Fishborne【Party At Ground Zero】和訳グランドゼロで言いたいこと Before U know It U Got A Song

梅雨明けするんじゃん?なんてジョーク飛ばしていたら、本当に6月中に梅雨明けしちゃった〜。もうスカやレゲエの季節よぉぉぉぉん。

っと言っても、大体いつもはロックよりのカラダなので(笑)、今日はゴリゴリのSkaではなく(ゴリゴリって言う?)、ロック魂あるライブを繰り広げ、ベースには、これまた愛するファンクやJazzの血がしっかり流れているFishbone の1番好きな曲を和訳解説しちゃいます。

このバンドを知らなくてもRed Hot Chili Peppersらのカリフォルニア・ロック・バンドが好きな人ならば、名前を聞いた事があるだろうし、仲良しバンドだから相互で相手のバンドのコーラスやバックバンドで参加している音に触れているはず。

そう言う助け合いの精神やノリの良さもFishbone のチャームの一つだと思う。

彼らのライブに行けばわかるだろう。フロアの一体感。ノリの良さは世界一。ぐるぐる回るモッシュの中でLyraは助けて貰った経験あるからピースフルなんだよ、実は。

そしてこの演奏の技術力!

ああ、それに、このアホさ炸裂が良い〜♪

だからと言ってただの地平線馬鹿ではない。やべぇ奴らには、「やめろ」と問題提起をするし、社会批判だってズバッと斬り込んで行く。

今日は、バカ騒ぎが普通じゃない、内容も非常に深い曲を選んだ。

灼熱の太陽の下… だろうが何だろうが頭がボーっとしてなんかいられない。

人類の終わりへのカウントダウン。

もう始まってるんじゃない?

今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国ロスアンジェルスで1979年結成されたスカ・バンド、Fishboneフィッシュ・ボーン。

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今ではミクスチャー・ロック・バンドとして知られるFishboneは、レゲエ、パンク・ロック、ヘヴィメタル、ファンクなど、ジャンルに捉われないあらゆる音楽から影響を受けているバンドである。

バンドのロゴマークは、「フィッシュボーン」の原義である魚の骨。

今日Lyraが和訳する曲は、Fishboneがインディー時代に 【Pink Vapor Stew】と言うタイトルで作成したデモ・ヴァージョンもある曲で、アルバム『Fishbone』に収録されている【Party At Ground Zero】。デモヴァージョンは、『Fishone 101』のコンピレーションに収録されている。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

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“Party at Ground Zero” is a song by the ska band Fishbone. A demo version titled “Pink Vapor Stew” can be found on the Fishbone 101 compliation. Fishbone performed the song in the movie The Tripper and was featured in the 1994 movie Camp Nowhere.

=Party At Ground Zero=

[Chorus]

Party at ground zero

A B-movie starring you

And the world will turn to flowing pink vapor stew

[Verse 1]

Please do not fear ‘cause Fishbone is here to say (say what?)

Just have a good time the stop sign is far away

The toilet has flushed and green lights are a ghost

And drop drills will be extinct

Speedracer cloud has come

They not know what they’ve done

Sin has just won

The planet is a crumb

[Bridge]

Johnny, go get your gun

For the commies are in our hemisphere today

Ivan, go fly your MIG

For the Yankee imperialists have come to play 

Johnny goes to Sally’s house to kiss her goodbye

But Daddy say to spend the night

They make love ‘till the early morning light

For tomorrow Johnny goes to fight

Johnny, Ivan, Ian

Everybody come along

For our nations need new heroes

Time to sing a new war song

[Chorus]

Party at ground zero

A B-movie starring you

And the world will turn to flowing pink vapor stew

[Verse 2]

Please do not fear ‘cause Fishbone is here to say (say what?)

Just have a good time the stop sign is far away

The toilet has flushed and green lights are a ghost

And drop drills will be extinct

Speedracer cloud has come

They not know what they’ve done

Sin has just won

The planet is a crumb

Chorus]

Party at ground zero

A B-movie starring you

And the world will turn to flowing pink vapor stew

Party at ground zero

A B-movie starring you

And the world will turn to flowing pink vapor stew

(Whackadoo, whackadoo, whack whack!)

Party at ground zero

A B-movie starring you

And the world will turn to flowing pink vapor stew

Party at ground zero

A B-movie starring you

And the world will turn to flowing pink vapor stew

(This is not a chawade!)

