Dogstar【Everything Turns Around】和訳キアヌ侍、刀をベースに変え皆を幸せにする 解説 Samurai Changes His Sword Into A Bass To Make Everyone Happy

「自然体で生きていて格好いいから好き」とこの前Dogstarについて和訳&解説した時にチラッと書いたけど、それって中々出来ることではないと今更ながらに思った。

だらしなくなるでしょ、普通。

自分らしくって、ただの我儘になるでしょ、普通。

だがKeanu Reevesは、それをさらっと粋にこなしてしまう。

そう「粋」。

侍にも似た孤高な存在にも見えるKeanuの「粋」。それは悲しみをも乗り越えた慈悲に満ちた人間が辿り着いた領域に達したからかもしれない。

侍は刀をベースに変えて世界をまた回るらしい。

地味に地道にやっている姿は、天下のハリウッドスターとは違う彼の一面だけど、自分を貫く姿は変わらない。

その笑顔も。

今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロスアンジェルス出身のオルタナティブ・ロック・バンド、Dogstar ドッグスター。

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1991年結成。オルタナティブ ロック バンドとして活動。順調に行っていたが、セールス的にはビッグヒットには至らないまま2002年に解散する。

バンドのサウンド云々より、当時、人気俳優の仲間入りをしたベーシストとか、今人気のハリウッド俳優のキアヌ・リーブスがいる!」というメディアの大きな注目を集めていた。

*Dogstar のバンドについてや、来日公演についてはこちら→Dogstar【Breach】和訳 キアヌ・リーブスのバンドDogstarについて Keanu Reeves’Mind “

 

今年、2023年5月のライブにて再結成。9月には来日し、これから全米ツアーに回る予定。そしてとんとん拍子にニューアルバムも10月にリリース予定となった。

今日Lyraが和訳する曲は、Dogstarのニューアルバム『Somewhere Between the Power Lines and Palm Trees』に収録されているシングル【Evrything Turn Around】。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後にまたお話しましょう!

 

 

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Dogstar is an American alternative rock band from Los Angeles, California. They were initially active from the mid-1990s to the early 2000s, during which time the band found moderate success but garnered significant media attention due to the band’s bassist being Hollywood actor Keanu Reeves.

=Everything Turns Around =

 

[Verse 1]

You’re a dream but I’m not dreaming

This is real, all too real

Days I spend when I’m not dreaming

Make me feel how I don’t wanna feel

Then I drift away and you arrive, comin’ to me now

[Chorus]

Well, all my days feel the same

But at night you call my name

And everything turns around

[Verse 2]

The morning hits, rude awakening

Now you’re gone, so far gone

What’s it take? What can I take

To bring you back, to touch your back?

If I fall asleep will you arrive, be by my side?

[Chorus]

Well, all my days feel the same

But at night you call my name

And everything turns around

[Outro]

Everything turns around when you come around

 

君は夢

だが俺は夢見ちゃいないぜ

これは現実

ぜ〜んぶが

現実過ぎるくらいさ

夢を見ないで過ごす日々が

俺に感じたくないことを

感じさせる

それから俺は離れてくのさ

君は到着する

俺の所に来るんだな

 

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まあ

俺の毎日は

いつも同じように感じるけど

夜になると

君は僕の名前を呼ぶ

そして全てが好転するのさ

 

朝がくらわす

無礼な目覚めを

今や君は

もういない

もう遠く離れてしまった

何が必要かい?

何を持って行けばいいんだい?

君を連れ戻すため

背中に触れるためかな?

俺が眠りに落ちたら

君はもう着くのかい?

俺のものになってくれるかい?

 

まあ

俺の毎日はいつも

同じように感じるけど

夜になると

君は俺の名前を呼ぶ

そうしたら全てが好転するのさ

 

君が来ると

全てが好転するのさ

 

Songwriter: Dogstar

Translator: Lyra Sky 和訳

 

温かい。本当に温かい気持ちになる。

優しさが溢れているからだろう。

緩いとか、ぬるいとか、甘い考えみたいなことを言う人達もいるだろうよ、ショービズの世界で生きてたら。

でも気にしないで…だって最高な気分。

久しぶりに懐かしい友にあったみたいな気分だ。

音楽で温かいホンワカした気分になったのは久しぶり。

優しい人達が作るサウンドは、誰が何と言おうとも、人にパワーを与えてくれるのだ。

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アルバム『Somewhere Between the Power Lines and Palm Trees』について

 

『Somewhere Between the power Lines and Palm Trees』は、Dogstarの3rd スタジオアルバム。2022年の再結成後、バンドがリリースする最初のアルバムになる。Kingsize SoundLabs でレコーディングされ、2023年10月6日にディロン・ストリート・レコードからリリースされる予定。アルバムのタイトルとアートワークは、発表時に同時に公開された。そして2023年7月19日最初のシングルとしてこの【Everything Turn Around』がリリースされた。

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歌詞について

詳しいDogstarのバンド解説は、前に書いたこちらの記事をお読みください。

 

Vocalが変わって、Queens Of Stone Ageっぽくなった気がする。Lyraが好きなバンド。そのせいか、若干イカツイ感じもするが、ゆったりとフリーウェイを車で走らせてるような気持ちにもなる。

【Make It Wit Chu/ Queens Of The Stone Age】和訳 メロメロな男心 Melting Love 解説

 

