Noel Gallagher’s High Flying Birds【Council Skies】和訳解説 公営住宅のノエルの白昼夢 Daydream Believer

「兄貴が久しぶり来日コンサートをする〜」と盛り上がっておられる方々も多いと思います。

今日は嬉しくて小躍りしてる皆様の為に『Noel Gallagher 来日記念」としてLyraがNoelの最新アルバムから和訳解説して、盛り上げちゃいましょう!

「原点回帰する」と言っていたNoel。

その言葉通り懐かしいあの頃の空を思い出すノスタルジックな歌詞が、皆のハートに沁みるでしょう。

誰でも心の中にある、懐かしい場所。

その頃の自分とその場所に思いを馳せながら聴いてみて。

あの頃のあなたが帰って来るよ。

今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、マンチェスター出身のシンガー、ソングライター、ギタリストの Noel Gallagher ノエル・ギャラガー</

本名 Noel Thomas David Gallagher ノエル・トーマス・デヴィッド・ギャラガー(1967年5月29日生まれ)。

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元Oasisのチーフ・ソングライターであり、リードギタリストであり、弟 Liam と共同リードヴォーカリストとしてデビューから脱退した 2009年まで活躍。
Oasis脱退後、今日解説する Noel Gallagher’s High Flying Birds ノエル・ギャラガーズ・ハイフライング・バーズを結成。
英国音楽史上で最も成功したソングライターの一人であり、8枚の全英 No.1 シングルの作詞者であり、さらに1枚の No.1シングルの共作者であり、また10枚の全英 No.1スタジオ・アルバムの単独または主要ソングライターでもある。

*Oasisについては色々書いて来たので過去記事を参照して下さい。例えばこちらなど→オアシス【Supersonic】あらすじ感想 バカ騒ぎ、本当は不信、怒りの涙 Oasis ネタバレ

今日Lyraが和訳する曲は、2023年4月20日リリースされたニューアルバムで同タイトルの 4th アルバムに収録されているシングル【Council Skies】(2023年6月2日リリース予定)。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

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Council Skies is the upcoming fourth studio album by English rock band Noel Gallagher’s High Flying Birds. Produced by Gallagher and longtime engineer Paul Stacey, it is set to be released on 2 June 2023, through Gallagher’s label Sour Mash Records. It will be the first album Gallagher has recorded in his own recording studio: Lone Star Studios with string sessions taking place at Abbey Road Studios in April 2022. Five singles have been released from the album so far: “Pretty Boy”, “Easy Now”, “Dead to the World”, “Open The Door, See What You Find” and the title track “Council Skies”.

=Council Skies=

Catch a falling star and we

Might drink to better days

Hiding what we find behind the sun

Thinking of what might have been

And what the future says

Waiting on a train that never comes

Taking the long way home

So we can be alone

Catching the butterfly

Under the council sky

Watching the word go by

Cause I believe in magical

I’m dedicated to it all

Underneath the council sky

I found you

‘Cause life is unpredictable

You can win or lose it all

Underneath the council sky

I found you

I found you

[solo]

 

流れ星を捕まえて

俺たち

よりマシな時を過ごすために

酒を飲むかもな

俺たちが見つけたものは

太陽の後ろに隠しちまおう

何があっただろうと思いを馳せる

そして未来が語る

来ない電車を待っている、ってさ

うちに帰るまでの長い道のり

だから俺たちだけになれるな

蝶を捕まえながら

公営住宅の空の下で

言葉が過ぎていくのを眺めている

だって俺は魔法を信じているからな

俺はその全てを決める

公営住宅の空の下で

お前を見つけたんだ

だって人生は予測できず

気まぐれだからね

すべて勝つことも

負けることもできるんだぜ

公営住宅の空の下で

その空の下で

お前を見つけたのさ

お前を見つけたのさ

 

Taking the long way home

So we can bе alone

Catching the butterfly

Undеr the council sky

Watching the word go by

‘Cause I believe in magical

I’m dedicated to it all

Underneath the council sky

I found you

‘Cause life is unpredictable

You can win or lose it all

Underneath the council sky

I found you

I found you

I found you

I found you

Catch a falling star and we

Might drink to better days

Hiding what we find behind the sun

Thinking of what might have been

And what the future says

Waiting on a train that never comes

 

