Glass Animals【Heat Waves】和訳 コロナ禍と救えない人々 Covid19 and Needy

聞いていて心地よい曲がある。

心地良いなんて、食感重視のグミみたいな物で、その人それぞれの美味しいと思う固さ、柔らかさ、甘さがあり「ええ、噛み応えやなあー」と言う食感は、様々。どこからが心地よいレベルに入るかなんて明言出来ない。

おまけにその日の体調によっても左右される五感。スラッシュメタルの場合、たまにダメな日があったりもする…(Lyraの場合の話だけどね)。

今日紹介するGlass Animalsのこの曲は、心地良い。まさにタイトル通りの、暑さにやられ纏わりつく空気に酔ってるような気分。

「熱帯夜なんて嫌い」「暑いの苦手」という方には、この気持ちは理解して頂けないだろうけど、大の夏好きのLyraには、この歌詞のねっとり感と、猛暑の真夜中の濃密なエモさに萌える。HeatWaveの夕方から夜へのウキウキ感たるや、半端ねぇ。あああの感じが、堪んない。

この感覚を音で楽しめるとはね。2年前にリリースされた時から聴いて来たが、いつの間にかジワジワとメインストリームのランキングチャートを上昇。何十週間も、ずっとTop 10辺りに2年間も居座る曲がある?

そしてNo.1も獲得。

この売れ方は本物だ。良い曲だから皆に聴かれ、このようなロングヒットに繋がったのだ。

そしてきっと、皆がこの纏わりつくような暑さと刹那さに、やられたんだわ。

コロナ禍の真実を暴露した歌詞が、悲しすぎるのにも関わらず…。

今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、オックスフォード出身のインディーロックグループ、Glass Animals グラス・アニマルズ。

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2010年結成。シンガーソングライター兼プロデューサーの Dave Baylay、Drew MacFarlane、Edmund Irwin- Singer、Joe Seaward の幼い頃からの友人4人で構成されたバンドで、1st アルバム『Zaba』(2014年)の大ヒット・シングル【Gooey】でアメリカでプラチナ認定を受け、2ndアルバムでも受賞するなど実力と人気を兼ね備えたバンドである。

今日Lyraが和訳する曲は、2020年リリースの3rdスタジオアルバム『Dreamland』に収録されている6月29日リリースの大ヒットシングル【Heat Waves】。

詳しい解説はLyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

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“Heat Waves” is a song by English indie rock group Glass Animals, released as a single from their third studio album Dreamland on 29 June 2020. It was released alongside its music video.

=Heat Waves =

(Last night, all I think about is you)

(Don’t stop, baby, you can walk through)

(Don’t want, baby, think about you)

(You know that I’m never gonna lose)

Road shimmer wigglin’ the vision

Heat, heat waves, I’m swimming in a mirror

Road shimmer wigglin’ the vision

Heat, heat waves, I’m swimming in a ー

[Chorus]

Sometimes, all I think about is you

Late nights in the middle of June

Heat waves been fakin’ me out

Can’t make you happier now

Sometimes, all I think about is you

Late nights in the middle of June

Heat waves been fakin’ me out

Can’t make you happier now

Usually, I put somethin’ on TV

So we never think about you and me

But today, I see our reflections clearly

In Hollywood, layin’ on the screen

You just need a better life than this

You need somethin’ I can never give

Fake water all across the road

It’s gone now, the night has come, but

[Chorus]

Sometimes, all I think about is you

Late nights in the middle of June

Heat waves been fakin’ me out

Can’t make you happier now

You can’t fight it, you can’t breathe

You say somethin’ so lovin’, but

Now I gotta let you go

You’ll be better off in someone new

I don’t wanna be alone

You know it hurts me too

You look so broken when you cry

One more and then I say goodbye

[Chorus]

Sometimes, all I think about is you

Late nights in the middle of June

Heat waves been fakin’ me out

Can’t make you happier now

Sometimes, all I think about is you

Late nights in the middle of June

Heat waves been fakin’ me out

Can’t make you happier now

I just wonder what you’re dreamin’ of

When you sleep and smile so comfortable

I just wish that I could give you that

That look that’s perfectly un-sad

Sometimes, all I think about is you

Late nights in the middle of June

Heat waves been fakin’ me out

Heat waves been fakin’ me out

[Chorus]

