小さい頃に見たボディスナッチャーかと、思ったら、白黒の1956年の映画の方でした。
(*´∇`*)
でも、新しい気がしちゃう作り!
最近、放送してる「ウィスパーズ」やゾンビ系にも影響与えたんじゃないかな?

【ボディ・スナッチャー/ 恐怖の街】とは
『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』(原題:Invasion of the Body Snatchers)は、1956年制作のアメリカ合衆国のSF映画。
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モノクロ作品(のちに着色)、スーパースコープ。アメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録されています。
あらすじ
ロサンゼルスの病院に、精神科医が呼び出される。そこにはマイルズ・ベネルという男が拘留されていた。男は医師を名乗り、逮捕から病院到着までの出来事を語る。
ベネルは職場で、カプグラ妄想に苦しむ患者たちに数多く出会う。恋人のベッキーは離婚を終えて町に戻ってきたばかりだった。二人は医師の友人ジャック・ベリセックの自宅に呼ばれる。
ベリセックは自宅で遺体らしきものを発見したという。遺体には顔の特徴も指紋もなく、変化が始まり、ベリセックの特徴を帯び始める。ベッキーの地下室からは、ベッキーの複製と思われる別の遺体が発見される。だが捜査が進む前に、遺体は姿を消す。
ベネルとジャックの妻テディは、ベネルの温室のポッドから自分たちの複製が次々と現れているのを発見する。
彼らは、町民が眠っている間に複製に置き換えられていると結論づける。
ベネルは当局に電話をかけようとするが、交換手は回線が混み合っており繋がらないと言う。そこでジャックとテディは隣町へ助けを求めに行くため、車で出発する。
ベネルとベッキーは、サンタ・マイラの住民全員が入れ替わり、人間らしさを失っていることに気づく。二人は夜の間、ベネルの事務所に身を隠す。
トラックに積まれたポッドがダウンタウンに到着する。ベッキーとベネルは、ニック・グリベット署長が他の職員にポッドを町へ運び、住民の補充に使うよう指示するのを聞く。
カウフマンとベリセックはベッキーとベネルのためにポッドを持ってベネルのオフィスに到着する。この侵略はエイリアンの偽種族によるもので、彼らを阻止しなければ人類はすべての感情と個性を失ってしまうだろう。
ベネルとベッキーはオフィスから逃げ出す。捕まるのを避けるため、偽者の仕草を真似て、入れ替わった町民の大群の中に紛れ込む。
しかし、交通事故寸前の場面でパニックに陥ったベッキーが叫び声をあげ、その反応がエイリアンたちに彼らの人間性を露呈させてしまう。警報が鳴り響き、二人は徒歩で逃走する。
二人はなんとか逃げ出し、町外れの鉱山に隠れた。しかし、しばらく隠れていると音楽が聞こえてきた。ベネルはベッキーを少しの間残して調査に出かける。
農場で何百ものポッドがトラックに積み込まれているのを目にする。ベネルはベッキーに知らせるために戻るが、戻る前に彼女が眠ってしまい、仲間の一人になっていることに気づく。ベッキーは警報を鳴らし、ベネルは逃げる。絶望した彼は、高速道路の運転手たちに助けを求めて叫ぶ。
ベネルが話を終える。ヒル医師と医師が廊下に出る。事故で負傷した運転手が担架に乗せられて廊下に運ばれてくる。係員は、サンタ・マイラから来た謎のポッドの下から掘り出さなければならなかったと説明する。
ヒル医師は警察に通報し、サンタ・マイラへの出入り口となる道路を封鎖する。ヒル医師が連邦捜査局(FBI)に電話をかけ、ベネルが安堵した。
Lyraの感想
サンタミラの街が一晩で、宇宙人に乗っ取られてしまう〜〜!
ドン・シーゲル監督の作品は、昔見たカラーのボディスナッチャーと違い、グロいキモいシーンは、無しのお上品系にも関わらず、「街が訳のわからない生命体にとって代わられ、人類存続の危機に陥ってしまう…!」という「宇宙人やって来たよ〜!」映画の
「ハラハラ、ドキドキ」
「トイレ行けなーい!」
効果が大成功!の作品になっています。
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ベネル医師(ケビンマッカーシー)も彼女になる、同窓生のベッキー(ダナウィンター)も必死に逃げるが、のっぺらぼうのように感情がない街の人たち全員に、追っかけられ捕まり、また、逃げて追い詰められ、と、ローテクなのに緊迫感がリアル!
