【The Doors / Touch Me】 和訳 Bruise’s Creative Urge! 青タンの意味

LyraにとってRockが生きていくための心の糧になったキッカケ、それがThe Doorsだった。

彼らのJazz+Psychedelic Rock な演奏が好きでJimの声が好きで、ストレートな歌詞が好き。

今日Lyraが和訳&解説するのは、カリスマボーカリスト 、Jim Morrison ジム・モリソンがVocalistだった事で有名な、ロック音楽黎明期アメリカ西海岸を代表するバンドとして活動していたThe Doors (1965〜1972) です。

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1993年度『ロックの殿堂』入り。

ローリング・ストーン誌選出「歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第41位。

ロサンゼルスのUCLA 映画科の学生だった Jim Morrison ジム・モリソンとRay Manzarek レイ・マンザレクが主体となってグループを結成。

映画”The Doors” 『ドアーズ』での浜辺のシーンが、本当かどうかわからないけれど(RayがOliver Stoneの作り方が好きじゃないみたいで文句言ってたから) JimがRayに自作の詩を聞かせたことがキッカケと言う。

Jimの書く詩は、分かりやすい言葉をシンプルに使いながらも、

Lyraが大好物なダブルミーニングがあって、「分かる人には分かるよん」な作り方をするのが特徴だ。

気づかない人は全く気づかないだろう、一生。

一見は普通なラブソング。

実は奥が深い。

その深い感じがLyraが大好きなのだが、今日、紹介する歌詞はJimだけが作った歌詞ではない。

GのRobbie Kriegar が作詞作曲した曲【Touch Me】だ。

The Doorsの 4th Album “Soft Parade ソフトパレード” (1969) に収録されている曲であり、先行シングルとしてリリースされB sideには”Wild Child”が入っていた。

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Billboard ビルボードチャート3位、Cashboxでは1位に輝いた大ヒット曲の一つでもある。

そう、The Doorsはヒット曲が多いの。

だから、未だに世界各国で根強いファンが多いし、歌い継がれているのかもしれない。日本じゃ考えられないでしょう?

歌い継がれている曲の一つでもある【Touch Me】は、どんな曲なのか?については、Lyraの和訳の後にお話ししましょう!

いつものJimの歌詞と違うかな?

“Touch Me” is a song by the Doors from their album The Soft Parade. Written by Robby Krieger, it is notable for its extensive usage of brass and string instruments, including a solo by featured saxophonist Curtis Amy. Ray Manzarek played harpsichord and organ on the song; he also interpolated the guitar riff from the 1967 Four Seasons song “C’mon Marianne” in his part.

The song is also noted for the last sung line, “stronger than dirt”, which was taken from a contemporary Ajax commercial.

 

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= Touch Me =

Intro]
Yeah! Come on, come on, come on, come on
Now touch me, babe
Can’t you see that I am not afraid?
What was that promise that you made?
Why won’t you tell me what she said?
What was that promise that you made?

[Hook]
Now, I’m going to love you
Till the heavens stop the rain
I’m going to love you
Till the stars fall from the sky for you and I

[Bridge]
Come on, come on, come on, come on
Now touch me, babe
Can’t you see that I am not afraid?
What was that promise that you made?
Why won’t you tell me what she said?
What was that promise that you made?

[Hook]
Now, I’m going to love you
Till the heavens stop the rain
I’m going to love you
Till the stars fall from the sky for you and I
I’m going to love you
Till the heavens stop the rain
I’m going to love you
Till the stars fall from the sky for you and I

[Outro]

Stronger than dirt

ああ、いい加減にしてくれよ、
早くこっちへおいで
今すぐ俺に触れてくれよ、君から
俺がビビってないってわからないのかい?
君が決めた約束って何だっけ?
あの子が言ってたことを何で俺には教えてくれないんだ?
君が決めた約束って何だっけ?
今から、君を愛してやるよ
天上の楽園が雨を止ましてくれる迄
俺が君を愛してやるから、
君と俺の為に、星たちが空から降り注ぐ迄
ああ、いい加減にしてくれよ、
早くこっちへおいで
今すぐ俺に触れてくれよ、君から
俺がビビってないってわからないのかい?
君が決めた約束って何だっけ?
あの子が言ってたことを何で俺には教えてくれないんだ?
君が決めた約束って何だっけ?
今から、君を愛してやるよ
天上の楽園が雨を止ましてくれる迄
俺が君を愛してやるから、
君と俺の為に、星たちが空から降り注ぐ迄
俺が君を愛してやるから、
天上の楽園が雨を止ましてくれる迄
俺が君を愛してやるから、
君と俺の為に、星たちが空から降り注ぐ迄
(泥より強く)

