【The Style Council/ My Ever Changing Moods】和訳 変化し続ける男の気持ち The Changing Man’s Mind

Happy Birthday my Mod God Paul Weller! Your change is like evolution that has created an era I think it all the time! take care and wish you’ll have full happiness.

Paul Wellerのバースデイなので、彼の曲で誕生日をお祝いしましょう!

と言ってもPaul Weller の曲は良い曲が沢山ありすぎ〜。

個人的には、The Jamのバッキバキなタイトな音が好みなの。

「あれ〜?Blues好きのLyraなら、ソロ作品なんじゃないの?」と思う人が多いと思う。

「確かにソロワークの方がしっくりくるよね〜」と、こうやって果てし無く迷宮に入り込み迷うのは、はっきり言ってこの2つの時代のPaulなのですよ。

もう皆さんも分かっていらっしゃると思いますが…そうあの超絶オシャレさん時代のPaul Wellerは、キラキラして好きなんだけど、「胸焦がすぜ、燃える〜」とはならないのです。

あの時代のPaul Weller はフランス映画のように小粋なクラブにいそうなModとModeの両方の良さを体現した男子のファッションだった。だから、スタイリッシュ過ぎるのかも?

サウンドも、一昔前のブラックミュージックのポップさをJazzyにしてみたり、色々と計算されていて完璧なのだ。

悪いところが全くないのが、いまいち惹きつけられない理由かもね。

ならばその時代の中からあえて選ぶのも良いと思うから、Style Council時代から思い出深いこの曲を和訳しましょう。

今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、サリー州、ウェブリング 出身のシンガーソングライター、ギタリストである Paul Weller ポール・ウェラー(本名John William Weller、1958年5月25日 – )。

 

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パンク・ロックバンド、The Jam ザ・ジャムで世界的に人気と知名度を得たPaul Weller。

その後Style Council スタイル・カウンシルのフロントマンを経て、現在はソロとして活動中。2006年『ブリット・アウォーズ』功労賞。Q誌選出「歴史上最も偉大な100人のシンガー」第76位。

和訳【Paul Weller / The Changing Man】ポール・ウェラーという男 Are You Shining? 解説

 

ザ・ジャム「 悪意という名の街」訳 The Jam “Town Called Malice”

 

今日Lyraが和訳する曲は、The Style Councilの大ヒットシングル『My Ever Changeing Moods。1984年に発表。

詳しい解説はLyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

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“My Ever Changing Moods” is a song by the English band The Style Council. It was their fifth single to be released.

=Ever Changing Moods=

Daylight turns to moonlight – and I’m at my best
Praising the way it all works – gazing upon the rest
The cool before the warm
The calm after the storm
The cool before the warm
The calm after the storm
I wish to stay forever – letting this be my food
But I’m caught up in a whirlwind and my ever changing moods

Bitter turns to sugar – some call a passive tune
But the day things turn sweet – for me won’t be too soon
The hush before the silence
The winds after the blast
The hush before the silence
The winds after the blast
I wish we’d move together – this time the bosses sued
But we’re caught up in the wilderness and an ever changing mood

Teardrops turn to children – who’ve never had the time
To commit the sins they pay for through – another’s evil mind
The love after the hate
The love we leave too late
The love after the hate
The love we leave too late

I wish we’d wake up one day – an’ everyone feel moved
But we’re caught up in the dailies and an ever changing mood

Evil turns to statues
And masses form a line
But I know which way I’d run to if the choice was mine
The past is knowledge
The present our mistake
And the future we always leave too late
I wish we’d come to our senses and see there is no truth
In those who promote the confusion for this ever changing mood

 

 

昼光が月明かりに変わった

俺は最善を尽くし

そのすべてが機能する方法を賞賛し

残りを凝視してる

暖かくなる前の涼しさか?

嵐の前の静けさか?

オー

暖かくなる前の涼しさか?

嵐の前の静けさか?

