Glass Animals【Heat Waves】和訳 コロナ禍と救えない人々 Covid19 and Needy

聞いていて心地よい曲がある。

心地良いなんて、食感重視のグミみたいな物で、その人それぞれの美味しいと思う固さ、柔らかさ、甘さがあり「ええ、噛み応えやなあー」と言う食感は、様々。どこからが心地よいレベルに入るかなんて明言出来ない。

おまけにその日の体調によっても左右される五感。スラッシュメタルの場合、たまにダメな日があったりもする…(Lyraの場合の話だけどね)。

今日紹介するGlass Animalsのこの曲は、心地良い。まさにタイトル通りの、暑さにやられ纏わりつく空気に酔ってるような気分。

「熱帯夜なんて嫌い」「暑いの苦手」という方には、この気持ちは理解して頂けないだろうけど、大の夏好きのLyraには、この歌詞のねっとり感と、猛暑の真夜中の濃密なエモさに萌える。HeatWaveの夕方から夜へのウキウキ感たるや、半端ねぇ。あああの感じが、堪んない。

この感覚を音で楽しめるとはね。2年前にリリースされた時から聴いて来たが、いつの間にかジワジワとメインストリームのランキングチャートを上昇。何十週間も、ずっとTop 10辺りに2年間も居座る曲がある?

そしてNo.1も獲得。

この売れ方は本物だ。良い曲だから皆に聴かれ、このようなロングヒットに繋がったのだ。

そしてきっと、皆がこの纏わりつくような暑さと刹那さに、やられたんだわ。

コロナ禍の真実を暴露した歌詞が、悲しすぎるのにも関わらず…。

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【Somebody To Love】和訳 FOO FIGHTERS: Taylor Hawkins Version QUEEN’s Song 詳しく解説

 

あれからもう1ヶ月経ってしまったとは…時がもの凄いスピードで過ぎて行くのを個人的にも時に追われているために、痛いくらい感じている。

パワフルで皆のムードメイカーでもあったFoo Fightersのドラマーと知られているTaylor Hawkinsが今年3月25日に亡くなってから、もう1ヶ月経ってしまった。

詳細は、亡くなった当日に悲し過ぎて居てもたってもいられずに書いたLyraのTaylor Hawkins and The Coattail Ridersの過去記事を参照して頂きたい。

追悼 Taylor Hawkins and The Coattail Riders【Middle Child】和訳解説「Taylor Hawkinsの全て」All About Taylor Hawkins

 

Grunge全盛期から、数々の有名アーティストや様々なバンドの後ろにはいつも彼がいた。バンドの要とも言えるドラマーとして、ヘヴィなビートを刻んで来た。そして、陽気に戯けたり、会場を盛り上げるシンガーとしても人気があったTaylor。

その歌声は、先日書いた彼のソロ活動の作品でもよくわかると思う。楽しい歌声だ。

Taylorは、死ぬ2日前までFoo Fightersのツアーでドラムを叩いていた。

そして、彼の死によりショックを受けたバンドメイト達が、彼の死を発表するわずか6日前の最後のツアーで、お気に入りのバンド、Queen を演奏していたのだ。

今日は、それを取り上げようと思う。実は、この記事はTaylorが亡くなった日に書いた。でも彼のソロワークも書いてしまったので、どちらにしようか迷い、「彼の名前がある方を先にしたほうが良い」と感じたのでソロを先にし、こちらが遅くなってしまった (ゴメンね)。

タイミングが合わず、Taylorの捧げた前記事から1ヶ月以上経ってからになってしまい、だからと言って、悲しみは未だ癒えないが、Taylorを忍び、音楽に身を委ねましょう。

それが彼が居たと言う証明になる気がするから。

「天国からみていてくれたら良いな」と願いを込めて…書きました。

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Lifehouse【Hanging By A Moment】和訳この世から無くしてはならない声 A Voice That Must Not Be Lost From This World

去年も今年も良い曲やバンドとの出会いがてんこ盛り。これ言ったら又、頭なおかしな人が文句言ってくるかもしれないが、実際、バンドなんてどうでも良くて、そんな事より、めちゃくちゃ良い曲に出会う方が、ワクワクが止まらなくなる。つまり「ちむどんどんする」のさ〜ww

