こんなことがあって良いのかぁ〜⁉︎
ウォーキング・デッドのスピンオフ中、1番ムカつく展開を見せてくれた【デッド・シティ】シーズン2第8話。何でこうなるの?
そして何故このような終わり方をしたの?
ムカムカムカムカ…久しぶりにTVドラマ見てムカつきましたね。
ただ良かったのはシーズン3があること!
あともう1つ、ニーガンがヘタレだったけど良い感じに戻って来た。
どちらにしても感情を揺さぶれた…どのようにマギーとニーガンが未来に向けて歩き出すか、Lyraが詳しく書いていきますので、楽しんで読んでね〜♪
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今日Lyraがあらすじ・感想・解説・ツッコミポイントを書くのは、アメリカ合衆国AMC製作のTVドラマシリーズ、【Walking Dead: Dead City ウォーキング・デッド: デッド・シティ】シーズン2の第8話です。
*前回の第7話はこちら→【ウォーキング・デッド:デッド・シティ】シーズン2第7話ネタバレ 解説 あらすじ 感想 Lyraのツッコミポイント
前回クロアチア人に翻弄されたマギーでしたが、結局、ハーシェルの居場所を発見。
親子で帰れる…と思ったら、いきたりダーマが現れぶん殴られて気絶!
一体どうなるの〜?
という所から始まります。
果たしてマギーは、ハーシェルの洗脳を解いてあげられるでしょうか?
そしてブリューゲルに殺されそうなニーガンはどうなる?
【デッド・シティ】シーズン2の最終話をお楽しみください。
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デッド・シティ第8話『歴史が大火なら』あらすじ
目を覚ましたマギー。起きあがろうとすると手足をロープで縛られていた。
縛られたロープを外そうとバタバタ手足を動かしてみるが全く解けない。
マギーがこの状況ぐどうなっているのか分からず不安になっているのに、息子のハーシェルは隣室で考えながら部屋の中を歩いている。
その頃、ブリューゲルの建物にまだいるパーリーは、部屋にジニーが居なくなっていることに気づき驚いていた。
そのジニーはというと、まだ意識が戻らないままダーマやクロアチア人がいたアジトの教会の地下にある牢屋のベッドの上で寝ていた。その側にはニーガンが座っていてジニーの手を握り、見守っている。
マギーも、ニーガンも、パーリーもそれぞれが悩み苦しんでいた。
ブリューゲルは、部下に武器を集めさせている。そこへパーリーがやって来た。
ブリューゲル「ニーガンと会えることになったから…最後には私がこの街の支配者になってやる。私のことを市長と呼べ」とパーリーに言う。
パーリー「あの女の子はどこへ行った?」と聞くとブリューゲルは、話を逸らしたが何回もパーリーが聞いてくるのでマギー達に会いに行ったと答えた。
頭に来たパーリーが怒りを露わにすると、ブリューゲルは、「落ち着けよ。君は私達の仲間だ」と言い、足早に行ってしまった。
怪しんだパーリーは、廊下を歩いているブリューゲルを襲い、ジニーの居場所を聞くと「ニーガンを殺しにいきたいが、具合が悪い」とジニーが聞きに来たから車でニーガンのいる教会まで送ったのだと言う。
パーリー「お前はわかっちゃいない。彼女はニーガンを殺したくないのに、混乱しているんだ」
ブリューゲル「何?あの子はニーガンの娘みたいな存在なのか?」と気づき笑い出すと「ならばいつか保険になるな」と、いつもの腕時計から飛び出すナイフでパーリーの腕を切りつけ逃げて行った。
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ジニーの看病をしているニーガンのところへ歴史家の男が「上で呼んでる」と知らせに来た。
ニーガン「これからショーが始まる。戦う覚悟がないならどこかへ行きな。」と言う。
歴史家「行くところなんてないよ。ニーガンといる‥でも、いると言うのは精神的な意味だよ」と言うとバツが悪そうにモジモジし出し、部屋から出て行った。
マギーは、脱出する方法が何かないかと部屋中を見渡す。すると左側の机の引き出しに小さな鍵がつけっぱなしになっていた。
マギーは、足で机を蹴りながら鍵を揺らし床に落とすことに成功!
