もうマギーが可哀想で仕方がない〜。前回の処刑されそうになったことやジニーの裏切りにあったことも悲惨な話だけど、今回の第6話は更にマギーを追い詰めて行く嫌な出来事が起きます。
もちろんニーガンも期待通り今回も色々やらかしてくれますが、可哀想なのはマギーと同じ。
何故主役の2人がこんなに嫌な目にあってしまうのか?
それは2人とも責任ある大人だから。
親は損な生き物なのかもしれない。だって愛する子供のためには自己犠牲を厭わない生き物だから。
今日Lyraがあらすじ・解説・感想を書くのは、アメリカ合衆国AMC製作の【The Walking Dead: Dead City ウォーキング・デッド: デッド・シティ】シーズン2の第6話です。
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【Dead City デッド・シティ】は、大人気TVシリーズ【The Walking Dead ウォーキング・デッド】の最終シーズンであるシーズン11の最終話第24話の終わりに続いているストーリーのシーズン2になります。
*【ウォーキング・デッド シーズン11第24話】ネタバレ完全解説”生きるのは私達!” TWD11-24 Final
そしてこの【ウォーキング・デッド:デッド・シティ】シーズン2は、2025年5月4日に初回放送され、2025年6月22日に最終回を迎える予定。全8話で構成されていて、今日はその第6話になります。
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*前回はこちら→【ウォーキング・デッド:デッド・シティ】シーズン2第5話ネタバレ あらすじ 解説 感想 Lyraのツッコミポイント
1.あらすじ第6話『ブリッジのパートナー』
ブリューゲルの後をマギー、パーリー、ハーシェル、ジニーら生き残った者達がついて行く。生い茂っているセントラルパークの木々の中を歩いて行くとブリューゲル達の本拠地についた。
「クロアト(クロアチア人)は、君たちのことを死んだと思っている。だが私は爆弾攻撃を生き延びた君たちが公園で死ぬ訳ないって思ったんだよ。しかし我々の屋敷のすぐそばに住んでいたとはな!」とブリューゲルは小躍りしている。
皆を屋敷に招き入れたブリューゲル。出入り口にいた見張り番の女が、いきなり足元を掴まれて引きずり込まれたのに皆、気づいていない。
ダーマの焼死体の説明をニーガンにするクロアチア人。もしダーマを助けたら自分も炎に巻き込まれて共倒れしていたと言い訳をするクロアチア人。「錯乱して私を襲ってきたんだよ」と言いながら噛まれた指を見るクロアチア人は、ふと足元に、踏み潰されて死んでいるネズミを見つけた。ペッチャンコで血を流してるネズミを繁々と見るクロアチア人。
ニーガン「これからどうなる?」
クロアチア人「今まで通り連邦の攻撃に備えるだけさ。クリストスは死んだが、ブリューゲルとブラージがまだいるしな」
ニーガン「俺はどうなる?」と聞くとクロアチア人は、もう自由だし妻子も明日到着すると答えた。
その頃マギーはブリューゲルがクロアトの仲間だからと心配していた。それを見てハーシェルは「奴らは殺す気ないから心配しないで」と言う。
ジニーは一緒にいるが、噛まれた所が痛むようで顔を顰めて座るが、マギー達にバレないように努めている。
マギー「大丈夫?」とジニーに尋ねるがジニーは大丈夫と答えた。
パーリーは、手のひらにロクサナから貰った銀色の塊を見つめている。そんなパーリーにマギーは、もう自分たちしかいないから、「家に帰っても良いわよね?」と聞く。パーリーは、頷いた。
そこへブリューゲルが入って来て4人を広間に案内した。大広間の長いテーブルに皆を座らせると、ニューバビロンが本土でやったことは素晴らしいと認めた。
