Incubus【Southern Girl】和訳 レアな恋 Exception To The Rule Love

今日も蒸し蒸しな陽気。

寒かったり、暑かったりするのは梅雨の季節にありがちだから、サラリとしたクールなサウンドを皆さんにお届けましょう。

爽やかなタイトルが、この前、解説した Cheap Trickの【Southern Girls】と同じ〜。あちらは、複数系だから〜とかのツッコミ入らんからね(笑)。

だってあちらと、この曲は歌っている対象が違うし、歌詞の男性のタイプが全然、違う。

どちらかと言うと、今日紹介する方がシリアスな男性ですね。

そしてサウンドも、憂いを秘めている。

大人っぽ音であなたを酔わせましょう。

今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国カリフォルニア州カラバサス出身のバンド、Incubus インキュバス

 

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1991年に結成。当時のメンバーは4人だったが、1995年DJキルモアが加入し、2003年ベーシストのアレックスが脱退、その後The Rootsのギタリストであったベン・ケニーがベーシストとして加入。現在の5人となった。

1995年自主制作アルバム『Fungus Amongus』でデビューし、アルバム毎にバンドの打ち出すカラーが変化して来たバンドである。

6thアルバムが全米ビルボードチャートで首位を獲得し、現在もアメリカのロックの中堅として活躍中。

今日Lyraが和訳する曲は、2004年2月3日リリースの5th スタジオ・アルパム『A Crow Left of the Murder… 』 (2004)に収録されている【Southern Girl】。

詳しい解説はLyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

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A Crow Left of the Murder… is the fifth studio album by the American rock band Incubus, released on February 3, 2004. The album marks the first appearance of bassist Ben Kenney, following the departure of founding member Dirk Lance.

=Southern Girl=

[Verse 1]
Is everything a baited hook?
And are there locks on all doors?
If you’re looking for an open book
Look no further, I am yours

[Pre-Chorus]
We’ll behave like animals
Swing from tree to tree
We could do anything
That turns you up and sets you free

[Chorus]
You’re an exception to the rule
You’re a bonafide rarity
You’re all I ever wanted
Southern girl, could you want me?

[Verse 2]
So come outside and walk with me
We’ll try each other on to see if we fit
And with our roots, become a tree
To shade what we make under it

[Pre-Chorus]
We’ll behave like animals
Swing from tree to tree
We could do anything
That turns you up and sets you free, yeah

[Chorus]
You’re an exception to the rule
You’re a bonafide rarity
You’re all I ever wanted
Southern girl, could you want me?
You’re an exception to the rule
You’re a bonafide rarity
You’re all I ever wanted
Southern girl, could you want me?

[Outro]
Southern girl, could you want me?
Southern girl, could you want me?
Southern girl, could you want me?
Southern girl, could you want me?
Southern girl, could you want me?
Southern girl, could you want me?
Southern girl

 

全てが罠(餌付きの釣り針)ってことか?

そして全てのドアに鍵がついてるのかい?

もし君が開かれた本を探しているのなら

これ以上探さなくて良いぜ

俺は君のものだから

 

俺たちは木から木へと

ぶら下がって行く獣のように

振る舞うだろう

俺たちは君が立ち直り

解放するために

何でも出来たはずだ

 

君は規則の例外

君は正真正銘のの希少性

君は俺がず〜っと

欲しかった人だ

南部の女の子

君は俺のことが欲しくないの?

 

だからさ

出ておいでよ

そうしたら俺と一緒に歩いてくれ

俺たち

お互いに試してみて

合うかどうかを確認するだろう

俺たちのルーツで

そして木になるんだ

その下で作るものを

陰にするために

 

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俺たちは木から木へと

ぶら下がって行く獣のように

振る舞うだろう

俺たちは君が立ち直り

解放するために

何でも出来たはずだ

 

君は規則の例外

君は正真正銘のの希少性

君は俺がず〜っと

欲しかった人だ

南部の女の子

君は俺のことが欲しくないの?

 

南部の女の子

君は俺のことが欲しくないの?

南部の女の子

君は俺のことが欲しくないの?

南部の女の子

君は俺のことが欲しくないの?

南部の女の子

君は俺のことが欲しくないの?

南部の女の子

君は俺のことが欲しくないの?

南部の女の子

君は俺のことが欲しくないの?

