Bryan Adams【One Night Love Affair】和訳 永遠?それとも一夜の情事? 解説 and Keith Scott

素晴らしいシンガーでありパフォーマーであったTina Turnerの訃報を聞いて、「2023年は才能あるアーティストが亡くなってばかりの年だな」と悲しい気持ちになった。

でもこの人とのライブがね、もう〜素晴らしいというか、Lyraは見るたびに「私は生きてる!」という喜びに溢れてしまうの。

だって2人の笑顔と嬉しそうな歌声が生きる歓びを表しているから、

だからそのTinaとのデュエットをLyraのブログで取り上げるつもりだが、今日はそちらの解説はまた別の機会にします。なぜなら2017年にこの大好きな曲を紹介したまま和訳も解説もしていなかったことにさっき気付いたからです。まさか放置していたとはね。

Bryan Adamsにはヒット曲が沢山ありますが、この爽快なサウンドがたまらなく好き。

太陽を浴びて突き進むような明るさと、真反対な刹那い大人の想いが絡み合う歌詞…聴いているとどこまでも続く道を走るような気持ちになる。

日本語にするとすごくダサいタイトルだが、一夜も永遠になる出会いがあると信じ生きている、孤独な大人達に触れたようで、愛しくなるの。

今日Lyraが和訳&解説するのは、カナダ.オンタリオ州キングストン出身のシンガーソングライター Bryan Guy Adams ブライアン・ガイ・アダムス。(1959年11月5日 – )。

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今日Lyraが和訳する曲は、4th スタジオアルバム『Reckless』(1984年11月5日リリース)に収録されている Bryan Adamsの最も有名な曲の一つであり5th シングル【One Night Love Affair】。

詳しい解説はLyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

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“One Night Love Affair” is a song by Canadian singer and songwriter Bryan Adams. Written by Adams and Jim Vallance for Adams’s fourth studio album, Reckless (1984), it was the fifth single released from the album. It is one of Adams’s most recognizable and popular songs in North America. The song peaked at #13 on the Billboard Hot 100 and #7 on the Top Rock Tracks chart and has appeared on Adams’s compilation album Anthology (2005). It was the only single taken from Reckless with no music video, among the six that were officially released between 1984 and 1986.

 

=One Night Love Affair=

You’re the silent type

And you caught my eye

But I never thought that I’d be touchin’ you

How was I to know

I’d let my feelin’s go

And that I’d be yours before the night was through

One night love affair

Tryin’ to make like we don’t care

We were both reachin’ out for somethin’

One night love affair

Pretendin’ it ain’t there

Oh – and now we’re left with nothin’

 

君は無口なタイプ

それが俺の目を惹きつけた

でも君に触れたいとは思わなかったんだよ

どうやって俺は知ることができたんだろ

自分の気持ちを解放したいってさ

そして夜が明ける前に

俺が君のものになりたいってことを

 

一夜の情事

俺たちはどうってことないって

ふりをしようとする

俺たち二人とも

何かを求め

手を差し伸べていた

一夜の情事

ふりをしたんだ

そこには何もないって

ああ

今の俺たちには

何も残されていないままさ

 

When the mornin’ breaks

We go our separate ways

If the night was made for love it ain’t for keeps

But I lose control

As I watch you go

All my senses say I’m in this much too deep

Now you’re outta reach

One night love affair

Tryin’ to make like we don’t care

We were both reachin’ out for somethin’

One night love affair

Pretendin’ it ain’t there

Oh – and now we’re left with nothin’

 

One night love affair

Tryin’ to make like we don’t care

We were both reachin’ out for somethin’

One night love affair

Sometimes life ain’t fair

Oh – and now we’re left with nothin’, nothin’ – Yeah

 

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夜明けが来て

俺たちは別々の道を行く

もしあの夜が

愛のために作られたのだとしても

それはずっと続くものではないんだ

でも俺はどうにかなりそう

君が去っていくのを見ながら

俺の感覚のすべてが

自分があまりにも深いところに

いると言っているよ

今の君は

手の届かないところにいるから

 

一夜の情事

俺たちはどうってことないって

ふりをしようとする

俺たち二人とも

何かを求め

手を差し伸べていた

一夜の情事

ふりをしたんだ

そこには何もないって

ああ

今の俺たちには

何も残されていないままさ

 