ブリューゲル「規模も体制も素晴らしい。だからうちを植民地化しても良いぞ。提供するものもあるし…メタンだよ…今はないけど、ニーガンとクロアトから奪うからさ。おまけに奴ら全滅させてやるよ」とマギー達に言い笑う。
つまりブリューゲルは、ブラジのメタンを掌握するため、ニューバビロンと同盟を結ぶことを提案しているのだ。
マギー「あなたを信じろと言うの?ニーガンとクロアトとお仲間みたいだけど」
ブリューゲル「お仲間だから奇襲がかけやすいんだよ〜」
マギーは自分たちは必要じゃないでしょ?と協力を拒んだが、何故かパーリーは「検討する」と言ったのでマギーは驚いた。
そこへいきなりブリューゲルの仲間が入って来て、先ほど何者かに襲われた見張りの女を運んできた。女は血だらけで噛まれている。
ブリューゲルは腕時計のボタンを押すと中からナイフが飛び出て来て、それを女の頭めがけて刺した。
パーリーが心配してるとブリューゲルは、「大丈夫だ。明らかに死人の仕業だよ。」と言って問題にしていない。
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その頃クロアチア人は、息を荒くして過呼吸になり廊下で苦しんでいた。そこにニーガンがやって来て手を差し伸べたが、クロアチア人に跳ね返された。
クロアチア人は地べたに座り込み落ち込んでしまう。「ダーマを救えたのに自分は見捨ててしまった、彼女は死に、お前は去って行く 」と愚痴りだした。
ニーガン「何故、残らなきゃいけないんだ?」とクロアチア人に「ダーマが言ったことだろ?新たな道を行け」と再出発を勧める。
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ドミトリーアリスタッドのオブジェを食い入るように見ているハーシェル。
その横にいるマギーは、パーリーに「ブリューゲルは人間を利用して必要がなくなればポイ捨てする、寝返るような人間だから信用しないでよ。メタンを手に入れるためなら更に人が死ねば良いと思っているの?」と説得していた。
パーリーは、今までして来た事を無駄にせずにメタンを手に入れられんだから、とやるつもり。
ならばとマギーは自分たち4人だけでやろうと言い出した。
「ハーシェルを囮にして私達で…」と言うとパーリーは
「うちに帰るつもりだったのに息子を危険に晒す気か?ニーガンを殺すつもりだと言っていたよな?何故、彼を救うんだ?」と責める。
マギーは、それを言われて口篭ってしまう。ハーシェルはがっかりした顔をして俯いた。
ニーガンは、まだクロアチア人と話していた。
「もし好きな場所へ行けるとなったらどこに行きたい?」とニーガンは、クロアチア人に聞いた。
クロアチア人は「クロアチアに帰りたい。そして子羊のペカを食べよう。母親のブロデッドもな」と遠い目をした。そして「1人じゃなければ成功の確率が上がるからニーガンも一緒に来い」と一緒にクロアチアに行こうと誘出だした。
ニーガンは微笑みながら「それは無理だ」と答えたのでクロアチア人は、必死に誘う…だが、クロアチア人の話を聞きながらふんぞりかえって足を投げ出していたニーガンのブーツの底を目にしたクロアチア人は、神妙な顔をした。
それに気づいたニーガンは、血の気が引いたような顔になり、そっと足を下ろした。
クロアチア人は、何も言わずに顔を顰め部屋から出て行く。ニーガンは、その後をおい一緒に歩きながら話しかけたが、クロアチア人は、ニーガンに「お前がネズミの話をしたんだ。お前が吹き込んだんだぞ」と言うとベンチに立てかけていたルシールを持つとニーガンに振りかぶった。
腹をバッドで殴られたニーガンは、ひっくり返ってしまう。
「くるな!これは私と彼の問題だ!」とルシールを握ったままクロアチア人は、近寄って来た人々に言った。
「私を利用し、騙した!裏切ったな!兄弟のように思ってたのに!ダーマが有害?お前の方がだろ!」と言いながらニーガンを何度もルシールで殴るクロアチア人。