Translator: Lyra Sky 和訳

https://youtu.be/1bKSqKpdEFI

このVideoさあ。

知ってる?

GのRobbieが青タン作ってるの。

これJimが殴ったからなんだよ。

酒飲みすぎてるのもあるんだろうけど、Jimは作品を私利私欲で捻じ曲げられるのが嫌だったんたとLyraは庇ってしまうな。

私も嫌だもの。自分の世界観を勝手な他人の都合で掻き回されちゃうの。Jimの気持ちがわかるよ。

揺るぎない創作意欲。

そして、プライドの証。

この【Touch Me】は、今までのRock色が強かった数々の曲よりPopさがましている。

プロデューサーだったRoth Child ロス・チャイルドのアイディアでブラスセクションとストリングスがプラスされたのが一番の原因かもしれないね。

良い意味で曲に広がりが出たし、ゴージャスな仕上がりに感じる。

ただ、歌詞はゴージャスなサウンドと真逆な超シンプルになっている。

いつもの1番2番目の歌詞があって、サビあって〜、じゃないの。

1番目の歌詞とサビだけ。

いつものJimと少し違う。

それもそのはず、元の作詞・作曲はギタリストのロビー・クリーガーによるものだからだ。

おかしなことに、先行発売のシングル盤のクレジットには、メンバー4人の共作ということになっていた。なんかもう商業的な匂いが漂ってくるねぇ。

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元の歌詞のコンセプトは、Robbieの夫婦喧嘩が元になっていて、当初は「Hit Me ヒット・ミー」という仮タイトルが付いていたんだけど、ジム・モリソンが難色を示したため、タイトルと歌詞が変更されたらしい。

「殴れよ」ってタイトル、確かに嫌よね(笑)?

Jimが嫌がって書き直したのもわかるわ。(⌒▽⌒)

♪ 〜 ” I’m Gonna Love You,” と、”Hit Me,”の考えはブラックジャックからのアイディアでもあるんだ。

“C’mon, hit me … I’m not afraid,”

と元ネタのままだった場合は、ブラックジャックのトランプの賭け勝負で、相手に煽りをかけてる風になるからだろう。

まあ、その意味だけならば続行したのかもしれないけど、”Hit me”だと肉体的に痛めつけると取られるし、詩的にロマンティックじゃないからJimはそのまんま使いたくなくて、”Touch me”に変えさせたんだろうな。

「触って」の方が完璧にロマンティックで俄然、歌詞として魅力的で広がりがあるもの。

一気に恋の歌に変わったのだから、喧嘩やギャンブルの歌より、こっちのラブソングの方が断然良いわ。

あと、歌詞の最後の方で

“Stronger than dirt “てあるのは日用品のAjaxのスローガンであったものを引用したらしい。

歌詞の男女の仲直りのイメージとは違うけど、Jimのメンバーへの嫌味なのか?

コマーシャルに使われるのをOKしたり金儲けが絡むのが嫌だったからかもしれないね。

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【Touch Me】は、ヒットしただけあってThe Doorsから切っても切り離せない曲の一つになっている。

そのため、1991年の映画 “The Doors” だけでなく、2003年のJack Black ジャック・ブラック主演の映画”School of Rock スクールオブロック”でも使われている。

今話したようにRobbieが元ネタを作ったのだから、Oliver Stoneの描いた映画中の【Touch Me】のオーラルセックス中に作詞作曲したってエピソードは嘘って事になるのが、わかるでしょ?

Rayが「Jim Morrison を自堕落な狂人みたいに描いてるから嫌な映画だ」と言った意味がわかるでしょう?

