随分前にハマっていたドラマが、また再放送している。日本では爆発的な人気にはならなかったが、好きな人は、どハマりしていると言う…Lyraが好きな流れです〜。この「知る人ぞ、知る」って感じがよろしい。余り日本で本国の様なバカ売れはしなくて良いのよ。
本国では人気大爆発し、一時期は、この酷い訛りがオモロイと、真似して盛り上がるって言うのが流行ったのよね…なつい話。
でも日本では好きな人が好き〜くらいが良い。日本のミーハーなあの感じが好きではないから。(ま、どうでも良いんだけどね)
今日取り上げる曲は、ドラマのシーズン1の第1話で流れる、『Peaky Blinders』の始まりの歌だ。彼らのサーガの始まり。
Lyraは、Nick Caveの演劇調のサウンドも歌詞もミュージックビデオも大好き💕 Nick達みたいに闇夜が似合うバンドって、そう中々いないし、彼らの場末のキャバレーでやってるお抱えバンドっぽさったら、もう、ヤバくて色っぽいったらありゃしない。
そんなヤバイ音を出す奴らが、イングランドのバーミンガムの超ヤバ犯罪組織ファミリーの長いドラマの初っ端を飾るなんて、最高すぎるの。
今のLyraの頭ん中ではまだ、最近見た【Squid Game イカゲーム】のラストシーンが残っているんだが(笑)、どちらのTVシリーズも「人間一度は、死にかけたくらいが丁度良いねっ」と、Lyraにそう言ってる気がしてくるわ。
前にこのブログに「一回死ねや」って言って来た人がいたけど、私、もう一回死にかけていますからね。残念ね〜、そういう人間ってもう2度と死なないんだわ。
もう不死身〜。
だから真剣に生きてる人間に対して「死ね」なんて言うなや 。 …ってどうでも良いのよ。
今日は大切な人の命日だから。(昨日もだが)いつもの様にLyraを守っていてくれてるから。生きていたら大好きそうな【Peaky Blinders】を捧げるの。I love you Dad❤️
今日Lyraが和訳&解説するのは、オーストラリアで結成されたロックバンド Nick Cave and The Bad Seeds ニック・ケイブ・アンド・ザ・バッド・シーズ。
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1983年にヴォーカリストのNick Cave、マルチインストゥルメンタリストのMick Harvey、ギタリスト兼ヴォーカリストであるBlixaBargeldによって結成されたオーストラリアのロックバンド。 バンドはそのキャリアを通じて国際的な人材をフィーチャーしており、現在、Nick Cave 、バイオリニストでマルチインストゥルメンタリトの Warren Ellis, ベーシストの Martyn P. Casey (全てfrom Australia)、ギタリストの George Vjestica (イギリス)、ドラマーのThomaswWydler (スイス)とJim Sclavunos 、キーボードでパーカショニストのToby Dammit (アメリカ)だ。
80年代以降のポストパンクおよびオルタナティブロック時代の最も独創的で有名なバンドの1つで、17枚のスタジオアルバムをリリースし、数多くの国際ツアーをして来た。
*Nick Cave & The Bad Seeds “Do You Love Me?” デカダンスの波に身を委ねて 和訳 Lyrics
今日Lyraが和訳する曲は、Nick Cave & The Bad Seedsの1994年10月24日に8枚目のスタジオアルバム『Let Love In』からシングル【Red Right Hand】(シングルは。4月18日に先行リリースされている)。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!
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“Red Right Hand” is a song by Australian rock band Nick Cave and the Bad Seeds. It was released as a single from their eighth studio album, Let Love In (1994), on 24 October 1994. A condensed version was included in the single, while the longer version was included with the album. The title comes from John Milton’s epic poem Paradise Lost, in which it refers to the vengeful hand of God.
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Peaky Blinders is a British period crime drama television series created by Steven Knight. Set in Birmingham, England, the series follows the exploits of the Shelby crime family in the direct aftermath of the First World War. The fictional family is loosely based on a real urban youth gang of the same name, who were active in the city from the 1890s to the early 20th century.