ルシールに電源を入れてニーガンをもっと殴ろうとしたクロアチア人だったが、隙をつかれてニーガンにルシールを奪われてしまった。
ニーガンは、クロアチア人を2回殴ったが、それ以上はルシールで殴らず、「ダーマから救ってやった俺に感謝すべきだぞ。お前がこの聖域でふんぞり返っていられるのも俺のおかげだろが!」と悲しそうな顔をしてニーガンは叫んだ。
クロアチア人「分かった、お前の言うとおりだ何もかも。今の私を作ったのはお前だ」と認めたが、
ニーガン「行け。もう2度と戻ってくるな」とクロアチア人に言った。
クロアチア人は、ショックを受けて目を見開いたが、フラフラと仕方ない、と肩を下ろして失意のまま出て行った。
ジニーは洗面所で傷口を拭いている。傷がかなり痛そうだ。するとそこへマギーがやって来た。
「あのね、これからどうなろうと私とハーシェルは、ブリックスに戻るからね。あなたも私達と一緒に来て」とジニーに言った。
ジニーは答えず、無言なまま洗面台に両手をついたまま下を向いている。マギーは、ジニーの顔色を見ながら何か言ってくれるのを待っているようだが、「私はニーガンを何度も殺そうと思ったわ。何度も試したし…でも殺しても何も変わらないかも。それが怖いの」とマギーは話し始めたが、ジニーは下を向いたままだ。
マギー「あなたと私は上手くいっていない。あなたを見ていると自分に見られてるみたいで。こんな私じゃ助けてあげられない。ごめん。ダラダラ話して」と言うと洗面所から出て行った。
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ニーガンはブラージを掌握したにも関わらず、落ち込んでいた。ため息をつき、廊下の隅に座り込んだ。ルシールを見つめて想いに耽る。すると金属音がした。ニーガンは立ち上がり、松明に照らされた廊下に出た。そして沢山ある松明の一つを手に取り、音のする方へ向かう。進むと奥に鉄の扉があった。ニーガンは松明をドアの中央にある開く窓に近づけ開けた。中を見てニーガンは、顔を背けて窓を閉めた。
そして改めてドアを開けると「なんてこった」と呟いた。中には、あの歴史学者が監禁されていた。何日間牢屋みたいな場所に入れられていたかわからないらしく、「あの女性に恥をかかせた罪で入れられたんだ…彼女が噛んだ話を…」と言うとニーガンは納得した。
学者は「もうさっきの部屋に戻さないで」と必死にニーガンに頼むが、ニーガンは「お前は自由だ、好きなところへ行け」と笑った。
だがどうやって帰ったら良いかわからない学者は、がっかりした顔をする。
ニーガンは慰めるように学者に酒瓶を渡した。男は一気にグビグビと飲む。
ニーガン「お前、歴史家なんだって?俺は歴史が嫌いだ、だって本当にあったことか分からないからな」
学者「昔と違って全てがひっくり返ったしまった」
ニーガン「お前がひっくり返ったと想うのはお前が負け組だからじゃねぇのか?」
学者は、勝ち組だって良さそうには見えない、と言う。
ニーガンは、置いていたルシールを見つめながら「昔といえば俺は何もかも分かったつもりでいた。仲間を守るためのシステムを作ったんだよ。攻撃する敵がきたら一列に並ばせてショーを見せてるかのように1人を処刑したんだ。それは見せしめにするためさ。仲間の命は助けたが、みんな心を歪めてしまい、ボロボロになってしまった。本当は彼らは、俺から救われなければならなかったんだ。」と打ち明けたが、学者は驚いたまま何もいわない。
ニーガンは、こちらをじっと見ている学者に「勝ち組へようこそ」と言った。
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一部屋で休息しているマギー達。皆が寝てると、ハーシェルが1人荷造りをして、間際のところへ来てまるで別れを告げるかのようにしばらく母の顔を見つめてからどこかへ行く。マギーはそれに瞬時に気づき跡を追う。
