高尚な音楽、、、何それ?
音楽って元々、音を楽しむ為にあるんじゃないの?
そんなプリミティブな感情をガム噛みながらお茶の子さいさいで、やってしまう兄弟の話。
今日Lyraが和訳 & 解説するのは、アメリカ合衆国ニューヨーク州ロングアイランド出身のポップ, ロックバンドザ・The Lemon Twigs ザ・レモン・ツイッグス 。
ブライアン、マイケルのダダリオ兄弟を中心とした4人編成のバンド。
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2015年にイギリスの有名インディ・レーベン4ADと契約し、2016年10月、フォクシジェンのジョナサン・ラドープロデュースによるデビュー・アルバム『Do Hollywood ドゥ・ハリウッド』をリリースした。
今日Lyraが和訳した曲は、このデビューアルバム『Do Hollywood』からオープニングを飾る【 I Wanna Prove To You】。
「まだまだ10代の(今は20歳と18歳)若造やのう〜」というなかれ!
テクニカルな面も、歌いっぷり、表現力にしても、うん10年以上プロとしてやって来たオッさん以上の貫禄を出しまくっているから驚くよん。
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The Lemon Twigs are an American rock band from Long Island, New York, United States, fronted by brothers Brian D’Addario and Michael D’Addario.
Both brothers are vocalists, songwriters and multi-instrumentalists, and are joined by Megan Zeankowski on bass and Danny Ayala on keyboards and backing vocals. All of the members of The Lemon Twigs attended Hicksville High School (also the alma mater of rock legend Billy Joel).
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= I Wanna Prove To You =
[Verse 1]
I wanna prove to you
My love is extended
My love never ended
My passion befriended
Your (Ba, ba, ba, ba ,ba-ba, ba) heart
To be the same with you
Is love fully realised
When I look in your eyes
I’m not telling you lies
[Hook]
Baby, why won’t you love me?
Sugar-girl, why won’t you hug me?
I tried and I tried all my life all my life
To get you to see
Baby, I guess you’re just not the one for me
[Verse 2]
I want to be with you
When my strength is tested
When I’m not invested
I haven’t digested
What I said when all my sweetness went away and I could taste the darkness
All of my life waiting for someone
Finding their waves
Pulsate and drum up
Love in an ocean
Love and devotion
[Hook]
Baby, why won’t you love me?
Sugar-girl, why won’t you hug me?
I tried and I tried all my life all my life
To get you to be with me
Baby, I guess you’re just not the one for me
[Outro]
I want to prove to you (Why won’t you love me?)
I want to prove to you (Why won’t you love me?)
I want to prove to you, what I can do
Prove to you what I can do
Yeah, yeah
君に証明したいんだ
僕の愛が日に日に膨張しているってことをさ
僕の愛は決して終わらない
僕の情熱は、
君の(バ、バ、バ、バ、バーバ、バ) 気持ちと近しくなった
僕が君と一緒になる事は、完全なる現実の愛なのさ
君の瞳を覗き込むと
僕は君に嘘がつけなくなるよ
可愛い君、僕を愛してくれるないかな?
愛しい君、僕にギュッとしてくれないかな?
僕は頑張って、自分の人生かけて頑張って、君に会う為に人生かけちゃった
可愛い君、君は僕の特別な人じゃないのかな?
君と一緒にいたいんだ
僕の精神力が試される時、
僕が受け入れられない時、
僕は何を言ったら良いか、頭が働かなくなっていた
僕の愛情の全てが消えてしまった時は、僕は暗黒を噛みしめることが出来たよ
僕の全てをかけて待っていた人
あのウェーブヘアを見つけた
ドキドキしよう、周りに言って回ろう
広い海の中の愛
愛と深い熱情
可愛い君、僕を愛してくれるないかな?
愛しい君、僕にギュッとしてくれないかな?
僕は頑張って、自分の人生かけて頑張って、君に会う為に人生かけちゃった
可愛い君、君は僕の特別な人じゃないのかな?
君に証明したいんだ
(僕を愛してくれないかな?)
君に証明したいんだ
(僕を愛してくれないかな?)
君に証明したいんだ
どうしたら証明できるの?
証明するには僕はどうしたら良い?