Sometimes, all I think about is you

Late nights in the middle of June

Heat waves been fakin’ me out

Can’t make you happier now

Sometimes, all I think about is you

Late nights in the middle of June

Heat waves been fakin’ me out

Can’t make you happier now

Road shimmer wigglin’ the vision

Heat, heat waves, I’m swimming in a mirror

Road shimmer wigglin’ the vision

Heat, heat waves, I’m swimming in a mirror

 

 

(昨日の夜は

ずっと君のことばかり考えていたよ)

(やめないでベイビー

順序立ててやりゃ良い)

(欲しがらないで

ベイビー

君のことを考えて)

(分かってるだろ?

俺はダメにしたりしないよ)

ゆらゆらと揺らいで未来すら見えない

蜃気楼の煌めき

高熱の

俺を騙す熱波

俺は鏡の中で泳いでるようなもの

ゆらゆらと揺らいで未来すら見えない

蜃気楼の煌めき

高熱の

熱波で

俺は泳いでるようなもの

 

時々

ずっと君のことばかり

考えちまう

まるで6月中旬の誕生日の夜中みたい

俺を騙す熱波

こんなんじゃ

君を幸せに出来やしない

時々

ずっと君のことばかり

考えちまう

まるで6月中旬の誕生日の夜中みたい

俺を騙す熱波

こんなんじゃ

君を幸せに出来やしない

 

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普段俺はTVを何かしら

つけっぱなし

だから俺たちは

君や俺2人のことについて

考えられないんだ

でも今日

俺は俺たちの影響が

はっきり分かったよ

ハリウッドで

画面に横たわってる

君がこれよりもマシな生活を

必要としているって

君は俺があげられない物を欲しがる

偽物の水が道路を満たしてく

今は過ぎ去り

夜が訪れた

けど…

 

時々

ずっと君のことばかり

考えちまう

まるで6月中旬の誕生日の夜中みたい

俺を騙す熱波

こんなんじゃ

君を幸せに出来やしない

 

君は喧嘩することもできず

呼吸すらできない

君はすっごく愛してるって言う

でも

今俺は

君と別れなきゃいけない

君は新しい誰かと付き合って

より良い生活を送れるだろう

独りぼっちにはなりたくないよ

君だってそのことが

俺を傷つけるのが分かってんだろ?

君が泣く時

君は凄くダメになったみたいに見えるよ

もう一度

そしてさようならを言うよ

時々

ずっと君のことばかり

考えちまう

まるで6月中旬の誕生日の夜中みたい

俺を騙す熱波

こんなんじゃ

君を幸せに出来やしない

時々

ずっと君のことばかり

考えちまう

まるで6月中旬の誕生日の夜中みたい

俺を騙す熱波

こんなんじゃ

君を幸せに出来やしない

 

君は何を夢見てるのかなぁ?

君が寝る時

笑う時

とっても安らかな気分

俺は

ただ君に与えられたらなと願う

完璧に悲しそうじゃないその外観

時々

ずっと君のことばかり

考えちまう

まるで6月中旬の誕生日の夜中みたい

俺を騙す熱波

俺を騙す熱波

 

時々

ずっと君のことばかり

考えちまう

まるで6月中旬の誕生日の夜中みたい

俺を騙す熱波

こんなんじゃ

君を幸せに出来やしない

時々

ずっと君のことばかり

考えちまう

まるで6月中旬の誕生日の夜中みたい

俺を騙す熱波

こんなんじゃ

君を幸せに出来やしない

ゆらゆらと揺らいで未来すら見えない

蜃気楼の煌めき

高熱の

熱波で

俺は鏡の中で泳いでるようなもの

ゆらゆらと揺らいで未来すら見えない

蜃気楼の煌めき

高熱の

熱波で

俺は鏡の中で泳いでるようなもの

 

Songwriter: Dave Bayley

Translator: Lyra Sky 和訳

 

綿に包まれたような熱波に、やられてしまいそうになるサウンドと呪文のような言葉で、酔わされる。

 