ハーシェルは、ブリューゲルが広間の両サイドの壁に繋いでいるウォーカー達の中から一体選ぶと唸り声をあげているそいつの首にナイフを突き刺すと、ドッと流れて来た血液を容器に入れて持っていく。
そしてハーシェルは、ブリューゲルの手下たちがぐっすり寝ているのを確認すると、水飲み場のタンクのところへ行く。少し躊躇して考えていたハーシェルだが、意を決してウォーカーの血が入ったボトルを水飲み場の中へ注ぐ。
「何してるの?」とマギーが突然現れ、ハーシェルに聞いた。「水筒の中身は何?」
ハーシェルは、黙ったまま突っ立っていたが、無言で水筒逆さにして中から血が垂れるところをマギーに見せて、起こったような顔で行ってしまった。
マギーは追いかけていきハーシェルに「どこに行くの?あなた、みんなに毒をもろうとしたの?」と問い詰めるとハーシェルは「行かせて」と初めて話した。
マギー「彼女のところへ行くの?もう協力するのはやめたんじゃなかったの?彼女がしてることは…」
ハーシェル「良いじゃないか、彼らを止めればニーガンは生きていられるよ。それが望みだろ?周りくどいこと言って隠してるくせに。誤魔化すな!」
マギーは何もいえなくなってしまう。
マギー「とにかく明日、家に帰るわよ」
ハーシェル「あんなとこ家じゃない。ママがそう言ってるだけだよ。一緒に狩をしたり一緒に食べたりしててもママはそこにいないも同然だ。ママの場所には巨大な穴が空いている。」
そう言うとハーシェルは、裏口から出て行こうとしてマギーが止めたら、腕を払いのけたため「痛い!」とマギーが驚いた顔をした。
ハーシェルは、悲しい顔をして母を見つめドアを開けて外に出た。すると何か様子が変なのに気づくハーシェル。マギーが何ごとかとそばにより一緒に外を見る。嫌な予感がしたマギーは「ドアを閉めなさい!」と言い、ハーシェルを中に引っ張り入れてドアを閉めた。すると鉄の大きな扉めがけて何ものかが体当たりして来た。ドン!と言う音と共に鉄製のドアがこちら側に突き出てきた。2人は一緒に逃げる。
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ブリューゲルの悪趣味な美術品が飾られている廊下を親子は逃げて行く。マギーはハーシェルに「そこにいなさい」と左側の部屋にいかせて自分は右側の広間に行き「誰か助けて!」と叫ぶ。だがそこには、先程ハーシェルが血を取った場所で壁にたくさんのウォーカー達が鎖で繋がれていて呻いているだけだった。
誰もいない上に気味が悪いウォーカー達が蠢いているだけでマギーは、パニックになりそうな自分を落ち着かせるために深く深呼吸をした。
するとマギーは何かの気配を感じ、ゆっくりと振り返る。見るとそこに大きな灰色グマがいるではないか!
マギーは戦おうと体制を整え身構えたが、ハイイログマはマギーを威嚇するために立ち上がった。その高さに慄いたマギーは、逃げることに決め、後ろに走って行き鎖につながれているウォーカー達の鎖を切って行く。鎖が切られたウォーカー達は、ノロノロとでかいクマの方へと向かって行った。
その隙にマギーは奥の扉から逃げようとしたが、鍵がかかっていてどうやっても開かない。心配になりマギーが振り返ると熊は、ウォーカー達を血みどろにしていた。あっと言うまにウォーカー達を倒した熊は、マギーへと向かって行く。マギーは熊と顔を突き合わせることになり、後退りしながら熊が襲って来るタイミングを測る。
だがどう考えても大きな凶暴な熊には武器なしでは無理だ。熊がマギーを襲おうと近づいて行くその時、上方から何かが飛んできて熊がのけぞった。マギーが上を見るとハーシェルが熊めがけてナイフみたいなものを投げている。熊が痛がって暴れ出した、するとまたハーシェルがナイフを投げる。
その隙にマギーは、部屋の中央にあるブリューゲルがウォーカーの戦いをさせる場所へと移動し、柵の中に入り込むと熊も追っかけて来てマギーを襲おうとした。が下にある鉄柵に刺さって熊は死んだ。