=Red Right Hand=
[Verse 1]
Take a little walk to the edge of town
Go across the tracks
Where the viaduct looms
Like a bird of doom
As it shifts and cracks
Where secrets lie in the border fires
In the humming wires
Hey man, you know
You’re never coming back
Past the square, past the bridge
Past the mills, past the stacks
On a gathering storm comes
A tall handsome man
In a dusty black coat
With a red right hand
[Verse 2]
He’ll wrap you in his arms
Tell you that you’ve been a good boy
He’ll rekindle all the dreams
It took you a lifetime to destroy
He’ll reach deep into the hole
Heal your shrinking soul
But there won’t be a single thing that you can do
He’s a god, he’s a man
He’s a ghost, he’s a guru
They’re whispering his name
Through this disappearing land
But hidden in his coat
Is a red right hand
[Verse 3]
You don’t have no money?
He’ll get you some
You don’t have no car?
He’ll get you one
You don’t have no self-respect
You feel like an insect
Well don’t you worry buddy
Cause here he comes
Through the ghettos and the barrio
And the Bowery and the slums
A shadow is cast wherever he stands
Stacks of green paper
In his red right hand
[Organ Solo 1]
[Verse 4]
You’ll see him in your nightmares
You’ll see him in your dreams
He’ll appear out of nowhere but
He ain’t what he seems
You’ll see him in your head
On the TV screen
And hey buddy, I’m warning
You to turn it off
He’s a ghost, he’s a god
He’s a man, he’s a guru
You’re one microscopic cog
In his catastrophic plan
Designed and directed
By his red right hand
ちょっと町の外れまで散歩するか
線路を横断し
破滅の鳥の様に
上手く立ち回り
声をからすように
高架橋織機を渡る
国境の灯火で
どこに横たわるか
ハチドリが知らせてくれる
おいお前
知ってるか?ってね
お前は戻ってこれねぇよってさ
広場を抜け
橋を抜け
製粉所を過ぎ
保管所を過ぎ
何もかも巻き込んだ嵐が来る
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灰色の長いコートを見に纏った
長身のハンサムな男が立っている
右手を赤く血で染めて
彼はお前を両手で抱きしめ
そして君に「良い子だったな」と言うのさ
彼はすべての夢を呼び覚ませるだろう
それがお前を破壊の人生へと導いたのに
彼は穴の奥深くまで到達出来るだろうな
お前の震える魂を癒すのさ
だがお前が出来ることなど
これっぽっちもないと来てる
彼は神さ
1人の人間だがな
彼は幽霊さ
ヒンドゥー教の教祖だがな
皆が彼の名前を囁いてるぜ
この消えゆく土地を通してさ
だが彼のコートに隠されているものは
赤く血に染まった右手さ
一銭も持ってないのかよ?
彼がなんか持たせてくれるだろ
車も何の足もねぇのかよ?
彼がお前にくれてやるだろ
お前は、自尊心なんて持ってはダメだぜ
お前は虫けらになったみたいだろ
まあ、気にすんなってよ
相棒
もう直ぐ
彼のお出ましだ
スラム街やヒスパニック地区や
木陰が多い通りや貧民街を通り越して行く
影はお前がやる彫像さ
緑色の紙で重ね固めたのは
赤く血に染まった右手さ
お前は悪夢の中で彼に会えるさ
お前の理想の中で彼に会えるさ
彼はどこからともなく現れるだろう
だが彼は思われているような奴じゃない
お前の頭の中のスクリーンの上で
彼に会えるだろう
そして
おい、相棒
俺は警告してるんだぞ
お前に興味を持たせないためにさ
彼は幽霊さ
彼は神だ
彼は人間さ
彼は教祖だ
お前は彼の壊滅的な計画における
微視的な歯車の一つ
