こんなロングランヒットになるとは驚きや!今日は、本国アメリカで驚きの大人気ぶりを発揮しているMorgan Wallenを取り上げましょう〜♪ って、これまた2月にリリースされた時に和訳したまま放置していたの〜その間にNo.1なっちゃって。まだまだ1位をキープしそうなビッグヒットになっています。
カントリー歌手としてデビューから大人気のMorganだが、彼の歌い方って(と言うか声質)私が慣れ親しんできたGrunge RockやHard Rock界では良くある声だと思う。
「ロック歌えばもっと売れるよな」と昔から聞いていて思ってたが、こう言う万人ウケするラブソングと言う手もあったか!
有名演歌歌手が良いメロディのポップス歌ったらバカ売れした感じ。
「アメリカ人、一夜限りの恋とか一夜の過ちネタが好きだな」と聞きながら面白い性質見つけて喜んでいるLyraです。さあ、どんな内容か詳しく書いたので一緒に楽しみましょう!
今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国テネシー州スネイドヴィル 出身のカントリーシンガー、ソングライターのMorgan Cole Wallen モーガン・コール・ウォーレン(1993年5月13日-)。
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当初Usher のチームのメンバーとして『The Voice』の第 6 シーズンに出場。だが、後にAdam Levin のチームのメンバーとして出場するという変わり種。
*Adamについてはこちら→Maroon5 / Girls Like You (feat. Cardi B) 和訳 Introducing 25 womens! 酔っ払いのラブソング 解説
このシーズンで敗退したものの、パナセア・レコードと契約。2015年にデビューEP『スタンド・アローン』をリリース、2016年にビッグ・ラウドと契約し、2018年にデビュー・アルバム『イフ・アイ・ノウ・ミー』をリリースした。その後ヒットを数々飛ばし、記録も塗り替えている売れっ子カントリー歌手である。
今日Lyraが和訳する曲は、彼の3枚目のスタジオ・アルバム2023年2月6日リリースの『One Thing At A Time』に収録されているシングル【Last Night】。詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後にまたお話しましょう!
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Last Night” is a song written by John Byron, Ashley Gorley, Jacob Kasher Hindlin, and Ryan Vojtesak. It was recorded by American country music singer Morgan Wallen, the third single from his 2023 album One Thing at a Time. The song peaked at number one on the Billboard Hot Country Songs in February 2023.
=Last Night=
[Intro]
Last night, we let the liquor talk
I can’t remember everything we said, but we said it all
You told me that you wish I was somebody you never met
But, baby, baby, something’s tellin’ me this ain’t over yet
昨日の夜
酒を飲みながら話したよな
俺たちが何を話したか忘れちまったけど
全てを話した気がするよ
君は俺が
今まで会ったことがない人だったら
良かったのにって言った
でもベイビー
ベイビー
何かが俺に
これはまだ終わっていないと言っている
[Verse 1]
No way it was our last night I kissed your lips
Make you grip the sheets with your fingertips
Last bottle of Jack, we split a fifth
Just talkin’ ‘bout life, goin’ sip for sip
Yeah, you, you know you love to fight
And I say shit I don’t mean
But I’m still gon’ wake up wantin’ you and me
まさかこれが君の唇に
キスした最後の夜だったなんて
そして君の指先に
シーツを握らせた最後の夜になるなんてな
ジャックダニエルの最後のボトル
5分の1を分けた
ただ人生について話し合っただけ
一口一口飲みながら
そうだ
君って
戦うのが大好きだということを知っているね
そして俺は意味がない
たわごとを言う
でも俺はまだ目が覚めたばかりで
君と俺が一緒にいられるようにって思ってるのさ
[Chorus]
I know that last night, we let the liquor talk
I can’t remember everything we said, but we said it all
You told me that you wish I was somebody you never met
But, baby, baby, something’s tellin’ me this ain’t over yet
No way it was our last night (Last night)
No way it was our last night (Last night)
昨日の夜
酒を飲みながら話したよな
俺たちが何を話したか忘れちまったけど
全てを話した気がするよ
君は俺が
今まで会ったことがない人だったら
良かったのにって言った
でもベイビー
ベイビー
何かが俺に
これはまだ終わっていないと言っている
まさかこれが
俺たちの最後の夜だったとはな(昨夜)
まさかこれが
俺たちの最後の夜だったとはな(昨夜)
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[Verse 2]
No way it was the last night that we break up
I see your tail lights in the dust
You call your mama, I call your bluff
In the middle of the night, pull it right back up
Yeah, my, my friends say, “Let her go”
Your friends say, “What the hell?”