どうにか助かったマギー。上を見るとハーシェルは居なくなっていた。ハーシェルは姿をくらましたのだ。
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マギーはハーシェルを探してニューヨークの街を右往左往する。フラフラになりながらウォーカーを倒していると街に電気が灯った。そのまま歩いていると大きな建物の前に来た。ニーガン達がいる場所だ。すると中からニーガンが部下を連れて出て来た。
マギーを見て驚くニーガン。マギーを建物内に入れてやり、部屋に通してやると「ハーシェルはここに来ていない」と言った。そしてマギーに「気休めになるか分からんが、ダーマはもういない。焼死したんだ。」と教えた。ニーガンは、「ハーシェルが悪くない、ダーマには人の心に入り込み操る力があったんだ」と言った。
ニーガン「君のせいでもないよ」とマギーに言ってやるニーガン。マギーは驚いてニーガンを見た。
ニーガンが「ここに長居するつもりはない」と言うとマギーは、「家族を取り戻すまでよね」と怒ったように吐き捨てた。
「キングフランソワ劇場」にいるだろうとニーガンは言った。6番街45丁目だ、と教えるとマギーは安心したように息を深く吐いた。
そしてお礼にマギーは、ブリューゲル達がニーガンの所へ奇襲を駆けにくると教えてあげた。
「皆殺しにされるわよ。準備をしておいた方が良い」とマギー。
ニーガン「ジニーは大丈夫か?街に慣れたかい?」と心配そうに言う。マギーは、大丈夫とうなづいた。
ニーガン「もうすぐアニー達が来る。俺は2人を振り回してるよ。ここに残れと言うべきか、一緒に逃げるべきか」マギーが困った顔をしているからニーガンは、謝った。
「昔は良かったと良く言うが、本当か?都合よく美化してるだけじゃないのか?」と悲しそうに言うニーガン。
マギーはなんと言ってあげたら良いのか考えていたが、結局、何も言わずに建物から出て行った。
パーリーは、マギーが熊と戦った残骸を見ている。そしてマギーが使っていたナイフを見つけた。ジニーのところへ行くとパーリーは、「2人が去った」と報告する。ジニーは頭に来て顔をしかめた。
ニーガンが事務所に座っていると部下が入って来て「2人は無事つきました」と報告しにきた。そしてニーガンは、立ち上がり、窓から2人の到着を確認する。しばらく考え込んでいたが、
ニーガン「伝えてくれ。引き返せと。元いたテネシーまで送れ」
それを聞いて部下は顔を見合わせたが、下に報告しに行く。
パーリーは、ブリューゲルの部屋にやって来た。呼び出されたのだ。ブリューゲルは、こっち来て座れ、と言うとトランプを配り出しブリッジをしようと誘う。パーリーは、「幼い時から祖母に教えてもらっていたのでルールは分かっている」.と答える。
ブリューゲルは、トランプを1人でしながら(結局、パーリーとはやらずに1人でブリッジをしている)パーリーに協力するように話をしていく。
そしてまだかろうじて生きていたナルバエスを見つけ、死ぬ前に詳細を彼に話したことを明かす。パーリーは仕方なく協力するしかなくったのだ,
アジトに帰って来たニーガンは、思い詰めたまま部下に「1人にしてくれ」と言い出入り口の前に立って黄昏れていた。
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そこへ当然ジニーが現れ、ニーガンを、殺そうと銃を向けた。ニーガンは、逃げもせず微笑んだままジニーを見つめる。ジニーは、銃を向けてはいるが、なかなか引き金を引かない。するとふらっとして気を失い倒れてしまう。
ニーガンは、すかさず倒れたジニーを抱き抱えてアジトの建物の中に運び、自室に寝かしてやった。ニーガンは心配そうにジニーを見つめ、毛布をかけてやろうとした瞬間、ジニーのTシャツがめくれている所から、傷口が見えてしまい、ニーガンはそっと傷口を見る。
