Hi ! I’m Lyra, Mads Mikkelesen’s Lover. ← Bad Joke. Don’t skin me!
マッツ好きのLyraです。
Mads がカッコイイ!と唸ってしまう位、良い男に描かれている作品を今日は紹介します。
最近Madsネタやってないじゃん!
だ・か・ら。
今日Lyraがレビュー&解説するのは、アメリカ合衆国とイングランド合作映画2010年の【Clash of the Titans タイタンの戦い 】(原題は巨神達の激突)。
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1981年に製作されたスペクタクル映画『Clash of the Titans』のリメイク作品だ。
当時のSFXの最先端だったと言うので大ヒットしたSF映画とも言える大作ね。
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監督は『トランスポーター』シリーズで知られるフランス出身のルイ・レテリエ。
1981年の時の映画が当時のSFXを取り入れて大ヒットした作品で、それの大ファンだった監督や脚本家が精力を注ぎ、より娯楽映画として戦闘シーンなどを盛り込んだスケールアップした作品になっている。
日本だとあまり馴染みがないギリシャ神話。
星好き、宇宙好き、あと海外のおとぎ話などの、お話好きさんじゃないと、ギリシャ神話は話が難解、とっつきにくいと思う人が多いんじゃなかろうか。
名前も似たような名前だし、神様が多くて人間だか分からなくなるとか、ね。
だから今日は、Lyraの感想の前に分かりやすい【あらすじ Story】を書いておきます。
「ギリシャ神話苦手〜!」て人も、「タイタンの戦い見たけどイマイチ話がわからんかっだわ!」って人も、【Lyraのあらすじ】を読めば内容が分かりますよ!
ギリシャ神話は難しくないよ、大丈夫!
その後に解説がてら【Lyraの感想】を書きましたので、読んでね!
*ネタバレしてるから注意。
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Clash of the Titans is a 2010 American-Australian action adventure fantasy film and remake of the 1981 film of the same nameproduced by MGM (the rights to which had been acquired by Warner Bros. in 1996). The story is very loosely based on the Greek mythof Perseus. Directed by Louis Leterrierand starring Sam Worthington, Liam Neeson, and Ralph Fiennes, the film was originally set for standard release on March 26, 2010. However, it was later announced that the film would be converted to 3D and was released on April 2, 2010.
*Lyraのブログは、いつもネタバレ全開! 詳しい内容を知りたくない人は、あらすじ前編だけ読み、後編は飛ばし【Lyraの感想】をお読みくださいね。
= Story あらすじ=
前編 (*ネタバレ無し)
星座が誕生する前の古代ギリシア時代。それは、クロノス率いる巨神族タイタンの時代であった。
しかし、その息子であるゼウス、ポイセドン、ハデスなどのオリンポスの神々がタイタン族を倒した。