南部の女の子

 

Translator: Lyra Sky 和訳

 

*「動画が再生出来ません」と表示が出る時が、たまにありますが「youtubeで見る」をクリックすると普通に見れますよ〜。↓↓

 

 

爽やかなサウンド!であり、ちょっぴり内向的な音で、物悲しさも感じる。

歌詞の動のイメージとは真逆な悲しげな音のせいで、とっても思い詰めているようなラブソングに聞こえてしまう。

海を連想させる曲を多く作って来たIncubus。

歌詞には良く海や砂浜のワードが出てくる。

今回はワードと言うより、このサビでもあるタイトルが海らしい雰囲気。

でもいつもの真っ青な海で、温かく受け入れてくれる優しい海ではなく、冷たい群青色の静かな海のようだ。

この【Southern Girl】が入っているアルバム『A Crow Left of the Murder… 』は、アート ロック 、オルタナティヴ メタル 、プログレッシブ・ロック、ジャズ、 ポップの要素が組み込まれている、型にはまらない自由なアルバムだと思う。

ギタリストのMike Einziger の作品は、ヴォーカリストBrandon Boyd の作品と同等に注目され、Brandon の発声に重点を置いた以前のアルバムとは対照的なアルバムだ。

そのため、冷静な音に感じたし、大人なサウンドに思えたのかも。

 

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1991年に結成し、1995年に自主制作アルバム『Fungus Amongus』でデビューしてから様変わりして来たIncubus 。

結成当初~メジャーデビュー初期までは、Rap Metal に分類される音で、3rdアルバム『Make Yourself 』でメロディアスなロックへシフト、4thアルバム『Morning View』では穏やかな雰囲気を漂わせるロックバンドへと成長。

この5thアルバム『A Crow Left out of Murder』は、初期とも異なるFreaky で荒々しいサウンドでまた成長を遂げ、6thアルバム『ライト・グレネイズ』ではフォークやサイケを取り入れ、全米ビルボードチャートで首位を獲得した。このアルバムはバンドにとって初のビルボードで首位を獲得したアルバムとなった。アメリカのロックの中堅として活躍中。

日本では今は話題にならないのが不思議なくらい、本国アメリカではリスペクトされているバンドなの。

 

因みにアルバムからのシングルは【Megaromaniac】と【Talk Show On Mute】。 【Agoraphobia】は、プロモシングルになった。

リストトラック12曲「Smile Lines」を「Suite Lines」として裏表紙に先行プレス。

アルバムの日本盤にはボーナストラック【Monuments & Melodies】が付いており、「Alive at Red Rocks 』のボーナス CD にも収録されている。

 

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エモーショナルな歌声のBrandonが書く歌詞は、いつもロマンティックで、ちょっぴり遠回しな感じがする。

ストレートにガツン!と言ってくれる方が好きな人には、「ハッキリ言ってよね」と唇尖らせてしまうだろう。

でもこの【Southern Girl】はいつもと違い直球よ。かなりレアな歌詞ですな(笑)。

そして彼にとって「レアな」タイプの女の人に歌っているラブソングなのだ。

どちらかと言うと両思いと言うより、片想いの男性が、好きな人に、「付き合おうよ、ダメかどうかためしてみようって!」とアプローチをしてる歌詞なんざます。

聴いていて「ウブだわッ!」と思ったのは、Lyraだけですかね?

ムフフ、と想像しちゃったんだが、聴いていると主人公は、アプローチして動的な癖に、かなり冷静よ。

失敗したくないシャイボーイなの?あれ、Brandonてシャイボーイなのかしら?

多趣味なBrandonだからサーフィンやったり、個展開いたりしてるし全くそのイメージがなかったから、少し驚いているの。

これも又新しいIncubusの魅力よね?

Hotなアプローチしてる歌詞に、Cool なサウンド。

アクティブなのに、恋愛にはナイーブ。

やはりモテる男は、上手いな〜。

こりゃ、ハマるわ。

 

「全てが罠(餌付きの釣り針)ってことか?」とか、

「全てのドアに鍵がついてるのかい?」って準備OKってこと。

 

「もし君が開かれた本を探しているのなら

これ以上探さなくて良いぜ

俺は君のものだから」

うー!

恋に落ちそう。

 

Songwriter: Ben Kenney / Michael Aaron Einziger / Jose Anthony Ii Pasillas / Brandon Charles Boyd / Christopher E Kilmore

The music of A Crow Left of the Murder…incorporates elements of art rock, alternative metal, jazz, pop and progressive rock. The work of guitarist Mike Einziger takes equal prominence in focus to that of vocalist Brandon Boyd, in contrast to previous albums which focused more prominently on Boyd’s vocalization.

The singles from the album are “Megalomaniac” and “Talk Shows on Mute”. “Agoraphobia” was released as a promo single. Early pressings of the album list track 12 “Smile Lines” as “Suite Lines” on the back cover. The Japanese pressing of the album comes with a bonus track, “Monuments & Melodies” which is also available on the Alive at Red Rocks bonus CD.

Personnel

Band

  • Brandon Boyd – lead vocals
  • Mike Einziger – lead guitar, piano on “Here In My Room”
  • Ben Kenney – bass
  • Chris Kilmore – turntables, keyboards, Mellotron, Marxophone
  • José Pasillas – drums, percussion

Production

  • Brendan O’Brien – production, mixing
  • Nick DiDia – engineer
  • Billy Bowers – additional engineering
  • Mike Einziger – additional engineering
  • Bob Ludwig – mastering

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