2枚目のフル・アルバム『How to Be a Human Being』が、2018 MPG Awardsで「UK Album of the Year」と「Self Producing Artist of the Year」の2部門を受賞。マーキュリー賞の最終候補リストにも選ばれたGlass Animalsは実力のあるグループ。だからこの3rd アルバム『Dreamland』が全英アルバム・チャートで2位、全米アルバム・チャートで7位を獲得するのも当たり前なのかもしれない。

【Heat Waves】について

特にこの【Heat Waves】は、これまでで最も成功したシングルだ。UKシングルチャートで5位、他のヨーロッパ諸国でトップ5ヒットに加えて、オーストラリア、カナダ、リトアニア、スイス、および米国でチャートで記録的な59週間を記録した後、BillboardHot100で1位になったのだ。Spotifyで10億以上のストリームされており、2022年のブリットアワードではベストブリティッシュシングルにノミネートされた。

アルバム『Dreamland』からの4番目のシングルで、曲は憂鬱なトーンが特徴的で、楽器を通して高いエネルギーを維持してる。

Daveは、「あなたの人生の脆弱な瞬間を通して強いままであり、あなたの脆弱性を受け入れることについて話します。 」と語る。

Daveは、2020626日にバンドのサブレディットで曲のリリースとコーラスの歌詞を公表。その後、2020629日にBBCラジオ1でアニーマックの世界で最もホットなレコードとして初公開された。

Daveは、「【Heat Waves】は、「喪失と憧れ」であり、最終的には何かを救うことができないことに気付く」歌だとも述べている。

「また、この曲は思い出に関するもので、とても懐かしく、冬になると人々はそれをもっと感じることがあります。おそらくそれが、この曲が長い間ぶらぶらしていた理由の一部です。誰もが中に閉じ込められ、自分の中に閉じ込められているような歌だから」

曲が出来るまで

【HeatWaves】はハイ(High)な所から始まり、絶望に陥り、そこから再び上昇し、本物の波の山と谷のように、明るく楽観的なフィナーレを迎える。Dave はある日、ギターを弾きながらコードを思いついたと言う。

彼は、6月に誕生日を迎えた親友の死をきっかけに、わずか1時間で歌詞を書いた。

彼らのサウンドに、ヒップホップとエレクトロポップの要素を取り入れたアルバム『Dreamland』を代表するサウンドだと言える。ヒップホップのサンプルパックから引き抜いたような音。

これはロックというよりPops、インディーポップスか、Hip Hopだと個人的には思っている。だからメジャーでNo.1。

曲のリミックスコンペティションを実施し、19歳のイギリス人プロデューサーShakur Ahmadが優勝し、2020年8月にアメリカのDJDiploによるリミックスと一緒にGlass Animals からリミックスがリリースされた。別のリミックスは、アメリカのラッパー、イアン・ディオールのボーカルをフィーチャーしているし、リミックス違いを聞き比べるのも楽しいだろう。

 

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『Dreamland』の主要なテーマは、他人への欲望など、人生の困難に対処するための短い喜びの追求だ。

【Heat Waves】では、Dave は繰り返し歌う… 「私が考えるのはあなた/6月中旬の深夜だけ」と。

リリース後、Dave はツイッターでファンにメモを公開している:

「【HEATWAVES】がリリースされました。(この曲は) みんなが、幸せにすることはできないということに気づくことです。何かに負けても大丈夫だと気づきます。僕たちは、しばしば「強く」なり、悲しみを飲み込むことが期待されます。それを怠ると、弱点と見なされます。だから僕たちは、自分の気持ちを隠して、テレビ番組やビデオゲームや飲み物や麻薬の中に隠れようとします。しかし、脆弱であることは前向きなことです。僕たちが早い段階で入手した大きな出版物には、僕が歌った方法が「女性的すぎる」と言ったレビューがあり、それは弱くて粗野でした。その2020年、もうその糞みたいな物のスペースはありません。ミュージックビデオも出ています。曲の中の感情を参照することを目的としています敗北して何かを救うことができないことについてしかし、文脈を少し微調整しました。明日、それについて別の投稿をして、さらに説明します。私にとって特別な曲です。」と歌詞が変化したことなどのエピソードを話していた。