ゼウスは、兄ハデスに「父を倒すために怪物を作れ」と頼み、ハデスは自らの肉体を削り、おぞましい怪物クラーケンを生み出し父であるクロノス達、タイタン族を倒した。
そして、領地を分ける事になり、ゼウスは天界の王に、ポセイドンは海の王に、そしてハデスは長兄であるにも関わらずゼウスに騙されて冥界の王となる。
ゼウスは自分に似た人間を創り、ゼウスたち神々は、人間の崇拝と愛を糧に不老不死を保っていた。
だが、傲慢の限りを尽くす神々に人間は不審を募らせ、次第に不満は増長。反旗を翻すようになる。
ある日、一人の子供が誕生した。世界を変える運命の子だ。
死んだ母親と船で海を漂っていたその赤ん坊は、運良く漁師に拾われる。
それを遠くから見守る女性イオがいた。彼女は赤ん坊の名を呟く、「ペルセウス」と。
漁師に愛情を注がれて成長したペルセウスは、自分が拾われた子であるのは知っていた。
漁師は「いつか天命にによって旅立つ日が来る」とペルセウスに言い聞かせていた。
12年後、ペセルウスはいつものように父の漁師と漁へ出る。
不漁で養父は、ゼウスへの不満を口にしながら、船で崖の上に建てられたゼウスの像のそばを通って行く。
その時、アルゴスという国の兵隊たちが像を破壊しているのをたまたま目撃する。
その叛旗を翻す人間達の行いを知った神は、海中から翼をもった怪物フリアエを解き放った。
怪物はハデス神に姿を変え、アルゴス兵と共に、近くに居たペルセウスたちの船までおも沈めてしまった。
ペルセウスは、必死に両親を救おうと海に潜るが、助けられず二人は船とともに海の底へ。
ゼウス像が人間たちに破壊されたたのを知ったゼウスは創造主である自分への反逆に激怒していたが、そこへ、冥界からハデスが出現し、わざとゼウスの怒りを煽り、人間を懲らしめて畏敬の念を与えよ、とそそのかす。
神々の一人アポロンは、冥界の王であるハデスの言葉を信じないよう忠告するが、ゼウスは聞く耳を持たず人間たちに罰を与えるようハデスに指示。
1人だけ生き残ったペルセウスは、気絶したまま海を漂っていた所をアルゴス兵の船に助けられ、都へ連れていかれ、王宮に連行される。
王宮では、神への対抗を祝い、ケフェウス王と王妃カシオペアが、神々に対して戦いを挑んだ兵士たちを讃える祝いの儀が行われていた。
王女アンドロメダは連行されてきたペルセウスに目を止め、彼に水を与えようとするが、ケフェウス王がそれを止める。
アンドロメダは、神々に戦いを挑む両親を諫めようとするが、母であるカシオペアはそんな娘を叱り、自分たちこそが神であると言ってしまう。
そして、自分の娘が、神のアフロディーテより美しいと話してしまった。
その暴言にケフェウス王も怯んでいた時、部屋が真っ暗になり怪物たちが現れ、ハデスも一緒に姿を現した。
実は、兼ねてからケフェウス王とカシオペア王妃は、神への冒涜を口にしていた為、我慢していたゼウスがキレてハデスを送ったのだ。
ペルセウスは、両親を皆殺しにしたハデスの出現に逆上。襲いかかる。
しかし、ハデスはペルセウスを一撃で跳ねとばし、ケフェウス王と王妃カシオペアに向かって行き、カシオペアをミイラにして殺害。
更に、人々に向かって10日後の日食の日にクラーケンを解き放つと宣言する。
それが嫌なら姫のアンドロメダを生贄に差し出し、ゼウスの怒りを和らげるよう叫ぶハデス。
そして「破滅か生贄か、それがお前の父であるゼウスの意思だ。お前の父はゼウスであり、お前は半神だ」とペルセウスに告げると、消えてしまった。
実は、ゼウスには、半神の息子ペルセウスがアルゴスの街に現れたと直ぐに伝えられていたが、「いくら息子といえど、神に祈らない奴ならば人間と同じ」と不満をこぼしていたのだ。
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一方、神の子であると言われたせいでペルセウスはアルゴス兵たちに拘束される。
だが、ケフェウス王は「本当に神の子であるのなら娘を助けたいから、手を貸してくれ」と頼み出す。