体を捩りながら手を伸ばし鍵を手に入れた。とその時、部屋のドアが開きダーマが入って来た。
ダーマ「ずっとあなたに会いたかったのよ。思っていた以上の人だわ」
マギー「息子はどこ?」
ダーマ「ここに居るわよ、自分の意思でよ。お腹すいた?」と言うと近くにある椅子に座り胡桃を割り出した。
マギーは、この隙に手首を縛られているロープを切ろうと鍵の先端を使い切り出した。
マギー「死んだんじゃなかったの?死体があったわ」と言うとダーマは「ふふっ」と笑う。
ダーマ「あれは死んでいた人をカリカリになるまで焼いたのよ」と言いながら胡桃を破り続けるダーマだったが、ふと視線を移すと引き出しに刺してあったはずの鍵がないのを発見した。
胡桃を割るのをやめて立ち上がり「やっぱりあなたは、期待以上の人ね」とマギーに指を刺しながら近づいて来て鍵を出せと言った。
マギーは黙ったまま鍵でロープを切ろうと続けていると「あなたを罰したくない…それにだれのこともね」
ハーシェルを傷つけられたくないマギーは、仕方なく鍵をダーマの方に放り投げた。
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その頃ニーガンがいる教会にブリューゲル達がやって来た。パイプオルガンでもてなすニーガン達は、食べ物もたくさん用意している。
一応入り口でブリューゲル達は、兵士も皆、武器を置いてみんな手ぶらで入室。だがブリューゲルだけは、どでかいマリア像のような彫刻を持って来た。
ブリューゲル「ここに置いたら似合うなあ〜と思ってね」と言い、ニーガン達にプレゼントする。
ブリューゲル「そういや君の相棒は?」
ニーガンは「クロアチア人は、今、休暇中だ」と誤魔化した。
ニーガン「こっちも君たちにご馳走を用意したよ」と言ってニーガンの後ろの大きな木製の箱をテーブル代わりに使っていて、その上にたくさん乗ってある大量の料理を見せた。
ニーガン「連邦が襲撃しにくるかもしれないから計画を練らないといけないしたくさん食べてくれ」と誘う。
だがブリューゲル達はいらないと断った。
ブリューゲル「ここに来る前に食って来たから、時間を無駄にしたくない。食事するより案を出し合おう」と言うがニーガンは「せっかく作った料理だから食べてくれ」としつこい。
ブリューゲルは、中央まで近づいて来てから「じゃあ、食べてくれよ。その間、私は待ってるから」と言って教会の椅子に座る。
ニーガン「毒を盛ったと思ってんのか?」と微笑みながら聞く。
ブリューゲルは「早く君らだけで食べたら」と言うので、ニーガンは、仲間と一緒に目の前にある肉にかぶりついた。ブリューゲルは、怪訝そうな顔をして見ているが、後ろにいたパーリーが教会の木の椅子に、何か液体が巻かれた跡を発見した。
ニーガン「ほらどうだ?」と食べてから言うとブリューゲルもそうだな、と言う顔をした。
するとパイプオルガンをひいていた男が演奏をやめ、教会の出入り口のドアが全て閉まった。そしてニーガン達が料理がたくさん乗っている木製の大きな箱をひっくり返した。
ひっくり返った箱の中からら、沢山のウォーカーが溢れ出て来た。ニーガンは、余裕をかましてひっくり返った食べ物を齧りながら、合図を送るとガスボンベを担いだ仲間達が後ろから出て来てブリューゲル達に向かって火を噴射し出した。
するとウォーカー達は、火を避けてブリューゲルの方に向かい出し、教会の中央ではパーリーが発見した液体を巻いたところに火が移り、炎が上がり出した。
ブリューゲル「全員下がれ!来るぞ」と大声をはりあがけ部下達に命令した。
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その頃マギーは、ダーマに「ハーシェルを利用してると思ってる?」と質問されていた。
