Helloween【I Want Out】和訳 カイ・ハンセンの本音 Kai Hansen’s Real Intention

ハロウィンとHelloweenは、ちゃうって、ファンの貴方ならば、知ってるよね?

なあ〜んて、くだらないダジャレを毎年Halloween パーティーする時期に思い出してしまうLyraです。って、「Thanks Givingが先週終わり、クリスマス戦線に突入してるこの時期に言うんか〜い?」って自分でもツッコミいれちゃったけど、、、たまたまHelloweenの曲を聴いちゃったので、今日は彼らの代表曲を取り上げちゃいます〜。

実は、たまたま聴いたのは最近の曲だったの…ですが、「Helloweenだ!」と思った途端、この曲のイントロのギターリフと、コールアンドレスポンスの部分が、もうパブロフのイヌ状態で思い出しちゃって…

そうしたら、もう頭の中でグルグル、鳴り響きうるさくて大変だから(笑)、書くことにしました。

ただこれ聴いてると尾崎豊みたいで感慨深い。何故なら、この曲は、だだの流行りのヘビメタというより、もっと重大な意味を持つ曲だと思うからだ。青春ソングのようだ。

因みに、Lyraは、ティーンエイジャーの時期に、この【I Want Out】の歌詞みたいな事を考えたことが全くない。未だに寂しがり屋だしね、誰かと一緒じゃないとダメなタイプ。

だから歌詞に強い共感は湧かないけど、ティーンエイジャーの時期に疎外感を感じてる人や、ティーンに限らず何かのためにもがいてる人や疎外感を感じてる人ならば、この歌詞にドップリハマるに違いないと思うのです。

中には、この歌詞に触発されてドイツの田舎町を出て、HRやHMが盛んなスウェーデンや、イギリスやアメリカを目指した人がいたかもな。

いや、今現在でも、この歌詞に触発されて、今いる理解ない田舎町を飛び出た人が、いるかもしれない。

自分の人生を手に入れるために。 

今日Lyraが和訳&解説するのは、ドイツ、ハンブルグ出身のパワーメタルバンド、Helloween ハロウィン。

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ジャーマン・メロディックスピードメタルの先駆者として世界的に有名なバンドであり、ドイツを代表するHR/HMバンドして知られている。

Helloweenのメンバーの中には、このバンド以外のプロジェクトでも活躍するドイツを代表するミュージシャン、プロデューサーの Kai Michael Hansenカイ・ミヒャエル・ハンゼン 1963年1月17日 -)や Michel Kiske マイケル・キスク(1968年1月24日 - )がいる。

 

今日Lyraが和訳する曲は、Helloweenを代表する曲で、1986年のスタジオアルバム『Keeper Of The Seven Keys Part 2 (守護神伝-第二章)』に収録されている4th シングル1988年リリースの【I Want Out】。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又、お話しましょう!

 

 

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"I Want Out" is a song by the German power metal band Helloween from the album Keeper of the Seven Keys, Pt. 2, that was released as a single in 1988.

=I Want Out =

[Verse 1]

From our lives' beginning on

We are pushed in little forms

No one asks us how we like to be

In school, they teach you what to think

But everyone says different things

But they're all convinced that

They're the ones to see

[Pre-Chorus]

So, they keep talking and they never stop

And at a certain point, you give it up

So, the only thing that's left to think is this:

[Chorus]

I want out—to live my life alone

I want out—leave me be

I want out—to do things on my own

I want out—to live my life and to be free

[Verse 2]

People tell me "A" and "B"

They tell me how I have to see

Things that I have seen already clear

So, they push me, then, from side to side

They're pushing me from black to white

They're pushing till there's nothing more to hear

[Pre-Chorus]

But don't push me to the maximum

Shut your mouth and take it home

'Cause I decide the way things gonna be

[Chorus]

I want out—to live my life alone

I want out—leave me be

I want out—to do things on my own

I want out—to live my life and to be free

[Bridge]

There's a million ways (Million ways) to see the things in life

A million ways to be the fool (Million ways)

In the end of it (In the end), none of us is right

Sometimes, we need to be alone (Alone, alone, alone)

[Solo: Kai/Both]

[Pre-Chorus]

No, no, no, no, no, no, no, no

Leave me alone

[Chorus]

To live my life alone

I want out—leave me be

I want out—to do things on my own

I want out—to live my life and to be free

 

 