I wouldn’t trade your kind of love for nothin’ else
まさかあれが
俺たちが別れた最後の夜だったとはな
ほこりの中に
君のテールランプが見えるぜ
君はママに電話して
俺は深夜の君のはったりを呼び起こすのさ
直ぐに話に取り上げてさ
そう
だから友達は言うんだ
「彼女とは別れなよ」
君の友達なら
「一体何なの?」と言うぜ
俺は君の愛…みたいなものと
他のどんな物とも
交換するつもりはないからさ
[Chorus]
Oh, baby, last night, we let the liquor talk
I can’t remember everything we said, but we said it all
You told me that you wish I was somebody you never met
But, baby, baby, something’s tellin’ me this ain’t over yet
No way it was our last night, we said we’d had enough
I can’t remember everything we said, but we said too much
I know you packed your shit and slammed the door right before you left
But, baby, baby, something’s tellin’ me this ain’t over yet
No way it was our last night (Last night)
No way it was our last night (Last night)
ああ、ベイビー
昨日の夜
酒を飲みながら話したよな
俺たちが何を話したか忘れちまったけど
全てを話した気がするよ
君は俺が
今まで会ったことがない人だったら
良かったのにって言った
まさかこれが最後の夜だったなんてな
俺たちはもうたくさんだと言った
俺たちが話したすべては
思い出せないけど言いすぎだったよ
君が荷物をまとめて
出て行く直前に
ドアをバタンと閉めたのは知ってるぜ
でもベイビー
ベイビー
何かが俺に
これはまだ終わっていないと言っている
まさかこれが
俺たちの最後の夜だったとはな(昨夜)
まさかこれが
俺たちの最後の夜だったとはな(昨夜)
[Outro]
I know you said this time you really weren’t comin’ back again
But, baby, baby, something’s tellin’ me this ain’t over yet
No way it was our last night (Last night)
No way it was our last night (Last night)
今度は本当に
もう戻ってこないわって
言ったのは知ってるよ
でもベイビー
ベイビー
何かが俺に
これは終わってないって言うのさ
まさかこれが
俺たちの最後の夜だったとはな(昨夜)
まさかこれが
俺たちの最後の夜だったとはな(昨夜)
Songwriters: John Byron, Ashley Gorley, Jacob Kasher Hindlin, Ryan Vojtesak
Translator: Lyra Sky 和訳
臨機応変なラブソング
今どきの加工しやすい作り方してるなあと、売れ方知ってるよ、と感心してしまう。BGMにもアレにも使いやすい構成。詳しくは書かない方が良いのでやめておきますが、シンプルが1番だと思うLyraには素晴らしい楽曲です。臨機応変にどんな場面にも合わせられる。ただ歌詞に関しては、余りにも自分勝手男の未練タラタラソングですが(笑)。
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【Last Night】が記録を破る
アルバムが、2023年5月31日現在、ビルボード200で12週連続1位を記録し、その全36曲がビルボード・ホット100に入っているのが今のMorgan Wallenの人気ぶりを表していると思う。これは、アーティストによる最多曲の記録を破ったのですよ。シングル【Last Night】は 2023 年に Hot 100 のトップに上り詰め、これがMorgan Wallen 初のシングルとなった。この12週間で達成したことは、Billy Ray Cyrusが樹立した31年間の記録を含むいくつかの記録を破ったことになる。
【Last Night】は、ジョン・バイロン、アシュリー・ゴーリー、ジェイコブ・キャッシャー・ヒンドリン、ライアン・ヴォイテサックによって書かれた曲。Morgan Wallen の 2023 年のアルバム『One Thing At A Time』からの 3 番目のシングルになる。この曲は、2023 年 2 月にビルボード ホット カントリー ソングで 既に 1 位を記録している。
Morgan Wallenとは
知らない方のためにMorganについて書いていきましょう。Morgan Cole Wallen モーガン・コール・ウォーレン(1993年5月13日生まれ)は、テネシー州スニードビル出身のカントリーミュージックのシンガー兼ソングライター。