ダーマ「そうよ。だって旧世界は、私達人間を壊し引き裂こうと仕組まれていたんだもの。その世界をハーシェルは知らない。だからこそ私達が思い描けない未来を描けるのよ。新しい世界を守る人が必要だわ。私はね、ニーガンがそうなれると思っていたんだけど、うまくいかなかったわ。ハーシェルからあなたの能力は聞いてる。」と説明するとマギーは勘が鋭いのでダーマが自分にニーガンを殺せと言っていると理解した。
ダーマ「あなたは私と同じでニーガンに死んで欲しいんじゃなかったの?でも違うのね。
ニーガンが立ち上がると倒したくなるし、ニーガンが倒れると支えて立ち上がらせたくなるんでしょ?頭からニーガンのことが離れないのよね?だって当然よ、あなたの夫を殺したんだから…あなたは愛する人を沢山失ったわね。お母さんにお父さん、妹まで、そして息子も。あなたが必要だった息子を相手にせず、あなたは上の空。でも大丈夫、まだ息子を取り戻せるわ。ニーガンは、いまだに妻から夫を奪い、子から親を奪ってる。あなたが彼を止めれば良い。ニーガンを殺せるのはあなただけ‥私のためではなく、あなたのためよ。ハーシェルのため。自分を解放しなさい」と長々と話すと、マギーの表情が段々と変わって来た。話を真実だと思ってるような顔に。
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教会が燃え始め、ニーガンはブリューゲルを倒せると確信してニヤニヤしている。ブリューゲルの手下たちの多くがウォーカーに食われている。
ニーガンがリンゴを齧りながら見てるとブリューゲルが「像だ!」と叫びだし、パーリーがウォーカーを対峙しながら像を倒した。すると像が倒れた拍子に割れた。パーリーが駆け寄り、割れた中から剣を取り出して仲間に放り投げた。そのせいでブリューゲルの生き残り達は、ウォーカーを剣で倒し始めた。ブリューゲルも剣でウォーカーを倒している。
それを見ていたニーガンは、仲間に「行くぞ!」とこの部屋から出ていくように命令し、皆がニーガンについて行く。ニーガンは、ルシールを握り、近づいてくるウォーカーを倒して行き、仲間も斧や灘で倒して行った。
ブリューゲルは、近くにいたウォーカーを倒した後に、ニーガンの仲間でガスボンベを担いで炎で敵を倒していたものを殺し、ガスボンベを奪い取りかづいで、反対側にいたガスボンベを担いでいる者に向けて火を放ち、焼き殺した。
そしてニーガンに向けて火を放つが、ニーガンは、ニヤニヤ笑いながら走り逃げて行った。悔しそうなブリューゲル。
マギーはぐったりして壁に寄りかかっている。そこへ、そうっとハーシェルが入って来た。
ハーシェル「あの人と話したんだよね?」
マギー「貴方が正しいわ。私はまだ乗り越えられていない。忘れなきゃいけないとは思っているの、あの人がした事を。でも忘れる事が出来ないの。ごめんね。」
ハーシェル「わかってるよ、ママは努力してる。でも言ったよね?このままじゃ駄目だって。本当の家族になりたいんだ。前に進みたい。解放されたい、その方法は一つしかない」とマギーを説得したのだった。そうすればやり直せる。」
マギーは泣きながらうなづき「終わりにすれわ。そして貴方を迎えにくる」と言いニーガンを倒しに行く。
ハーシェルは、倒しに行く母を見つめている。そこへダーマがやってきて、よくやった、とばかりにハーシェルの肩を抱き不気味にニヤリ。
歴史家の男は、戦いたくないし、殺されたくないために、屋上に上がって見張り番と一緒にいた。
歴史家は、連邦を倒した大砲を見に来たと理由を話すが、見張り番の女は「腰抜けが教会にいたら戦わなくてはいけないのが嫌でここにいる」と本心を見抜いて馬鹿にした。
すると女は双眼鏡で見知らぬ船がいるのを発見。岸辺にも敵(連邦)が侵入してるのを見つけ皆に報告にいこうとするも、ブリューゲルの仲間が屋上に上がって来たため撃たれてしまった。