それを知り、娘アンドロメダは「自分一人が犠牲になればいい」と王に話す。
牢に入れられていたペルセウスの所へ、突如、女性が現れる。
彼女の名前は、イオ。「ずっとペルセウスを守護してきた」と言う。
イオも人間だが、昔、ゼウスの求愛を拒んだため歳を取らない呪いをかけられた身だった。
イオはペルセウスに彼の生まれの秘密を話し出す。
昔々、アクリシウス王が、人々を苦しみから救う為、ゼウスに戦いを挑んだ、、、だが、ゼウスは彼を許さず、罰として、アクリシウス王の姿に変身して、彼の妻を犯して子供を産ませてしまった。
アクリシウス王は絶望し、生まれた子供と妃を海に捨てた。
妃は死んでしまったが、半神であるペルセウスだけは生き残ったのだった。
イオは、神々の暴虐を糺すためクラーケンを倒すことがペルセウスの使命であり、そうすれば、ハデスも力を失うと説明した。
クラーケンを倒す方法を見つけるためには、グライアイの魔女の知恵が必要という。
ケフェウス王は、早速、ドラコ隊長率いる兵士の一団を結成。ペルセウスも入隊する事になった。
街の人々は出兵する彼らに「街を守ってくれ」と懇願し、街を守るため王女を生贄にするよう要求。
だが、ドラコ隊長は取り合わず先へ進み、怪物ハンターを生計を立てている兄弟も加わり、荒野へと旅立つ。
その頃、ハデスは沼地に棲む怪物カリボスの所へ行き、ゼウスの息子ペルセウスが退治に出発したことを報告する。
このカリボスこそが、あのアクリシオス王で、ゼウスに国を滅ぼされた後に怪物になったのだった。
ハデスは「自分がゼウスに仕えるふりをして密かに反逆の機会を狙っているから、力を与えてるからペルセウスを殺せ」とアクリシオスに命じた。
その時、兵士の一団は、森で休憩。ドラコ隊長が、ペルセウスに剣を取らせ、戦い方を教える。
思いを劔を持つのも、戦うのも初めてのペルセウスは、苦戦するが、神の子だからか、筋が良いのか、ドラコの剣をはね除けた。
だが、心配するドラコは、ペルセウスに神の力の使い方を覚えるようアドバイスする。
その夜、ペルセウスは森で光る棒を拾う。すると、手に取った途端、剣に変わった。
そこへ、ドラコが通りかかり、「それは神から贈られたオリンポスの聖剣だ」と言って来た。
しかしペルセウスは「人として戦う」と言い、剣をドラコに渡して立ち去る。
そのまま森の中を歩いて行くと、ペルセウスの前に羽が生えた白馬の群れが現れる。
1番大きな黒い馬が、舞い降りて来たのを、近づいて来たイオが神の遣わした聖なる馬ペガサスだと話した。
ペガサスは、ペルセウスに甘え顔を寄せて来る。
ペルセウスを探していたドラコの部下たちは、巨大な怪物のカリボスに襲われてしまう。
悲鳴を聞いて駆けつけたペルセウスが応戦するが一蹴されてしまう。
兵士たち全員でカリボスと戦い、ドラコがその片手を切り落とすと、カリボスは逃走。
全員で、逃げるカリボスを岩場に追いつめるが、カリボスのこぼした血から巨大なサソリが出現、向かって来る。
巨大サソリの力は凄まじく、兵士たちは次々に殺されて行く。
ペルセウスも串刺しにされかかるがイオに助けられた。
巨大サソリを倒し安心していると、また別の巨大サソリの大群が現れて一団を包囲してしまう。
その時、奇妙な呪文を遣う魔術師ジンの一族が現れ、サソリを追い払ってくれた。
が、サソリのハデスの毒液によってペルセウスが倒れてしまう。
苦しむペルセウスにドラコは、神に祈るよう言うが、ペルセウスはそれを拒否する。
荒野ではドラコが死んだ部下を弔いつつ、ペルセウスはまだ毒で苦しんでいたが、ジンの一人がペルセウスに怪しい光を放つと、傷が治った。
ジンたちは、神の暴虐を糺す者を待っていたと言い、ペルセウスの傷を治してくれたのだ。
ジンも同行することになる。
無事回復したペルセウスに、ドラコは「なぜ神の力を使わないのか?部下が死んだのはお前が神のチカラを使わないからだ」と叱責した。
だが、ペルセウスは意地でも人として戦うという。
一行は巨大サソリを使役するジンの一族に送られ、タイタン族が破れたという荒れ果てた地に到着した。