このページの冒頭で書いたように『The Voice』の出身で、第 6 シーズンに出場し敗退したにも関わらず、パナセア・レコードと契約→ 2015年にデビューEP→2016年にアルバムデビューを果たしています。
1993年5月13日トミー・ウォーレンとレスリー・ウォーレンの間に生まれ。父のトミーは、地元の教会の牧師としてしばらく奉仕し、レスリーは教師として働いていた。
子供の頃、ピアノとヴァイオリンのレッスンを受けていたと言うMorgan。彼は父親からクラシック ロックの主流に触れさせられ、多様な音楽プレイリストに基づいて育った。
Morganが10代の頃、家族は南のノックス郡に移り、ギブス高校を卒業。彼は学校の野球チームの投手兼遊撃手であり、大学に進学することを希望していたが、4年生の時に尺骨側副靱帯を断裂した。
10代の頃、彼はブレイキング・ベンジャミンやニッケルバックのようなバンドや、リル・ウェインのようなラッパーに惹かれていたと言う。
Morgan自身この音楽的な趣味を「自分の成人初期を漂流した」と特徴づけている。
高校卒業後は造園の仕事をしていたが、野球のキャリアを続けられないことに失望していた。彼は音楽への興味を再燃し、ギターを学び始めた。彼はカントリー ミュージック、特にキース ホイットリーやエリック チャーチのようなアーティストを愛するようになり、その系統に倣って自分のサウンドをモデル化して行く。
2014年、音楽コンテスト番組『The Voice』シーズン6に出場。彼はハウイー・デイの曲「Collide」のオーディションを受けた。審査員のシャキーラとアッシャーは彼のスタイリングを称賛しアッシャーのチームに加わった。その後、2回戦後にアダム・レバインのチームに移籍したが敗退した。 挫折に失望したが、自分の野心を倍増させたという。
「人生には、自分ではコントロールできないこともある。最高の自分になることは、そうではない。自分が最高の自分になれるとは思えなかった。それで自分はより熱心に練習した。」 と話している。
『ザ・ヴォイス』出演の為にカリフォルニアにいる間、Morganは番組のボーカルコーチであるアトムスマッシュのセルジオ・サンチェスと協力し始め、キャリアをさらに進めるためにナッシュビルに移り、サンチェスとともに一時的なバンド、モーガン・ウォレン&ゼム・シャドウズを結成。サンチェスの紹介もあり、 2015年パナセア・レコードと契約。2015年8月24日にEP『スタンド・アローン』をリリースした。【Spin You Around】がデビュー・シングルになり、2021年にアメリカレコード協会(RIAA)によってゴールド認定された。
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デビュー
デビュー・スタジオ・アルバム『イフ・アイ・ノウ・ミー』は2018年4月27日にリリースされ、その3枚目のシングル「ウィスキー・グラス」は彼のこれまでで最大の成功となった。この曲はホット・カントリー・ソング・チャートとカントリー・エアプレイ・チャートの両方でトップの座を獲得。また、全ジャンルのHot 100ランキングでもトップ40入りを果たし、17位となった。ビルボードの2019年のトップ・ホット・カントリー・ソングおよびトップ・カントリー・エアプレイ・ソングとなった。
2019年フロリダ・ジョージア・ラインのCan’t Say I Ain’に参加しカントリーツアーをする。次のシングル【Chasin’ You】は2019年7月にラジオで配信され、ホット・カントリー・ソング・チャートで最高2位を記録。前作同様に年末全体のトップの座を獲得した。2020年8月『If I Know Me』は記録破りの114週を経て、トップ・カントリー・アルバム・チャートで1位を獲得した。
Morganの知名度は高まり続け、TikTokなどのプラットフォームでフォロワーが増え、知らず知らずのうちにセックスシンボルへと発展。ビルボードの表紙に登場し、その見出しは「モーガン・ウォーレン・カントリーの次の世界的スターか?」であった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが始まると、ウォーレンは曲を書いたり録音したりする時間が増えたことに気づき、彼の2枚目のアルバムである2枚組『Dangerous: The Double Album』(2021年)をリリース。カントリーとR&B/ポップバラードのミックスを披露している。
『Dangerous〜』はすぐに大ヒットとなり、米国のビルボード 200 とカナダのアルバム チャートでトップデビューを果たす。カナダのチャートでは4週連続、米国チャートでは6週連続で首位を維持し、カントリーアーティストの新アルバムで1992年のガース・ブルックスの『ザ・チェイス』以来初の首位を獲得した。 そのシングル「モア・ザン・マイ・ホームタウン」、「セブン・サマーズ」、「サンド・イン・マイ・ブーツ」、「ウェイステッド・オン・ユー」は記録的なヒット曲となり、ウォレンを全国的な話題にさらに押し上げた。 「7 Summers」は彼にとってHot 100で初のトップ10入り。初登場最高6位を記録し、タイム誌によって今年のベストソングの1つにも選ばれた。アルバム発売後の週にホット・カントリー・ソング・チャートのトップ10内に6曲同時にチャートインした初のアーティストとなった。同様に、アルバムはカナディアン・ホット100で23曲をチャートインし、米国の Hot 100 に 19 曲がランクイン している。