俺たちの生活の始まりから

俺たちは

小さな形にはめられてる

誰も俺たちに

どんな風になりたいか?なんて

聞いてくれやしない

学校では

彼らは君達に

何を考えるべきかを教える

でも誰もが違う事を言うんだ

でもアイツら

自分達が見えるものしか

納得しねぇんだよ

だからアイツらは話し続け

決して止まらない

そしてある時点で

君はそれを諦めるのさ

だから

考えなければならないのは

これだけだよ

 

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やめたい

俺の人生を一人で生きるために

やめたいんだよ

俺だけで

やめたいんだ

自分自身で物事をやれる様に

やめたい

俺自身の人生を生き

自由になるために

 

人々は俺にAとBのことを話す

彼らは俺に

どうやって見るべきかを話すんだな

それも俺がすでに見たことは

明らかなモノについてさ

つまりアイツら

俺を左右に

押し付けてるようなもんさ

無理に白黒つけさせようとする

もう何も聞こえなくなるまで

無理強いして来るんだ

 

だからと言って

俺を最大限に押し込まないでくれ

口を閉じたら

家に持ち帰ってくれ

なぜなら俺が

物事がどうなるかを決めるからさ

 

やめたい

俺の人生を一人で生きるために

やめたいんだよ

俺だけで

やめたいんだ

自分自身で物事をやれる様に

やめたい

俺自身の人生を生き

自由になるために

 

人生の物事を見るには百万通りの方法

(百万通りの方法)

があるんだぜ

それに愚か者になるための

百万通りの方法もな

(百万通りの方法)

人生の終わりに(最後に)

俺たちの誰が正しいと言う訳じゃないぜ

時々俺たちには

一人でいる必要があるのさ

(一人で、一人で、一人で)

 

やめてくれ

やめてくれ

やめてくれ

やめてくれ

やめてくれ

やめてくれ

やめてくれ

やめてくれ

ほっといてくれ!

 

俺の人生を一人で生きるために

やめたいんだよ

俺だけで

やめたいんだ

自分自身で物事をやれる様に

やめたい

俺自身の人生を生き

自由になるために

 

Songwriter: Kai Hansen

Translator: Lyra Sky 和訳

 

曲はシリアスで、青春ソングとLyraが言いたい意味が分かって頂けたのでは?

何となく1stや2ndのBon Joviにも似た蒼い感じがして、Bon Joviの解説でも書いたけれど、演歌っぽい歌詞が日本人ウケするんでしょうね。ミュージックビデオまで何かBon Joviっぽい。

お笑いに持っていくギターソロのシーンが、何だかなあ〜となりますが、初めて見た時に、Lyraは笑うシーンより「やはり高速深夜バスに乗って上京するんだな、ドイツもLAも」と、Michaelのシーンに注目してしまいました。

深夜バスの方が、盛り上がるよね?

だってリアルな話し、お金かけないようにしてMadonnaもAxlも高速バスでLAに行ったのよ、、、なんてくだらない事、考えてまたジーンとなる。尾崎も?

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バンド名について

因みにバンド名は、当時ドラマーだった故Ingo Schwichtenberg インゴ・シュヴィヒテンバーグが、1978年制作のあの有名なホラー映画『Halloween ハロウィン』から命名。スペルはわざと、ヘビメタバンドらしく、Hell (地獄)を入れようと、ベーシストのMarkus Grosskopf マーカス・グロスコフが提案して変えることになり、Helloweenにしたのだった。

Helloween バンド形態

ボーカリスト別に大きく3期に分類できるようだ。

1984年結成当時のボーカルは、ギタリストのKai Hansen カイ・ハンセン。

その後、この曲の時期がMichael Kiske マイケル・キスクが加入した時であり、世界的に知られて高い評価を得るようになった時期。

そして1989年にKai(Gt)が、1993年にMichael (Vo)が脱退してり、メンバーチェンジを繰り返し、現在に至っている。

アルバムについて

この曲は、1991年8月21日リリースのベスト・アルバム『The Best The Rest The Rare』にも収録されている。

2009年リリースの『Unarmed - Best of 25th Anniversary アンアームド』では【DR. STEIN】同様アコースティック・ヴァージョンで収録されている。

曲について

この曲は、Kai Hansen が後に結成した1989年に結成したGamma Rayのライヴでも演奏さている。映像作品『ヘディング・フォー・ジ・イースト〜ライヴ・イン・トーキョー』には、リードヴォーカルが、ラルフ・シーパースになっているライヴ映像が収録され、ライヴ・アルバム『ヘル・ヤー!!! - ライヴ・イン・モントリオール -』では、Kai がリード・ヴォーカルを担当しているライヴ音源が収録されている。興味がある人は、時期やバンドの違いで聴きくらべするのも面白いと思う。