そこは地獄の入り口で、この先に魔女グライアイがいるという。
グライアイは、三人でひとつの目玉を共有する盲目の魔女だ。
彼女たちはクラーケンを倒す方法を教えるかわりに生贄を要求する。
だが、ペルセウスは目玉を奪って逆に脅す。
グライアイたちは、視線を合わせた者はすべて石になる魔女メデューサの力ならクラーケンを倒せると言った。
そして立ち去ろうとするペルセウスに「旅は失敗に終わり、お前は死ぬ」と警告した。
ジンたちはグライアイの予言を恐れ、一人だけ仲間を残して去って行った。
メデューサの棲む三途の川に向かう一行。その途中、仲間からはぐれたペルセウスの前にゼウスが姿を現した。
ゼウスは、「旅を続けるとお前は死ぬ」と忠告し「オリンポスに来て暮らせ」と誘って来た。
だが、ペルセウスはそれを断り、神のためでなく人のためにハデスを倒すと主張。
ゼウスは、息子ペルセウスに、金貨をひとつ渡すと鳥になって飛んでいった。
モンスターハンターの兄弟は、サソリの甲羅で作った盾をペルセウスに渡し、「これ以上は一緒に戦えない、ごめんな」と言った。
ペルセウスは、ドラコ達、兵士の仲間たちに「魔女の予言を覆すチャンスをくれ」と頼む。
兵士たちはペルセウスを信じ、力を合わせてメデューサを倒すことを口々に言ってくれた。
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一団は、三途の川に到着、ジンがペルセウスの持つ金貨を川に投げ込むと、渡し船がやって来た。
船に乗って対岸に向かう間、イオがメデューサについて話し出した。
メデューサは、元は絶世の美女だったが、女神の嫉妬によって醜い顔に変えられてしまったと言う。
そして、女神アテナの呪いから、メデューサの住処には女は入れないと打ち明けるイオ。
到着する前の船内で、イオは、ペルセウスにメデューサとの戦い方を伝授した。2人は戦いの練習の時にふと気持ちが通じ合う。
船が到着、ゴルゴンは、岩だらけの洞窟の神殿だった。洞窟前で、ペルセウスは「今まで尊敬していたのは育ての親である父だけだったが、今は仲間たちも加わった」と良い笑う。皆も微笑む。
そして、相手の目を見ないように注意をした。
ペルセウス、イオ、ジンの長老、ドラコ隊長および生き残った警備隊員であるソロン、エウセビオス、イクサスは冥界であるメデューサの住処に入る。
あらすじ後編 (*ネタバレ有り)
彼らがメデューサの隠れ家である神殿に入っている間、イオは外で待つ。
住処は、溶岩と、呪いで石に変えられた人々の像がいくつもある神殿だった。
実は、メデューサの半身は蛇だった。その為、物陰に潜みながら仲間たちを一人ずつ殺して行くメデューサ。
ドラコは、ペルセウスを庇い、自ら負傷しながらもメデューサに大ダメージを与える。が、ついに石にされてしまう。
1人になってしまったペルセウスは、兄弟に貰った鏡のような盾を見て思いつく、、、内側にメデューサの顔を写し、自滅させる事に成功!
メデューサの首を見事に獲った。
ただ1人外へ出たペルセウスをイオが待っていた。
走り寄る彼女の背後に、突然、カリボスが現れ串刺しにしてしまう。
ペルセウスは怒り、カリボスに襲いかかるが、跳ねとばされてしまう。
ペルセウスは、とっさに神の剣を手にし、カリボスを倒した。
カリボスは、死の瞬間に人間の顔になり「神になるな」と言い残して生き絶えた。
倒れたイオを心配するペルセウスにイオは、「日食まで時間がない」と言う。
「置いてはいけない」 と言うペルセウスに、彼女は「ここから先は一人で戦うの。あなたは神でも人間でもない本物の英雄よ」と言うと死んでしまった。
すると、イオの体は光になって空へと消えて行き代わりに、ペガサスが舞い降りて来た。
ペルセウスは、ペガサスに乗って飛び立つ。
その頃、神々のオリンポスでは、ゼウスが、ためらいながらもハデスにそそのかされて、クラーケンを解き放ってしまった。