問題発言
2021年2月2日、TMZは1月31日にMorgan Wallenが人種的中傷「ニガー」を使用している様子を録画したビデオを公開した。彼はその直後に声明を発表し謝罪した。いくつかのラジオ局は彼の音楽を各局のエアプレイから一時的に削除し、彼の曲はApple Music、Pandora、Spotifyの特集プレイリストからも削除された。 CMTとカントリー・ミュージック・アソシエーションはウォレンの出演をプラットフォームから削除し、彼のレコードレーベルであるビッグ・ラウド(およびパートナーのリパブリック・レコード)は彼とのレコーディング契約を無期限に停止。カントリー・ミュージック・アカデミーは、Morgan Wallen とアルバム『Dangerous The Double Album』が第56回カントリー・ミュージック・アカデミー賞の対象外となることを発表。 2月10日ファンに自分を擁護しないよう求めた謝罪ビデオを撮影した。
論争にもかかわらずMorgan Wallen の音楽は依然として人気があり、事件後にアルバムの売り上げが急増。最終的には2021年の最も売れたアルバムとなった。 2021年4月、事件後にカウンセリングを受けた20人の名前で黒人音楽行動連合に30万ドルを寄付した。これらの個人には、それぞれが選んだ慈善団体に 15,000 ドルの寄付を集めるか、BMAC 内にお金を保管するかの選択肢が与えられた。
Morgan は7月23日のグッドモーニング・アメリカでの自身のコメントについて公に語り、そのような言葉を表現するのは「自分が間違っていた」と述べた。
8月にシングル「Sand in My Boots」がリリースされWallenの曲が、再びカントリーラジオに戻った。
2021年アメリカン・ミュージック・アワードの「好きな男性カントリー・アーティスト」と「好きなカントリー・アルバム」にノミネートされたが、授賞式には招待されず、その結果、受賞しても賞を受け取ることができず、受賞しなかった。
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復活へ
論争によって彼のパブリックイメージは傷ついたが、依然として非常に人気があったMorgan Wallen 。論争の翌週、『Dangerous 』のアルバム売上は急増、物理アルバムとデジタルアルバムの売上が、論争後の1週間で100%以上増加した。彼はさらに7週間ビルボードチャートのトップをキープし、 『If I Know Me』も初めてトップ10入りした。その後何年にもわたって『Dangerous』は巨大な存在であり続けた。このアルバムはチャートを今も記録を更新し続けており、2021 年で最も成績の良かったアルバムとなり 、2022 年には、ビルボード 200 チャートのトップ 10 内に最も多くの週でランクインした記録を更新した。
半世紀前に設定された目標を超えた特異なアーティストである。『Dangerous』はカントリー・ミュージック・アカデミーで年間最優秀アルバム賞を受賞し、第1回カントリー・ナウ・アワードで好きな男性アーティストと好きなアルバムで受賞した。
現在もTopを躍進中
新しい音楽をリリースし続けており、ツアー中の人気を集め続けているのがMorgan Wallenの特徴だ。アリーナと円形劇場を巡るデンジャラス・ツアーは完全に完売した。彼のシングル【You Proof】は彼にとって2度目のHot 100ヒットとなり、初めてトップ5入りを果たした。
【You Proof】と【Thought You Should Know】は両方ともカントリー・チャートのトップを獲得した。またラッパーのリル・ダークと「ブロードウェイ・ガールズ」という曲でコラボレーションし、Hot 100でトップ15のヒットとなった。彼はナッシュビルのMLKフリーダム・フェストでもこの曲をダークとライブで演奏した。2022年2月にリリースされたタイラー・ジョー・ミラーのシングル【Wild As Her】と2022年7月にリリースされたキース・アーバンのシングル【Brown Eyes Baby】の共作者でもあった。
2022年12月、ワン・シング・アット・ア・タイムというタイトルのサンプラーEPで、これまでに彼が取り組んでいた「ワン・シング・アット・ア・タイム」、「テネシー・ファン」、「デイズ・ザット・エンド・イン・ホワイ」というタイトルの3曲が収録。
2023年『One Night At A Time』ワールド・ツアーでスタジアムにも進出。2023年3月3日に3枚目のスタジオ・アルバム『One Thing At A Time』リリース。 2023年4月23日、ミシシッピ州オックスフォードのヴォート・ヘミングウェイ・スタジアムで、出演予定の数分前に、声が出なくなり出演できないと発表。ファンは購入場所で払い戻しを受けるよう指示された。