明らかにウォーカーに噛まれた跡で、炎症をおこし腫れ上がっているとわかる状態に、ニーガンは、泣きそうな悲しい顔をしてジニーを見つめた。
2.Lyraの解説&感想
うーん、やっぱりニーガンは、根はいい奴なのよね。普通ならば見ず知らずの子を可愛がったりしない。
ほんとに子供好きなんですね。たまたま色々なことが重なり、ニーガンはジニーに恨まれることになってしまったけど、それでもジニーを受け入れようとしてるように見えた。懐がでかい頼れる人間なのだ、本当は。
ジニーの場合、ハーシェルと違って極度の反抗期ではないし、理由があってニーガンを倒そうとしてるから、見てる私たちの方も複雑な気持ちになってしまいますね(ニーガンファンじゃない人はそうならないかもしれませんが。)
マギーに対してあんな裏切り行為をしたのは(前回の第5話でナルバエス側についてしまったこと)絶対に許されないことだけど、それはニーガンを殺すためにそうするのが1番だと考えたから。マギーがニーガンを生かそうとしてるのを感じていたこともその要因です。
ただジニーは、ナルバエスがマギーを殺すと言うことまでは考えていなかったみたいで、最後にはマギーを助けてあげたのだから、ハーシェルとは違って「まあ、気持ちがわからなくもない」と思えます。(ハーシェルを悪い例にあげ過ぎたかな?(笑))
でもその時に(逃げる時に)ウォーカーに噛まれてしまったから、もう彼女の願いは叶わないので絶望的です。
ニーガンだけがジニーが噛まれたことに気がついたから、来週どうするかが非常に気になります。
ニーガンのことだから、ジニーに対して同情心もあるため、彼女が転化するまでは人間としてジニーを扱ってやると思います。優しいなあ、本当にニーガンは。あんな残虐なことをしまくっていた人間とは思えない!
それは、ニーガンが鬼畜だったのに殺さなかったリックやミショーンや、ニーガンの話をまともに聞いてあげていたジュディスのお陰でしょうね。
あのリック達の町アレクサンドリアで投獄されていたことは無駄じゃなかったと思える…だからマギーもニーガンのことを恨んではいても、前みたいに殺せなくなってしまったのです。
マギーは、ニーガンに何回も命を救われて来たし、ニーガンもマギーに助けてもらった…そしてニーガンが反省してマギーやハーシェルに償おうとしてる部分があるのもマギーは感じていると思います。
だから殺せなくなったのです。
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ハーシェルもジニーもそれに気づいてしまった。だからマギーを信じられなくなったのです。子供の方が大人の感情に敏感なんだと思うなあ。マギー自身、自分の本音に向き合う時間がなかったから、今回息子に本心をつかれてびびったんじゃないかな?
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そのハーシェルは、来週見つかるでしょうかね?ダーマの洗脳が、まだ溶けてないって「アホか!」と頭に来ちゃう…だってマギーがあんなに命懸けでハーシェルを守ってあげてるのに口答えしてキモイ婆さんに会いに行くんだから親不孝だろ?w
一応、クマに襲われそうになってるマギーをハーシェルは、助けてあげてはいましたがその後姿くらましたからな〜。構ってくれない母親に反抗していたら誘拐されて、ダーマに洗脳されて…こんな災難が起きて多くの人が死んでしまって…自分の馬鹿げた行動にハーシェル、反省していたんじゃないのか?
次回マギーが、あの劇場に行きハーシェルを見つけられるでしょうか?
見つけられたとしても一緒に家に帰れるのか?
注目して見ましょう!
3.Lyraのツッコミポイント
①クロアチア人とニーガン
仲良しだとは思っていなかったのであのセリフにはびっくりたなー!
