Judas PriestはLyra にとって Metal Bands 中で1、2位に位置するバンド。
「Lyraは、ずうっとHeadbangersだもんね」などとのたまっていた頃も、そして、今も変わらずチラッと聴いただけで興奮してくるバンドでもある。
そんな思い入れがあるバンドのvocalist のRob Halfordの喉の調子が悪いとのことで心配でたまらない。
早く元気になって欲しいからJudas の曲を和訳して応援したくなったの。
今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、ウェストプロムウィッチ出身のヘヴィメタル・バンド Judas Priest ジューダス ・プリースト。
スポンサーリンク
1969年から活動している、世界的に最も知名度が高いHeavy Metal Band であり、21世紀も第一線で活躍しているビッグバンドである。
特にVocal の Rob Halford ロブ・ハルフォードは「Metal God メタル ・ゴッド」と呼ばれ、世界中のフォロワー、ファン達にリスペクトされているのだ。
今日、和訳する曲は、Judas Priestの 1980年にリリースされたスタジオアルバム『British Steel』からのシングル【Breaking The Law】。
詳しい解説は、Lyra の和訳の後にまた、お話ししましょう!
(click to amazon ↓↓ ) Studio Album “British Steel” [CD] クリックするとアマゾンへ ↓↓
*Judas Priest についてはこちら → 【Judas Priest /You’ve Got Another Thing Comin’】 Keep The Faith! 和訳 Lyrics
Judas Priest are an English heavy metal band formed in West Bromwich in 1969. The band has sold over 50 million copies of their albums to date. They are frequently ranked as one of the greatest metal bands of all time. Despite an innovative and pioneering body of work in the latter half of the 1970s, the band struggled with indifferent record production and lack of major commercial success or attention until 1980, when they adopted a more simplified sound on the album British Steel, which helped shoot them to rock superstar status.
“Breaking the Law” is a song by British heavy metal band Judas Priest, originally released on their 1980 album British Steel. The song is one of the band’s better known singles, and is readily recognised by its opening guitar riff.
スポンサーリンク
= Breaking The Law =
[Verse 1]
There I was completely wasting, out of work and down
All inside it’s so frustrating as I drift from town to town
Feel as though nobody cares if I live or die
So I might as well begin to put some action in my life
[Chorus]
Breaking the law, breaking the law
Breaking the law, breaking the law
Breaking the law, breaking the law
Breaking the law, breaking the law
[Verse 2]
So much for the golden future, I can’t even start
I’ve had every promise broken, there’s anger in my heart
You don’t know what it’s like, you don’t have a clue
If you did you’d find yourselves doing the same thing too
[Chorus]
Breaking the law, breaking the law
Breaking the law, breaking the law
Breaking the law, breaking the law
Breaking the law, breaking the law
[Bridge]
You don’t know what it’s like
Breaking the law, breaking the law
Breaking the law, breaking the law
Breaking the law, breaking the law
Breaking the law, breaking the law[Outro]
Breaking the law
俺の心は悔しさで一杯
町から町へとあてもなく放浪している
俺の生き死になんて誰も気にもとめねーって感じてるよ
ならば、ついでに俺の人生の中で一発どでかい行動を起こすのも良いかもな
法を破れ!法を破るんだ!
法を破れ!法を破るんだ!
法を破れ!法を破るんだ!
法を破れ!法を破るんだ!
スポンサーリンク
黄金に輝く未来のためなんてこれまでさ
俺なんて始まってもいないぜ
結んだ約束を全て破られて来て
俺の中には怒りしかねぇよ
お前にはそれがどんな気持ちか分からねぇだろうよ
分かる手がかりもないだろうしな
もしお前もなったなら
俺と同じことをするって分かるだろう
法を破れ!法を破るんだ!
法を破れ!法を破るんだ!
法を破れ!法を破るんだ!
法を破れ!法を破るんだ!
お前には、それがどんな気持ちか分からねぇだろうよ
法を破れ!法を破るんだ!
法を破れ!法を破るんだ!
法を破れ!法を破るんだ!
法を破れ!法を破るんだ!
法を破れ!