ブリューゲルの手下が歴史家の男に、何者か尋ねると、歴史家の男は両手を上げながら「ニューバビロン」と答えたため、手下はむけていたライフルを下ろした。
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教会には沢山の死体とウォーカーの残骸が床を覆い尽くしていて生き残ったブリューゲルは、ガスボンベを担いだまま地下の通路へきている。
ニーガンを追いかけて来たのだが狙いはジニーらしい。
ブリューゲル「お嬢ちゃん、どこ?私だ、お友達だよ」
ブリューゲルが探しているとパーリーがやって来てジニーに悪さしないように言った。
するとそこへルシールを持ったニーガンが現れた。ブリューゲルは、恐れからパーリーにそそのかされたお話し、連邦軍が公園に50人くらい来て自分の部下を人質にしているとまで話した。
だがニーガンは、そのようなことは気にしない。ブリューゲルは、自分は連邦軍のやり口に詳しいからメタンをもら得れば一緒に旧体制を壊そうと誘う。「2人で世界を変えて私達でこの世を支配するんだよ」
そのやり取りを侵入に成功したマギーが陰から覗いていた。
ニーガン「跪け」とブリューゲルに言った。ブリューゲルは驚いて目を見開いた。立ち尽くすブリューゲルの肩にルシールを乗せ、跪かせた。そしてパーリーにも跪けと言う。跪くパーリー。
ニーガンは一瞬考え、ニヤリと笑う。そして振り返るとブリューゲルからパーリーへと、あれを始めた。
「だ、れ、に、し、よ、う、か、な。かみさま、の言う通り」とルシールを振り回す。
聞いているマギーは、むかしを思い出し歯を食いしばりながら怒りを抑える。
ニーガン「ど、ち、ら、に」と言うとパーリーにルシールを向けた。それを聞いた仲間がパーリーの両腕を掴み動けなくした。
ニーガン「でも、やーめた!お前を先に殺してーな」と言うとパーリーに向けていたルシールをブリューゲルに向ける。
ブリューゲル「やめてくれ、ニーガン。メタンさえあれば…」
ニーガン「メタン、メタンうるせぇーんだよ、その話しかねーんだな…だったらくれてやるよ」と言うと壁からホースを引っ張り出してブリューゲルの口に突っ込んだ。
ブリューゲルは体を抑えられ動けず、口にくわえたままメタンガスを放出され悶える。そしてニーガンは、つかさず壁にあるトーチ(松明)を握ると、ブリューゲルの口からガスホースを取り代わりにトーチを近づけた。
するとブリューゲルの吐いた息に引火してブリューゲルの顔が焼け焦げた。顔から喉から肺まで燃えているブリューゲルは、倒れ生き絶えた。
ニーガンは、最後の仕上げとばかりにルシールをブリューゲルの頭めがけて振り下ろした。血飛沫が飛ぶ。
その隙にパーリーは走って逃げた。ニーガンは、後を追う。
マギーは全てを見ていたが、悲痛な表情で隠れながらニーガン達の後について行き、ニーガンがパーリーを追い詰めている時に、ニーガンのことを待っていた仲間をナイフでやっつけた。
その音を聞いたニーガンが振り向く。それを見たパーリーが大きな金槌で背後からニーガンを殴りつける、が、ニーガンは気配を察してルシールで対抗。
ニーガンとパーリーは、互いに武器を振り回し戦う。マギーは、忍足で2人に近づいて行く。
ニーガンは、パーリーを叩き、床に倒れたところをルシールで止めをさそうと振り上げた…とその時、マギーがニーガンの背中をナイフで刺した。
ニーガンは、刺されたままでいたため、深くマギーはナイフを差し込む。そしてニーガンは、よろめきながら歩いて行く。マギーは、落ちているルシールを手に取るとニーガンを追いかけて行く。
ニーガンは、ふらふらしたままジニーの場所に行き、よろめき倒れた。だが這ってジニーに会いに行く。痛いはずなのに必死で這うニーガン。
マギーはその後ろからルシールで殴ろうとした。だがニーガンが行く先から唸り声がし、檻から何者かが手が伸ばしていた。
ニーガン「嘘だ、やめてくれ」と泣きながら這って行く。
