ハロウィン間近〜!ということで街には、飾り付けやハロウィン仕様のプロダクトが出回っていますね。
お菓子もハロウィンのデザインに衣替え!
皆さんは美味しく食べてますか?
何、買った?(*☻-☻*)
Lyraはお菓子好きなんで可愛いとつい買っちゃいます!
今日は、KAWAIIカルチャーの立役者、増田セバスチャンのお菓子を買っていた!ので、
増田セバスチャンさんとこのKAWAIIお菓子とKAWAII Cultureを紹介しますね。
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今回紹介するのは、ロッテのお馴染み「カスタードケーキ・パーティーパック」のハロウィンバージョン、
【エンジョイ・ハロウィン・カスタードケーキ・パーティーパック】です!
= エンジョイ・ハロウィン・カスタードケーキ・パーティーパックの可愛さ =
きゃりーぱみゅぱみゅのアートディレクターや、原宿のショップ「6%DokiDoki」のオーナー&デザイナーであり、アソビシステムの増田セバスチャンがプロデュースしたハロウィン仕様のKAWAIIカスタードケーキです。
コンセプトは彼らしい「エンジョイハロウィンKAWAII」。
増田セバスチャンの独特な世界観のハロウィン柄パッケージデザインと中の個別包装のパッケージデザイン(全5種類)ので派手さが特徴です。
Lyraが大好きなニャンコ柄だったのと、カスタードケーキが好きで良く買っているのもあって即買いしたの。
個別包装も面白いし、ハロウィンパーティーのお供にぴったり!
パーティーしなくても、お家に置いておくだけで気分が上がるし、とにかく美味いしね!買いですよ!
だって、普段のパッケージと全く違うもん!
この普通なのが、ドーン!と派手派手なパッケージになるんだから、お目々が、バチバチになるよ。
これ、中の個別包装がニャンコの顔になっていて、KAWII仮装が手軽に出来る仕様になっています。福笑いみたいな?
だから、親子や仲間で楽しむハロウィンパーティーを盛り上げてくれるかも?
おチビさんと並べて遊ぶの楽しいしね!
「カワイイ」にこだわり続け、1995年から現在まで原宿を中心に活動し、日本の原宿KAWAIIカルチャーの創始者とされている増田セバスチャンの、ド派手さはどこか、乙女チックで毒があるからハロウィンにはピッタリです。
デザイン見ながら食べるのも楽しいですよ。
成分・内容量は、
内容量:9個
カロリー:1個(標準27g)…122cal
原材料:全卵、砂糖、小麦粉、ショートニング、植物油脂、水あめ、還元水あめ、乳糖、脱脂粉乳、卵黄、洋酒、全粉乳、クリームパウダー、でん粉、ホエイパウダー、食塩、ココアバター、乳たんぱく、寒天、ソルビトール、乳化剤、酒精、香料、増粘剤(加工でん粉、カラギーナン)、着色料(クチナシ、パプリカ色素)、(原材料の一部にオレンジ、大豆を含む)
商品サイズ(高さx奥行x幅):62mmx210mmx300mm
●開封後はお早めにお召し上がりください。
●この製品は洋酒を使用しています。
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= 増田セバスチャンのKAWAII =
増田セバスチャン(ますだせばすちゃん、1970年 – )は、日本アートディレクター、アーティスト。原宿のショップ「6%DOKIDOKI」のプロデューサー。千葉県松戸市出身。
彼のショップ 6%DOKIDOKIの常連だったきゃりーぱみゅぱみゅのアーティストデビュー時からワンマンライブの演出・美術デザインを担当し、同じくこのショップの常連の森三中の大島美幸、篠原ともえとも交流があるのも頷ける、笑いもある、独特なアニメチックと少し毒気を混ぜたのが増田セバスチャンのデザインの特徴だ。
意外と演劇界との交流が広く、俳優の阿部サダヲ、グループ魂のベース・小園竜一は高校時代からの友人。宇宙飛行士・山崎直子は小学校、中学校の同級生。
幼少時は、手塚治虫や藤子不二雄が大好きで、マンガ家を目指していたことがあるというのが、彼のデザインのルーツだろう。
彼の作り出す世界は、アニメや漫画をベースにした可愛さやメルヘンさに、ロッカーやゴスが好きなスカルや目玉などの尖ったイメージをプラスさせて、うまく混ぜたところに、増田セバスチャンが考えるJapanをちょい足したのが、全てなのだ!
デザインは生き物だから、これからは変化するかもしれないが、今の2017年までの彼は、
Lyraが考えるこのMANGA + Rock & Goth + Japan = 増田セバスチャン
なのではないか?
彼がアートディレクションを手がける女の子達は、どこかしら、手塚治虫のキャラクターに似ている。
Lyraは、増田セバスチャン仕様の女子達を見ていると、リボンの騎士やメルモちゃんやピノコが、セーラームーンや花の子ルンルンの衣装を着て、髪の毛はラムちゃんにしちゃったよ〜!って見えるんだけど、、、どう?
そんな彼女達に、骸骨持たせたり、眼帯やバンテージさせたら、どう?
増田セバスチャン仕様にならないかな?
この世界観は、アイドルや一般的な歌謡曲なんかだと異端で新しく見えるけど、、、これ、昔から日本のバンド界やアート界では、ずーっとあった世界観!