それは彼が考案し指揮したものだ
それも赤く血に染まった右手でさ
Songwriters: Nick Cave, Thomas Wydler, Mick Harvey
Translator: Lyra Sky 和訳
Tony Cohanプロデュース、シングルには凝縮バージョンが、アルバムには長いバージョンがそれぞれ収録されていた。
タイトルはジョン・ミルトンの壮大な詩、パラダイス・ロストに由来し、神の復讐に満ちた手に言及している。大学で英文学の授業でやったなあ〜と、懐かしく思いましたが、このテーマをNick Caveが取り上げ、我がイングランドを舞台にした『Peaky Blinders』のドラマで使われるとは、これいかに。運命的なものを感じます。
NickCaveのInConversationツアー時には、バーミンガムで講演し、ピーキーブラインダーが彼のキャリアに与える影響について尋ねられていました。
Nick Cave&The Bad Seedsの【RedRightHand】は、時代劇のテーマ音楽として使用されているトラックで、他のすべての曲は、1920年代のバーミンガムの犯罪者の腹の中と合うように、同様のテーマとムードを中心に4シーズンすべてにわたって使用されている曲になる。
そしてこの曲は、サウンドトラックのために多くのアーティストによってもカバーされていることから、あのドラマを色どる最強なメタファーになっていると言っても良いだろう。
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Nick Caveの代表曲となる
この曲はNick Cave の代表曲の1つになり、彼のコンサートのほとんどで演奏されている。1984年以来、彼のライブセットの多くに登場しているのは【TheMercySeat】だけ。
それ以来、『Scream 三部作の最初の3つの映画で使用され、後に英国の犯罪ドラマシリーズである、この「Peaky Blinders』の主題歌として使用されることで最もよく知られるようになった。これにより、2014年に再リリースし、Arctic Monkeys、PJ Harvey、Iggy Pop、Jarvis Cocker、SnoopDoggなどがカバーしている代表的な作品となったのだ。
シングルには凝縮バージョン、アルバムには長いバージョンがそれぞれ収録されている。
『Peaky Blinders』について
『Peaky Blinders』(ピーキーブラインダーズ)は、スティーブンナイトによって作成された英国時代の犯罪ドラマテレビシリーズ。
このブログで良く取り上げて来たので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、知らない方の為に、チラッと紹介しておきます。
イギリスのバーミンガムを舞台にしたこのシリーズは、第一次世界大戦直後のシェルビー犯罪家族の搾取を時系列で追っているドラマです。架空の家族は、1890年代から20世紀初頭にかけて市内で活動していた、同じ名前の本物の都会の若者のギャングに大まかに基づいている為、フィクションではあるものの、ほぼ時代劇として捉えて楽しめる内容だと思いますね。
このブログで取り上げて来たキリアン・マーフィーが主演で、1890年代から20世紀初頭にかけてバーミンガムに実在した19世紀の都市のギャンググループであるピーキー・ブラインダーズのリーダー役を演じている。
シーズン4まではBBC Two、シーズン5からはBBC Oneで放映されており、シーズン7までの製作が予定されており、イギリス以外では、現在ネットフリックスが全世界で独占配信している。
曲について
80年代以降のポストパンクおよびオルタナティブロック時代の最も独創的で有名なバンドの1つであるNick Cave & The Bad Seeds。これまで17枚のスタジオアルバムをリリースし、数多くの国際ツアーを行って来た世界的に人気が高いバンドである。
モリタートのライナーノーツには、「Red Right Hand 赤い右手」というフレーズは、先程触れた様に、John Milton の叙事詩「失楽園」の神聖な復讐を指す文章からのものだ。
アルバムの冒頭の曲【SongofJoy】は、殺人者について次のように述べている。
「家で彼は「彼の赤い右手」と書いた。/それは『失楽園』からだと言われている。」
前述のParadiseLost(Book II、170-174)の外観は、
「再び断続的な復讐の腕/彼の赤い右手は私たちを悩ませますか?」この用語自体は、ホラティウスのオードI.2,2-3の「rubentedextera」という用語をMilton が翻訳したものだ。
共作者のMick Harvey は、この曲はバンドの1994年のアルバム『LetLoveIn』の作詞作曲プロセス中に生まれたことを思い出している。
歌詞は、「一見神の一部であり、悪魔の一部である」「影のある、魅力的で、操作的な人物であり、土地をストーカーし、どこへ行っても恐怖と畏怖の組み合わせを打つ」と説明している。
歌詞を書いている間、Nickはその歌が設定した町の様子などを「ノート全体に記入」し、「著名な建物の地図やスケッチも書いていた。だが、事実上歌詞には含まれていなかった」と語る。
歌に描かれている町と風景は、彼の故郷であるワンガラッタの「再構築された」バージョンだ。
伝記作家のマーク・モルデューは、「これらの歌詞が、不気味な親しみを持って、ある地点から別の地点へとあなたを導くことができる地図として役立つのに十分なほど現実的である」と言う。