マギーは驚きルシールを下ろして近づく。パーリーもやって来てショックを隠せない。
ニーガン「ジニー、嘘だろ」と泣いている側からウォーカーになってしまったジニーが喰らおうと手を伸ばしてくる。
マギーは、ナイフを取り出した。ニーガンは「やめろ」と言い、ふらつきながら立ち上がる。
ニーガン「ジニー」と泣きじゃくるニーガンを見てマギーは、ナイフをニーガンに渡した。
ニーガンは、受け取るとジニーを見つめ、髪を触ってやる。そしてナイフをジニーの頭に突き刺した。
マギーは、悲しむニーガンに慰めるようにそっと触れた。
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マギーとパーリーは、負傷したニーガンをビルの一角にかくまった。パーリーが、ニーガンの背中に刺さっているナイフを抜くとニーガンは声を上げた。そして、傷口を持っていた救急キットの消毒で手当てする。
ニーガンは、震える声で「ジニーの面倒をみてやってると思っていたのにしくじった。俺がしくじったからあの子はたっだ1人で死んでしまったんだ」
マギーは何かを言いかけてやめた。だが、やることがあると出て行く。
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マギーは、ハーシェルに会いに来た。するとハーシェルは「僕と約束したのに。分かったというからやり直せると思ったのに」と怒り出した。
陰からダーマが2人の様子を見ている。
マギー「間違ってたわ。あるじゃ解決出来ない。ニーガンを殺せば事態が悪化するのよ。それじゃ私達は」と前に出ると「来るな!」とハーシェルが叫んだ。
マギーは驚き、後ろに下がる。
ハーシェル「もうどうでも良いよ。あの人とやるから」と歯を剥き出した。
マギー「辛いのよね。私と離れて別人になりたいのよね。貴方を傷つけた私を傷つけたいのよね。」
ハーシェル「なんでもわかるんだね。完璧だから」と怒り剥き出し。
マギーは泣きそうな顔で「私は貴方のそばにいるから。街を出ないわ」というと、ハーシェルは戸惑い、部屋から出て行く。
ニーガンは、ビルの部屋の窓際の壁にもたれかかっている。その横の窓には、パーリーと、マギーも座っている。
すると外で音がした。階下の道を見ると集団が行進している。
パーリー「ニューバビロンの第二派だ。」
ニーガン「終わったな。メタンを奪われる。これからどうする?」
パーリーはポケットから、あの石を取り出した。
パーリー「森を歩く男は、分かれ道に来る。左は家に帰る道、過去だ。右は見知らぬ世界へ、未来だ。知ってる過去なら心地よい。が、本当に記憶通りか?未来には可能性があるが道に迷うかも。どちらを選ぶ?」
歴史家の男は、軍と一緒にメタンの場所に来た。
パーリー「男は左へ…」
マギー「家に帰れば元通り。でもそこで語られるのは悲しい昔話ばかり。」
ニーガン「右を選んでも男にとっては何もない。
過去がなければ未来もない。物語がなければ結末はないのだ」
ニューバビロンの後進を新聞社のビルの屋上から見ているハーシェルとダーマも不安な表情を浮かべている。
マギー「前に進む方法はただ一つ」
ニーガンがマギーを見つめた。
マギー「前進するには過去を乗り越えなければならない」
ニーガン「未来へ続く道…それは険しく困難な道。常に上り坂だ。無茶だとも思える。」
マギー「到達点が見える時もある。ちらりと見える山頂は息を呑むほど美しい。」
ニーガン「だが足を踏み外す時もある。」
マギー「転げ落ちる」
ニーガン「あっけなく振り出しに」
マギー「2度と立ち上がれない気がする」
ニーガン「だが助け合い立ち上がる」
マギー「私達の道は明確になった」
ニーガン「俺たちは進む」
マギー「一緒に」
マギー&ニーガン「そしてたどり着く」
Lyraの感想&解説
ラストの昔のシーンが色々流れてきたのを見るとニーガンとマギーの旅も長かったな〜と感慨深いものがある。