彼はAppleMusicEditorNotesでその意味をまた広げた。

「それは、誰もが経験した個人的な経験から始まった。友人が誰かと付き合い始め、ゆっくりと、彼らは服装を変える。そして彼らの話し方、そしてすべて、最終的には、「それは誰ですか?僕の友達はどこに行ったの?」となる。そうですね、この曲は貴方に起こったこと、変わったのは貴方だということを理解することについてです。貴方は貴方ではない誰かになりました。それが良いことなのか悪いことなのかを考えていたのですが、最終的には壁にぶつかることだと思います。壁にぶつかると、もう変えられなくなったり、自分の基盤が失われたりします。貴方はこの他の人の愛着になります。それは僕に起こりました、そして僕はそれがとても多くの友人に起こるのを見ました。そして、貴方が自分の反応を見て、「ああ、クソッタレ」となる瞬間があります。蜃気楼、幻覚など、すべての歌詞がそれに影響を与えます。 」と、彼はYouTubeで動画の意味について詳しく説明した。

MVにも触れていて、

「このビデオは、ライブ音楽とそれを取り巻く文化と一体感へのラブレターです。それは、イーストロンドンの僕の近所の封鎖のピーク時に、僕の周りに住んでいる素敵な人々によって、彼らの電話を使うだけで撮影されました。これらは通常、ショー、ギャラリー、映画館などに出かける人々です。これらの会場は現在、空のままであり、それらの多くは生き残れないでしょう。この曲は喪失と憧れについてであり、最終的にはあなたが何かを救うことができないことに気づきますそしてこのビデオはそれについてですが、芸術、一緒にいること、そして人間との接触のためです。参加して助けてくれたすべての人に多大な愛と感謝を捧げます。みんなが窓から身を乗り出して撮影していると、ライブショーと同じような一体感と背筋がヒリヒリするエネルギーを感じました。バンドがスクリーンに貼り付けられた空の部屋で演奏することの冷たさは、さらに悲痛な気分になりました」

この話から、コロナ禍においての状況をも加味した歌詞にもなるのだ。もちろんこの歌詞を書いた時は、違ったのかもしれないが、人間関係の希薄さ、誰かを救うなんて出来ないことの無力感を表した歌詞が、コロナ禍での状況に偶然マッチしてしまった…だからより、聞く世界中の人間たちに響いたのだろう。

Daveは、アスファルトや舗装が非常に熱くなった時に発生する可能性のある蜃気楼を私達の状況に合うような歌詞にしたのだ。熱気は冷気とは異なる方法で光を曲げる、、、空気が上昇しているため、きらめく歪んだ外観が作成され、濡れているように見えることがあるのをご存知だろうか?

冒頭の歌詞は、それを描いている。彼の前のぼやけた道の画像は、彼の人生の目的や目標が人々の認識によってどのようにぼやけているかを表しており、他の人を幸せにするために、彼が本当にやりたいことを忘れさせていくのだ。

【HeatWaves】は当初、6月中旬にリリースされ、歌詞と一緒にして出来上がる予定だったが、予期しない状況、つまり、ブラック・ライヴズ・マターの動きから注意をそらしたくないというDaveの願望のために延期されたのだった。

「SongExploder」ポッドキャストの2021年3月のエピソードで、Dave Bayleyは、曲の背後にある、特にこの歌詞の背後にあるインスピレーションの一部を明らかにした。

「僕にとって、それは実際には非常に個人的なことです…僕は少し前に、親友を失いました。僕はここで、今は少し元気になっていますが、この特定の人は6月に誕生日を迎えました。そして、彼らの誕生日が来るたびに、それはちょうど…のように僕を台無しにします。この曲全体は、誰かが行方不明になっているような状態の歌だと思います。」

痛みを伴う事件を消化できず、辛い気持ちを書くことで、紛らわしたかったのかもしれない。

どうにかしたいのに、どうにもならないもどかしさ。曲全体のメローな雰囲気を醸し出していると思う。

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2番目の歌詞は、愛する人と別れてアート等で気を散らそうとする古い決まり文句。TV画面に表示されているものと実際の彼のドラマとの間に類似点が見られるだけなのに。

