Morgan Wallen【Last Night】和訳 解説 未練タラタラソング Hit It and Quit It

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記録を更新

2018年にデビュー・アルバム『IfI know』は、2021年2月にはBillboard 200の64年の歴史の中で最初の7週間で1位を獲得した唯一のカントリーアルバムとなっている。これは1987年のホイットニー・ヒューストンの『ホイットニー』以来初めてのアルバムだった。

シングル「Last Night」は 2023 年に Hot 100 のトップに上り詰め、ウォレンにとって初のシングルとなった。モーガンの12週間のランニングは、Billy Ray Cyrus が樹立した31年間の記録を記録を破った。

この曲は、娘のマイリー・サイラスの「フラワーズ」を抑え、ビルボード・ホット1009週連続1位を記録し、ウォーレンの最高チャート・ソングとなっていて、318日までの週では、この曲は最高1位を記録し、キャリア5回目のトップ10ヒット。

2021年のテイラー・スウィフトの「オール・トゥー・ウェル(テイラーズ・ヴァージョン)」以来、チャートで首位を獲得した初めてのカントリー・ソングとなった。男性ソロ・アーティストによる最後のカントリー・ソングでトップの座を獲得したのは、エディの「アイ・ラブ・ア・レイニー・ナイト」だった1981 年のラビット。7 月 17 日の時点で、14 週間にわたってトップの座にいる。

【Last Night】歌詞について

Last Night】は、3枚目のスタジオLPOne Thing at a Time」の2曲目。この曲は、前夜に酔った勢いで女性と関係を持ち、恋に落ちたときのことを思い出す男性の様子を歌っている。

この場合、相手の女性を世に言う彼女として良い方に考えようとすれば出来ないこともないが、有害な行動の暗示もあるため、不倫や一夜限りの関係と取る方が理解しやすいだろう。

彼はめったにない夜が、最後にならないことを切望し続けているが、どうも女性の方は違うようだ。

この曲は、おそらく酒に酔った状態で他の人に恋に落ちた前夜を回想する相手についての曲なので、「一晩の出会いが素敵になったら良いなあ」と思う男性たちの希望(夢?)を歌っているから大ヒットしたのだ(女性の場合もあるかも?)

たまたま似た歌詞で前にこのブログでも和訳解説したBryan Adamsと同じ内容だが、あちらよりこの曲の歌詞の方が、関係の修復が限りなく低い所が失笑してしまう。良く言えば物悲しさを出している。↓↓

Bryan Adams【One Night Love Affair】和訳 永遠?それとも一夜の情事? 解説 and Keith Scott

 

主人公はお酒のせいで前夜、何をしたか忘れてしまってるのも難点だ。この点もBryan の曲とは違う。酒なしで「また付き合いたい」希望をしていて前夜の記憶も鮮明な【One Night Love Affair】の主人公の方がこちらより、まだマシだろう。ww

全く記憶なしの【Last Night】の主人公がなんとか朧げにある記憶を辿れば、相手と人生最高の時間を過ごした、「気がする」らしい。

この点が前夜が純粋な物ではなくやや有害な雰囲気への最初の暗示の 1 つだ。曲全体を通して、2人は単なる浮気であり、お互いにそれほど意味がなかったことが歌詞からわかる。

それにもかかわらず、主人公は、自分達の浮気にはそれ以上の意味があると感じているのだから、何とも自分勝手な考えですな。

歌詞の「No way it was our last night I kissed your lips」は、ロマンティックにキワドイ。タイトルのLast Night (昨晩)二人が一夜限りの関係を持ったことをほのめかしている(ベッドシーツを握り締めるのはセックスの相手の一般的な行動)。

因みに歌詞の「Jack」は、テネシー州のストレート ウイスキーのブランド、ジャック ダニエルのこと。ジャック ダニエルは、酒類としては平均的な強さ (40%) 。 5 番目は飲料に使用される測定単位で、約 750 ミリメートル、それくらいまで飲んだと言うことね。

男性(Morgan)は女性に、彼女が何かについて喧嘩するのが好きだと自分も彼女も知っていると指摘。そして、彼は、彼女が彼が考えずに物事を言うことを知っていることを知っている。つまりケンカっ早い女性で、ついムキになってしまうと言っている。