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家までの長い道のり

だから俺たちだけになれるな

公営住宅の空の下

蝶を捕まえながら

公営住宅の空の下で

言葉が過ぎていくのを眺めている

だって俺は

魔法を信じてるからね

俺はそのすべてに捧げるよ

公営住宅の空の下で

俺はお前を見つけたのさ

だって人生は予測できず

気まぐれだからね

すべてに勝つことも

負けることもできるんだぜ

公営住宅の空の下で

その空の下で

お前を見つけたのさ

お前を見つけたのさ

俺はお前を見つけたのさ

俺はお前を見つけたのさ

流れ星を捕まえて

俺たち2人は

多分より良き毎日のために

酒を飲めるな

流れ星を見つけてる

見つけたものを太陽の後ろに隠そう

何があっただろうと思いを馳せる

そして未来が語るよ

来ない電車を待っているってさ

 

Songwriter: Noel Gallagher

Translator: Lyra Sky 和訳

 

心地よいサウンドと貫禄

着心地の良いcotton 100% の白いTシャツを着ているみたいな心地よいサウンド。その音に乗る歌詞は、かつての夢を追いかける成功前の自分の心情だ。

ギターのリズミカルなリフ、そしてアビー・ロード・スタジオでレコーディングされたストリングスが際立つ楽曲に仕上がっている。

英国ロックの歴史の中で最も影響力のあるソングライターの一人であると広く知られているNoel らしいポップサウンド。だが、色々な思いを経験して来たから悲しみも見え隠れする歌詞に同情してしまった。

ただ、同業者であるフォロワー達、アーティスト達からリスペクトされ、今売れているミュージシャン達にも多大なる影響を与えた者ならではの余裕と貫禄もこの歌詞や曲全体から感じてしまうなんて…もうNoelは昔の(Oasis時代の)Noelではないのだな、と感じもした。Oasis時代と比較してはいけないのかもしれない、だってもうNoelにはモデルをする娘や子供達がいるパパなわけで、、、。

悲しい歌詞にすら郷愁を感じる。今のNoelだから歌えるのだな。

年月が経ったのだから人が変わってしまうのは当たり前のことだが、色々知っているため、すごいスピードでNoelが変わって来たのを感じる曲でもある。

 

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アルバム『Council Skies』について

同名タイトルのアルバムは、4枚目のスタジオ・アルバムになる。Noel Gallagherと長年エンジニアを務めたポール・ステイシーがプロデュースし、Noel自身のレーベルであるサワー・マッシュ・レコードから2023年6月2日にリリースされる予定だ。

自身のレコーディングスタジオであるローンスタースタジオでレコーディングした初めてのアルバムであり、ストリングスセッションは2022年4月にアビーロードスタジオで行われた。

これまでにアルバムから5枚のシングルがリリースされている:2022年10月31日に最初のシングル【Pretty Boy】、2023年1月17日に2nd【Easy Now】 、2023年3月23日に3rd【Dead To The World 】、2023年5月31日【Open The Door.、See What You Find 】、そして6月2日タイトル曲【Council Skies】がリリースされている。

ゲストに豪華なアーティスト

2021年後半にアルバムのデモを開始し、2022年1月にローン・スター・スタジオでセッションを開始した。ジョニー・マーはリードシングル【Pretty Boy】を含むアルバムの3曲でフィーチャーされている。

原点回帰

Noelはこのアルバムを「原点に戻る。空想をし、空を見上げ、人生とは何なのかを考えている…」と表現している。

アルバムのタイトルについて話し合った際、Noelは、「このタイトルはアーティストのピート・マッキーの本から来ている。俺は『Council Skies』となる曲を書いていたが、『Council Skies』という名前にはならなかった。書いていて、フレーズが抜けていたんだけど、そのフレーズが何になるのか分からなかったんだ」

「たまたまピートの本が自宅のコーヒーテーブルの上にあったんだ。だから彼に電話して『このタイトルを使ってもいいですか?』ってきいたんだよ。そうしたら彼はいいよ。と言ってね。そして俺はその曲を書き直して、その後、他の多くの曲を書き直したんだ。物事がうまくいき始めた。」と語っている。

 

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【Council Skies】歌詞について

【Council Skies】とは、英国の公営住宅団地(カウンシル・エステート)の上に見える空のことを指す言葉だ。前にLyraのブログで数回イギリスの公営住宅について書いて来たので重複してしまうが(SuedeやPale Waves etc…) 、新しい方になればなるほど高層マンションが多い。

