めっちゃ好きな曲〜♪
先日和訳解説したあの映画【The Blues Brothers】でもJakeとElwoodが歌っているし、世界中の様々な映画やドラマで使用され、歌われて来た超メジャーな Blueeyed Soul だ。
和訳したままだったので、丁度時期的にも良いしお祝いがてら思い出の曲を紹介しますね。
「本当はアチラVer.を」と思ったけど、元ネタであるこちらを先に取り上げた方が良いと思い、Spencer Davis Groupにしました。
乗れる、踊れる、騒げる!
で、個人的にもモッズ友達と良く遊ぶ時に聴いていたなあ〜とか、イギリスでぶっ壊れたなあ〜とか、オーストラリアの〇〇と〜とか色々上げ出したらキリがないくらい楽しい幸せな思い出が詰まっている曲です。
でもヤバイ歌詞よね〜。
「1966年当時に、コレ流して本当の所は、どうだったのかしら?」と思いを巡らすと面白い。
まあ〜ヤバイ歌詞はLyraにお任せ! (by 1960年代映画風に…)
スラング&エロヤバ歌詞マイスター、嫌、違う、ドクターだったw
今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド出身のバンド The Spencer Davis Group スペンサー・デイヴィス・グループ。(1939年7月17日-2020年10月19日)。
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1939年からSpencer Davis スペンサー・デイヴィス (ボーカル、ギター)、Steve Winwood スティーヴ・ウィンウッド (ボーカル、オルガン)、Muff Winwood マフ・ウィンウッド (ベース)、Pete York ピート・ヨーク(ドラム) のメンバーからスタート。
それからメンバーチェンジしながらも、2020年まで活動して来た。
*Steve Winwoodについては、こちら→和訳【Blind Faith/ Can’t Find My Way Home】解説Art Work& My Way
今日Lyraが和訳する曲は、1966年10月28日にリリースされたSpencer Davis Groupの大ヒット・シングル【Gimme Some Lovin’】(愛しておくれ)。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に、又お話しましょう!
*Lyraが好きなカヴァーは、こちらの映画→The Blues Brothers【Gimme Some Lovin’】和訳と映画ブルース・ブラザーズについて 解説
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“Gimme Some Lovin’” is a song written by Steve Winwood, Spencer Davis and Muff Winwood, although solely credited to Steve Winwood on the UK single label, and performed by the Spencer Davis Group. Live recordings are included on the Traffic albums Welcome to the Canteen and The Last Great Traffic Jam.
=Gimmie Some Lovin’=
Well, my temperature’s risin’ and my feet on the floor
Twenty people knockin’ ‘cause they’re wanting some more
Let me in, baby, I don’t know what you’ve got
But you’d better take it easy, this place is hot
So glad we made it, so glad we made it
You gotta gimme some lovin’, gimme some lovin’
Gimme some lovin’ every day
Well, I feel so good, everything is sounding hot
Better take it easy ‘cause the place is on fire
Been a hard day and I don’t know what to do
Wait a minute, baby, it could happen to you
So glad we made it, so glad we made it
You gotta gimme some lovin’, gimme some lovin’
Gimme some lovin’ every day
Well, I feel so good, everybody’s gettin’ high
Better take it easy ‘cause the place is on fire
Been a hard day, nothin’ went too good
Now I’m gonna relax, honey, everybody should
So glad we made it, so glad we made it
You gotta gimme some lovin’, gimme some lovin’
Gimme some lovin’ every day
やべぇ〜
体温上がって来たし
ダンスフロアの俺の両足
20人もウットリしてる奴らが
もっと欲しがっているぜ
ああ俺も仲間にいれてくれ
ベイビー
お前が何をしてくれるか
俺にはわかんねぇけど
でも焦らないで良いぜ
だってここは熱いから
俺たちヤレて
めっちゃ嬉しいよ
めっちゃ嬉しいんだ
上手くヤレて
愛してくれよ
愛してくれなきゃダメだよ
愛してくれなきゃダメだよ
毎日…
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ああメッチャ気持ち良いぜ
何もかもが天国イチいかしてる
気楽にやりなよ
だってここは燃え上がっているんだから
ひでぇ1日だったよ
どうしたら良いか
俺には分からねぇ
ちょ、ちょっと待てよ
ベイビー
もうお前も
そうなるのかな
俺たちヤレて
めっちゃ嬉しいよ
めっちゃ嬉しいんだ
上手くヤレて
愛してくれよ
愛してくれなきゃダメだよ
愛してくれなきゃダメだよ
毎日…
ああ
メッチャ気持ち良いぜ
皆んなハイになってやがる
焦らないで良いぜ
だってここは
燃え上がっているんだから
ひでぇ1日だったよ
何も上手く行きやしない
俺はリラックスしよう
可愛いお前
皆んなやるべきだよ
俺たちヤレて
めっちゃ嬉しいよ
めっちゃ嬉しいんだ
上手くヤレて
愛してくれよ
愛してくれなきゃダメだよ
愛してくれなきゃダメだよ
毎日…
Songwriters: Steve Winwood, Muff Winwood, Spencer Davis
Translator: Lyra Sky 和訳
コールアンドレスポンスがバッチリ出来て、そして自然と体動いてしまう、このノリの良いサウンド!海外では、余りコールアンドレスポンスはないから珍しい(あちらではシンガロングが一般的)。
Steve Winwood , Spencer Davis, Muff Winwood の3人で作詞作曲されたこの【Gimme Some Lovin’】は、英国のシングルレーベルでは、Steeve Winwood のみクレジットされ、Spencer Davis Groug によって演奏されている。
