Oasis【Little By Little】和訳 解説 別れた妻たちへの歌

Oasis 大好き女 Lyraなのでこのブログでは、OasisとThe Doorsは,ほとんどの曲を和訳して来ました、…が、わざとよけていたのではないのよ、わざとじゃないのよ〜。

Oasis Live25 で演奏される曲でまだ和訳していなかった曲があれば皆さんの為に和訳しよう〜と思ったら…残っている曲が知らないうちにNoelがメインヴォーカルの曲だけなのよ〜!

だからLiamがメインヴォーカルの曲は全部、昔に和訳しちゃってるから過去記事読んで歌ってください。

でもこのNoelがリードヴォーカルの【Little By Little】は,名曲なので取り上げるべき曲です。男の悲哀が流れ出て来て聞いてる者を涙させるような力があると思う。

この曲,本当はLiamに歌わせたかったらしい…くう〜マジで聴きたかったLiamの【Little By Little】!いやいや落ち着け。

秋の夜長に【Little By Little】。ジワジワと心に沁み入る深い悲しみよ。

今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド,マンチェスター出身のバンド、Oasis オアシス。

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詳しいOasisのバンド解説は色々書いて来たのでこのブログの過去記事をお読みください。

*例えばこちらなど→オアシス【Supersonic】あらすじ感想 バカ騒ぎ、本当は不信、怒りの涙 Oasis ネタバレ

 

*カーディフの曲順やライブについては、こちらなど→【Oasis オアシス復活ライブ初日カーディフ全曲セットリスト+感想 サポートアクトも】Cardiff’s Set List

 

今日Lyraが和訳する曲は、Oasisの5枚目のアルバム『Heathen Chemistry 』の6番目のシングルとして2002年9月19日にリリースされた【Little By Little】。【she Is Love】と一緒に収録されているA面シングルです。

詳しい和訳の解説はLyraのHipな和訳の後にまたお話しましょう!

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“Little by Little” is a song by English rock band Oasis, first released as the sixth track on their fifth studio album, Heathen Chemistry. In September 2002, it was released with “She Is Love” as the only double A-side single by the band, peaking at number two on the UK Singles Chart and number nine on the Irish Singles Chart. “Little by Little” by itself reached number two on the Canadian Singles Chart and number five in Italy. Noel Gallagher provides lead vocals on both tracks, which he also wrote.

 

= Little By Little =

We the people fight for our existence

We don’t claim to be perfect but we’re free

We dream our dreams alone with no resistance

Fading like the stars we wish to be

But my god woke up on the wrong side of his bed

And it just don’t matter now

 

俺たち一般大衆は

生存のために戦う

俺たちが完璧だとは言わないが

自由なんだ

抵抗することなく

俺たちはひとりで

自分自身の夢を見る

俺たちが望む星のように

消えていくんだ

 

分かってるだろう?

俺がマジで言ったことじゃないって

今言ったことは

でも神様は寝起きが悪かったみたいだ

今となっては

もうどうでもいいけどね

 

‘Cause little by little

We gave you everything you ever dreamed of

Little by little

The wheels of your life have slowly fallen off

Little by little

You have to give it all in all your life

And all the time I just asked myself why, you really here?

 

だから少しずつ

俺たちは

お前が夢見てきたすべてを

与えたよ

少しずつ

お前の人生の歯車は

ゆっくりと狂い始めた

少しずつ

お前は人生で

その全てを捧げなければならないんだ

そして俺はずっと

自分に問い続けていたんだ

なぜお前は本当に

ここにいるのか?と

 

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True perfection has to be imperfect

I know that that sounds foolish but it’s true

The day has come and now you’ll have to accept

The life inside your head we give to you

You know I didn’t mean

What I just said

But my god woke up on the wrong side of his bed

And it just don’t matter now

 

真の完璧って

不完全でなければならないんだ

馬鹿げた話に聞こえるだろうな

でも、本当なんだぜ

ついにその日が来たよ

そして今

お前は受け入れなければならない

お前の頭の中にある命を

俺たちはお前に捧げるよ

 

分かってるだろ?

俺が本気で言ったことじゃないって

今言ったことは

でも神様は寝起きが悪かったみたいだ

今となってはもうどうでもいいけどね

 

‘Cause little by little

We gave you everything you ever dreamed of

Little by little

The wheels of your life have slowly fallen off

Little by little

You have to give it all in all your life

And all the time I just asked myself why, you really here?