Songwriter: Glenn Reymond Tipton, Kenneth Downing, Robert Halford
Translator: Lyra Sky 和訳
“Breaking the Law” is a song by British heavy metalband Judas Priest, originally released on their 1980 album British Steel. The song is one of the band’s better known singles, and is readily recognised by its opening guitar riff.
これぞヘヴィメタルと言ったサウンドに、自暴自棄になった男の苦悩の歌が【Breaking The Law】だ。
疾走感があるサウンドに、Judas Priest らしいソリッドなギターが入ると「きたー!」ってワクワクしてしまうLyraでやんす。
Judas PriestのギターリフとRob Halford のイギリス丸出しの歌い方が冴えている。
毎度、聴いていると主人公が可哀想になって来る【Breaking The Law】なんだけど、ミュージックビデオがダサ過ぎて、せっかくRob 子が書いた、人生の悲哀と人間の暴力性の対比が面白い歌詞の良さをお笑いにしてしまってる。
お笑いに持って行きたかったのかな?
しかし、このミュージックビデオは、かのJuilian Temple なのだから驚いてしまう。
評価の高いミュージックビデオをたくさん製作してきたPVの第一人者とも言うべきディレクターであり、映画監督もこなした Julianの作品なのよ、これ、、、名監督もダサくなる時があるのかしら?
確かに歌詞には合っているだろう。
銀行強盗するとは、歌詞の中には一つも書いてはいない。
ただ、一発やらかしてやれ、と言うセリフとサビの「法を破れ!」の箇所だけ、そこだけを繋ぎ合わせて、銀行強盗をイメージしてメンバーに演じさせたことにより、グン!とこの曲のイメージが強固になった。
絵コンテ書いたであろうJulian Templeもそれを見せてもらったJudas Priest のメンバーも、良いアイディアだ!と飛びついたに違いない。
ただ、コメディになっちゃった、、、メンバが恥ずかしげに演じてるのがそうさせたのか?
演技指導がそうしたのか?
監督の意図か?
はたまたロブ子のCute さが仇になったのか?
ロブ子のかわゆさね、きっと。 (笑)🤣
スポンサーリンク
1972年イギリス中を回り本格的なライブ活動を開始するも、1973年、バンドの厳しい財政状況に耐えかねたアル・アトキンス(Vo)が脱退。追うようにしてクリス・キャンベル(Ds)も脱退してしまう。
だが、5月、Ian のガールフレンド(結婚したが、後に離婚)のスー・ハルフォードの兄、Rob Halford ロブ・ハルフォードが加入した。
1974年イギリスのマイナーレーベル「ガル・レコード」と契約。しかし契約内容はバンド側に不利な内容であり、バンドが受け取るギャラは一ヶ月にわずか50ポンドであったため、メンバーはアルバイトをしたり、生活保護を受けるなど、経済的に困窮していた。
4月、レーベル側の提案でもう一人メンバーを加えることを決定。キーボーディストやホーン奏者を迎えるアイディアもあったが、もう一人ギタリストを加えることに決定し、元「FLYING HAT BAND」のGlenn Tipton グレン・ティプトン(G)が加入。K・K・ダウニングと共にツインリードギターとなった。
*Judas Priest Band History はこちら →【Judas Priest /You’ve Got Another Thing Comin’】 Keep The Faith! 和訳 Lyrics
9月ファースト・アルバム『ロッカ・ローラ』でデビュー、それから、数々の紆余曲折をへて、NWOBHM の先駆者としてヘヴィメタル界を引っ張って来たのである。
(click to amazon ↓↓) Studio Album “British Steel” [CD] クリックしてアマゾンへ ↓↓
数あるJudas Priest の名作の中でもこの『British Steel』は、重要な作品だと言える。
彼らのイメージ戦略を決定させたアルバムだからだ。
サウンドはヘビーな主旋律を奏でるリードギターと、時にはたたみかけるように、時には重厚になるギターリフを被せて来るという、ツインギターならではのプレイだ。
そこにRob のハイトーンボイスのシャウトや、低音で響く野太い歌声がヘヴィメタルのイメージを揺るぎないものにした。
この技法が固定化されたのはこのアルバムからだ。
ヘビーメタルらしいとされるサウンド以外にも、このアルバムで鋼鉄や皮ジャン、ブーツなどのモチーフを取り入れ、それを今のHeavy Metal Fasion として打ち出した。(前にこのブログでJudas Historyを書いた時にも話した理由でね。)
つまり、この時に Judas Priestはデビュー前やデビュー当時の British Hard Rock から、今現在のHeavy Metalの姿へと変身したのである。
前作から浮上していたヘビーメタルの幻影をリアルなサウンドとイメージを強固なものにした今作『British Steel』は、Heavy Metal 自体をも生み出した重要な作品なのだ。
Lyraは、そんなJudas には様式美があると思う。