ライブレコーディングにも、Traffic のアルバム【Welcome To Canteen 】と【The Last Of Great Traffic Jam】に収録されているので聴き比べすると楽しいかも〜。
この曲は、Rolling Stone 誌の選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500で、247位にランクインされ、今でも大人気な曲なのだ。発売当初、1966年秋にチャートの第2位まで上昇し、アメリカ合衆国では第7位を記録している。
US盤とUK盤の違い
作詞作曲をした3人が初めて演奏した曲とも言われているこの【Gimme Some Lovin’】の基本的なリフは、Hormer Bunks と、Willie Dean “Deanie” Parkerが書き、Hormer Bunksの書いた【Ain’t That a Lot of Love】から借用されている。
イギリス盤や、おそらくは大部分のヨーロッパ諸国の盤とは異なり、ユナイテッド・アーティスツ・レコードから出たUS盤シングルは、ややテンポが遅く、バックコーラスやパーカッションの一部がなくなっている。
Lyraは、このライブ・サウンドみたいな演奏になっているところが大好きだ。再発盤では、ヨーロッパで制作したものもUS盤の音源が用いられることがよくある。この曲には、ハモンドオルガン (Hammond B-3) のサウンドがフィーチャーされていて温かみがあると思う。
日本では、【愛しておくれ】という邦題でシングルがリリースされたが、そのジャケットには【ギミー・サム・ラビング】と原題の音写が付記されていた。この日本語題を用いない場合は、「ギミー・サム・ラヴィン」「ギミ・サム・ラヴィン」として言及される為、定まっていない模様。
ベーシストのMuf Winwoodが思い出したように言っていたが、この曲はわずか30分で考案され、アレンジ、リハーサルと繋がったと言う。
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当時、グループは、ジャマイカ生まれのミュージシャン、Jamaica Edwards が書いた前のシングル【When I Come Home】の比較的貧弱なショーに続いて、別のヒットを思い付くようにプレッシャーを受けていたらしい。
ヒット曲【KeepOnRunning】と【SomebodyHelpMe】などがあるが、バンドはEdwards が提供した他の曲をオーディションして結果的には拒否。その後、レコーディングセッションが迫る中、マネージャーのクリスブラックウェルがロンドンに連れて行って、マーキークラブのリハーサルルームに入れ、早くしろと命じるまで、この新しい曲を作り、問題を解決したのだ。
ついでに、カワイイこちらのMVも!
「俺たちは、リフをいじり始めたんだ。そしてそれは朝の11時だったね。俺たちは30分そこにいなかった、けどこのアイデアはちょうど浮かんだんだ。俺たちは、血まみれの地獄、これは本当にいいね。全部合わせて、12時頃までに曲全体が完成したんだよ。Steveは、『Gimme Gimme、愛情のこもった」を歌っていました。Blackwellは、俺たちがどのように進んでいるのかを見に来て、俺たちの機器がセットアップされていて、そこにいないのを見つけたのさ。彼はカフェに押し寄せてきて、絶対に叫んだね、あれは。『これをしないのか?!』って、彼は悲鳴を上げるんだよ。『心配しないでくださいよ。』と、俺たちは皆、本当に自信を持っていたな。俺たちは彼を連れ戻し、30分間の作業はどうでしたかと話したよ。そして、【愛しておくれ】をぶちかました。彼はそれを信じられなかったんだよ。翌日カットして、すべてがうまくいった。その夜、ノースロンドンのクラブで遊んで、一般の人達に試してみたよ。嵐に見舞われたようだった。別のナンバーワンがあることはわかっていたけどね。」と、当時の曲が出来上がるまでの状況を話している。
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【Gimme Some Lovin’】の影響力
このSpencer Davis Groupのバージョンは、ウォルマートの2018年のテレビコマーシャルに登場している。
アメリカ版は、1986年の映画『Iron Eagle アイアンイーグル』のジェット戦闘機の攻撃シーンでも使用されていたが、キャピトルレコードが制作した関連サウンドトラックには含まれていない。
この曲は1990年の映画「Mr.運命』ラリーバローズとエレンリプリーがメキシコのゴルフにいるシーンの間にも使用されている。
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その他、1983年の映画『再会の時』のタッチフットボールゲームで使用。 1990年のアクション映画『Days Of Thunder』のNASCARレースのモンタージュで使用。 また、2004年の映画『飛べ!フェニックス』のクロージングクレジットでも使用され、1996年の映画『Sleepers』で、シェイクス「シェイクス」がホットドッグの売り手から逃げるシーンで使用されている。
ポール・グーバーがイーガービーバーのストリップクラブに連れて行かれるシーンで、1996年の映画『素顔のままで』で使用。
1999年の映画『ノッティングヒル』で車のストリートチェイサーシーケンスのBGMとして使用されている。マシュー・マコナウリーが演じるエドがジェニー・エルフマンが演じるシラを追いかけている1999年の映画『EDtv』でも使用。
オリジナルのSpencer Davis Group のバージョンは、2013年の映画『Rush』で、ジェームスハントとニキラウダが同じレースで初めてレースをする最初のレースのシーンで、バックグラウンドミュージックとして使用されている。あと、 2016年のアニメーション映画『Sing』では、コアラのバスタームーンが自転車に乗っている間、オープニングクレジットでこの曲を使用 。
2021年に英国のホテルチェーンであるプレミアインのテレビ広告で使用されている。 この曲は、ライアン・レイノルズ、ウォーカー・スコベル、ゾーイ・サルダナ、ジェニファー・ガーナー、マーク・ラファロ、キャサリン・キーナー主演の2022年のNetflix映画『アダム&アダム』のフライトシーケンスでバックグラウンドミュージックとして使用されている。
*こちらもおすすめ!→The Blues Brothers【Gimme Some Lovin’】和訳と映画ブルース・ブラザーズについて 解説
歌詞について
ストレートにアプローチしまくっているラブソング。
分かりやすくてノリが良いのサウンドが魅力。それに乗っかる歌詞も、弾けるようにエネルギシュ。
アドレナリン出まくっているのは、マジで惚れたあの子だから。
君と出会えて嬉しいよ。
君と一緒にいられて最高だ!って歌。そして深読みすれば、かなりセクシャルな歌です。だからどちらにも取れるようにあえて、「ヤレテ嬉しいよ」とLyraは訳しました。
好きにして〜。貴方の好きに。って感じ。
だってこの最高なソウルがLyraを踊らせてくれるんだもの。
こういう魂から喜ばせてくれる歌詞に曲を聞くと、小さい頃から習って来たクラシックバレエもモダンもジャズダンスも要らないなって気がしてくる。確かに基礎はあった方が良いけど…魂レベルになると人間性が重視な気がする。