彼は、相手の女の人が大好きな喧嘩でそれを表現すること、変な言い方だが、愛情表現の1つとでも言いたいらしい。

そして、もしそうならば本当に意図するほど実際に嫌いと感じていないことを知っているから又やり直せると言っているのだ。

彼は自分が彼女を大切に思っていることを知っているわけで、彼女も彼を大切に思っていることを知っていると言いたいらしい。

だから、彼女が喧嘩を始めたり、彼が傷つけることを言った後でも、目を覚まして彼女がまだそこにいてくれたら幸せになると言っているのだ。

だが周りの友人たちはMorganがあまりにも彼女に対して我慢しているから付き合うのをやめろとアドバイスしている。どうも毎回、喧嘩になっていてやり直しが聞かないと友人達はわかっているのだ。

ただ彼女の友人たちは、どちらにもとれる感じの回答。モーガンとの別れが何だかわからない理由のケンカだから「何それ?」といっているのか、一晩の恋だから「そんな変なことがあったの?」という意味で驚いているだけなのか、彼女にやり直すなら、相手は彼女と仲良くする必要があるのに優しくないから、「やめたら?」という意味で「何それ最悪」と言っているかだろう。

どちらにしても、この部分だけは他の歌詞の一晩だけの関係や浮気の雰囲気より、何回もやってる、じゃなかった(笑)、会っている関係に取れて、この男女の関係を曖昧にしている。

「もう、下世話な話で描き始めたなら振り切って書けよ」と思いました、ここだけは。

ラストの方で「2度と戻らないから」と女は言っているから、遊びの恋でズルズルした関係を相手は断ち切っている。

男女で真逆な態度を取っているから、この歌詞でも性質の違いが出ていて面白くて、非常に楽しめました。

「でも、ベイビー、ベイビー、何かが俺に、これはまだ終わっていないと言っている」と繰り返す主人公の男性。

都合がいい話ね〜。

酒に流されて記憶ないのに何故良かったと思ってるか不思議。

寂しい大人の未練タラタラぶりが悲惨だ。

でもこの悲惨さが、世間の孤独な人達には聞いていて共感できるのでしょう。

可哀想な人間たちの叶わ夢

それをMorganが、ぶっきらぼうに歌うと、やるせなさや、どうしようもなさが加わって、寂しい人間たちが「もしかしたら?」と望みをかけちゃうのかもね〜。

愛なんて、そこにはないのに。

 

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Morgan Cole Wallen (born May 13, 1993) is an American country music singer and songwriter. He competed in the sixth season of The Voice, originally as a member of Usher’s team, but later as a member of Adam Levine’s team. After being eliminated in the playoffs of that season, he signed to Panacea Records, releasing his debut EP, Stand Alone, in 2015.

‘Last Night” is the second track off of Morgan Wallen’s third studio LP “One Thing at a Time”. The song details a man recalling falling with love with a partner while drunk the previous night. Although there are allusions to somewhat toxic behavior, they continue to yearn for the seldom night to not be their last.

 

 

The song is Wallen’s highest charting song, peaking at No. 1 on the Billboard Hot 100 for nine weeks straight, knocking off “Flowers” by Miley Cyrus.

“Last Night” debuted at #27 on the Billboard Hot 100 for the chart week ending February 11, 2023. During the week ending March 18, the song peaked at #1, being Morgan Wallen’s fifth career top ten hit and his highest-charting song to date.

For the week ending March 18, 2023, “Last Night” reached the top of the Billboard Hot 100, a first for Wallen. It became the first country song to top the chart since “All Too Well (Taylor’s Version)” by Taylor Swift in 2021. The last country song by a solo male artist to get the top spot was “I Love a Rainy Night” by Eddie Rabbitt in 1981. As of July 17, it has spent 14 weeks at the top.

This is one of the first allusions to the somewhat toxic undertone that the previous night had. It’s implied throughout the song that the two people were less meant for each other as they were simply just a fling. Nevertheless, the protagonist feels that their fling means something more.

This is one of the first allusions to the somewhat toxic undertone that the previous night had. It’s implied throughout the song that the two people were less meant for each other as they were simply just a fling. Nevertheless, the protagonist feels that their fling means something more.

Discography

  • If I Know Me (2018)
  • Dangerous: The Double Album (2021)
  • One Thing at a Time (2023)

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