やり過ぎたんだよ、あの映画。

あとLyraが好きでこのブログで何回も紹介しているバンドThe CultのVo. Ian Astbury がトリュビュートで【Touch Me】を歌っているくらいThe Doorsの代表曲の地位を築いていると言っても過言ではないだろう。

ロビー・クリーナーの代表曲にもなったんだね。

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覚えやすいメロディとRayのオルガンが印象的なのも、より歌詞を彩っている。

オーケストラとサックスで盛り上がって行くラブソング。

でも、【Touch Me】の仲直りしたい男の気持ちを表したラブソングの裏には、実は、こんなに色んな私利私欲が絡んでいたと言う、ちょっぴり冷静になってしまうエピソードを紹介しちゃいました。

Jimの作品や曲のイメージを大切にする気持ちもわかっていただけたのではないでしょうか?

真面目すぎるんだよね、Jimも。
詩を書くと言うのは自分の内面をさらけ出すこと。
そして、頭に描いた世界観を広げることだ。
だからこそ、製作者は命がけで取り組みたいのだ。作る時も、作った後も。
そんな内面をさらけ出して曲を作り、ロックを愛し、真剣に取り組んだJim Morrisonという1人の人間を見ていくと、知れば知るほどLyraにはより愛おしい存在になって行く。
皆さんのハートが何かを求めている時には、ぜひThe Doorsの曲を聴いてみてね。
Jimの優しい声と真面目に書き上げた詩と、素晴らしいサウンドが貴方のハートにエネルギーを与えてくれるよ。
そして、聴けば聴くほどThe Doorsの歌詞がハートに染みてくる。
気づいた頃には、あなたはドアーズに恋をしてるだろう。
もっと、もっと触れてみたいと。
Jimも貴方にいってくるだろう。
“Touch Me”
“Touch Me”ってね。
完全に貴方もThe Doorsにハマっていくだろう、Lyraみたいにね。
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= About “Touch Me” =

【Touch Me 】was released as a single in December 1968 and reached #3 on the Billboard Hot 100 and #1 in the Cashbox Top 100 in early 1969 (the band’s third American number-one single). The single also did well elsewhere, peaking at #1 in the RPM Canadian Singles Chart and at #10 in the Kent Music Report in Australia. However, despite the band’s commercial success the previous year, “Touch Me” did not chart in the UK Singles Chart.

A remixed version with added bass and compression appeared on a 1974 compilation called Heavy Metal released via Warner Bros. Special Products.

Working titles

According to Bruce Botnick’s liner notes the song was initially referred to by its various working titles; “I’m Gonna Love You,” from a line in the chorus, or “Hit Me,” a reference to blackjack. The opening line was originally “C’mon, hit me … I’m not afraid,” the line thus reflecting the first person vantage point of a blackjack player.

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Morrison reportedly  changed the lyric out of concern that rowdy crowds at their live shows would mistakenly believe that “hit me” was a challenge to physically assault him.

Version

Ian Astbury covered the song for the Doors tribute album, Stoned Immaculate: The Music of the Doors.

In popular culture

In Oliver Stone’s 1991 biopic The Doors, Morrison is portrayed as having modified the lyrics at a concert while drunk to make the song about oral sex.

The song’s main keyboard riff was also featured in the 2003 film School of Rock when Jack Black’s character, Dewey Finn, teaches a young student to play it. The original song is included in the film’s soundtrack.

allusion

At the end of the song, Morrison can be heard saying, “Stronger than dirt”, which was the slogan of the Ajax household cleaning company, because the last four notes of “Touch Me” were the same as those in an Ajax commercial and as a mocking criticism of Krieger, John Densmore, and Ray Manzarekwanting to accept an offer from Buick to use “Light My Fire” in a commercial.

The deal was aborted when Morrison opposed it. This vocal was omitted on the single version, which was a different mix.

Personne

  • Jim Morrison – lead vocals, maracas
  • Ray Manzarek – Gibson G-101 organ, harpsichord, spoken voice
  • Robby Krieger – guitar, spoken voice
  • John Densmore – drums

Additional personnel

  • Paul Harris – orchestral arrangements
  • Harvey Brooks – electric bass
  • Curtis Amy – saxophones (solo)

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