人間性。これも長年培って来たもの。だが一瞬で暴露されてしまう真実。
その真実をこの曲は歌っていると思う。嘘偽りのない気持ちと、サウンドを、一瞬で感じ取る。
これは一瞬で感じられるサウンド。
揺さぶりまくれ!
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*この曲のカヴァーで有名な映画The Blues Brothers【Gimme Some Lovin’】和訳と映画ブルース・ブラザーズについて 解説
As recalled by bassist Muff Winwood, the song was conceived, arranged, and rehearsed in just half an hour. At the time, the group was under pressure to come up with another hit, following the relatively poor showing of their previous single, “When I Come Home”, written by Jamaican-born musician Jackie Edwards, who had also penned their earlier number one hits, “Keep On Running” and “Somebody Help Me”. The band auditioned and rejected other songs Edwards offered them, and they let the matter slide until, with a recording session looming, manager Chris Blackwell took them to London, put them in a rehearsal room at the Marquee Club, and ordered them to come up with a new song.
- “We started to mess about with riffs, and it must have been eleven o’clock in the morning. We hadn’t been there half an hour, and this idea just came. We thought, bloody hell, this sounds really good. We fitted it all together and by about twelve o’clock, we had the whole song. Steve had been singing ‘Gimme, gimme some loving’ – you know, just yelling anything, so we decided to call it that. We worked out the middle eight and then went to a cafe that’s still on the corner down the road. Blackwell came to see how we were going on, to find our equipment set up and us not there, and he storms into the cafe, absolutely screaming, ‘How can you do this?’ he screams. Don’t worry, we said. We were all really confident. We took him back, and said, how’s this for half an hour’s work, and we knocked off ‘Gimme Some Lovin’ and he couldn’t believe it. We cut it the following day and everything about it worked. That very night we played a North London club and tried it out on the public. It went down a storm. We knew we had another No. 1.”
- The original UK version, which is the ‘master’ take of the song, differs in several respects from the version subsequently released in the US on the United Artists label. First, the UK version has a different lead vocal track that includes the following lyrics in the second verse:
“My head’s a-spinning And I’m floating to sound, Too much is happening ‘cause you’re not around”
These lyrics do not appear on the US single. Also, the original UK recording is a touch slower, and lacks the ‘response’ backing vocals in the chorus, some percussion, and the “live-sounding” ambience of the US single. These additional overdubs (which were performed by some of the future members of Traffic), and the ‘tweaking’ of the recording’s speed to create a brighter sound, were the work of producer Jimmy Miller, who remixed the song for its US release. (The US version has more often been used on reissue CDs, even those coming from Europe.) The single features the sound of the Hammond organ.
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Commercial usage
|
Personnel
The Spencer Davis Group
- Steve Winwood – lead vocals and backing vocals, organ
- Spencer Davis – electric guitar and backing vocals
- Muff Winwood – bass and backing vocals
- Pete York – drums and tambourine
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