アルゴスの街では、民衆がアンドロメダを生贄に捧げ路、と王宮へ押し寄せていた。
アンドロメダは自ら人々の前に立ち、生贄になる。
民衆は、アンドロメダ姫を海のヘリの生贄の座に縛りつける。
怪物クラーケンは街へと迫り、海から現れると、人々や街を破壊した。
オリンポスでもハデスの反逆が始まる。
それは、地上の人々が絶望に囚われた時こそが、ゼウスの力がなくなる時であり、それを狙って倒せば、ハデスが勝利するからだった。
自分に対して勝利宣言するハデスにゼウスは「地上にはまだ半神がいる」と言い放つ。
ペガサスに乗ったペルセウスは街へと飛んでいたが、ハデスが怪物を解き放ち邪魔をして来る。
ペルセウスは、アルゴスの街を飛びながら、怪物たちを倒して行き、遂にクラーケンの前へと飛翔して行く。
クラーケンは、海から姿を現し、アルゴスの街に襲いかかる。
ペルセウスは、クラーケンの顔面に立ちはだかると、持っていた麻袋から、メデューサの首を出して掲げた。
するとメデューサの顔を見たクラーケンは見る見るうちに石に変わって行った。
そして、石になったクラーケンが崩れ始め、その溶岩に巻き込まれたケフェウス王は命を落としてしまい、アンドロメダも海へと落下。
ペルセウスが彼女を助けようとしたその時、激怒したハデスが現れペルセウスを殺そうとする。
ゼウスの声が聞こえたペルセウスは剣をハデスに突き刺す。
剣が稲妻を受け、その剣をハデスに投げつけるとその勢いでハデスは冥界に突き戻された。
ペルセウスは、アルゴスの女王となったアンドロメダを海中から救い出す。
アンドロメダは、ペルセウスに王としてアルゴスに留まることを願ったが彼はこれを辞退する。
浜辺に打ち上げられたペルセウスの前にゼウスが現れ、ハデスを倒した事に礼を言い、
ペルセウスに「ハデスはまだ冥界で生きてはいるが、人間が弱くなれば力を増すし、全ての鍵を握るのは人間なのだ」とゼウス。
ゼウスはペルセウスに神になるよう頼むが「神になる気はない」というペルセウスに「神々以上の英雄になれ」と告げ、「例え人間として生きても孤独ではない」と言うと、伴侶としてイオを生き返らせてペルセウスに与えた。
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= Lyraの感想 Review=
【Clash of the Titans タイタンの戦い】は、旧作もこの2010年のも見たけど話はどちらも同じで完全リメイクなのがわかる。
強いて言うならメデューサの殺し方が違う。
旧作はギリシャ神話と同じで、盾をメデューサに見せて鏡みたいな盾に映る自分の姿を見たメデューサが石になり自滅するが、こちらは、盾に映るメデューサの姿をペルセウスがチラ見して、ここぞとばかりにメデューサに襲いかかり、神の剣で首を刎ねてやっつけた。
その首を刎ねるどころが違う。
戦闘シーンに力を入れてるだけあって、化け物に跨がったり、切りつけたり、怪鳥が空を飛ぶし、クラーケンは海からガバーンと出て来て群衆薙ぎ倒すし、とモンスター好きさんやウルトラマンなどの戦隊モノが好きな大人も子供も楽しめるだろう。
笑えるのはハデスが変身し過ぎて、全能の神ゼウスより目立ってしまっているところ。
このギリシャ神話は、大雑把にまとめちゃうと、ペルセウスと言う神と人間の子、つまり半神が、人間界を守る為にゼウスやハデスと言う悪い神と戦って人間の大国の姫を救う、言うものだ。
だから、まあ、ハデスが悪役のメインで良いんだが、一番偉いはずのゼウスを唆したりクラーケンを放ったりと目立つわけ。
リーアムニーソンがせっかくゼウスを演じてるのに、もうハデスの言いなりで馬鹿みたいだし、人間界の王様が自分を倒そうとしてるのがムカつくからと、王の妃を王様に変身して襲うわけでしょう?
こんなワガママな神様って神とは思えないわよね。
そう、ギリシャ神話の神々って人間くさいの。だから、面白いって言う学者が多いんだけど、その人間臭い欲望のせいで女達が迷惑してるわけでしょう?