僕に何が出来るの?
ああ、ああ
Translator: Lyra Sky
Nicky Roney ニッキー・ローニー がディレクションして、オマケに自分もチラッとでながら、自分のおじいちゃん&おばあちゃんを出演させてしまったホノボノ系ビデオ。
何故だか最後は、祖父母をThe Lemon Twigsのダダリオ・ブラザーズに取られてしまう〜、という皮肉な結末が、ちょっぴりビターな感じ。
このプロモーションビデオにたいして、監督とLemon Twigsが感想を言っていたのが笑える。
➖この曲は自分の愛を証明するという本当に難しいことを歌ってるんだ。だけど僕のおじいちゃんとおばあちゃんは何か秘訣を知ってるんじゃないかと思った。50年も結婚生活を続けているからね。彼ら二人の関係性は、このビデオの重要な背景になってる。結果として、僕にとっては胸が張り裂けるような経験になってしまったけど、ザ・レモン・ツイッグスと僕のおじいちゃん、おばあちゃんがうまくいくことを祈ってるし、嫌な気持ちは持ってないよ。
– Nick Roney, Director
➖ニックのおじいちゃんとおばあちゃんと知り合えて素晴らしい時間を過ごせたよ。素晴らしい人たちだし、音楽や、彼らの結婚生活の成功の秘訣について話すのが楽しかった。
– The Lemon Twigs, Band
やさせ感ぱねぇ。
上手い具合のやらせ感と、
古き良きラウンジミュージックのような、
はたまた、トッド・ラングレンか?ビートルズのような
ポップさと懐かしさが混ざり合って
ジワジワ来る。
このジワジワ来る感じがLemon Twigsの良さだ。
お兄ちゃんのBrian D’Addarioは、良く来日時に若き日のジャクソン・ブラウンを思わせる19歳と、
弟のMichael D’Addario は、性を超越したルックスと独創的なファッションの17歳と、やたら言われていた。
でも、写真やビデオで見る限りは普通のTeenagerじゃない?
マスコミがもてはやしてるだけだわ。ルックスは、普通の男子たちよ。
ただ、一旦プレイし始めると、話は違う。
何処にでもいる普通の男子たちではなくなる。
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2人ともVocalをこなすし、マルチプレイヤーだから何でも演奏しちゃう彼らだが、特にこの【I Wanna Prove To You】の編成である兄ブライアンの歌とキーボード、弟のドラムは凄い。
パッと見、弟のドラムなんてキース・ムーンに見えたよ!凄いわ!
マイケル、実は自分がKiethに似てると分かっていて、完コピしてるんじゃないの?と思ってしまったよ。
ブライアンの声も若造には思えない声質で、狂おしい愛の歌を歌うのだから「これ、昔ヒットしたバンドの歌よ」と知らない人に渡したら本気にしちゃうだろう。
それくらいThe Lemon Twigsのサウンドは彼らのルーツを超えてしまったように感じる。
両親が好きなバンドを聞いて育ったThe Lemon Twigsだが、そのルーツの真似をしているのではなくて、全て消化して自分達The Lemon Twigsカラーを打ちだしているのだから本物だ。
コミカルなビデオでも、シラーっと演じていたが、2人共、子役としてブロードウェイ・ミュージカルやTVドラマ、ハリウッド映画などで場数を踏んできた経験があるからだ。
Michael は、イーサン・ホークやクリス・パインとの共演歴があるそうだから、あの面構えで余裕ありありだったのねっ。
2人の父親のロニー・ダダリオは Carpenters (カーペンターズ) も認めた実力派ミュージシャン。裏方で名を馳せた人物。
家の中で楽器を弾きまくっていたのが彼ら2人の当たり前の遊びだったし、家で1960年代〜色んな時代のバンドサウンドを聴いて来たからこそ、堂々した演奏とインパクトある曲が作れるのだろうね。
この【I Wanna Prove To You】は、「僕を好きになって!」と言う1人の男の愛の歌だ。
自分の君への愛がいかに本物か、を証明したいと切々と説いている歌だ。
そこには邪な気持ちはなく、嘘偽りのない愛。
こんな風に愛してる、と言われたらどんな人も心は揺れるだろう。
それをまだ10代だった兄弟がサラッと歌うから、ホンワカするのだ。
それも狙ってやっているの?