一夜の情事

俺たちはどうってことないって

ふりをしようとする

俺たち二人とも

何かを求め

手を差し伸べていた

一夜の情事

人生は時々

不公平だぜ

ああ

今の俺たちには

何も残されていないままさ

何もないんだよ

そうさ

 

songwriters: Bryan Adams, Jim Vallance

Translator: Lyra Sky 和訳

 

Bryan Adamsの魅力

ベタなPop Rockだという人もいるだろう。

王道のアメリカンロック(Brianはカナディアンだけどね) 、売れ線だと。

でも聴いていてこんなに解き放たれたような気持ちにさせてくれるサウンドも早々あるまい。

Bryan Adamsが作るメロディは、どれもキャッチー。そして歌いやすくいつも頭に残る。繰り返し蘇って来るし、多くの人の脳内でヘヴィロテしてしまえる曲作りは圧巻だ。

そして誰もが抱いたことがある愛情や、青春時代の刹那い思い出が描かれている歌詞は、無邪気なBryan の笑顔と共に優しい聴くもののハートに染み入る。

LyraはBryan の曲がラジオや街角でかかると歌ってしまう、、、やばいくらいでかい声になってしまう時もあるほど、気持ちがよく歌えるし楽しい気分になる。

不思議なヴォーカリストだ…Bryan Adamsは。身近なオジサン、お兄ちゃんみたいだ。きっとTina Turnerもこの優しい笑顔と、素晴らしい歌声・作詞作曲の才能や「陽」な存在に惚れたに違いない。

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【One Night Love Affair】について

この曲は、Bryan Adamsの4枚目のスタジオ・アルバム『Reckless 』(1984年)に収録するためにBryan Adams とJim Varance によって書かれた5枚目のシングルだ。
Bryanの 最も有名な曲の1つで、ビルボード ホット 100 で 13 位、トップ ロック トラック チャートで 7 位を記録。

コンピレーション アルバム『anthology アンソロジー』 (2005) にも収録されていて、MVは、1984 年〜 1986 年の間に正式にリリースされた 6 つのビデオのうちの 1 つである。

公式にラジオでリリースされた後、この曲はカナダのシングル チャートでトップ 20 に到達し、さらに 1 か月間トップ 20 に留まった。

Culture

「One Night Love Affair」は、ヴァル・キルマー主演のSFコメディ映画『Real Genius リアル・ジーニアス』(1985年)のサウンドトラックに収録されている。パシフィック工科大学の学生が美容学校の学生とともに日焼け招待プールパーティーに参加するシーンで使用されたのだ。

Bryan Adamsについて

Bryanは、10代から音楽活動を始め、19歳でA&Mレコードとソングライター契約。その後、すぐにシンガーとしても契約。

1980年2月 デビュー・アルバム『Bryan Adams』、1981年6月に2nd アルバム『You want It You Got It』をリリース。1983年1月に発表された3rd アルバム『Cuts Like A Knife』が全米アルバムチャート8位(全英21位)となり、【From The Heart】が全米チャート10位(全英51位)、【Cuts Like A knife】が全米チャート15位(カナダ12位)、【This Time】が全米チャート24位(カナダ32位、全英41位)と、3作のリカット・シングルがビッグヒットした。

1984年リリースの4th アルバム『Reckless』が世界で大ヒットし、年間チャートでもBruce Springsteen ブルース・スプリングスティーンの『Born In The U.S.A.』に次ぐ2位を記録した。

シングル・カットされた【Heaven】が、自身初のシングルチャート(ビルボード)全米ナンバーワンとなった(カナダ11位、全英38位)。その他、【Run To You】、【Somebody】、【Summer Of 69】(想い出のサマー)、【It’s Only Love】のリカット・シングルもヒットした。

その後サウンドラックなどでもヒットソングをリリースしているBryan。写真家としても活動しており、雑誌などでその腕前を披露している。ヴィーガンであるのは有名だ。2011年4月に長年アダムスの個人アシスタントを務めるアリシア・グリマルディとの間に長女ミラベラ・バニーが誕生。一児の父親になった。

Keith Scott について

個人的にバックバンドのギタリストである Keith Scott がLyraは大好きで、ライブを見た時にBryanよりKeithを見てしまうことが多かったりする。この人の笑顔がモロタイプというのもあるが、ソロが凄く泣いているから好きなの。泣きのギター。

売れ線ロックのバンドのソロなんて、と馬鹿にしないでほしい。Bryanが作る美しいメロディをより刹那く美しくしてるのは、Keith Scott のギターがあるからだ。

目立ち過ぎず、引くときは引きBryanを目立たせ、決めるときは決める、、、実力あるギタリストでないと出来ない技だと思う。そしてメンタルの強さも。強くなきゃ大スターのバンドはやっていけないぜ。

余談だが久しぶりにMV見て気づいたのだけど、Keithって Glenn Tipton (Judas Priest) に似てない?やっぱこの手の顔がワシは好きなんかしら?