2004年、研究者のキム・バイセルは【Red Right Hand】は1987年のトム・ウェイツの曲【Down In The Hole】に大まかに基づいていると予想しているなど、この歌詞の奥深さから色々と考察されている曲であり、このことから、この曲があらゆる国、場所で愛されているかが分かるだろう。
【Red Right Hand】は、未定義の脅威の役割も果たしている。それがサタンの手に関係するのか、それとも神ご自身の罰する手に関係するのか、学者の間で議論がある。
歌詞をバックアップするために、曲全体がオルガンのテーマと洞窟の深い不吉な声で脅迫的な魅力を持っている曲だと思う。
1節と2節では、「赤い右手を持つ」背の高いハンサムな見知らぬ人が、遍在する危険を擬人化するために使用されていると言えるだろう。
3節と4節では、この危険が実際に何であるかが明らかになっている。
自尊心より重要なことから、あなたの焦点を引き離すのは物質的な富の魅力(男は背が高くてハンサムである)だ。
背の高いハンサムな男は、あなた(つまり平均的な人)が「微視的な歯車」である「壊滅的な計画」としてこの危険を支えていると理解しているのだから。
このことから、この男性は消費者社会を表しているのだ。
それは非常に日常的なもの。だが、本質的には完璧に恐ろしく、人生を壊すものでもあるのだ。
この曲はホラー映画『Scream 1&2」の主題歌として使用され、3のサウンドトラックにはこの曲を彷彿とさせる曲があるし、PeakyBlindersのテーマソングとしても使用されている理由も分かると思う。
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深読みポイント
ここからは、深読み(深く掘り下げて意味を知りたい人)好きな人用に書いておきます。
BadSeedsの元ギタリスト兼、共同創設者であるMickHarveyは、この曲の作詞作曲をしている。かなり謙虚な始まり方をする曲だが、アルバムLet LoveInの曲を書いているときに取り組んでいたジャムから生まれたと言う。
「[…]俺は、まだそれがすべて不思議だと思っている。詳細は知りたくないし、Nick には絶対に聞かない。 「一体何なのか」と考えたほうがよいと思ったり、知らないので、このまま不気味な方がいいと思ったりする。この曲には今、独自の生命があるんだ。」
間違いなく、そうだと思う。別の考えられる解釈としては、歌がアルスターの自発的な力と北アイルランドのトラブルの間の行動に関係している可能性がある。
UVFの準軍事組織は、自分たちを「赤い右手」と呼んでいたからだ。おそらく、聖書(敬虔なプロテスタントだったので)、ミルトンの詩、カトリック教徒や赤人に復讐を果たしていると考えていたから。
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北アイルランドの旗に見られる右手で、そこに準軍組織の忠誠心を示しているのだ。このアイデアは、曲全体の暗い画像によってさらに強化される可能性があるだろう。
これは、ミルトンの美しい詩の全てを代表する作品ではないかもしれませんが、UVFを代表するものして考えるられる作品でもある。
莫大な富、権力、資源を持っているように見える「背の高いハンサムな男」が、UVFが持っていたものだ。
曲を聞くあなた(つまり平均的な人、リスナー)が「微視的な歯車」である「壊滅的な計画」である遍在する危険に耐える背の高いハンサムな男は、UVFとIRAの考えに合うように適応させることができる存在なのだ。
爆撃と射撃は常にすべての人の生活を覆い、「壊滅的な計画」はそこに隠された戦争におけるUVFの隠された目的なのだ。
「背の高いハンサムな男」は、あなたの兄弟、あなたのお父さん、あなたの叔父、つまり誰でもある可能性があるのだ。誰がRedRight Handのメンバーで、誰がメンバーでないのかわからないということだ。
さらに、これを裏付けるのは「しかし彼のコートに隠されている/赤い右手である」という行だ。
UVFメンバーは彼らの活動と政治的連携、または結びつきを隠さなければならなかった。
それは確かに隠されていたが、常にそこにいること(原因への忠誠は死ぬまでだ)は、周知の事実、、、これにより、歌詞がより強くなるだろう。
さらに、ショーのテーマ曲としてこの曲を使用することで、『Peaky Blinders』もこの理論を裏付けている。これは、UVFとIRAが大きく取り上げられていて、シリーズ2の最後のエピソードでは、自分自身を参照するUVF男性のグループが登場した。「アルスター義勇軍の赤い右手」としてだ。
北アイルランドの集会でUVFの男性や黒服を着た男性が演じたのと同じように、Nick が右手をカメラに向けて持ち上げるミュージックビデオも考慮する必要があるだろう。
UVFの男性が誘拐を行ったり、反対意見の兆候を探したりするのと同じように、家に入って周りを見回す。
曲の冒頭で「秘密は国境の火のどこにあるのか」という一行がある。「国境火災」は、文字通り、異なる準軍組織間のアイルランド国境で発生する暴力と紛争を表しているのだ。
「秘密」は、完全に普通の生活を送っているように見える。
だが夜になれば、「原因」のためにこのような行動をとる男性が現れる。これが真実だ。
真実は、正義より抽象的な考えを指し示す洞窟のように、私たちの周りをうろつく。
真実は?