ペルセウスを守るイオもゼウスに付き合うのを断ったせいで、人間辞めさせられ身だし、
メデューサもお化けにさせられちゃったし、
ペルセウスの母親なんて可哀想に旦那に殺されたのは、ゼウスにレイプされてペルセウスを孕まされたせいでしょ。
男たちの戦いの前に、悲惨な可哀想な女達の物語でもあるってのを忘れないでほしいわよね。
いかに昔は女を大切にしていない時代だったと言うのがわかる話だわ。
そんな可哀想な女の中でメデューサが冥界の守護神みたいに描かれている。
映画の中で一番盛り上がりは、クラーケンとペルセウスの海上での戦いなのかもしれないが、実際は違う。
小さい時にギリシャ神話読んだ時も同じ事をLyraは思った。
【Clash of the Titans】の一番のクライマックスは、メデューサとの戦いでしょ!やっぱ!
それを今回、最大に盛り上げてくれたのがLyraが大好きなMads Mikkelsenが演じているDraco ドラコ隊長だ。
もうね、Madsが格好良いのなんのって!
ハッキリ言おう!
この映画の主役はMadsです!
ははっ、言い過ぎ?
いやいや、主役のペルセウスのSam Worthshington サム・ワーシントンもね、頑張ってはいるのよ。
飛んだり刎ねたりしてるし、イオとの淡い恋見たいのもチラッとあるけどアバターみたいよね、この人。
何やってもアバター。
ターミネーターでもアバターみたいだし。
色気がないんだろうね。
好青年なんですね、きっと。
そのせいか、地味なの。
いや違うか。
1983年の旧作の好青年ペルセウスは目立ってたよ。カーリーヘアがキュートだったもの。
ああ、やっぱりアバターにしか見えないせいよ。
でも、ペルセウスが目立たないぶん、彼を叱咤激励する隊長のMadsが目立ってるのぅ!
「しっかりしろ!」とウダウダ悩んでいるペルセウスに半神なのを認めて戦え、つまり、自分と向き合って戦え、と言うのはMads演じるDracoだけよ。
頭良くて指揮がキチンと出来て、仕事も出来て、オマケにSexyと来た!
こりゃ、Madsに恋するしかあーりませんか!
↑ Lyra、何者?
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二刀流ってのもトキメキポイントよね。
「トキメキポイント」ってイオンカードの「ときめきポイント」じゃないわよ。
Madsったら部下達を仕切るのも格好いいんだけど、立ち位置が素敵なのもある。
全く笑わないんだよ、ドラコって。
だからペルセウスが「みんなが面白いこと言ってるのに、なんで笑わないのか?」て聞くの。
そしたら、「大切な娘が死んだのが色んな戦いのせいだから、いつか、この戦いが終わったら笑う」って言うの。
で、メデューサの戦いの時に、部下の皆んなが1人、また1人と犠牲になって死んで行く。
皆いい人ばかりで、仲間たちを守る為に犠牲になるんだよ。
それを見てるだけでも泣けてくるのに、最後にジンが体内に爆弾を仕掛けてメデューサにダメージを与えて死んでいき、それをチャンスとばかりに生き残っているペルセウスとMads演じるドラコが2人で力を合わせてやっつけようと戦う。
そのシーンが、この【Clash of the Titans】の一番の盛り上がりシーンだとLyraは考えていますよ。
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二刀流のMadsがメデューサに飛びかかるシーンが一番ドキドキしたもの!
冥界内で初めの方で腹をやられていても、ペルセウスを助けようとドラコが飛びかかったおかげで大ダメージを与える事が出来て、メデューサが弱ったんだものね。
それがあったからこそ、ペルセウスが勝てたのよ。
身を呈したドラコ。
最後にメデューサにダメージを与えた時に、ペルセウスに言ったように勝てた、と思って笑うんだよ、最後!
そのニヤッと笑ってメデューサの顔面が近づいて来たから石化しちゃう。
そのニヤッて笑った顔がたまらーん!
男の悲哀と死んだ娘への愛とか、全部が統合した笑顔だ、、、そうLyraは感じでジーンと来ました。
やっぱMadsカッコいいよ!
大好き❤
そのニヤッと笑うシーンは、最後の方にアップしておきます。見てね。
もう男の強さと色気の塊よ!