マギーは、大変な経験をして来たけれど力強く生きて来た。かなり最悪な状況下でハーシェルを1人で育てて来たのは立派だし尊敬に値する。それを長年見て来たリック達や仲間や、長年ずっと見て来た視聴者達が語るならば全然構わないが、何も知らなくて他人を道具の如く利用したいだけのキモ悪お婆さんに語られたくないし、語る資格もない。
誰もが見るだけで嫌悪感が放出されてしまうダーマ。そんな人間になぜハーシェルもクロアチア人も支配されてしまうのか、あれではまったく納得がいかないのだが、今回マギーは軽く洗脳されてしまいニーガンを刺してしまった。
実行に移してしまったのは、まずはマギーが弱りまくっていたから。ダーマは弱い人間の苦しみをピンポイントで見つけて、そこをついてくるのが上手い。マギーの苦労を理解している風を装い、もういまでは悪さをしていないニーガンが夫婦や親子を引き裂いていると話す。
それが嘘だと気付かないマギーが、おかしいのだが。いつもなら嘘を見破るマギー。そんな能力も使えないくらい落ち込んでいるとしたら、それは全てハーシェルのせいだろう。
ハーシェルがダーマの後に、ゴリ押しみたいにして「本当の家族になるために、やり直したい」とアピールしたから、マギーはニーガンを倒しに行った。
でもおかしいよね。本当の家族なのに。ハーシェルがかまってちゃんすぎるために、マギーが自分のことを見てくれない、と考えてしまうのだろうけど、実際にマギーは、ハーシェルが拉致された時に命懸けで助けに行ったし、体を張って守ってきた来たと思う。それを息子として労ってやらなきゃいけないくらいなのに、「かまってくれないからもういい」とダーマと街を再建する方を選んだとは、アホ度MAXです。
マギーの方から距離を置いた方が良いと言ったのは、悪くないのに自分を責めて、憎まれてるなら連れ帰らない方を選んだのだから、かわいそうだった。距離を置かないとハーシェルの自分への憎しみが爆発してとんでもないことになりそうと察知したのです。
でも「同じニューヨークにいるから」と言うマギー。「いつも私はあなたのそばにいるから」
本当優しいマギー。
反抗していたハーシェルも、これに対しては何も言えなくなってしまった。少しは母の愛が伝わったのだろうか?そうだったら良いけど。
マギーは、ニーガンに地獄を見せらたが、リック達によりニーガンが変化したことで状況は変化して来た。マギーは、ニーガンに色々な場面で助けられたこともあり(逆にマギーがニーガンを助けたこともある)、そしてジニーに対する親のようなニーガンの優しさや愛情を見て今の自分の息子への気持ちも重なり、気持ちを変えた。だからニーガンを殺すことはやめ過去を乗り超える決心がついたのです。
つまりハーシェルの理想の未来はやってこないのが決定したということ。その方が良かったわ。ニーガンには生きていて欲しいので。
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そのニーガンはジニーが亡くなりかわいそうな終わり方をしてしまいました。それに愛する者全てをなくしてしまったので、このシーズンでは今までと違い非常に弱々しかったのが特徴になってしまったのは残念でした。
強いニーガンが私達のニーガン。それを見たかった〜。
この最終回では懐かしい「Eeny, meeny, miny, moe」の再現があったのはサービスだったみたいで、チラッとグレンのことを思い出して悲しくなりましたが、強いニーガンぽくて良かったかな。
弱々しいニーガンだから、マギーにやられてしまった。でもマギーの心境が変わったおかげで、ニーガンがマギーと協力しあい、ダーマやニューバビロン(連邦)を倒すことになるでしょう。
中途半端な終わり方をしてしまったけど、そのお陰でシーズン3は、決定でしょう。それだけは良かった!