赤い右手に牛耳られている?
無知こそ哀れなり。
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The song has become one of Nick Cave’s signature songs, being performed at most of his concerts; only “The Mercy Seat” has appeared in more of his live sets since 1984. It has since become best known for its use in the first three films of the Scream trilogy and later as the theme song to the British crime drama series Peaky Blinders, which resulted in the song receiving a re-release single in 2014. It has been covered by Arctic Monkeys, PJ Harvey, Iggy Pop, Jarvis Cocker and Snoop Dogg, among others.
The liner notes for Murder Ballads state that the phrase “red right hand” is from a line in John Milton’s epic poem Paradise Lost that refers to divine vengeance. The opening song on the album, “Song of Joy,” states of a murderer: “It seems he has done many, many more, / quotes John Milton on the walls in the victim’s blood. / The police are investigating at tremendous cost. / In my house he wrote ‘his red right hand’. / That, I’m told, is from Paradise Lost.”
The aforementioned appearance in Paradise Lost(Book II, 170-174) is: “What if the breath that kindled those grim fires, / Awaked, should blow them into sevenfold rage, / And plunge us in the flames; or from above / Should intermitted vengeance arm again / His red right hand to plague us?”. The term itself appears to be Milton’s translation of the term “rubente dextera” in Horace’s Ode I.2,2-3
Co-writer Mick Harvey recalled that the song originated during the songwriting process for the band’s 1994 album Let Love In. The lyrics describe “a shadowy, alluring, and manipulative figure, stalking the land and striking a combination of fear and awe everywhere he goes” who is “seemingly part deity, part demon”.[6] While writing the lyrics, Cave “filled an entire notebook” with descriptions of the town the song is set in, “including maps and sketches of prominent buildings, virtually none of which made it into the lyrics.” Cave later said that the town and landscape depicted in the song is a “reconstructed” version of Wangaratta, his hometown. Biographer Mark Mordue notes that it is “still somewhere real enough for those lyrics to serve as a map that could guide you from one point to another with an eerie familiarity.”
In 2004 researcher Kim Beissel claimed that “Red Right Hand” was loosely based on the 1987 Tom Waits song “Way Down in the Hole”.
Track #5 from Nick Cave And The Bad Seeds’ eighth studio album Let Love In.
The notion of a Red Right Hand goes back to John Milton’s Paradise Lost where it also plays the role of an undefined threat. There are discussions among scholars whether it concerns the hand of Satan or the punishing hand of God himself.
To back up the lyrics, the whole song has a threatening allure with the organ theme and Cave’s deep ominous voice.
In verses one and two, a tall handsome stranger ‘with a red right hand’ is used to personify an omnipresent danger. In verses three and four it is revealed what this danger actually is. It is the allure (remember that the man is tall and handsome) of material wealth which draws away your focus from more important things like self-respect. The tall handsome man sustains this danger as a ‘catastrophic plan’ in which you (that is the average person) are a ‘microscopic cog’. In this way, the man represents consumer society: something which is very everyday, but in its essence utterly scary and life-crushing.