Daveは一人で対処しようとしている。別れ(または間もなく亡くなる)について考えるのをやめることが出来ないのだ。そのため、彼は娯楽を利用して、彼の重い考えや感情から気をそらしている。

テレビの画面に映し出された、並んで座っている彼らの画像を見ている彼を参照することもできる。彼らの問題から気をそらそうとする試みは、うっかりお互いを直面させてしまう。

テレビは彼に、彼らの関係の文字通りの反映を見るだけでなく、幸せなカップルの理想と彼のパートナーが片思いの可能性のために彼らが生きている人生よりも多くを必要とする方法を思い出させるのだ。

 

歌詞の中にある、”Can’t make you happier now〜” は、恋をしている時に経験する一般的な不安だろう。この主人公は、好きな人を、自分が幸せにすることはできないと思っている。

彼らが幸せを感じないのは、彼らにとって重要な他の人が必要としているものを持っているのに自分が持っていないから。そして、この人が幸せを感じるためには、それを得られないとダメと、曲の中で何回も歌っている。

どうやらこれは金銭的なことであり、「お金さえあれば彼女を幸せにできるのに」と書いてあるから明らかだ。しかし、そこまで困窮していないだろうに…

だから、これはDave自身というよりは、Daveから見た誰か(自殺した友人か?)が悩んでいたことを描写しているようだ。

なんとも可哀想な人。他人がもっていて自分にはない、と落ち込むなんて愚かすぎ。幸せは人それぞれなのに。

この必要な物の、十分な量がないことへの恐れは、麻痺していく。この状況から、絶望と鬱病を引き起こすのが常だ。

しかし、この考えが真実であるとしても、彼らをより良くするものは、まだ彼らの心の奥底にあるというのに。愚かだ。

 

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あるいは、このうつ病がひどくて、自分がただの重荷だと、思わせるほど深刻な場合には、別れるのだろう。このセリフは、自分の能力に疑問を持っている人の心を悲しげに見ている。

まるで熱波から起きた蜃気楼が、物事を良いように見える唯一の理由であると彼らが考えるかのように。

蜃気楼は消える。

時がくれば。

悲しい真実や現実の関係についての幸せな啓示を明らかにしていく。

辛い現実が暴露されるのだ。

熱波=Heat Waveで起きた蜃気楼が、きらめきながら消えていくが、暑さは体に纏わりつく。

蜃気楼が消え行くのに、熱波からずっとあった真実が発していた声が、聞こえてくるようだ。

可哀想に…

可哀想に…

 

 

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“Heat Waves” is the fourth single from UK band Glass Animals’ third studio album Dreamland. The song features a melancholy tone but maintains high energy through its instrumental, with Dave speaking on remaining strong through vulnerable moments in your life and embracing your vulnerability.

“Heat Waves” is the group’s most successful single to date. In addition to reaching number five on the UK Singles Chart and being a top-five hit in several other European countries, it reached number one in Australia, Canada, Lithuania, Switzerland and the United States, where it reached number one on the Billboard Hot 100 after a record-breaking 59 weeks on the chart. By September 2021, the song had accumulated more than one billion streams on Spotify. At the 2022 Brit Awards “Heat Waves” was nominated for Best British Single.

Bayley stated that “Heat Waves” “is about loss and longing, and ultimately realising you are unable to save something”. He said that “Also, this song is about memories and it’s very nostalgic, and sometimes people feel more of that in the winter. Maybe that’s part of the reason this song’s hung around for so bloody long – everyone’s locked inside and trapped in their own thoughts.”

“Heat Waves” starts on a high and then drops into despair before rising again for a cheerful, optimistic finale, much like the crests and troughs of a real wave. Bayley came up with the chords one day while playing around on the guitar. He wrote the lyrics in just an hour, prompted by the death of a close friend whose birthday was in June.

Heat Waves” is an example of Dreamlands incorporation of hip hop and electropop elements into Glass Animals’ sound. It and “Space Ghost Coast to Coast” rejects the band’s acoustic percussion and marimbas in favor of 808 sounds and skittering hi-hats. NMEs Hannah Mylrea categorized the song as “earnest R&B run through the Glass Animals filter”, and Pitchfork s Ian Cohen argued its guitars “could be plucked from any number of ‘wavy hip-hop’ sample packs meant to emulate Frank Ocean’s ‘Ivy’ on a bedroom producer’s budget”.  A major theme on Dreamland is the pursuit of brief pleasures to cope with the hardships of life, such as lust for others. On “Heat Waves”, Bayley sings repeatedly, “Sometimes all I think about is you/Late nights in the middle of June.”