次のシーズンでは強いニーガンを見たい!
そしてニーガンとマギーの関係が変わって来たから、ウォーキング・デッドの最後の方から言っていた予想が当たると面白いなあ〜と期待しています。
ニーガンとマギー。ムフフフ💕
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Lyraのツッコミポイント&考察
①傷つける気があるダーマ
ダーマ最悪。ダーマにとっては、人間は全て自分のしたいことをするための駒に過ぎない。つまりハーシェルはただの道具だ。それに気づいていないハーシェルが哀れだ。
マギーは黙ったまま鍵でロープを切ろうと続けていると、ダーマは鍵を返せと言い、それを聞かないマギーに対して「あなたを罰したくない…それに誰のこともね」と言っていたが、これはハーシェルを傷つけるという意味。
だからマギーはロープを切るのをやめて鍵を渡したのだ。
この事からダーマは、ハーシェルを可愛いとも好きとも思っていない。自分が支配する世界を作ってくれる道具としてハーシェルを確保しているだけのこと。
ダーマは使えないと分かれば、ハーシェルを殺すでしょう。
マギーがそれを阻止できるか?
それがシーズン3の注目すべきことです。
②マギー
マギーは強い女性で、能力がある、とダーマが言っていたように統率力や判断力があり戦闘能力もある完璧な女性だ。ハーシェルも「ママは完璧だ」と言っていた。
そのマギーが本当ならばニーガンを殺すなんて簡単なことだ。
でも、行動に起こさないのは善悪がわかっているから。
それを今回初めて実行したのは、ダーマの洗脳と、ハーシェルの家族をやり直そうという言葉のせい。
ダーマがマギーを説得する時に、「ニーガンが立ち上がると倒したくなるし、ニーガンが倒れると支えて立ち上がらせたくなるんでしょ?頭からニーガンのことが離れないのよね?だって当然よ、あなたの夫を殺したんだから…あなたは愛する人を沢山失ったわね。お母さんにお父さん、妹まで、そして息子も」と言っていたが、マギーの本心としては当たっていたのだろう。
だから、マギーは心が揺らいだのだ。そこをつかれハーシェルを投入したことでマギーは動いてしまった。
だが殺しても意味がないと感じたマギー。おまけにニーガンがいなくなれば、NYを牛耳ろうとしている悪人達を倒せないと気づいた。だからニーガンを倒すのをやめたのだ。
③マギーとハーシェル
それなのにマギーは、ハーシェルに謝る。謝ることなんてないのに。
マギー、貴方は悪くない。ニーガンがしたことを忘れられないのは当然だ。それなのに自分をせめてハーシェルにごめんね、なんて言う必要ないのに。だから舐められてんだよ。
ハーシェルの「このままじゃ駄目だって。本当の家族になりたいんだ。前に進みたい」って気持ち悪い。家族だよ。ただ単にお前がかき乱しているんだろ?