きゃりーぱみゅぱみゅのあの格好。昔からLyraの周りには沢山いたゴスロリのファンの子達の格好だ。
パンクス・ライブにもいたし、ナゴム系のバンドの追っかけは皆こんな格好していた。
ツインテールなんてLyra達は学生の頃からして来た普通の髪型。
皆んな目玉のネックレスや指輪をしてメイクバッチリ決めて、寺山修司を片手に、ライブや大学に来ていましたよ。
Lyraが「夢野久作の方がもっと面白いよ!」と勧めたら、皆んな喜んで、もっと他にあんな奇々怪界な本はないか?と群がったものだ。
それだけ、ロック少女は皆んな、昔も今も、不思議な本が好きで包帯に眼帯に骸骨好きで魔女になりたがり。
そんなところは、正にハロウィンだ!
増田セバスチャンが1970年生まれと言うだけあって、モロこの世代にどんハマりなのかもしれない。
彼のルーツがデザインの泉の出どころなんだろう。
凄くわかりやすくて親近感が湧く。
増田セバスチャンは、高校卒業後、専門学校入学の為に大阪へ行くが、環境の違いから引きこもりになる。
バイトもクビ、所持金も無いから図書館に通う日々を送り、そこで、寺山修司の著書「書を捨てよ町へ出よう」に出会い、東京に戻る決心をする。
その後もまんまわかりやすい。
演劇の道と自身のショップでプロダクトを発表していくスタンスをつらい抜いていく。
これは、正に、漫画文化とロックと(ナゴム女の子達が好きな)作家の世界のミックスではないか?
因みにLyraは、このミックスに成功した人をもう1人知っているアラーキーだ!
彼の写真には、ロリータ達が包帯をし真っ赤な唇に、嘘を塗りたくったかのようにしな垂れて、ふてくされている。
Lyraには、アラーキーがこの手法の暗の部分に焦点を当てた完成系で、明の部分に焦点を当てと完成系が増田セバスチャンに見えてならない。
凄く切り口が2人とも似ている。
まぁ、内藤ルネも同じ匂いはありますが。
原宿文化好きはこの道を通りたがるのか?
寺山修司が好きな演劇青年だったであろう増田セバスチャンは、東京に戻ると、演劇・現代美術などの芸術分野に関わり、1990年に劇団黄色舞伎団2(OM-2)の舞台にパフォーマー、スタッフとして参加。
1991年に飴屋法水の現代美術ユニット「テクノクラート」、1993年には前衛団体「SELF23」に参加し、直ぐ自身主催のパフォーマンスユニット「mama」を結成。カワイイと狂気が同居する舞台を公演し、後の主催舞台「ヴィジュアルショー」の原型となる。
その後、1995年6%DOKIDOKIを原宿にオープン。
2005年には誰も見たことの無い舞台として10周記念「6%DOKIDOKI ヴィジュアルショー」をスタート。演出、脚本、音楽監修、振り付けなど、全てを手掛けた。
2009年、2010年にワールドツアー「Harajuku”Kawaii”Experience」を開催。原宿、ロンドン、パリ、ロサンゼルス、サンフランシスコで現地の女の子とワークショップをしながら行なうファッションショーと「原宿」「カワイイ」文化のトークショーを行なった。(サンフランシスコVIZ Pictures主催のイベント「J-POP Summit」では4万人を集めた。)
2011年よりアートディレクターとして活動。きゃりーぱみゅぱみゅの「PONPONPON」のミュージックビデオの美術で世界的に注目を集め、2014年よりニューヨークで初の個展「Colorful Rebellion –Seventh nightmare-」を開催し、好評を得て、初の映画監督作品「くるみ割り人形」が2014年11月29日に公開。第27回東京国際映画祭の特別招待作品として、ワールドプレミア上映されるなど、今の快進撃を起こし続けている。
原宿に2015年からオープンした「KAWAII MONSTER CAFE」を見た外国人は、これぞJAPANと喜んでいるが、
日本人の目から見ても同じなのだろうか?
多分、目新しい蛍光色のパフェやピンク色のパスタにビックリして「新鮮だ!」「変わっていてKAWAII!」と普通に驚き楽しんでいるのかもしれない。
でも、よーく見ると昔からある日本のデザインなのだ。
私達が慣れ親しんで来た、漫画やアニメや、音楽好きには昔から側にあった、ドクロやグロくて可愛い目玉や蜘蛛のネックレスやアクセサリーなんだよ。
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ただ、そのお馴染みのデザインの融合は、今までロック好きや演劇の好きにしか知られていなかった。
皆んなワザワザ公表しなかったから。
ワザワザ誰も公表する必要がなかったからだが、、、
だって、皆、自分たちが楽しければ良いからだ。
ただ、増田セバスチャンは違ったのだ。
彼は、昔から日本にあった、身近にあった人たちや、物を売り出そうとしたのだ。
増田セバスチャンは、デザインを生み出すのではなく、どう加工すれば売り出せるかが上手い商業作家なのだ。
今までの日本にずっとあったマイナーな文化を、うまく混ぜ合わせて売り出すセンスに長けた商業作家なのだ。
誰もが知り、誰もが持っている物を日の目に出してあげて、自分のお店に陳列させてあげるのが誰よりも上手い難波の商人のようだ。
彼のフィルターにかければ、どんな物も商人目線で売れるだろう。
糸井重里とのコラボで手帳が売れたり、アイドルを売り出すのが上手いのも商品としてパッケージするセンスがあるから。
商人魂は大阪での挫折の反動、リベンジなんだろうか?と勘ぐりたくなる。
2016年4月からは、京都造形芸術大学 情報デザイン学科 客員教授就任した増田セバスチャン。
彼の授業は、デザインだけでなく商人魂の切り口を教えるのだろうか?
今のデザイン界は、オリジナルはいらないのかもしれない。
どう、大衆に売れるか?
どう、わかりやすくマイナーをメジャーにモデルチェンジするか?
難解をどう、単純にするか?
が、これからのJAPAN ARTなのかもしれない。
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