 

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この【I Want Out】は、ギターのKai Hansen が書いた作品である。

この曲は、やり場や行き場がない人間の気持ちを歌っているから、青春ソングぽいと先程から書いているが、実は、この作者であるKaiが本当に本当に嫌気がさしていたバンドから「脱退」したいと思っていだ気持ちを表現した曲なのである。

インタビューでKai自身がこの事を暴露していたが、作った当初は彼が歌っていたようだが、歌詞が、やめたいKaiの気持ちなんだから納得してしまうし、結構ぶちまけるために歌っていたのか?と思うと可哀想な気がしてくる。

このレコーディングされた曲では、このKaiのインパクトがあり覚えやすいイントロダクションと、高音がクリアなMichael のトレードマークであるハイトーン・コーラスがあるから魅力的な曲なのだと思う。

また、他のHelloweenの曲や、HansenのHelloween後の作品とは対照的に、パンクの影響を受けていて面白いし、その特徴は、この自立を促す反抗的な歌詞があるからだ。

だからこそストーム・ソーガソン監督のプロモーションビデオがMTVで放映されて、一気に人気に火がついたんだと思う。聴いただけでハートをつかむ曲なのだ。

人気に火がつき、代表曲になって Helloweenの最も有名な曲の1つとして、Helloweenと、HansenとKiskeの現在のバンドであるGammaRayとUnisonicの全てのバンドのライブで演奏され、現在も盛り上がる曲になっている。

カヴァー

その為、この曲はハンマーフォール、ソナタ・アークティカ、アヴァランチ、スカイラークなど、多くのバンドでカバーされている。Helloweenの最も有名な曲なのだ。

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歌詞について

歌詞は、社会から、そして、私たち(主人公)を取り巻く、まわりの人間たちが、己の意志を無理矢理、強制しようしてくることに対して反抗している内容がメインだ。

そのため、抑圧された主人公は、この人々から解放されたいと思っていて、気持ちを切々と説明しているのだが、、、分かって貰えない様で、サビで一気に気持ちを叫ぶのだ。

Kaiは、歌詞は彼がバンドを去りたいという彼のヒントであると言った、、、この曲リリース時は、まだ在籍していたが、それから3年後の1989年に脱退したのだから、爆発した結果、こうなるしかなかったということだ。

何とも可哀想な話だが、リアルな気持ちを曲にした事でビッグヒットし、今も彼らは、自分のバンドで歌うし、Helloweenでも歌わている。そして、世界中のバンドがこの曲をカヴァーし、人々に愛されている曲になったのだからWin Winてことだ。

リアルな本音が、人々を動かす。

Kaiのぶちまけた感情。

自分の道を生きるために、抑制される全てを放り投げてやめることで、自由になりたい。

その為には人間は、時には孤独な戦いをしなければならないと叫んでいるのだ。

このKaiの本音は、居場所がない人間達や、理解ない大人達にやるせない気持ちを抱いてるティーンエイジャー達に、やりたいことが出来ずに悶々としてる人間達の心を掴む。

そして彼らの背中を押すのだ。

全てを放り投げやめて、自分だけのために先に進む。

自分自身の人生を、自由に生きる為に。

 

 

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It was written by Kai Hansen, who said in an interview that it was a hint of him really wanting "out" of the band. Musically, the song is characterised by a recognisable introduction and Michael Kiske's trademark high pitched singing in the chorus. It is also punk-influenced (especially the rebellious lyrics) in contrast to other Helloween songs, or Hansen's post-Helloween work.

The promovideo was shown on MTV and was directed by Storm Thorgerson.

It is one of the Helloween's most recognizable songs, and is often performed live by Helloween and both Hansen's and Kiske's current bands Gamma Ray and Unisonic. The song was covered by HammerFall, Sonata Arctica, Avalanch and Skylark.

This is probably Helloween’s most famous song. It was written by guitarist Kai Hansen and has been covered by many bands.

The lyrics describe wanting to break free from society and from people who try to force their will unto you.

Hansen has said that the lyrics are a hint of him wanting to leave the band, which he did in 1989.

Credits

  • Michael Kiske - lead vocals
  • Kai Hansen - lead and rhythm guitars, backing vocals
  • Michael Weikath - lead and rhythm guitars, backing vocals
  • Markus Grosskopf - bass guitar
  • Ingo Schwichtenberg - drums

 

Track listing

All songs written by Kai Hansen, except where noted.

No. Title Writer(s) Length
1. "I Want Out" 4:39
2. "Save Us" 5:12
3. "Don't Run for Cover" Michael Kiske

 

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