ハーシェルの我儘には付き合ってはいけない。放っておくのが最善。
ハーシェルは、いま反抗期でありそれ以上の構ってちゃんベイビーなため、マギーに復讐してるみたいだ。毒親ならまだしもマギーは、毒親ではないため、ただの息子の甘えである。
だがそんな甘えん坊に対してマギーは見捨てることはしない。ハーシェルに「側にいる」と言った。
しかしそれは物理的ではなく心のことだろう。ダーマに協力するハーシェルとは、一緒に暮らせないが、ハーシェルの考えには寄り添いたいのだ。
だから距離を置くけど、会える距離の場所にはいるのだ。
マギーは、ハーシェルが自分で解決して真実を見極めて自ら答えを出して欲しいのだ。そして自分の元に戻って来て欲しいのだろう。
果たしてハーシェルは、正しい判断を出来るのだろうか?
もしかしたら善に行くか、このまま悪の道に落ちるか、でハーシェルの生死も決まっているのかもしれない。
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④裏切り者
歴史家の男は寝返った。
ニューバビロンとは言っていたが、どこにも属す気持ちはない優柔不断な男だ。
「ニーガンと一緒にいる」とニーガンには言ったが、歴史家は嘘つき。
殺されない場所にいたいだけの男。
メタンの製造場所に最後の場面で出て来たが、ニューバビロンとしばらく入るのだろう。つまりこの男は、強い方につく。メタンがあるところにつく、信じられない人間だ。
シーズン3でニーガンにあったら、ニーガンに言い訳するだろう。
そして簡単に裏切り、ニーガンが弱ければ簡単に殺すかめしれない。
⑤ニーガン
マギーに、ダーマは「あなたが必要だった息子を相手にせず、あなたは上の空。でも大丈夫、まだ息子を取り戻せるわ。ニーガンは、いまだに妻から夫を奪い、子から親を奪ってる。あなたが彼を止めれば良い。ニーガンを殺せるのはあなただけ」と言っていたが、子供好きのニーガンが親から子を奪ったことはない。これは大嘘だ。
敵を殺していたニーガンが、敵をやったせいでその子供が親を亡くしたという意味であるだろうけど、言い方が違う。ダーマのマギーへの洗脳の一つだ。
まんまと弱ってるマギーは騙された。だが、後に子供に対するニーガンの優しさを見て来たから、ジニーに対するあの姿を見て呪縛が解けた。
ニーガンは、いまや平和な世界を可能にする使い手だと思う。
敵を倒すための頭脳を持ち、戦闘力はバッチリ。ダーマですらニーガンを利用したがっていた。ニーガンは、人間の本性を見るのが得意なため、マギーみたいに騙されなかった。
この敵を倒す能力を持っているニーガンは、愛情深くもある。
この相反する性質を持つニーガンは、新しい平和を手に出来る人間だと思う。
今こそニーガンが立ち上がれば、メタンの奪い合いも無くなり平和な世界をもたらせるだろう。
出だしからシーンが違うものを出して来たり、まとまりがない第8話だった気もしますが、シーズン3へ結末は持ち越し、と言う感じ。
一応、一癖も二癖もある手こずる敵だったブリューゲルをニーガンが倒してくれたお陰で、敵がニューバビロン(連邦軍)だけになったのは良かったです。
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ニューバビロンを倒せれば、メタンの問題は減るでしょう。うまくいけば、リック達がいたアレクサンドリアのように皆が協力しあえる街になったたらなあ、と願うばかり。
あとは、ハーシェルの問題をどう解決するか?
こちらの方が根深いので、マギーに誰か協力してくれないかな?
この件では、ニーガンだと火に油を注ぐようなもの。ああ、荒療治でニーガンが何かすることもありそう。
シーズン3がどうなるか、今から心配ごとが多過ぎる!
あとニーガンの眼差しがね〜!気になるぅ。
でもこれからもニーガンとマギーを応援していくよ〜。
次シーズンの【【ウォーキング・デッド: デッド・シティ】シーズン3も頑張って書くので応援のほどよろしくお願いします。
【ウォーキング・デッド】関連のネタは、次は【ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン シーズン2-キャロルの書】の続きであるシーズン3になると思うので、また読みに来てくださいね!
では、次の【ウォーキング・デッド: デッド・シティ】シーズン3をお楽しみに!
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