Party at ground zero

A B-movie starring you

And the world will turn to flowing pink vapor stew

(This is not a chawade!)

Party at ground zero

A B-movie starring you

And the world will turn to flowing pink vapor stew

1051

 

爆心地のパーティー

お前主演のB級映画みたいや〜ん

そんでもって

この世は

ピンク色した蒸気がフワフワしてる

シチューになるんやろな

 

お願いやからフィッシュ・ボーンは

喋るために

ここにいるんやから

ビビったりせんといて

(何やて?)

 

ほな

ちょうど一時停止の標識が

遠くにあるし

楽しい時間を過ごしてな〜

便器は洗い流され

緑色のライトは幽霊やから

そやドロップドリルは

全滅するやろなあ

マッハGo Go Goの雲が

やって来たで

あいつら自分が何したか

わかってないねんな

罪が勝ってホヤホヤやろ

この惑星はクズや

知らんけど

 

ジョニーは

銃を手に入れに行く

コミュニティのために

今日は

ワシらの頭ん中の半球にいる(大脳の中)

アイヴァンは

お前らのミグで飛んはるし〜

ヤンキー帝国主義者達が遊びに来た〜

 

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ジョニーは

サリーんちに

サヨウナラのキスをするために行く

でもな

パパは

一晩一緒に

過ごしてエエでって言うんや

彼らは朝日が昇るまで

愛し合うんや

 

未来のためにジョニーは

戦いに行くんや

ジョニーに

アイヴァンに

イアン

み〜んな一緒に来るんや

ワシらの国家のために

新しい英雄達が必要やな

ほな新しい軍歌を

歌う時間や〜

爆心地のパーティー

お前主演のB級映画みたいや〜ん

そんでもって

この世は

ピンク色した蒸気がフワフワしてる

シチューになるんやろな

 

お願いやからフィッシュ・ボーンは

喋るために

ここにいるんやから

ビビったりせんといて

(何やて?)

 

ちょうど一時停止の標識が

遠くにあるし

楽しい時間を過ごしてな

便器は洗い流され

緑色のライトは幽霊やから

そないなドロップドリルは

全滅するやろなあ

マッハGo Go Goの雲が

やって来たで

あいつら自分が何したか

わかってないねんな

罪が勝ってホヤホヤやろ

この惑星はクズや

 

爆心地のパーティー

お前主演のB級映画みたいや〜ん

そんでもって

この世は

ピンク色した蒸気がフワフワしてる

シチューになるんやろな

爆心地のパーティー

お前主演のB級映画みたいや〜ん

そんでもって

この世は

ピンク色した蒸気がフワフワしてる

シチューになるんやろな

(変やな、変やって、アホや、アホ)

 

爆心地のパーティー

お前主演のB級映画みたいや〜ん

そんでもって

この世は

ピンク色した蒸気がフワフワしてる

シチューになるんやろな

爆心地のパーティー

お前主演のB級映画みたいや〜ん

そんでもって

この世は

ピンク色した蒸気がフワフワしてる

シチューになるんやろな

(チャワディやないで!)

爆心地のパーティー

お前主演のB級映画みたいや〜ん

そんでもって

この世は

ピンク色した蒸気がフワフワしてる

シチューになるんやろな

(チャワディやないで!)

爆心地のパーティー

お前主演のB級映画みたいや〜ん

そんでもって

この世は

ピンク色した蒸気がフワフワしてる

シチューになるんやろな

 

Songwriters: John Norwood Fisher, Kendall Jones, Angelo Moore

Transltaor: Lyra Sky 和訳

 

かなり辛辣、辛口な歌詞だが、サウンドは根っからのパーティー好きが、皆んなを巻き込んでお祭り騒ぎをしでかしてる。

「もう灰色の世界になるしかないなら、笑うしかない」とばかりに、現実逃避で騒いでるようだ。

人間、マジで驚異的な悲劇に見舞われたら笑うしかないんだよ。

 

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この半魚人や宇宙人だらけの爆心地のミュージックビデオは、将来『Nightmagmare Before Christmas』の監督になる、ヘンリー・セリックによるもの。

MVの内容は、【赤い死の仮面舞踏会】へのオマージュであり、マスクを外すと死が核爆発を引き起こすのだ。ビデオの静止フレームは、曲の12インチシングルのカバーに掲載されているから興味がある方は、是非是非。