The song was used as a theme song for the the horror movies Scream 1 & 2 and the soundtrack of 3 still contains tunes that are a reminiscence of this song. It’s also the theme song for the BBC show Peaky Blinders.
Bad Seeds’ former guitarist and co-founder Mick Harvey, who is also credited as co-writer of the song, said:
It’s a song that has fairly humble beginnings. Much of it came from a jam we were working on when we writing songs for our album Let Love In. […] I still find it all mysterious. I don’t want to know the details, and I’d never ask Nick. Sometimes it’s better to think “what the hell’s that all about?” It’s better that it’s unknowable and spooky. The song has its own life, now.
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Arguably, I would say yes it does. Another possible interpretation could be that the song is to do with the Ulster Voluntary Force and there actions during The Troubles in Northern Ireland. The paramilitary section of the UVF referred to themselves as the ‘Red Right Hand’, quite possibly deriving from the Bible (as they were devout Protestants), from Milton’s poem, as they saw themselves as carrying out revenge on the Catholics or from the Red Right Hand that can be seen on the Northern Irish Flag, to show there loyalist allegiances. This idea could be further reinforced by the dark imagery throughout the song, that may not be representative or Milton’s poem but could also be representative of the UVF. A “tall handsome man” coming to give or take away, someone who seems to have vast amounts of wealth, power and resources, is something the UVF had. The tall handsome man sustaining an omnipresent danger that is the “catastrophic plan” in which you (that is the average person) are a “microscopic cog”, can be adapted to fit the idea of the UVF and the IRA, with the danger of bombings and shootings always overarching everyone’s lives, with the “catastrophic plan” being the hidden aims of the UVF in there hidden war. The “tall handsome man” could be anyone, your brother, your dad, your uncle. It gives this sense that they do not know who is a member of the Red Right Hand and who isn’t. Moreover, backing this up is the line “But hidden in his coat / Is a red right hand” UVF members had to hide their activity’s and political alignments or ties, otherwise they could face prosecution or be murdered by the IRA, and this idea or it being hidden away or covered up, but always being there (as the loyalty to the cause is till death) is something this line gets across perfectly.
Furthermore, the use of the song as the theme tune for the show Peaky Blinders also backs this theory up as the UVF and the IRA feature heavily in it, with the final episode of Series 2 featuring a group of UVF men, who refer to themselves as the “Red Right Hand of the Ulster Voluntary Force”. I think we also need to take into account the music video, during which Cave lifts up his right hand to the camera, in a similar salute to that performed by UVF men at rallies in Northern Ireland, as well as the men dressed in black who enter and look round the house, in a similar way UVF men would when performing kidnappings or looking for signs of dissent.
Lastly, there is a single line at the beggining of the song, “Where secrets lie in the border fires”. The “border fires” could quite literally be representing the violence and conflict that happens on the Irish Border between different paramilitary forces (need evidence this is the most recent incident.
Furthermore, the use of the song as the theme tune for the show Peaky Blinders also backs this theory up as the UVF and the IRA feature heavily in it, with the final episode of Series 2 featuring a group of UVF men, who refer to themselves as the “Red Right Hand of the Ulster Voluntary Force”. I think we also need to take into account the music video, during which Cave lifts up his right hand to the camera, in a similar salute to that performed by UVF men at rallies in Northern Ireland, as well as the men dressed in black who enter and look round the house, in a similar way UVF men would when performing kidnappings or looking for signs of dissent.
Lastly, there is a single line at the beggining of the song, “Where secrets lie in the border fires”. The “border fires” could quite literally be representing the violence and conflict that happens on the Irish Border between different paramilitary forces (need evidence this is the most recent incident
. The “secrets” could again be referencing the men who seem to live perfectly normal lives yet perform actions like this for ‘the cause’ at night, or it could again be Cave pointing to a more abstract idea of truth or justice, and organisations such as the UVF’s ideas of who is ‘true’ or ‘just’.
- Peaky Blinders (2013–present), title track of the show – the album version and several cover versions have been played
Personnel
- Nick Cave – vocals, organ, oscillator
- Blixa Bargeld – guitar
- Martyn P. Casey – bass guitar
- Mick Harvey – guitar, bells, shaker
- Thomas Wydler – drums, timpani, temple block [fish]
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