyraが選んだ曲はいつもとは違う。従順ないつもの彼らではない。

反抗心か?暴露か?

真実を突きつけて何かを変えようとしているようだ。

元ネタに触発されたのだろう。

その強い言葉をDave が歌う。

もしかしたら何かが変わるかも?

そんな説得力に圧倒される曲なのだ。

今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、エセックス州バジルトン出身のロックバンド、Depeche Mode デペッシュ・モード

 

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欧米でスタジアム級のライブを超満員にさせる実績を誇る世界的グループ。
デビュー当時、ニュー・ウェイヴの旗手としてブレイクし、時代性を加味したサウンドを取り上げたり実験したりしながら、第一線で活躍し活続けているバンド。2020年に『ロックの殿堂』入りした。

 

*Depeche Mode【101 】Everything Countsキワモノの極みスタジアムに降臨!和訳 Lyrics

 

今日Lyraが和訳する曲は、Deseche Mode の2005年にリリースしたスタジオアルバム『Playing The Angel』にも収録されている4th シングル【John The Revelator】。

【John the Revelator “/” Lilian 】として2006年6月5日にもリリースされたDepeche Modeによる2番目のダブルA面シングルであり、全体で44番目のシングル。

詳しい解説は、Lyraの Hip和訳の後にまたお話しましょう!

 

 

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“John the Revelator“/”Lilian” is the second double A-side single by Depeche Mode and their forty-fourth single overall, released on 5 June 2006. Both songs are featured on Depeche Mode’s 2005 album, Playing the Angel and serve as the fourth single from the album (see 2006 in British music). The single became another UK Top 20 hit for the band, reaching number 18.

=John The Revelator=

[Verse]
John the Revelator, put him in an elevator
Take him up to the highest high
Take him up to the top where the mountains stop
Let him tell his book of lies
John the Revelator, he’s a smooth operator
It’s time we cut him down to size
Take him by the hand and put him on the stand
Let us hear his alibis

[Pre-Chorus]
By claiming God as his holy right
He’s stealing a god from the Israelites
Stealing a god from the Muslim, too
There is only one god through and through

[Chorus]
Seven lies, multiplied by seven
Multiplied by seven again
Seven angels with seven trumpets
Send them home on the morning train
Well, who’s that shouting? John the Revelator!
All he ever gives us is pain
Well, who’s that shouting? John the Revelator!
He should bow his head in shame

 

[Post-Chorus]
By and by
By and by
By and by
By and by

[Chorus]
Seven lies, multiplied by seven
Multiplied by seven again
Seven angels with seven trumpets
Send them home on the morning train
Well, who’s that shouting? John the Revelator!
All he ever gives us is pain
Well, who’s that shouting? John the Revelator!
He should bow his head in shame

[Post-Chorus]
By and by
By and by (John the Revelator!)
By and by (John the Revelator!)
By and by (John the Revelator!)

 

預言者ヨハネ

彼をエレベーターに乗せる

それも彼を最高位の高みまで

山が終わる頂上まで

彼を連れて行く

彼が自分の嘘の聖書を

広めるままにさせておけ

預言者ヨハネ

流暢な管理者

彼の影響力を

縮小する時が来たよ

彼の手に取り

証言台に立たせて

彼の現在不在証明を

皆で聞いてみようではないか

 

彼の聖なる権利としての神を

主張することで

彼はイスラエル人から

神を盗んでいる

イスラム教徒からも神を盗んでいるぞ

神は正真正銘

ただ一人なのだ

 

7つの嘘に

7を掛け

更に7をまた掛ける

7つのトランペットを持つ

7人の天使たち

朝の電車で

彼らを家に送ってください

ところで

誰が叫んでいるんだい?

預言者ヨハネよ!

彼が俺たちに与えるのは

痛みだけさ

ところで

誰が叫んでいるんだい?

預言者ヨハネよ!