【Party At Ground Zero】とは

【PartyatGroundZero】は、デモの時は、【Pink Vapor Stew】としてコンピレーションアルバム『Fishbone 101】に収録されていたが、これは先に和訳した歌詞にもあるフレーズ。だから、当時からコンセプトは変わっていない曲だと言える。言いたいことは、ただ一つ、地球がぶっ壊れちまう。だ。

彼らの代表曲でもあるこの曲は、映画「Tripper』でFishbone が演奏し、1994年の映画「僕たちのサマーキャンプ」でも取り上げられている。

これは、Fishone のリードシンガーである Angelo Moore 、ギタリストである Kendall Jones 、ベーシストである John Norwood Fisherによって書かれた曲だ。

信じられないほどハイパーでありながら、「戦争のうたを歌う」と出てくるので、聞いたものは驚くに違いない。

彼らの言うこと全てに同意する。私たちの世界は、先人達が犯した罪と同じ古い引き金を引くのではなく、新しい人々に目を向ける必要があるのだ。

その批判を戦争や核などのイメージを描くことで、実現しているのだ。負のイメージで現実を見せ、人間の愚かさを知らせ、二度と同じ過ちを繰り返さない様にしているの。」 決して核を奨励しているのではないのだ。

歌詞について詳しく解説

Speedracerというワードが出てくるが、これはアメリカのアニメ、マッハGo Go Goこと。

drop は、農業に使う装置、肥料と種を同時に土にまける機械を意味しているのだ。

歌詞中に何回も出てくるJohnnyは、有名なダルトン・トランボが書いた戦争を扱った小説【ジョニーは戦場に出た】だ。

この小説は、1938年、アメリカの小説家ダルトントランボによって書かれ、1939年9月にJ.B.リッピンコットによって出版された反戦小説である。

この小説は、初期の全米図書賞の1つである1939年の最も独創的な本として受賞した。1971年の映画版がスクリーン用ダルトン・トランボ自身が監督している。

Metallicaの【One】にも映像入りで取り上げられていたから見たことがある人もいるでしょう?

あと、MiGとは、ミグ航空廠(しょう)。旧ソ連・ロシアの軍用機・戦闘機や戦闘機。

これは安価・堅牢であることから開発途上国で広く採用。語源技師のArtem Mikoyan とMikhail Gurevichの名前からMikoyan i Gurevichとなり、それが短縮されてMiGとなった。「i」はロシア語でandの意味

「ジョニーは、彼の銃を手に入れた」への別の言及。

この本の中には、ジョー(本の「ジョニー」のキャラクター)が第一次世界大戦で戦うためにヨーロッパに行こうとしているシーンが出てきた。

彼が去る前の夜、彼はガールフレンドのカリーンの家に別れを告げるために行きます。しかし、彼女の父親(ジョーの自国への奉仕を誇りに思っており、彼が戦いで死ぬかもしれないことを恐れている)父親は、彼に自分の家で女を愛させる。彼らの歌詞では、Fishboneは「カリーン」を「サリー」に変更しているのだ。

個人的には、嫌なシーンだ。昔はそういう考え方もあったのだろうけど、女性を物とか、捧げ物としか考えてない気がするからだ。この手の映画にはありがちなパターンだけど、理解したくない感じ。

歌詞にある意味不明な叫びの Wachadoは、1970年代のショー「ワンダラマ」の終わりにボブマカリスターが歌った【KidsArePeopleToo】いう曲を指していたり、スラングでは、wack a doともいうが、 変なことや、(薬物使用の結果として) 奇妙な行動またはマスターベーション、悪い判断、などの意味もある。

 

 

Angelo Mooreは、Songfactsのインタビューで、彼はバンドが、どのように組んだかを説明していた。

「俺たちは、ロサンゼルスのラシエネガとキャデラック周辺の母親の家にあるノーウッドとフィッシュの[ドラマーフィルフィッシャー]の寝室で始めたんだ。それが水族館だ。だから、誰がそのホーンパートを演奏し始めたのかわからないけど、誰かが、それを演奏し始めた。ケンダルが歌詞を書き、彼が音楽を書きました。ノーウッドが変更し、俺がその変更をまた書いたんだ。

 

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歌い出すAngelo(笑)、「『ジョニー、お前の銃を手に入れに行きなさい、俺は、グラウンドゼロでパーティーに行くつもりだよ」と、彼もその部分を書いた。