ギリシャ神話を読んだ幼少期に、メデューサとペルセウスが戦うところが一番怖かったし、一番ワクワクした。
まさか、そこに自分が好きな俳優Madsが出てくるとはね、ちょっぴり運命感じたりして、、、。
それに、あの本にはドラコ隊長は居なかった。
もしかしたら、ここまでペルセウス以外のキャラ、隊長や隊員を描いたタイタンの戦いはないんじゃないかしら。
隊員の中には、目立つ俳優がいるし台詞も多い。
もしかしたら、それが目立つべきペルセウスの存在を薄くしてるのかもね。
まるで最近のキャラクター多過ぎて話が薄くなっているThe Walking Deadみたいだわ。
悪役もレイフ・ファインズのハデスが目立ったせいでリーアムニーソンが地味なってしまうし、話が分からないと言う人はこれが原因ですね。
分からなくなったら、Lyraのあらすじを読んでもう一度見てみたらわかるでしょう。
3Dとして2010年に大々的にロードショーしたこの【Clash of the Titans】。
実は2Dを変換して作られた3Dだったため、奥行きが不自然な感じになっている。
普通に見て居たら全く違和感ないんだけど評論家たちは、「偽3D」と言ったんだって。
それでも、興行収入は4月半ばで3億2100万ドルまで行き、レテリエ監督の一番の大ヒットになったのだから良いんじゃないの?
こういう娯楽作品は売れてナンボだと思う。
頭で考えるより、面白いか?面白くないか?で評価するのがスペクタクル映画やアクション映画の醍醐味だからだ。
そういった意味でこの【Clash of the Titans】は成功している。
話の難解さは、ギリシャ神話好きの人以外はあるかもしれないが、それは、Lyraのあらすじを読めばOKだし、ハラハラドキドキを楽しむのが一番と言う人には最高な作品である。
是非、モンスター好きさん、
SF映画好きさん、
戦隊モノ好きさん、
アクション映画好きさんは、
この【Clash of the Titans タイタンの戦い】を見ると良いですよ!
Madsファンは必ず見るべし!
スカート姿のMadsがセクシーでやられてしまうでしょう。
https://youtu.be/39pesl6J6e0
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タイタンの戦い | |
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Clash of the Titans | |
監督 | ルイ・レテリエ |
脚本 | トラヴィス・ビーチャム フィル・ヘイ マット・マンフレディ |
製作 | ベイジル・イワンイク ケヴィン・デラノイ |
製作総指揮 | リチャード・D・ザナック トーマス・タル ジョン・ジャシュニ ウィリアム・フェイ |
出演者 | サム・ワーシントン リーアム・ニーソン レイフ・ファインズ |
音楽 | クレイグ・アームストロング マッシヴ・アタック |
撮影 | ピーター・メンジース・ジュニア |
編集 | ヴァンサン・タベロン デイヴィッド・フリーマン |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 | 2010年4月2日 2010年4月23日 |
上映時間 | 106分 |
製作国 | アメリカ合衆国 イギリス |
言語 | 英語 |
製作費 | $122–$125 million |
興行収入 | $493,214,993 $163,214,888 15.8億円 |
次作 | タイタンの逆襲 |
Cast
- Sam Worthington as Perseus
- Liam Neeson as Zeus
- Ralph Fiennes as Hades
- Gemma Arterton as Io
- Jason Flemyng as King Acrisius/Calibos
- Alexa Davalos as Princess Andromeda
- Mads Mikkelsen as Draco
- Nicholas Hoult as Eusebios
- Liam Cunningham as Solon
- Hans Matheson as Ixas
- Rory McCann as Belo
- Luke Evans as Apollo
- Danny Huston as Poseidon
- Jane March as Hestia
- Alexander Siddig as Hermes
- Agyness Deyn as Aphrodite
- Pete Postlethwaite as Spyros
- Elizabeth McGovern as Marmara
- Luke Treadaway as Prokopion
- Polly Walker as Queen Cassiopeia
- Vincent Regan as King Cepheus
- Tine Stapelfeldt as Queen Danae
- Kaya Scodelario as Peshet
- William Houston as Ammon
- Ian Whyte as Sheikh Sulieman
- Natalia Vodianova as Medusa
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