彼は恥いって顔を伏せるべきだろう

 

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まもなく

まもなく

まもなく

まもなく

 

7つの嘘に

7を掛け

更に7をまた掛ける

7つのトランペットを持つ

7人の天使たち

朝の電車で

彼ら(天使たち) を家に送ってください

ところで

誰が叫んでいるんだい?

預言者ヨハネよ!

彼が俺たちに与えるのは

痛みだけさ

ところで

誰が叫んでいるんだい?

預言者ヨハネよ!

彼は恥いって顔を伏せるべきだろう

 

まもなく

まもなく (預言者ヨハネ)

まもなく (預言者ヨハネ)

まもなく (預言者ヨハネ)

 

Songwiter: Martin Gore

Translator: Lyra Sky 和訳

 

いつもと違う曲

いつもと違い挑戦的。

神に使えるはずの預言者への疑惑の申し立てをしているから語彙がキツイのだが、いつも聖職者には遜った話し方をするから、怒りをも感じて意外だ。

この曲は【John the Revelator “/” Lilian 】として2006年6月5日にリリースされたDepeche Modeによる2番目のダブルA面シングルが初リリースになる。

全体では44番目のシングル。両方の曲はDepecheModeの2005年のアルバム『Playingthe Angel』でもしゅうろくされており、 アルバムからは、4番目のシングルだった。シングルはバンドのもう1つのUKトップ20ヒットとなり、18位が最高位。

【John theRevelator】がBBC6 MusicのBリストにも追加され、他のBBCプレイリストやXfm Londonのプレイリストを作成できなかったらしい。また、WKQX(シカゴ)を含む米国のいくつかのオルタナティブロックラジオ局でもヘビロテされている。 2006年を通して、シングルとしてリリースされなかったにもかかわらずだ。いかに人気バンドで愛されているかが分かる。

この曲は、シングルのために数秒編集され、「Lilian」はわずかにリミックスもされ、イントロダクションは短縮されている。

このシングルは、1984年の【BlasphemousRumors / Somebody】以来、バンドによる最初のUKダブルA面リリースだ。

『Angel touring』ツアー中にリリースされ、ツアーのDVDでも見ることが出来る。

元ネタ

【John The Revelator】は、伝統的なゴスペルブルースのコールアンドレスポンスソングが元ネタだ。音楽評論家のThomas Wordは、「戦前のアコースティック音楽の中で最も強力な曲の1つです… [これは]に非常に影響を与えてきました。」

アメリカのゴスペルブルースミュージシャンのBlind Willy Johnson は1930年に【John The Revelator】をレコーディングし、その後、さまざまなアーティストが曲をプレイ、レコーディングして来た。多くの場合、詩や音楽にバリエーションがあり、必ずしも完コピ(完全に同じ構成)とは言えなくなっているので、非常に昔のブルーズやソウルは、レコーディング状況が悪いのと同じで、管理の方もノウハウがないこともあり劣悪なのだ。でもその代わりに、各アーティストの味がダイレクトに出るという効果もあるのだ。

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Depeche Mode version

欧米ではスタジアム級の実績を誇る世界的グループであるDepeche Mode。ニュー・ウェイヴの旗手として、なおも第一線で活動し続けているが、メンバーの脱退、アルコール中毒、薬物過剰摂取による自殺未遂などの苦境を乗り越えながらも、30年以上に渡るキャリアと、全世界で約9,100万枚のシングル・アルバムを売り上げた記録を保持して来たのはかなりの忍耐と努力があった。
2006年MTV ヨーロッパ・ミュージック・アワード最優秀グループ賞を受賞するなど欧米、特にヨーロッパ圏の人気は未だに劣れを知らず凄いものがある。

その実力を持って、さまざまなアーティストによって録音されて来たこの曲が、彼らによるとデジタルとゴスペルのミクスチャーという非常に珍しく面白い作品に変貌していると思う。

多くの場合、ソングライターのクレジットが異なるのがこの曲の特徴にもなってしまっているのだが、Depeche Modeの場合も他のアーティスト等と同じくオリジナルの作詞家ではなく、Martin Goreのクレジットになっている。