和訳【Free Wheel Burning/ Judas Priest】グレン・ティプトンについて Happy Birthday Glenn Tipton!

歌詞について Lyrics

【One Night Love Affair】は、Bryan AdamsとJim Vallanceが作詞作曲をしている。

Jimによると、この曲が最初に Bryanのバンドのギタリストである Keith Scott キース・スコットに演奏した時に、BryanとJimは、「もし夜が愛のために作られたなら、それはずっと続くものではない」”if the night was made for love, it ain’t for keeps” という歌詞を「もし夜が愛のために作られたなら、それはキースのためじゃない」 “if the night was made for love, it ain’t for Keith”という歌詞に置き換えたんだって!

Keithは、これがとても面白かったらしくて超ウケて…だからBryanは、この曲をライブで演奏するたびに、Keith を見つめて「Keith」の歌詞に変えて歌っていた。とっても仲が良いバンドだったのがわかるエピソードだね。遊び心もあるハートフルなバンドだ。

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この曲は一言で言えばタイトル通り「一夜限りの関係」についての曲である。だけど、そこには遊びじゃない雰囲気がある、というのがこの曲の良い所なのだと感じる。

なんとなく「一夜の情事」って日本語に訳しちゃうとダサいし、暗くてよからぬイメージになってしまうから嫌なんだけど(笑)、、、でもここは、そのまま和訳しました。

よからぬ秘め事が、実はリアルな運命の出会いと感じた曲の主人公は、いても立ってもいられなくなっている、という歌詞なのだから、一夜の情事の方が振り幅あって良いと思うしね。ドラマティックになるから。

歌詞は物語の進行に忠実だ。主人公たちの出会いとその後の別れを描いいく。歌が示唆するように、彼らは深い感情を隠している、というのが、なんとも物事をややこしくしている。

このような一夜の情事やらOne Night Standをしたことないから分からないけど、映画だと好きってなったほうが負けってなり、その後、展開あってダメだったり、逆に上手く行ったりとなるのがお決まり。

この【One Night Love Affair】を聴けば、簡単にリアルなラブロマンスの映像が頭に浮かんでくるから、この曲が愛されてる理由はこの分かりやすさだろう。

男女の好きor 嫌い、本気or 遊び、の揺らぎを描いてるからでしょう。

そして聴いた人々は、歌詞の2人に自分達の恋愛や通り過ぎた思い出を重ね合わせるのだ。

 

「俺たちはどうってことないって

ふりをしようとする

俺たち二人とも

何かを求め

手を差し伸べていた

一夜の情事

人生は時々

不公平だぜ」って素直じゃない自分を嘆くのだ。

そして「もしかしたら手に入れられたんじゃないか?」という淡い気持ちも。

後悔と希望。

この愛は永遠だったと。

 

 

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“One Night Love Affair” appeared on the soundtrack of the sci-fi comedy film Real Genius (1985) starring Val Kilmer. The song was used during the scene where the Pacific Tech students attend the Tanning Invitational pool party with the beauty school students.

According to Vallance, when the song was first played to Adams’ guitarist Keith Scott, Adams and Vallance replaced the line “if the night was made for love, it ain’t for keeps” with the line “if the night was made for love, it ain’t for Keith”. Scott found this very funny, and whenever Adams plays the song live, he looks at Scott and sings the “Keith” lyric.

The song is about a one-night stand. The lyrics describe the encounter and the subsequent parting of ways of the protagonists, who, the song suggests, are concealing deeper feelings.

Personnel

  • Bryan Adams – rhythm guitar, lead vocals
  • Keith Scott – lead guitar, backing vocals
  • Jim Vallance – percussion
  • Tommy Mandel – keyboards
  • Dave Taylor – bass guitar
  • Pat Steward – drums

Produced By Bryan AdamsBob Clearmountain

Recorded At Little Mountain Sound Studios (Vancouver, Canada)

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