タイトルへの想いについてNoelは”俺はマンチェスターの公営住宅団地で育っているから、俺にとってのCouncil Skiesは……俺は空想するのが好きで、俺の夢は全部Council Skiesの下で生まれたんだよ。よく空想にふけってたんだよね。だから、俺にとってこのタイトルはそういう意味なんだ”と語っている。

眉毛度が今より濃厚だった頃のNoelが懐かしい。時にマッシュな彼は、団地の上に広がる空を見て栄光を勝ちとること、リッチになることを想像していたと昔言っていたよね。

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その思い出を再現する為にミュージック・ビデオは、Noelの故郷であるマンチェスターで撮影されている。

Jimi HendrixやTHE ROLLING STONESなどの伝説的アーティストもライヴを行ったことがある”ニュー・センチュリー・ホール”という歴史的な会場での演奏シーンもサービスされているよ。

歌詞はNoelの夢を追いかけていた頃の思いを全て閉じ込めている。夢をはっきりと明確に見つけたのも公営住宅団地に住んでいて自分の棟から空を見ながら思いついた。

歌詞はNoelの懐かしい気持ちとエピソードも少し入っている。Catching the butterflyはNoelの長年の友達であり、Oasisの曲にも影響を与えて来たRichard Ashcroft がフロントを務める The Verveへの想いを表している。

「お前を見つけたんだ」のお前は、誰だろう?

これは自分が実現したい夢なんじゃないかな?

人ならばLiamな気もするし別れてしまったが昔の妻Megかな?という気もするが、何回も繰り返し語りかけているのは叶えたい夢と、夢を捕まえる為にもがいていた己自身だと思った。

だから原点回帰なのだと思う。今の音楽業界は厳しい。昔みたいに当てたら悠々自適、なんて無理だ。Bruce SpringsteenやStingや沢山の売れっ子大御所アーティストが自分の曲の所有権を売りまくる時代。

それにコロナで自閉を余儀なくされた3年間も彼の心に変化をもたらしたのではないだろうか?もちろん私たちも、世界中の人々も、、、価値観が変わった人が多いと思う。

 

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だからこそ、今、自分が何者であるか?

何がしたかったのか?を問うのだろう。

熱い想いを抱いていた自分を取り戻し、今一度、自らに火をつける。

そんなNoelの想いが見れた気がする。

あの頃の自分が戻って来る

あの頃の自分に会える

Hello!

Hello! It’s good to be back.

【Oasis/ Hello】 和訳 Oasis Version Mystery Tour! 魔界の国へようこそ Lyrics

 

Council Skies’ is the title track of Noel Gallagher’s High Flying Birds’ 2023 album of the same name.

On 31 October 2022, the song “Pretty Boy” was released as the first single. On 17 January 2023, “Easy Now” was released as the album’s second single. On 23 March 2023, “Dead to the World” was released as the album’s third single. On 20 April 2023, “Council Skies” was released as the album’s fourth single. On 31 May 2023, “Open The Door, See What You Find” was released as the album’s fifth single.
Gallagher began demoing the album in late 2021 with sessions commencing at Lone Star Studios in January 2022. Johnny Marr features on three tracks on the album, including lead single: “Pretty Boy”.Gallagher has described the album as “going back to the beginning. Daydreaming, looking up at the sky and wondering about what life could be…”. When discussing the album title, Gallagher said “The title comes from a book by the artist Pete McKee. I was writing the song which was to become Council Skies, but it wasn’t called Council Skies. There’s a bit in the song when I was writing it, where a phrase was missing – I didn’t know what that phrase was gonna be.” He went on to say: “Pete’s book happened to be on my coffee table at home. So I called him up and said, Can I use this title? And he said yeah. And I rewrote the song and then subsequently a lot of other things started to fall into place.”. 

Noel Gallagher reflects on his youth daydreaming under the stars on a council estate in Manchester – where he grew up with his sibling and ex-bandmate Liam and their mum Peggy, who still lives in the same house – on this tune, which boasts strings recorded at the legendary Abbey Road Studios.
As he himself put it: “All the dreams I had as a youth were underneath council skies.”

The music video for the single sees Noel Gallagher’s High Flying Birds perform the song in his home city’s New Century Hall – which has hosted concerts by music legends including Jimi Hendrix and The Rolling Stones.

This may be a reference to an Oasis b-side included on the compilation album The Masterplan.

 

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