両面シングル【JohntheRevelator】としてリリースされたのだが、Martin Gore の功績によるものであり、彼はそれを「啓示の書の著者についての非常に再解釈された古い福音の曲」と説明している。

余談だが、Larkin Poe の曲のカバーは、Fox TVの番組『Lucifer ルシファー』のシリーズ3エピソード13エンディングミュージックとして使用されいたり、雰囲気は違うがこの曲を耳にしたことがある人も多いだろう。

曲のタイトルは、ヨハネの黙示録の著者としての役割を果たしているパトモスのヨハネに言及している。 キリスト教徒ではないと必要な知識ではないし、外国語文学を専攻しているものでも「聖書は読んでおくと良い」と教授に勧められても実際に読んでいる人は少ないだろう。だから、この歌詞には違和感があるだろうし、理解もする気持ちにならない人、興味が湧かない人もいるかもしれない。

そんな人達の為にサラッとわかりやすく言えば、賢者に対して嘘偽りを見出した者が、その嘘を暴く意思で声をあげている、とイメージすれば良い。

このタイトルのJohnは預言者ヨハネのことである。

彼が書いた書の一部は、7つの封印の開封とその結果として、終末論的な出来事に焦点を当てている。

そのさまざまなバージョンで、この歌はアメリカの霊歌の伝統における聖書からのいくつかの節を引用しているからLyra個人としては、かなり面白い題材である。皆さんはどうだろう?

因みに、オリジナルのBlind Willy Johnson ブラインドウィリージョンソンは、1930年4月20日にジョージア州アトランタで開催されたコロムビアレコードの5回目で最後のレコーディングセッションで【John The Revelatorをレコーディングした。Blind Willyのヴォーカルとギターには、Willy B.Haris (最初の妻と呼ばれることもある)が同行。

曲の応答部分を歌い、 ヴォーカルは、「誰が書いたのか、John The Revelator」というコーラス・ラインとともに「マントラのように繰り返された」というコーラス・ラインとともに、曲に「恐怖と予感」を与えている。

彼の歌詞は、聖書のいくつかの箇所を参照しているため、メッセージ性が強い。

それをMartinが少しシャープにまとめたのが、このDepeche Mode ヴァージョンの【John The Levarator】だと思う。

ヨハネが間違いを書いたにも関わらず、世間は彼を認め、持ち上げいていく様子を描いているのは、今現在の国家に対する批判にも似て、全く絵空事には思えない。

悪を悪と認め、声をあげるDepeche Modeは、いつも男らしく力強いメッセージを投げつけて来る。

彼らのように動き、表現していけるパワーや信頼性をリスペクトしている。今までも、これからも、ずっと。

正しい者が裁かれ、悪人や愚者が間違った行いを当たり前にする姿が、余りにも醜悪過ぎるために、この世界に嫌気がさして来た。

きっと人はこうやって人間に落胆し、この世界からおさらばしたくなるのだ。狂った人間ばかり。そういう人種は同じ部落を作り群れるらしい。狭い、小さな狭小住居の埃のよう。

だがその世界を離れれば、善人や生きる希望を与えてくれる人達がいる。

正しい行いをし、生の喜びや愛を与えてくれる人がいるから、まだ私は生きていける。

Depeche Modeもそうだ。正義の声をあげ続けて来たヒーロー。

間違いを正し、世界に愛を。

彼らは「声を上げなければ、この世が終わってしまう」と畏怖の念を感じ、間違いを正し世界を平和に導きたいと語っていた。

その思いに強く共感している。

私利私欲から逃れて、世界が変わるかもしれない。

真実は一つしかないのだから。

By and By。

正義が勝つ日が来たのだ。

Depece Mode… are they messengers sent by God?