クロアチア人がニーガンのせいで、ダーマを見捨ててしまったと勘づいた時に、ルシール(バット)でニーガンを叩きながら「兄弟と思っていたのに!」と怒鳴ったから「え〜!そこまでニーガンのことが好きだったの?」と驚いてしまったのです。
ニーガンもクロアチア人に「ダーマから救ってやった俺に感謝すべきだぞ。お前がこの聖域でふんぞり返っていられるのも俺のおかげだろが!」と悲しそうな顔をして叫んだから、これにも驚き。「利用するためにニーガンは、クロアチア人に優しくしてやってた」と思っていたので「いつのまにか情が移っていたのかしら?」とこれまた意外でしたね。
ニーガンが、聖域にいた時に一緒にいた仲間の1人がクロアチア人だったから昔のよしみで悪くは思えなかったのかもしれません。
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ニーガンは、ダーマの件で打ち明けられた時もクロアチア人を責めることはせず、ダーマの呪縛から解放されたようなもの、と軽くあしらったけど、これは真実です。クロアチア人も洗脳されていた被害者みたいな存在でしたからね。
ニーガンは、ダーマに対して「嘘つき人間で自己中な嫌な女」と思っていて大嫌いだったから、余計にダーマの言いなりになっているクロアチア人が可哀想に思えて同情していたのもあるでしょう。
それがダーマのせいで、こんな殴り合い(と言うかバットで叩き合い)になって醜い争いをして仲違いしてしまったから馬鹿みたいな展開になってしまった…どう考えてもブリューゲルにやられてしまうでしょう?このままじゃ!
ラスト、「出ていけ2度と戻って来るな」とニーガンに言われてヨロヨロしながら出て行くクロアチア人。ショック受けて打ちひしがれていたから少し可哀想だったね。
哀れな感じだったクロアチア人だったが来週、ブリューゲルと組んでニーガンを倒しに来たらやばいよね!
②ブリューゲル
なんだかただのキモイ悪趣味なオッサンに成り下がっていますが、ブリューゲル役の Kim Coates はSOAの時から好きな俳優さんなので、いくら変態親父をこの【Dead City】で演じてるとはいえ「オェー」とはなりません、見捨てませんよ(笑)。
ブリューゲルは、美しいものと権力が大好物の男。だからあの建物に絵画や彫刻を展示しているのです。鎖で繋いでいるウォーカー達も見せ物として賭博をしてる試合に出場させる意味もあるけれど、あの鉄仮面を被せてるのは美意識が高いから被らせているのでしょう。
今回、Bruegelは、ボートハウスで見つけた銃を古い昔の銃としてミュージアムの美術品コレクションに加えると言う。本当に物好きなブリューゲル。
なんだかこの収集癖は、某TVシリーズに非常に似ているのよね〜。ますます【デッド・シティ】と言うドラマが、近年流行った他のドラマのいい所の寄せ集めに思えてしまいます、
ブリューゲルは、美しいもの以外に権力が大好きなので、ダーマが死んだ今、敵はニーガンのみだから良い気になってマギーやパーリー達に「協力しなさい」と上から目線で言っているのです。
マギーは、信用出来ないブリューゲルとは組みたくないし、組む気もない。でもパーリーは、協力しそう。この考えの違いから、パーリーと分かれそうですね。そうなるとパーリーも敵になってしまう…マギーはますます窮地に立たされてしまうでしょう。
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③パーリー
パーリーは、手のひらにロクサナから貰った銀色の塊を見つめている。これは占いで、分かれ道にたつと言われたから気になって仕方ないのでしょうね。
どうやらパーリーは、自分の未来を案じてるみたい。まだロクサナに言われた事を引きずっているのでしょうね。
「過去を捨てることになる」と言われたパーリー。ということは本土に置いて来た娘達と再会することはない、ということ。新しい道を行くようになりそうです。
④ジニー
ジニーは、ウォーカーに噛まれてついていないし可哀想。だが、噛まれたのにまだ転化していないのは何故?
ロクサナは、殺されてから直ぐに(1時間も経っていないんじゃないかな?)でウォーカーになった。それに今までのウォーキング・デッドでは噛まれてから早く転化してしまう人もいるよね。だから、こんなに長い時間、何もないのはおかしいのです。
まさかエリー(ラスト・オブ・アス)と同じ免疫があるから、ゾンビ化しないと言ったらマジで笑う!