特に曲を知ってるのにタイトルもバンド名も、ここまで(喉元)出掛かっているのに、思い出せない、と言うのが、2つあったのだが去年の暮れに「ハッ!!」と思い出してスッキリしたのが、一つ。そして、もう一つが、今日取り上げるこの曲【Hanging By The Morment】だった。

実はコレ、ラジオのジングルに数秒だけ使用されていて、聞くたびに「曲名なんだっけ?」とモヤモヤしていたのだ。

それをふとした瞬間思い出して、そうしたらこの曲を聞いていた楽しかった日々や、夕焼けや匂いまで思い出してしまい、軽い眩暈を感じた。

タイムスリップするとはこのこと。愛に溢れた日々を生きてこれたから、色々なことを乗り越えてこれたのだ。

曲の威力は凄い。久しぶりに、それを痛感した曲だ。歌詞もロマンティック。

今日もLyraと一緒にロマンティック気分になってねっ。

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Jack White【What’s The Trick?】和訳 解説 トリックの本当の意味 The True Meaning Of The TRICK

いきなりことを起こして、周りをびっくりさせたりするLyraです。

そういや大学も院も周りには合格しても言わなかったし、仲良しにしか言わず、皆んなに「私は(俺は)、〇〇するけど、Lyraはこれからどうするの?」と聞かれてから「実は合格したから行くよ」なんてやってましたね(もっと一大事〜もある)。このお方もLyraと同じ様に、いきなりことを起こしてしまう人。自分に真面目に生きていると、周りなんてどうでも良くなってしまう、、、Jack Whiteもそんな人なんだと感じています。

バンドを複数持つわ、ソロ活動も忙しくて、大変なのに面倒臭くて誰もしないようなプロジェクトをするわ、アナログに拘りまくった作品作ったかと思うと、いきなり新生活にも入るわ…と自分と行動が似てるので、親近感が凄く湧きますし、微笑ましくも思えてくる。

面白い事に今年のJack Whiteは、いきなり感が強くて(笑)、面白い。新バッグバンドとライブをし出したかと思ったら、フルアルバムをいきなり2枚出すと言う、、、。多作な彼らしい活動をしていて、私達ファンに嬉しいビックリを提供してくれています。

今日は、2022年に2枚出るフルアルバムのうち、最近リリースした第一弾スタジオアルバムの中からこの曲を選曲しました。実は、バラード調のも和訳してこちらと迷って…。

でも今のLyraの気分的は、聞き手によって印象が全く変わるこの【What’s The Trick?】なので、コレにしました。

この曲もJackらしい妖しい歌詞。だから「普通じゃつまらん〜」と言うことで、いつものLyraお得意のスラング仕立てで訳しました。一緒にJackの世界を楽しみましょッ。

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Machine Gun Kelly【Maybe feat. Bring Me The Horizon】和訳解説 エモ兄さんとポップパンク兄貴 Fusion of EMO and POP PUNK

大好きなアーティストが、また別のジャンルの大好きなアーティストと仲良しと知った時は、嬉しさが倍増する瞬間だ。

Lyraは、仲良しだったり、仲良くなりました、というアーティスト達が非常に多くて、毎回知るたびにウハウハになる。

今回もMachine Gun Kellyがニューアルバム・リリースに合わせて、お得意のコラボレーションをしたのだが、そのお相手が、な、な、なんと!EmoなバンドBring Me The Horizon のOli Sykesなんだぞ〜ん!

もうびっくりして鼻血ブー!になりました。

嬉しいじゃあ〜りませんか!あの、Oliよ!

デスボも健在。まさかのあのBring Me The HorizonのVocalistが、Pop PunkソングをMGKと一緒にデュエットするという、異色のコラボとなりました。

歌詞は相変わらずのOliって感じで、エモい。今回はMGKが、Oli寄りに合わせた歌詞になっていて、なんとなく優しさ感じる、だってMGKも同じ牡牛座なんだもん、分かるわ〜。

早速どんな歌詞か解説しましょう。

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