ヴォーカルが変わって、ギャップ萌えするあのバンドらしくなるなんて思いもしなかった。嬉しい誤算だ。他のイメージとしては、グランジど真ん中に近いサウンドから少しポップになったのが、前の2枚とは違う。

Keanuも相変わらずゴリゴリしたベースをキープしてるし、Robertのドラムも相変わらずどっしり構える系で変わらない。

前はモヒカンやったり楽しかったが、大人になって落ち着いて、気負わずに音楽を楽しんでるのが良い。

見た目もね、落ちついた大人です…当たり前か!🤣

 

歌詞は、前に紹介した【Breach】 とは違いラブソングらしい言葉がある為、一般ウケしそうなのはこちらの方だろう。

*Dogstar【Breach】和訳 キアヌ・リーブスのバンドDogstarについて Keanu Reeves’ Mind

 

ゆったりしたサウンドと、LAの道路というシチュエーションだから、Goo Goo Dolls思い出してしまった。あとトリオバンドということも同じ。あの【IRIS】は、自分の存在を知って欲しい、自分がいなくなる前に…と言う歌詞で、【ベルリン天使の歌】のリメイク映画にはピッタリの曲だった。切ないラブソング。

だがこちらはあの曲ほどの切羽詰まった感じはない。もっと余裕がある。歌詞の中には、相手の女性(男性)は、主人公を存在を知っているし、夜中になると呼び出すので、あの曲とは違う。

ただゆったりしたあの感じや佇まいが似ている。まあ、どちらもGrunge世代だから同じ時代を通って来たから同じ空気感を纏っているのも仕方ないだろう。

個人的にどちらも好きなバンドだから嬉しい。人によって好き嫌いが日本ではありそうだが、気負わずに好きなことをやっているバンドだから、両者とも続けてほしいと応援している。

 

愛の告白にも似た言葉もチラホラあって、主人公は好きなんだけど、上手くいかない相手に愚痴ってるようにも思える。

2番目の歌詞からすると分かれていると読み取れて、この男性は愛してるのではなく、ただ寂しいだけなのかも。ラブソングとしては、寂しい歌なのだが、いつものLyraの深読みから見るとまた違う。

深読みすると、これはファンに向けても書いたようにね、思えるのよね〜。

「俺の毎日はいつも

同じように感じるけど

夜になると

君は俺の名前を呼ぶ

そうしたら全てが好転するのさ」

 

普段はつまらない日常だけど、ライブで皆んなに(ファン)に会って名前を呼ばれると、人生、満更でもないと思える、、、そんな気持ちになるのがよくわかるから、ファンへ向けて書いたのかもと思えたのだ。

「君が来ると

全てが好転する」

2023年7月19日にリリースされたこの曲から再始動が公になった。ここからとんとん拍子でツアーやアルバムリリースと繋がって行った彼ら。

Everything Turns Around

全てが好転する

 

23年前より格好良いぞ、Dogstar!!

このまま良い感じに余裕のスタンスを貫いて行ってくれるに違いない。

ブレない姿ってこういうDogstarみたいなこと。

孤高の存在でありながらも、それだけでない優しさや人の温もりを感じさせる。

それは人生楽しんでいるからだろう。

温かい空気を纏ってずっと生きて行くの。

*昔のDogstarね曲を和訳していたのが数曲あるので、またこのブログでUPしますね〜。お楽しみに!

 

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Somewhere Between the Power Lines and Palm Trees is the third studio album by the group Dogstar. It is the first album released by the band after their reunion in 2022. It was recorded at Kingsize Soundlabs and will be released by Dillon Street Records on October 6, 2023. The album title and artwork was announced on July 19, 2023 to coincide with the release of the first single “Everything Comes Around”, for which a video clip was made available on the band’s official YouTube channel.

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Somewhere Between the Power Lines and Palm Trees è il terzo album in studio del gruppo Dogstar. È il primo album realizzato dalla band dopo la reunion nel 2022. È stato registrato presso Kingsize Soundlabs e sarà distribuito dalla Dillon Street Records il 6 ottobre 2023. Il titolo e la copertina dell’album sono stati annunciati il 19 luglio 2023 in concomitanza dell’uscita del primo singolo “Everything Comes Around”, di cui è stato realizzato un videoclip disponibile sul canale YouTube ufficiale della band.

 

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Band members

  • Keanu Reeves – bass, vocals (1991–2002, 2023–present)
  • Robert Mailhouse – drums, vocals (1991–2002, 2023–present)
  • Bret Domrose – lead guitar, lead vocals (1995–2002, 2023–present), backing guitar and vocals (1994–1995)

Former

  • Gregg Miller – lead guitar, lead vocals (1991–1995)

*バンドや来日公演についてはこちら→Dogstar【Breach】和訳 キアヌ・リーブスのバンドDogstarについて Keanu Reeves’ Mind  

Tracce

    1. Blonde
    2. How The Story Ends
    3. Everything Turns Around – 3:00
    4. Overhang
    5. Dillon St.
    6. Lily
    7. Lust
    8. Glimmer
    9. Sunrise
    10. Sleep
    11. Upside
    12. Breach – 2:45
  • Keanu Reeves – basso, cori
  • Robert Mailhouse – batteria, percussioni, cori

Producer

  • Dave Trumfio – produttore
  • Ruddy Lee Cullers – Ingegnere del suono

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