だとしたら末恐ろしや〜。
兄のBrian D’AadarhoのBrianは、 The Beach Boys (ザ・ビーチ・ボーイズ) のBrian Wilson (ブライアン・ウィルソン) から命名されたのであり、弟のMichaelは、Michael Love (マイク・ラヴ) から取って名付けられた。
お父さんのロック熱が、上手い具合に子供達にも伝わったんだね、こりゃ。
彼らのルーツが感じられるサウンドは父親のサウンドの影響が大だからパパサウンドもあるし、プラスしてThe Beatlesや、The Beachboys, The Zombiesから、Power popやArt rockのBad Finger, The Raspberries, 10CC, Todd Rundgren, The Times, Elton John, Gary Brooker of Procol Harum, Boy George, Laura Marling. Gilbart O’Sullivan, My Chemical Romanceなど色んな時代の音楽が感じ取れるから面白いのだ。
Lemon Twigsのサウンドで又音楽ヒストリーの展覧会みたいなんだよ。
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そこには、難しく考えこむような音楽はない。
音を奏でるのが当たり前、
好きな音楽で感情を表現するのが当たり前、
好きだから好きって言う、
楽しいから歌い、
弾きたいから楽器を弾く、
と言ったPrimitiveな思いしかない。
勿論、これだけの完成度の曲を書くのだから念入りに考え出したものかもしれない。
だが、そこには偽善や欺瞞がない。
偉そうな講釈がない。
音を楽しみ、自分を表現する楽しさから生まれた陽の空気しかないのだ。
だから、聴いた私たちの気持ちが暖かくなる。
楽しいという感情があってこそ音楽なのだから。
人間も動物。
だから、Primitive 原始的なものに自然と惹かれる。
そして、自然と楽しい気持ちになるのだ。
彼らThe Lemon Twigsのサウンドで、これからもホンワカした気持ちになりたい。
きっと、飄々とした面持ちで、面白いサウンドを私たちに又、届けてくれることだろう。
弟のMichaelは Lyraが紹介したLAのバンド Starcrawler スタークローラーの Vocal アローと交際中。
もしかしたら、好きな音楽や自分のルーツのサウンドを体現したロックを肩肘張らずにプレイする事が出来るロックの時代が到来なのかもしれない!
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= The Lemon Twigs =
2015: Formation and first year
The Lemon Twigs were founded by brothers Brian and Michael D’Addario while they were both students at Hicksville High School on Long Island, New York. The siblings both perform lead vocals, lead guitar, drums and occasional other instruments.
Their first release was the cassette What We Know, issued in a limited edition of 100 copies (with digital download) in 2015 by Winspear Records.[3]
2016–present: Do Hollywood
On their first generally released album, Do Hollywood, each brother takes the lead on vocals and guitar on the songs he composed; during live performances, this setup is preserved, with the remaining D’Addario manning the drumkit. Fellow schoolmates Zeankowski and Ayala (who have played with the D’Addarios on and off since their youth) handle bass and keyboards, respectively, when the Twigs play live. Ayala is also a vocalist and figures prominently in the harmonies and contrapuntal backing vocals that are a key component of The Lemon Twigs’ sound. He announced the debut of his side project, Dr. Danny, in May 2017.
- ブライアン・ダダリオ (Brian D’Addario) ギター、 キーボード、ボーカル、ドラムス、ホーン、ストリングス
- マイケル・ダダリオ (Michael D’Addario) ギター、 キーボード、ボーカル、ドラムス
- ダニー・アヤラ (Danny Ayala) キーボード
- ミーガン・ツィエンコフスキー (Megan Zeankowski) ベース
ディスコグラフィー
アルバム
- ドゥ・ハリウッド Do Hollywood (2016年)
シングル
- ディーズ・ワーズ/アズ・ロング・アズ・ウィ・アー・トゥゲザー These Words / As Long As We’re Together (2016年)
=Do Hollywood =
Released | 14 October 2016 |
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Genre |
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Length | 43:29 |
Label | 4AD |
Producer |
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Singles from Do Hollywood | |
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