中にはワンパターンという人もいるだろう。
だが、彼らは進化し続けている。
ヘビーメタルというジャンルの中で色んな要素を取り入れて、実験的なサウンドを打ち出したり、時代性も加味しながら変化している彼らを見てほしい。
ただ、今心配なのがメンバーの体調だ。
K.K.が辞めたのもかなりの痛手をLyraですら食らったのだから、メンバーはどんな思いだったのか?と想像すると身につまされる。
そして、去年2018年にギターのGlenn が長年戦いながらプレイしていたパーキンソン病の病状が思わしくないために休業してしまった。
大きな穴が開いてしまったかのような空虚感に襲われそうになった。
だが、Rob 達 メンバーは、止まらない。
今もなお、コンスタントにワールドツアーをこなし、前進し続けているのだから尊敬してしまう。
ハードなスケジュールが続いていてもRobはお茶目なプライベートから、楽しんでツアーしているみたい。
心配で時々、Robを見てみると、Rob 子らしいFancyさを見せてくれるからLyraは毎回、大爆笑して逆に元気を貰っている。
でも、昨日、Rob子が連日のツアーで喉を酷使した為に、痛みから休養しなければいけなくなったと公表された。
その為、決まっているワールドツアーの一部がキャンセルになってしまった。
Rob 大丈夫かな?
We are very sorry to say that Rob Halford has been fighting bronchitis for over a week and now doctors have told him he needs full rest so his voice can recover – therefore tomorrow’s Judas Priest concert at Broadmoor World Arena, Colorado Springs has unfortunately been cancelled pic.twitter.com/j1FflH2vRB
— Judas Priest (@judaspriest) June 4, 2019
- How is your throat, Rob?Does it still hurt?Please quiet and rest!💕I wish you get well soon, Rob! 👍🏻
なんか心配でたまらない。
だから、1日も早く回復して元気な姿を、カッコイイ声を聞かせて欲しいとお祈りしているよ!
Rob が健康を取り戻せるように、彼らの代表作の一曲を和訳して応援したかったのです。
この想いが届くと良いなっ。
Lyra も気合い入れる為に(来月手術なの〜)、Judas Priest を聴こう。
彼らの生き様は、生きる力になるのよ!
スポンサーリンク
The lyrics tell of someone at the rock bottom in their life – out of work, unable to find work, frustrated, feeling that nobody cares if they live or die, eventually turning to crime for survival.The song features some sound effects, including the sound of breaking glass and a police siren. The band were recording British Steel at Tittenhurst Park, which was the home of The Beatles’s drummer Ringo Starr. For the breaking glass effect, the band used milk bottles that a milkman brought them in the morning, and the police siren was actually guitarist K. K. Downing using the tremolo arm on his Stratocaster.
- Current members
- Ian Hill – bass guitar (1969–present)
- Rob Halford – lead vocals (1973–1992, 2003–present)
- Glenn Tipton – guitars, keyboards (1974–present) (No longer touring since 2018 but still a member)
- Scott Travis – drums (1989–present)
- Richie Faulkner – guitars (2011–present)
- Glenn Tipton -guitars (1974-presnt)(2018 stop)
- Touring members
- Andy Sneap – guitars (2018–present)
Personnel
- Rob Halford – vocals
- K. K. Downing – lead guitar
- Glenn Tipton – lead guitar
- Ian Hill – bass guitar
- Dave Holland – drums
スポンサーリンク