ノーウッドはそこに作品を書いたと思う。 ええ、それは俺たちがうなずいている間と同じように、いくつかのs–が現れて、それから俺たちはそれを繰り返し続けるよ。そしてあなたがそれを知る前に、あなたには、ある種のリフが起こっている。それから誰かが「ねえ、これをここに追加しましょう」と言うでしょう、そして彼らはちょっとリフか何かを歌うだけで、それから俺たちはその部分に入る。始めたところから演奏し、他の誰かが作った別のリフに行く。あなたがそれを知る前に、あなたは歌を手に入れたんたんだ」

普通に作曲してる話なのだが、何故だか、Lyraには Angeloが人類の話をしてるように 聞こえてきた。そしてそれこそが、この曲の本当の根っこの部分にある言いたいことだと感じた。

誰かが作り出した物に、誰かが意見して、それを皆んなで試して、良ければ既存のものに足していく。

ダメなら何回も初めからやり直す。みんながピッタリ合うように手直ししたりして行く。何度も何度も、やり直しては、手直ししていく。そうやりながら、良い感じに仕上げていく。それは良い何かを作り出すためだ。

良い音楽になるように、

良い生活を暮らせるように、

深みのある人間関係になるように、

理想に近づける様に、

そして私達人類が平和に生きていける様に。

「あなたがそれを知る前に、あなたは、既に歌(平和)を手に入れたんだ」

てことじゃない?

 

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The war song of war songs while still being incredibly hyper

I agree with everything they say, our world needs new people to look to, not the same old trigger-happy, power-corrupted “peacemakers”

Johnny Got His Gun is an anti-war novel written in 1938 by American novelist Dalton Trumbo and published in September 1939 by J. B. Lippincott. The novel won one of the early National Book Awards: the Most Original Book of 1939. A 1971 film adaptation was written for the screen and directed by Trumbo himself.

Another reference to “Johnny Got His Gun.” In the book is a scene where Joe (the “Johnny” character in the book) is about to go Europe to fight in World War I. The night before he leaves, he goes to his girlfriend Kareen’s house to kiss her goodbye. But her father (proud of Joe’s service to his country and also afraid he may die in battle) lets him make love to her under his own roof. In their lyrics, Fishbone change “Kareen” to “Sally.”

Refers to the song “Kids Are People Too,” sung by Bob Mcallister at the end of the 1970’s show “Wonderrama.”

whack

1. adj; something in bad taste or is otherwise unappealing.

2. verb; to murder someone.

3. verb; to masturbate.

4.crazy, ridiculous

This was written by Fishbone lead singer Angelo Moore, guitarist Kendall Jones, and bass player Norwood Fisher. In a Songfacts interview with Angelo Moore, he explained how it came together:

“We started it out in the bedroom, Norwood and Fish’s [drummer Phil Fisher] bedroom at their mom’s house down in LA, around La Cienega and Cadillac – that’s the aquarium. So I don’t know who started playing that horn part, but somebody started playing it. Kendall wrote the lyrics, and he wrote the music. Norwood wrote a change, I wrote that change, [singing] ‘That Fishbone is here to say,’ I wrote that part. Kendall wrote all the other words, that [singing], ‘Johnny, go get your gun, I’m going to party at Ground Zero,’ he wrote that part, too. I think Norwood wrote a piece in there.

Yeah, so it’s just like while we’re noodling around, some s–t’ll come up and then we keep repeating it, and before you know it, you’ve got some kind of riff going on. Then somebody’ll go, “Hey, let’s add this here,” and they just sing a little riff or something and then we go into that part. We play it from where we started and we go off into that different riff that somebody else has made up. Before you know it, you got a song.”

The music video for “Party at Ground Zero” was directed by Henry Selick, future director of The Nightmare Before Christmas. The video is a homage to The Masque of the Red Death, with Death bringing about a nuclear explosion when he removes his mask.

Still frames from the video are featured on the cover of the song’s 12-inch single.

Personnel

Fishbone
  • Angelo Moore – saxophone, vocals
  • Walter A. Kibby II – trumpet, vocals
  • Kendall Jones – guitars, vocals
  • Chris Dowd – keyboards, trombone, vocals
  • John Norwood Fisher – bass, vocals
  • Philip “Fish” Fisher – drums
Additional personnel
  • Lisa Grant – vocals on “Lyin’ Ass Bitch”
Production
  • Nancy Donald – design
  • David Kahne – engineer
  • Tony Lane – design
  • David Leonard – engineer, mixing
  • John Scarpati – photography
  • Jack Skinner – mastering (Sterling Sound, New York City)

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