胸騒ぐカルチャーを思い出せてくれる音で、Dogstarを聴いてると涙腺緩んでしまう。
最近ファッションでグランジ〇〇とか、〇〇グランジとか持て囃されている。取り上げられたり、再燃するのは嬉しいが、あの時代の文化やサウンドを愛している人間の1人としては、あれは違和感がありすぎてね…
ヴァージョンUPするような効果を与えていたり、新しいものを掛け合わせて進化してるならば良いのだが、あれではGrungeの良さを消してしまっている。だからモヤモヤ。まあ、好みの問題なだけなので気にしないでいただきたい。ただ単に偽物臭がして受け付けないだけだ。
このDogstarは、リアル・グランジ。偽物ではない。
あの時代のど真ん中を通って来た人達であり、当時も活動していたのだから偽物な訳ないのだ。
でもね、はっきり言ってバカ売れはしていないバンド。LyraはDogstarのCDを全部持っているが、もう見るからに地味。ジャケットにしてもイメージ的にも良く言えば、自然体でラフ、Lofiな感じ。
ただリアルに言うと売れ線ではないアメリカンロックなバンド。だからマイナー過ぎてセールス的にはイマイチだったのがわかる、個人的にはGrunge通ったアメリカンロックバンドは大好きだ。だが、売れないと続かないし(他の仕事が入って来るから) 解散したのも頷ける。
それが今年再結成したのだから驚いてしまった!23年ぶりらしい。
愛しのKeanu Reevesのバンド。まさかまさかの再結成→ いきなりアルバム・リリース決定→ とんとん拍子で来日とは…これいかに!
Keanuの肩肘張らずに生きている姿には、本当に生きる楽しさが、全てが詰まっているよ。
今日はニューアルバムの中から新曲を取り上げましょう。このタイトルをLyraが選んでピン!と来た貴方はGrunge 通。なんてね。
そして今夜は、久しぶりにDogstarのCD出して来てDogstar 祭りにしよう。Liveに行く人はLyraのブログを予習にどうぞ。
Welcome back music world Keanu Reeves!
今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロスアンジェルス出身のロックバンド Dogstar ドッグスター。
スポンサーリンク
オルタナティブ ロック バンドとして、当初 1991年から2002年まで活動し、その間バンド活動は順調に行っていたが、セールス的にはほどほどまま(笑)で2002年に解散する。
バンドのサウンド云々より、人気俳優の仲間入りをしたベーシスト、ハリウッド俳優のキアヌ・リーブスがいる!」というメディアの大きな注目を集めていた。
今年、2023年に再結成。9月には来日が決定した。(ライブ日程は、ラストの方に書いておきますね)
今日Lyraが和訳する曲は、Dogstarのニューアルバム『Somewhere Between the Power Lines and Palm Trees』に収録されている曲【Breach】。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!
(click to amazon↓↓) “Somewhere Between the Power Lines and Palm Trees“ [CD I クリックしてアマゾンへ ↓↓
Breach is a song of the album Somewhere Between the Power Lines and Palm Trees by american rock band Dogstar. Somewhere Between the Power Lines and Palm Trees is the third studio album by the group Dogstar. It is the first album released by the band after their reunion in 2022. It was recorded at Kingsize Soundlabs and will be released by Dillon Street Records on October 6, 2023. The album title and artwork was announced on July 19, 2023 to coincide with the release of the first single “Everything Comes Around”, for which a video clip was made available on the band’s official YouTube channel.
Somewhere Between the Power Lines and Palm Trees è il terzo album in studio del gruppo Dogstar. È il primo album realizzato dalla band dopo la reunion nel 2022. È stato registrato presso Kingsize Soundlabs e sarà distribuito dalla Dillon Street Records il 6 ottobre 2023. Il titolo e la copertina dell’album sono stati annunciati il 19 luglio 2023 in concomitanza dell’uscita del primo singolo “Everything Comes Around”, di cui è stato realizzato un videoclip disponibile sul canale YouTube ufficiale della band.
=Breach=
Once you love me
I’ll take it from you
All you hold dear
Time don’t mean nothin’ here
Do you see me?