⑤マギーはもしかして?
マギーが反抗期の息子の被害にあっていてもう〜不憫でならないよ〜!
いくらダーマに洗脳されたといえ、ハーシェルは、悪い子だな〜と思う。
ハーシェルは、ギャング団の水源に毒を盛ろうとしたり、ニューバビロンの人々を犠牲にもし、ニーガンを生かしておくことに関心があるマギーと口論になる。
しまいには逃亡。何なん?ハーシェル。気でも狂ったか?
ダーマの「新しい街をNYに作る」というだけの話を間に受けるなんて、やはり世間知らずですな、甘ちゃんはだから困る。
「貴方も建設を手伝って」と言われてハーシェルは、自分を必要としてくれてる!と嬉しくなったのでしょう。なぜならマギーは、いつも何かを考えていてハーシェルを見ていないから。ハーシェルは、それが寂しくてたまらなかったのです。
だから「ダーマは僕を知ろうとしてくれた」と感じて嬉しくなった。それでダーマに会いに行ったのです。
そしてハーシェルがおかしくなっているもう一つの理由は、ニーガンの存在です。
出て行くハーシェルを止めようとするマギーに対してハーシェルは、
ハーシェル「良いじゃないか、彼らを止めればニーガンは生きていられるよ。それが望みだろ?周りくどいこと言って隠してるくせに」とマギーの本心を言い当ててしまったのです。
本心だから、マギーは何もいえなくなってしまったんですね〜。
親子でみつめあって言い合いもせずに無言…これは相当やばいことよ。だとしたら、ずっーと前、数年前の【ウォーキングデッド】で解説の時に言ったLyraの予感あたり?その予感とは、「マギーは、ニーガンの事好きなんじゃないの〜〜〜〜ん」てこと。
意外なようで実に真実味がます予想でしょ?
ニーガンは、何回もマギーのいのちを救っているし、マギーに許してもらおうと何回も話をしている。
【ウォーキング・デッド】のラストシーズンの最終話でもニーガンは、マギーに話しをしていました。マギーは許さないとは言っていましたが。
*【ウォーキング・デッド シーズン11第24話】ネタバレ完全解説”生きるのは私達!” TWD11-24 Final
ハーシェルを救うために、マギーが頼ったのは、ニーガンだったし、その願いは叶えられた。
マギーがニーガンを好きになったのは、ただ単に仲間として受け入れただけかもしれません。ハーシェルが意味深な言い方をして、マギーも否定しないで考え込んじゃっていたから、恋愛感情にもとれてしまう…もう、微妙な「ためらい」の演技とかしないで〜!恋愛感情持ってるみたいに見えちゃうよね〜(面白がっているLyraです)。
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しかし、本当に今の【ウォーキング・デッド:デッド・シティ】シーズン2は、見ていて辛くなりますね。話が進まなくて「もどかしい〜」となるのも辛いし、大好きキャラのマギーが、あんなに親不孝な息子に困らされているのが、可哀想で見ているのが辛いのです。
あんなに息子を助けるために、ハイイクロクマとも戦ったり、ウォーカーから助けてあげたり母として頑張っているのに、姿をくらましてしまうハーシェル。もう嫌な子だな、もういなくなってもいいわ〜と思うのは私だけ?
ニーガンは、妻子の身の安全を考えて会わずにそのままテネシーに送り返したし…ニーガンもマギーも今、本当に孤独で辛い状況。
次回の第7話で2人の立場が、良い方向に向いて本来いるべき場所に帰れたら良いなあ〜と思っています。
来週の【ウォーキング・デッド:デッド・シティ】シーズン2第7話も頑張って書くので応援のほど宜しくお願いします!
いつも貴方の応援がLyraの唯一の励みになっています。いつも本当にありがとう!感想聞かせてね。
*続きの第7話はこちら→【ウォーキング・デッド:デッド・シティ】シーズン2第7話ネタバレ 解説 あらすじ 感想 Lyraのツッコミポイント
次回もお楽しみに〜
see ya tomorrow!
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