 

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“John the Revelator” is a traditional gospel blues call and response song. Music critic Thomas Ward describes it as “one of the most powerful songs in all of pre-war acoustic music … [which] has been hugely influential to blues performers”. American gospel-blues musician Blind Willie Johnson recorded “John the Revelator” in 1930 and subsequently a variety of artists have recorded their renditions of the song, often with variations in the verses and music.

“John the Revelator” has been recorded by a variety of artists, often with different songwriter credits. English electronic music band Depeche Mode adapted the song for their 2006 album Playing the Angel. Released as a double-sided single “John the Revelator / Lilian”, it is credited to Martin Gore. He described it as “a heavily re-interpreted old gospel tune about the author of the Book of Revelation”.

Larkin Poe’s cover of the song was used as the Series 3 episode 13 ending music for the Fox TV show Lucifer.

The song’s title refers to John of Patmos in his role as the author of the Book of Revelation. A portion of that book focuses on the opening of seven seals and the resulting apocalyptic events. In its various versions, the song quotes several passages from the Bible in the tradition of American spirituals.

 

 

“John the Revelator” was added to BBC 6 Music’s B-List, but it failed to make any other BBC playlists or that of Xfm London. It was also played by a few alternative rock radio stations in the US, including WKQX (Chicago), throughout 2006, despite not being released as a single there.

“John the Revelator” was edited down several seconds for the single, while “Lilian” was slightly remixed and the introduction was shortened.

The single is the first UK double A-side release by the band since “Blasphemous Rumours / Somebody” in 1984.

“John The Revelator” was played during Depeche Mode’s Touring the Angel tour and can be watched on the tour’s DVD.

Personnel

Depeche Mode

  • Andy Fletcher
  • Dave Gahan
  • Martin Gore

Additional musicians

  • Dave McCracken – programming (all tracks); piano (track 12; miscredited to track 7 in the booklet)
  • Richard Morris – programming
  • Christian Eigner – original programming (tracks 3, 7, 8)
  • Andrew Phillpott – original programming (tracks 3, 7, 8)

Technical

  • Ben Hillier – production, mixing, engineering
  • Steve Fitzmaurice – mixing
  • Richard Morris – engineering
  • Nick Sevilla – recording assistance
  • Arjun Agerwala – recording assistance
  • Rudyard Lee Cullers – recording assistance
  • Devin Workman – recording assistance, mixing assistance
  • Kt Rangnick – recording assistance, mixing assistance
  • Emily Lazar – mastering
  • Sarah Register – mastering assistance

Artwork

  • Anton Corbijn – art direction, photography, cover design
  • Four5one.com – design

Blind Willie Johnson Version

Blind Willie Johnson recorded “John the Revelator” during his fifth and final recording session for Columbia Records in Atlanta, Georgia on April 20, 1930. Accompanying Johnson on vocal and guitar is Willie B. Harris (sometimes identified as his first wife), who sings the response parts of the song. Their vocals add a “sense of dread and foreboding” to the song, along with the chorus line “Who’s that a writin’, John the Revelator” “repeated like a mantra”.

Johnson’s lyrics reference a number of passages from the Bible:

call] Well who’s that writin’? [response] John the Revelator
Who’s that writin’? John the Revelator
Who’s that writin’? John the Revelator
A book of the seven seals

[call] Tell me what’s John writin’? [response] Ask the Revelator
What’s John writin’? Ask the Revelator
What’s John writin’? Ask the Revelator
A book of the seven seals

Well who art worthy, thousands cried holy
Bound for some, Son of our God
Daughter of Zion, Judah the Lion
He redeemeth, and bought us with his blood

[Repeat verses 1 & 2]

John the Revelator, great advocator
Gets ‘em on the battle of Zion
Lord, tellin’ the story, risin’ in glory
Cried, “Lord, don’t you love some I”

[Repeat verses 1 & 2]

Well Moses to Moses, watchin’ the flock
Saw the bush where they had to stop
God told Moses, “Pull off your shoes”
Out of the flock, well you I choose

The song was released as one of the last singles by Johnson and is included on numerous compilations, including the 1952 Anthology of American Folk Music.

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