だから少しずつ

俺たちは

お前が夢見てきたすべてを

与えたよ

少しずつ

お前の人生の歯車は

ゆっくりと狂い始めた

少しずつ

お前は人生で

その全てを捧げなければならないんだ

そして俺はずっと

自分に問い続けていたんだ

なぜお前は本当に

ここにいるのか?と

 

Little by little

We gave you everything you ever dreamed of

Little by little

The wheels of your life have slowly fallen off

Little by little

You have to give it all in all your life

And all the time I just asked myself why, are you really here?

 

Why am I really here?

Why am I really here?

Why am I really here?

 

少しずつ

俺たちは

お前が夢見てきたすべてを

与えたよ

少しずつ

お前の人生の歯車は

ゆっくりと狂い始めた

少しずつ

お前は人生で

その全てを捧げなければならないんだ

そして俺はずっと

自分に問い続けていたんだ

なぜお前は本当に

ここにいるのか?と

 

なぜ俺は本当にここにいるんだ?

なぜ俺は本当にここにいるんだ?

なぜ俺は本当にここにいるんだ?

 

Writer: Noel Gallagher

Translator: Lyra Sky 和訳

 

Little By Little ミュージックビデオについて

このミュージックビデオには2つのバージョンがあり、1つはノエル・ギャラガーが玄関先に座って歌いながらギターを弾き、人々(ジェム・アーチャーを含む)が彼にお金を投げるというものです。

ロバート・カーライル演じる小柄な男性がギャラガーに向かってパントマイムをします。その後、カーライル演じるキャラクターがアラン・ホワイトとバス停で立っている場面が映し出されますが、その後、通常のサイズに戻り、つまずくとリアム・ギャラガーに助けられて立ち上がります。

そして最後に、カーライル演じるキャラクターは巨大化し、森の中、そして農地へと歩いていく姿が映し出されます。

もう1つのバージョンは、2002年にフィンズベリー・パークで行われたコンサートでバンドが演奏している場面です。

Little By Littleについて

2002年9月、「シー・イズ・ラブ」と共にバンド唯一の両A面シングルとしてリリース。全英シングルチャートで2位、アイルランド・シングルチャートで9位を記録した。「リトル・バイ・リトル」は、カナダ・シングルチャートで2位、イタリア・シングルチャートで5位を記録。ノエル・ギャラガーが両曲の作詞作曲を手掛け、リードボーカルを務めています。

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「Little By Little」は『Heathen Chemistry』の3枚目のシングルとしてリリースされ、2010年にはシングルコレクション『Time Flies… 1994-2009』に収録。

リアムがヴォーカルを取れなかったため、ノエル・ギャラガーがヴォーカルを担当している。 当初、リアム・ギャラガーが「リトル・バイ・リトル」のリードボーカルを録音する予定だったが、ノエルによると、彼はそれを果たせなかったという。

「本当に残念だ。もし録音していれば、もっともっと特別な曲になっていたはずだ。彼(のボーカル録音)の時は、『俺には到底無理だ』って言ってたのが目に見えた。でも、俺らはみんな、彼にやってほしいって願っていたんだ。俺がスタジオに行ってバージョンを録音した時、彼は机に座りながら『クソ野郎、やってるぞ』って言ってたのが目に見えた。でも、彼はそんなくだらないことはやりたくないんだ」

Liamのヴァージョンを今ならやってくれないかしら?

歌詞について

別れた妻に向けての歌と言われている【Little By Little】。でも確執ある家族に向けてにも撮れなくもない…終わらせたい関係を歌った曲なので,それぞれの別れに会うのでしょうね。

We the people fight for our existence

We don’t claim to be perfect but we’re free

出だしから、いきなり直球で関係を終わらせたいことを言っています。兄弟は二人とも、ある関係から解放されることを強く望んでいて、その結果,自分の「存在」は保てると言っています。無理した関係は必ず破綻するからです。

You know I didn’t mean

What I just said

ほとんどの関係や結婚では、愛し合う二人の間に危機が訪れます。それはフラストレーションから、悪意はないけど相手に傷つくようなことを言ってしまうことを言っているのです。

But my god woke up on the wrong side of his bed

神と天国のイメージは、ノエルの作詞作曲において繰り返し登場するテーマ。歌の中で神や天使、そして聖書的な何かについて触れる時…妻は俺にとって天使なのです。 – 人生の意味を歌っています。

And it just don’t matter now

‘Cause little by little

We gave you everything you ever dreamed of

Little by little

The wheels of your life have slowly fallen off

Little by little

You have to give it all in all your life

And all the time I just asked myself why, you really here?