私なんて話を知ってるのに、ドキドキ。
白黒だから、余計に主人公が、
「大変だ!人類が乗っ取られてしまう!次は、君だ!君たちの番だぞ!」って、
目ん玉むき出しのギョロ目で、ハイウェイの中を、車に轢かれそうになりながら、人々に訴えるところは、真に迫っていて怖かったですよ。
マジで怖い!
こんな世界になったら、どうしよう?
この俳優さん、、、ケビン・マッカーシーって、この時はメッチャ若いけど「トワイライトゾーン」のお父さん役とか、結構メジャーな映画に年配役で出てた人だよ。
あちこち、ホラー映画出てるなぁ、っと思っていたけれどね、若い時から出てたとは!
screaming queenならぬ、screaming kingだわ。
街が宇宙からの生命体にとって代わられ、知らない間に仲良しさんや、家族たちが、感情のない別人=宇宙人になってしまう、という内容は、昔見たのと(といっても、昔見た方が、新しいボディスナッチャーだが)同じですが、こちらは、形やイメージが違うんです!
こちらはね、野菜のどデカイ豆のサヤ!
それが、宇宙から飛んできてサンタミラの街の農場に根付いてしまい、本人そっくりの人間をコピーして本人が寝てる間に、とって代わるという、、、ある意味生活に根付いた?話の展開になってるから、苦笑はするけど、シックリ来て違和感ないんですよね。
不思議と映画として成り立っている。
前の(新しい方のボディスナッチャー)みたいに、犬は出てくるけど、こちらは普通の犬。
新しい方のボディスナッチャーだと、人面犬だったでしょ?
こちらは、犬が、車に轢かれそうになったのを見て、ベッキーが、「危ない!」って、つい叫んでしまいったせいで、主人公と2人でワザと宇宙人に変わったふりをして街から脱出しようとしてたのが、ばれてしまう、て場面に使われてました。
だから、宇宙人に変わってしまう、、、とか、
半分だけ宇宙人になりかけ、、、の人体や人面犬などカラー映画に出てきたグロいシーンは、全くなしです。
でもね、カラー映画より面白い所がたくさんあるんですよ!
下手するとモノクロのこっちのほうが精神的にヤラレる。

下手に小細工がないのが 良かったのかもしれません。
それにファッションが良いんだよね。
女優さんたちも、ウェストマークした、すそ広がりのシンプルなドレスや、フレアーワンピやロンスカが、メチャ可愛い!
50’sファッションが、楽しめる!
なんか全体的に、良い意味で山の手なエレガントさがある。
逆にそれが、クール!
このLyraのブログを見に来てくれてる人は、ロック好きが多いんだけど、その中で「クールス」とかさ、、、「キャロル」とか、
それこそ、キングな「エルビス」や「バディ・ホリー」や「ロネッツ」とか、好きな人がいたら、その人たちは、
「この映画を見なさい!」(笑)
50’sがてんこ盛りだから、楽しくなれますよん!
クリームソーダの雰囲気よ。
アメ車がバウンドして、路上に乗り上げたり、男性の肩広いスーツが頼もしい。
昔の映画って、男性が素直に強く、たくましく、描かれてるなー。と感心してしまいました。
こんな男性となら一緒に逃げられるわ! キュンキュン ←バカ。
2人が、隠れて窓から見てると、街中の人達がジワジワと広場に集まり、2人を危険分子と見なして探し始めたり、(サヤサヤサヤーって音がしそうな散り方なんだわ、これが。)
トラックに、のっぺらぼうみたいな無表情たちが、デカイ豆のサヤを、「ボーン、ボーン」と、積んだりのシーンは、まるでゾンビが集まってるかのよう。
モノクロの世界って怖いよ、やっぱ!
得体の知れない人間が、得体の知れないことを集団でやっているのを、見たくないのに、たまたま、見てしまって、
誰かに「怖い!ヤバイ!」って、相談したいのに、相談する相手までもが得体の知れないグループに入っちゃっててたら、貴方ならどうする?
「もう誰にも話せんわー!」ってパニクるでしょ?
なんかさ、アメリカの南部とかさ、ミドルの地域の、小さ過ぎて地図にも載ってないような田舎町でさ、、、今でもやってそうじゃない?こういう事、、、。
って、「Lyra、ホラー映画の見過ぎちゃう?」ってか。
この映画見たら、1人ぼっちになった主人公が逃げ惑うシーンに、マジでビビるかもよ?
是非是非、チェックしてみてね!
昔の映画の方が、「人間の真理」をついてる。そして。精神的にグリグリとついてくるから、より一層怖いのかもしれませんね。
チビルなよ!
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