永遠に留まっていたいな

これを俺の生きる糧にするよ

ああ

でも俺は旋風と

絶えず変化する気分に巻き込まれているよ

 

辛さが素敵なことに変わる

誰かが受け身の歌だって言ってた

しかし物事が素敵になる時

俺にとっては

直ぐには変わらないんだ

沈黙の前の静けさか?

爆風の後の風か?

沈黙の前の静けさか?

爆風の後の風か?

一緒に移りたいのに

今回は上の奴ら(上司たち) が訴えて来た

ああ、でも俺たちは

侘しさと

絶えず変化する気分に

巻き込まれているな

 

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涙は子供たちに向けられる

代償のために犯した罪に

身を委ねてる時間なんてない

他人の邪悪な心

 

憎しみの後の愛

俺たちが遅すぎて手放す愛

憎しみの後の愛

俺たちが遅すぎて手放す愛

いつか俺たちが目覚めたら

みんなで感動したい

ああ、でも俺たちは

毎日と絶えず変化する気分に

巻き込まれているんだ

 

悪魔が彫像になり

行列から外れる群衆

しかし、選択が自分のものだった場合

俺は、どの方向に

逃げるべきか分かっている

過去は俺たちの知識であり

現在は俺たちの失敗

そして俺たちが立ち去るのが

遅すぎる未来

俺たちが俺たちの感覚で

真実がないことを確認したいのに

ああ

混乱を宣伝する奴らの元で

絶えず変化する気分に巻き込まれているよ

Songwriter: Paul Weller

Translator: Lyra Sky 和訳

 

ロードバイクを駆るミュージックビデオが、何とも微笑ましいと言うか、コメディぽい仕草を、クールに歌ったり顔を顰めてシャウトしていたPaulがやっているのに、驚いてしまう。

こりゃ、びっくりしただろうな、パンクキッズやThe Jamのファンは。

このロケーションは、サフォーク州のケントウェル・ホールで監督はティム・ポープによって撮影されたもの。

The Style Councilについて

The Style Council は、モッズバンド、The Jam のリーダーとして1977年にデビューしたPaul Wellerが、1982年にバンドを解散し、その年の暮れにMick Talbotと共に結成したバンドだ。1990年3月に解散。

リーダーであるPaul Welle(ヴォーカル、ギター)、Mick Talbot (オルガン、シンセサイザー)をメインに、それ以外にD.C.Lee (コーラス、サイドボーカル)、Steve White (ドラム)の4人で構成されることが多かった。4枚(未発表のものを含めれば5枚)のオリジナルアルバムをリリースしている。

1983年3月にシングル【Speak Like A Child】をリリース。

1984年1st アルバム『Cafe Bleu)』リリース。ジャズやソウルなど、ジャンルを超えたサウンドで、洗練されたポップスは以前のパンクの姿が一切ないために、高評価を得た。

翌年、2ndアルバム『Our Favourite Shop』は、全英アルバム・チャート1位を獲得し、Style Councilの評価はさらに高まった。

1987年にリリースした3rdアルバム『The Cost Of Loving』は、全英アルバムチャートMusic Weekで2位のヒットを記録。

だが、1988年の4thアルバム『Confessions Of A 』は評論家に酷評され、前半がクラシック調で後半がロック調であるが、クレジットにわざわざテープにダビングする際は後半は録音レベルを上げろとの表記がある。

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【My Ever Changing Mood】について

 

作詞作曲はPaul Weller 。1984年2月11日、シングルA面として発売され、B面はMick Talbot ミ が書いたインストゥルメンタルの【Mix Company】。12インチ・シングルでも発売され、12インチのシングルにはロング・バージョンが収められ、B面にはPaul がJake Fluckery 名義で書いた【Spring , Summer, Autumn 】も収録。この【Mix Company】も【Spring〜】も、オリジナル・アルバムには収録されず、1998年に発売されたボックスセット『The Complete Adventures of The Style Councilに入っている。

1984年3月16日にファースト・アルバム『Café Bleu カフェ・ブリュ』が発売されるが、アルバムにTalbotのピアノとPaul の歌のみのバージョンが収録された。

全英シングルチャートで5位、ビルボード・Hot 100で29位を記録。

1986年発売のライブ・アルバム『Home and Abroad』にライブ・バージョンもあるので興味がわかる方は、是非チェックしてみよう!

