このブログで何回も取り上げているデュオ、The Kills。
イギリスとアメリカ国籍の2人の構成だから、どちらかの色が強くなるのが普通と思いきや、Lyraの個人的な意見だとヨーロッパな雰囲気が色濃く、初めて聴いた時は、おフランス系だと思ってたくらいだ。
見た目は普通な大人の2人だけど、どこか意外性や危険な匂いがする。
良い男と良い女。
多分彼らの歌詞が意味深だから？
不安定な関係性にヒヤヒヤしてしまう、あの感じ。
お子様には分からない大人のどうしようもなさ。
教えてくれる。
今日Lyraが解説するのは、イングランドとアメリカ合衆国出身メンバーによるデュオ、The Kills ザ・キルズ。
スポンサーリンク
アメリカ人の歌手 Alison “VV” Mosshart とイギリス人のギタリスト、ドラマーの Jamie “Hotel” Hince で結成。
Arison アリソン「VV」モスハートとイギリスのギタリストジェイミー「ホテル」ヒンスによって結成。
＊The Killsについては、こちらなど→ 【The Kills / Future Starts Slow】和訳 feeling Shades of Grey Lyrics
今日Lyraが和訳する曲は、The Killsのデビュースタジオアルバム『Keep on Your Mean Side』に２曲目に収録されている曲【Fried My Little Brains】(2003年4月13日リリース)。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に、又お話しましょう！
(click to amazon↓↓ ) Debut Album “Keep On Your Mean Side” [CD] クリックしてアマゾンへ ↓↓
Fried My Little Brains is the second single of UK based Indie rock band The Kills’ debut album Keep on Your Mean Side and it peaked at number 55 in the UK Singles Chart.
=Fried My Little Brain=
Got six troubles, on my back
Like six little milk teeth, all gone bad
Won’t move over, won’t get gone
Won’t move over
Fried my little brains
Fried my little brains
Fried my little brains
Fried my little brains
Only got ten minutes, better get me good
Pull out my little milk teeth, pull good
Won’t move over, won’t get gone
Won’t move over
Fried my little brains
Fried my little brains
Fried my little brains
Fried my little brains
６つの問題があるんだ
俺の背中には
それはまるで俺の乳歯みたいに
全てが悪へと変わるんだ
席を譲ってくれよ
消えないんだろ?
王座を譲ってくれよ
スポンサーリンク
疲れて頭がまわんねー
疲れて頭がまわんねー
頭がまわんねー
頭がまわんねー
あと残り10分しかない
良くしてくれよ
俺の乳歯を抜く時みたいに
上手に抜いて
席を譲ってくれよ
消えないんだろ?
王座を譲ってくれよ
疲れて頭がまわんねー
疲れて頭がまわんねー
頭がまわんねー
頭がまわんねー
Songwriter: Alison “VV” Mosshart, Jamie “Hotel” Hince
Translator: Lyra Sky 和訳
ギターと、2人の掛け合いだけで、やり通しちゃうところが好き。
アホな奴には、出せない知性を感じる。
愚痴なだけの歌詞。だけど、somethingがあるように透けて見えるのは、意味深なセリフで歌っているからか？
言葉のチョイスの妙？それとも聞き手のこちら側が、色々経験して来たからか？
人間性が出ちゃうのね、出したくなくても。
品性があるのよ、アホタレ。違うの、元が。頭使ってんの？
ああ、ただの戯れ言。気にしないで…
でもあれほど醜い人って哀れね、、、死ぬまで、嫌、死んでも救われないなんて。無理して直ぐに、幸せぶるから歯車が合わなくなってる。ww
はあ〜、私たちには関係のない、どうでも良い事だったね。
楽しみましょう。
この幸せな完璧なる至福の時を。
何て素敵なの〜？
スポンサーリンク
ドミノ・レコーズと契約しているThe Killsは、最初の4枚のアルバム、この曲が収録されている『Keep On Your Mean Side』、『No Wow』、『Midnight Boom』、『Blood Pressures』は、、すべてUKアルバムチャートに見事にランクインしている。
5枚目の最新のスタジオアルバムである『Ash＆Ice』は、2016年にリリース。英国のトップ20アルバムチャートにランクインしている。
因みに、この【Fried My Little Brain】は、UKシングルチャートの55位にランクイン。
歌詞は、救いを求めてる男の歌。
特に難しい単語はないけど、ネイティブじゃない人には、意味不明の言葉が多いかも？
今迄通り詳しく色々と解説しても良いですが、余り長いのはお好きじゃないでしょうから、しばらくは簡単に行きますね。
少しだけ解説すると、Little milk teethは「小さな乳歯」。子供/若い人を示し、「すべて[悪化]悪い」とは、無実の喪失を示してるね、、、あと主人公が若くて素朴な心を持っていることを示していると言っていいだろう。
主人公は、自分の行動の結果として感情的に傷ついていることを意味している。（子供がストーブに触れないように言われたにもかかわらず、ストーブに触れたくなり、その結果、手を焼いたのと似ている。）
そして主人公は、彼(彼女)の無実/処女を失うことを望んでいるわけ、あるいは、むしろ誰かが彼らからそれを奪うことを望んでさえいる。
より具体的に深読みポイントを明かせば、男の子に女の子の「花」を咲かせたいと思っている女の子のように聞こえるでしょうね。
そう、セクシーな歌にもとれる歌詞なんだわー！
そうLyraの好きなダブルミーニングや、深読みすると楽しい歌詞なの。
それを念頭にまた聞いて見ると、このギターサウンドが、よりドキドキを貴方に与えてくれる。
何かが始まりそうなサウンドでしょう？
炎が夜空まで燃え上がっている。
何が見える？
Lyraの日本語訳で、貴方の脳内に世界が広がったでしょう？
このまま行こう。
(click to amazon↓↓) Debut Album “Keep On Your Mean Side” [CD] クリックしてアマゾンへ ↓↓
Little milk teeth’ indicates a child/young person, while said teeth ‘all [going] bad’ indicates a loss of innocence.
My little brains’ further indicates that the narrator is young and of a naive mind. Said brains being ‘fried’ could mean that the narrator has been emotionally scarred as a result of their own actions. (Similar to a child being tempted to touch a hot stove, even though being told not to do so, and as a result, burning their hand.)
Pull→
The narrator wants to lose his/her innocence/virginity, or rather for someone to take it from them. More specifically, it sounds like a girl wanting a boy to deflower her.
The Kills are an English-American rock duo formed by American singer Alison “VV” Mosshartand English guitarist Jamie “Hotel” Hince. They are signed to Domino Records. Their first four albums, Keep On Your Mean Side, No Wow, Midnight Boom, and Blood Pressures, all reached the UK album chart. Their fifth and most recent studio album, Ash & Ice, was released in 2016 and reached the UK Top 20 album chart.
Personnel
- Alison “VV” Mosshart – Lead vocals, guitar
- Jamie “Hotel” Hince – Guitar, Drum machine
スポンサーリンク