Know how I play this
Nothing shakes you
Rattles or breaks you
[Chorus]
And everything you want
It lies there just beyond your reach
But you’re pushing hard enough to breach
Endless talking
Your case made for walking
When night comes you’ll stay
And I’ll have it my way
[Chorus]
And all the things you want
I’ll take and soak them all in bleach
But you’re pushing hard enough to breach
一度お前が俺を愛したら
お前からそれを奪うよ
お前が大切にしているものすべても
ここでは時間は
何の意味も持たないんだぜ
スポンサーリンク
俺が見えるか?
俺がどうやってこれで遊ぶか
知ってくれ
お前を揺るがすものなんて
ないんだからさ
ガタガタするか
壊れたりするかか
そして君が望む全てが
君の手の届くところにある
お前は
それを突破するのに
十分な努力はしているよ
終わりのないお喋り
お前の問題は
歩くために作られたんだ
夜が来たら
お前は留まるだろうな
そして俺はそれを
俺のやり方でやるのさ
そしてお前か望む全てのものを
全部取り出して
漂白剤に浸してやる
でもお前は
それを突破するのに
十分な努力はしているよ
Songwriter: Dogstar
Translator: Lyra Sky 和訳
23年ぶりのサードアルバムとは、めでたい!
サウンドは、昔よりセンスよくなっていてビックリ。そして前の泥臭さが消えてしまったのは残念でもある。だが…聞きやすい感じが大人だとしみじみしてしまった!
今までの「やりたいからやってます」は少しだけ残しているけど、残り香くらい。やんちゃさがなくなったからか?大人ってことね。
でも前よりパワーUPしてるから。彼らの楽しんでる気合いが伝わって来る。
前のDogstarは、やめそうな匂いがプンプンしていたから。音のあちこちに香って来る。
今度は解散はしないみたい。と言うか、解散するしないより、定期的にやるつもりでこのDogstarを再結成したのではなさそう。
ただ楽しみたいから。
ただライブしたいからと言う気持ちが先な気がする。
どちらでも良い。どちらでも応援しますから。安心してね。
スポンサーリンク
『Somewhere Between the Power Lines and Palm Trees』について
『Somewhere Between the Power Lines and Palm Trees』は、Dogstar の 3 枚目のスタジオ アルバムになる。2022年の再結成後、バンドによってリリースされる最初のアルバムだ。
このアルバムはKingsize Soundlabsで録音され、2023年10月6日にディロン・ストリート・レコードからリリースされる予定だ。
アルバムのタイトルとアートワークは、2023年7月19日に発表されたばかり。最初のシングルとして【Everything Comes Around】がリリースされ、そのビデオクリップがバンドの公式 YouTube チャンネルで利用可能になっている。
プロデューサー、ジャック・エンディノ監修による最新リマスターの他、ボーナストラックとして、1990年2月2日にポートランド(Pine Street Theatre)で行われた未発表ライヴ(下記12曲)を完全収録!
さらに48ページブックレット付の永久保存盤の登場する予定。
- Blonde
- How The Story Ends
- Everything Turns Around – 3:00
- Overhang
- Dillon St.
- Lily
- Lust
- Glimmer
- Sunrise
- Sleep
- Upside
- Breach – 2:45
Dogstarの名について
Dogstarは、1991年にスーパーマーケットでロバート・メールハウスとキアヌ・リーブスが偶然出会ったことから始まる。
メールハウスはデトロイト・レッドウィングスのホッケーセーターを着ていて、リーブス(熱心なホッケーファンでこのスポーツの熱心な選手)は、メールハウスにこの、ゴールキーパーのセーターが必要かどうか尋ねた。
二人は友情を育み、一緒にジャムをするようになり、1992年にオリジナルのリードギタリスト兼シンガーとしてグレッグ・ミラーが加入した。リーブスは、バンドの歴史において、ある出来事が別の出来事につながったと語った。
「まずガレージで始めて、最終的には曲を書き始めてさ「外に出て演奏してみよう!」ってなって、「ツアーに行こう!」ってなるんだよ。それで、まあ…遊んでるんだよ」
キアヌ・リーブス、ジミー・ファロンとのインタビュー
バンドは当初、Small Fecal Matter スモール・フェカル・マター、次にBFS(Big Fucking Shit または、Big Fucking Sound) と名乗っていたが、メールハウスがHenry Miller ヘンリー・ミラー著『Sexus』でその名前を見つけたため、ドッグスターに落ち着いたという。
*バンドについてと、歌詞の解説、ツアー情報を次のページで書いていきましょう。次のページへ Next Pape 2→
スポンサーリンク