この曲が大ヒットしたこともあり、色々なコンピレーションアルバムにも収録されている。The Singular Adventures of the Style Councilや、The Complete Adventures of the Style Council、およびGreatestHitsにも収録されている。

言わばThe Style Councilというバンドを的確に表現した曲であり、彼ららしい曲だから人気があるのだと思う。

英国サフォークのロングメルフォードにあるケントウェルホールを走る2人は、ロードレースをコミカルに演じて走っている。

でも歌詞はコミカルではなく、とても真剣に自分と向き合っている男の、未来をどうしていくか?と展望を歌っている真剣な物なのだ。

 

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レコーディングについて

Paul 自身のスタジオSolid Bond Studiosで録音され、1984年にリリース。

これは、デビューアルバムCaféBleu(1984)の最初のシングルで、MyEverに名前が変更された曲。

ハモンドオルガンの「Mick’sCompany」に支えられた【MyEverChanging Moods】は、1984年6月9日の週に米国でBillboard Hot100の29位に輝いた。この曲は、Paul の米国での最大の成功を維持している曲でもある。The Jam での彼の努力とキャリア、そして、ソロアーティストとして努力の結晶みたいな作品なのだ。

アルバムバージョンは、アコースティックピアノのみを伴うPaul のボーカルをフィーチャーした仕上がり。 このバージョンの長さは3:37。

フルバンド伴奏付きの曲には2つのバージョンがあるようだ。7インチのシングルバージョンの長さは4:02分だが、12インチのシングルバージョンの長さは5:44分なのだ。コレクターの貴方ならば、違いで買ってしまう?(笑)。

このデビューアルバム『Cafe Blue』( 1984) は、そのシングルが大成功した(この曲)ため、米国では【My Ever ChangesMoods】に名前が変更されているのは、仕方ないのかもしれない。

つまりこの【My Ever Changes Moods】が当時の彼らを表現した曲であり、バンドカラーを世界中に打ち出すための起爆剤的な曲なのだ。

 

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歌詞について

歌詞については、この起爆剤になるべくして生まれたお洒落なPop Rockを盛り上げるような未来への希望や不安を描いた曲だ。

これを聴いていると、Lyraには若かりし頃のPaul Wellerが頭に浮かぶ。

自ら決意して解散した自分のバンドThe Jam時代の自分を客観的に見ようとしている姿と、昔と今の自分を比較しながら次のステップに踏み出す、期待と不安で胸がいっぱいになっているPaulが見えてくる。

期待でいっぱい。だが、外野の人達の煩い様子を見ると、新しいバンドでやっていけるか?と言う不安で若いPaulは、ムカつく奴らの愚痴もチラッといれつつ、騒がしいミュージックシーンでやっていく決意をこの曲にこめたんじゃないかなあ、とLyraは思いましたよ。

Paulは変貌し続ける男、Changing Manだ。

前にこのブログで書いた【The Changing Man】らしいし、歌詞も言いたいことが同じだと思う。

どちらも未来の自分と今の自分を客観的にみている男の歌だから。

 

和訳【Paul Weller / The Changing Man】ポール・ウェラーという男 Are You Shining? 解説

 

こんなに変わってきた人はいないだろう。

Modから超絶Popに行き、ModとBluesを混ぜたようなソロワークから自然体へと変わって来たと言う長いキャリアを考えると、この途中に寄った回り道の場所が、このStyle Councilだろう。

Style Councilの見ているのは、前途洋洋な未来。

ならば、The Changing Manは茨の道をも覚悟している男が想像している暗さを含んだ未来だ。

どちらが良いとか、悪いとかはない。

誰もが見えない「これから」を不安に思ったり、期待する気持ちは同じだからだ。

その人が今置かれてる状況により、どちらかに心が傾く、と言った感じになると思う。

だからLyraとしては、変化している状況下や、何かを選択しなきゃいけない岐路の立場に立たされた時に、この2曲を聴いたらグッと来ると思う。

人生は選択の繰り返し。

皆、何かを選び生きて来た。

正しい選択か、間違った選択か?