The band ran a remix competition for the track, with 19-year-old British producer Shakur Ahmad winning and having his remix issued by the band, alongside a remix by American DJ Diplo in August 2020. Another remix features vocals from American rapper Iann Dior.

 

 

The band first teased the track along their 2020 Déjà Vu Tour, as seen on the setlist for the Toronto show on the tour. Dave then teased the song’s release and chorus lyrics on the band’s subreddit on June 26, 2020. It was later premiered as Annie Mac’s Hottest Record in the World on BBC Radio 1 on June 29, 2020.

After the song released, Dave published a note to fans on Twitter:

HEAT WAVES IS OUT NOW. it’s about realising you can’t make everyone happy. and realising it’s ok to be defeated by something. we are often expected to ‘be strong’ and to swallow our sadness. failing to do that is seen as weakness. so we try to cover up our feelings and hide inside of TV shows or video games or drink or drugs. but being vulnerable should be a positive thing. there was a review in a big publication we got early on that said i was ‘too effeminate’ because of the way I sang and that that was weak and gross. its 2020. there’s no space for that sh*t anymore. the music video is out too. it’s meant to reference the sentiments in the song…about being defeated and unable to save something…but tweaked the context a little. I’ll do another post about it tomorrow explaining more. i hope you like the song, its a special one to me.

He expanded on the meaning in the Apple Music Editor’s Notes:

It began with a personal experience that everyone has had: A friend starts dating someone and slowly, they change the way they dress. And then the way they talk. And then everything. Eventually it gets to the point where you’re like, ‘Who is that? Where did my friend go?’ Well, this song is about realizing that it’s happened to you, that it’s you that’s changed. You’ve become someone that you aren’t. I was trying to figure out whether it’s a good thing or a bad thing, but ultimately I think it’s about hitting a wall—a point where you can’t change anymore or you’ll lose the foundation of who you are. You’ll become an attachment for this other person. It’s happened to me and I’ve seen it happen to so many friends. And there’s a moment when you see your reflection and you’re like, ‘Oh, fuck.’ All of the lyrics play into that—mirages, hallucinations, things like that.

He revealed more about the video’s meaning on YouTube:

this video is a love letter to live music and the culture and togetherness surrounding it. It was filmed at the peak of the lockdown in my neighbourhood in East London by the lovely people who live around me, just using their phones. These are people who are usually out at shows, in galleries, going to cinemas etc. These venues are left empty now, and many of them will not survive. The song is about loss and longing, and ultimately realizing you are unable to save something…and this video is about that but for art, being together, and human contact. Huge love and thank you’s to everyone who got involved and helped out. When everyone was leaning out of their windows filming, I felt that same sense of togetherness and spine-tingling energy that happened at live shows. It made the coldness of performing to an empty room with the band stuck on screens feel even more heart-breaking

“Heat Waves” was originally slated for a mid-June release to pair with its lyrics, but was delayed due to unforeseen circumstances – namely, Dave’s desire to not take attention away from the Black Lives Matter movement.

In a March 2021 episode of the “Song Exploder” podcast, Dave Bayley revealed some of the inspiration behind the song, and behind this line in particular:

For me it’s actually very very personal… I lost my best friend, some time ago now. I’m getting a bit welly-uppy here, but this particular person had their birthday in June. And every time their birthday comes up, it just, like… it ruins me. I guess this whole song is about missing somebody

Personnel

Glass Animals
  • Dave Bayley – vocals, guitar, keyboards, drums, strings, percussion, producer, recording engineer
  • Edmund Irwin-Singer – guitar, programming
  • Drew MacFarlane – guitar, strings, programming
  • Joe Seaward – drums

Technical personnel

  • Riley McIntyre – recording engineer
  • Chris Galland – mixing engineer
  • Manny Marroquin – mixing engineer
  • Chris Gehringer – mastering engineer

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