この曲のコーラスは、ノエルとリアムの元妻たちに向けられたものだと言われています。兄弟はアルバム制作中(それ以前に)離婚していました。

この曲が「She Is Love」という曲と共に両A面としてリリースされたのはぴったりな選曲ですね。因みに【She Is Love】はノエルが新しい恋人サラ・マクドナルドについて書いた曲です。アルバムからの次のシングル【Songbird】は、リアムが新しい恋人ニコール・アップルトンについて書いた曲です。まあ,ニコールともリアムは離婚しましたが、こうして兄弟は再び幸せと愛を見つけることができたのですね。

 

True perfection has to be imperfect

I know that that sounds foolish but it’s true

ノエル・ギャラガーはこの言葉の由来と、それに対する自身の考えを次のように説明しています。

“True perfection has to be imperfect” is a Buddhist saying I read in a book. I like that, because everything that’s beautiful slightly has to have an imperfection to it or else there’s just a blank canvas. Nothing is perfect, the way I see it

「真の完璧は不完全でなければならない」というのは、ある本で読んだ仏教の言葉だよ。俺はこの言葉が好きだ。なぜなら、美しいものはすべて、多少なりとも不完全でなければならないからだ。そうでなければ、ただの真っ白なキャンバスになってしまうからね。俺の見方では、完璧なものなどないんだよ」

人間なんて愚かな生き物。この世界を我が物顔で歩いているけれど、実際は、自然を壊し欺瞞や欲望に塗れて過ち犯す弱い生き物なのです。

そんな人間が完璧なつもりでいても神のような存在にはなれない。そして全てが均一なものなど存在しないのです。

もしあるとしたらそれはもはや人間ではない、没個性なのかも。

完璧な自分を求めて終わってしまった関係を無理して続けても何の得もなければ,美しさもない。ならば不完全になっても幸せを求めて別れれよう。そして前進しようというのが、Noelの生き方なのでしょう。

 

【Oasis オアシス ライブ at ヒートンパーク、マンチェスター】1日目7/11セットリスト

【オアシス Oasis ライブ@ヒートンパーク、マンチェスター2日目曲順紹介、ライブレポート】

*カーディフ2回目【Oasis オアシス復活ライブ カーディフ2日目セトリとライブ感想】Oasis 25 Live at Cardiff’s Principality Stadium

特にこの時期は、夫婦などの家族の問題に加えてバンド内も兄弟関係もぐちゃぐちゃだったので,悪いものは排除したかったのでしょう。それにこの時期に兄弟喧嘩から発展した事で、妻や家族に危険が行くと困るというのもあったのかもしれません。

いずれにせよ、元妻に向けた別れの言葉、男の疲れたような悲しみが溢れていて良きバラードになった。

この歌のように彼らは、清々しい気持ちに今までの苦しみを転換し、目の前に続く道を歩き出したのでした。

明るい未来に向けて。

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“Little By Little” was released as the third single off Heathen Chemistry along with “She Is Love.” In 2010 it was included in the singles collection Time Flies… 1994-2009.

It features Noel Gallagher on vocals, because Liam had failed at it,

It’s a shame ‘cos that would have made it extra, extra special. When it came to him (recording the vocals) you could see he was going, ‘I’m not going to fucking get it.’ And we were all willing him to get it. I went in and did a version and you could see he was sat at the desk going, ‘Fucking bastard. He’s got it.’ But he doesn’t want to do anything that’s shit.

the tracklist of CD single 

  • Little By Little
  • She Is Love
  • My Generation

Personnel

Oasis

  • Liam Gallagher – vocals, tambourine, acoustic guitar
  • Noel Gallagher – guitar, keyboards, backing vocals, lead vocals (2, 6, 9, 13), drums (11)
  • Gem Archer – guitar, keyboards, backing vocals
  • Andy Bell – bass guitar
  • Alan White – drums, percussion

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