それをクイズみたいにブザーで教えてくれたら、どんなに楽だろうね。今の選択がどちらかが分かれば、次の問題へと進むのが楽になるもの…。

そんな風に選びながら人が生きていくなら、結局、自分自身で答えを選び生きていくのが、後悔しない秘訣だろう。

誰かのせいにする生き方だけは惨めよ。

どんな時も上を向いて生きていきたい。

それに選択余地があると言うのは、自分に選ぶ権利があるから幸せなのだ。中には全く選ぶ余地もない問題を抱えて苦しんでいる人達もいるのだから…。

だからどんな時も風を感じていこう。そして自分の心に忠実に。

I’m caught up in a whirlwind and my ever changing moods

俺は旋風と、絶えず変化する気分に巻き込まれているよ…

 

そう、変化し続けること、それは生きていることを感じる瞬間なのだ。

 

 

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Sophisti-pop
My Ever Changing Moods” was composed by lead singer Paul Weller, recorded at Weller’s own studio Solid Bond Studios, and was released in 1984. It is the first single from the band’s début album, Café Bleu (1984), which was renamed My Ever Changing Moods in the United States to capitalise on the success of that single.

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“My Ever Changing Moods,” backed with the Hammond organ instrumental “Mick’s Company”, peaked at No. 29 on the Billboard Hot 100 the week of June 9, 1984, in the US. The song remains Weller’s greatest success in the US (including his efforts in The Jam and as a solo artist).

 

B side

  • “Mick’s Company”
  • “Spring, Summer, Autumn” (12″ only)
The album version features vocals by Weller only accompanied by acoustic piano. This version is 3:37 long.There are two versions of the song with full band accompaniment. The 7″ single version is 4:02 minutes long, while the 12″ single version is 5:44 minutes long.

As well as the song’s single release, it has featured on various compilation albums released by The Style Council. The song was included on The Singular Adventures of The Style Council, The Complete Adventures of The Style Counciland Greatest Hits.

The music video for “My Ever Changing Moods,” which shows Talbot and Weller cycling down an avenue of trees, was directed by Tim Pope and filmed at Kentwell Hall, Long Melford, Suffolk, UK.

Personnel

  • Paul Weller – lead vocals, guitars
  • Mick Talbot – electric piano, organ, backing vocals
  • Steve White – drums, percussion
  • Peter Wilson – bass synthesizer
  • Hilary Seabrook – saxophone
  • Barbara Snow – trumpet

Discography

The Style Council

● Café Bleu(1984)(US title: My Ever Changing Moods

●Our Favourite Shop(1985)

(US title: Internationalists)

●The Cost of Loving (1987)

Confessions of a Pop Group

(1983)

●Modernism: A New Decade(recorded 1989

Studio albums

  • Paul Weller (1992)
  • Wild Wood (1993)
  • Stanley Road (1995)
  • Heavy Soul (1997)
  • Heliocentric (2000)
  • Illumination (2002)
  • Studio 150 (2004)
  • As Is Now (2005)
  • 22 Dreams (2008)
  • Wake Up the Nation (2010)
  • Sonik Kicks (2012)
  • Saturns Pattern (2015)
  • A Kind Revolution (2017)
  • True Meanings (2018)
  • On Sunset (2020)
  • Fat Pop (Volume 1)
  • (Modernism: A New Decade(recorded 1989)

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