Happy Birthday to Joe Strummer!
I hope you smile everyday in heaven.
Lots of Love,Smile, and Rock!
今日は、誕生日なのよ、Joeの!
【Joe Strummer & The Mescaleros / Coma Girl】和訳 Happy Birthday,Joe! 解説
と書いてから、もう1年たってしまったなんて信じられないわ。
The Clashのメジャーな曲を和訳したから載せるつもりが、またLyraの変なこだわりがムクムクと、、、
今夜はJoe のBirthdayならば彼のラストバンドから又、和訳してお祝いしようよ。
今日Lyraが和訳する曲は、トルコ生まれでイングランド、ロンドン出身のロックミュージシャン、俳優であり、ギタリストの John Graham Mellor ジョン ・グレアム・メラー(1952年8月21日 – 2002年12月22日)。
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パンク・ロックバンド The Clash ザ・クラッシュ のボーカル兼ギタリスト、Joe Strummer ジョー・ストラマーの名で世界中に知られ、リスペクトされているパンクロッカーでもある。
*The Clash については、こちら!→ 【London Calling / The Clash】 和訳 Ringing Warning Forever! 鳴り響く警告は何の為?
今日Lyraが和訳する曲は、JoeがThe Clash 解散後に組んだバンドであり、死ぬまでやり続けたバンド Joe Strummer & The Mescaleros ジョー・ストラマー ・ザ・メスカレロス の1st アルバム1999年10月19日リリースの『Rock Art & the X-Ray Style』から、【X Ray Style】。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!
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This song is by Joe Strummer and appears on the album Rock Art and the X-Ray Style (1999).
Rock Art and the X-Ray Style is the debut album, released in 1999. This album featured the band in its first incarnation: Joe Strummer and Antony Genn on guitar and vocals, Martin Slattery playing keyboards and guitar, Steve “Smiley” Barnard on drums, Pablo Cook on other percussion instruments, and Scott Shields on bass. Richard Flack also did engineering on the album.
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= X Ray Style =
I see a million walk the City Mile
The ticker-tape kings and the juveniles
Will anybody tell me which way to go
Will anybody come back on the CB radio
I’m counting the stars and the telegraph poles
Each one represents the hopes of a soul
You’d think that God wouldn’t be so hard
When you see all the little children running
Running in the back yard
On a Mississippi gourd with a Sub-Saharan song
Somebody is wailing in the Financial District sun
Can anybody feel the distance to the Nile
I want to live and I want to dance awhile
Going to make like Eddie from a Rockabilly train
Going to beat out the Blues on my ball and chain
You can’t pull a hold-up with a Be-Bop gun
There’s people living now ain’t got no heart
And ain’t ever had none
Down on the border they crawl all the way
To get a clip of living with a clean-all spray
Can anybody feel the distance to the Nile
I want to live and I want to dance awhile
You can’t pull a hold-up with a Be-Bop gun
There’s people living now ain’t got no heart
And ain’t never had none
I hear a pay-phone ringing out on Murder Mile
The sucker who picks up gets his number dialed
And all the sparkling waters that ever flowed
Could never wash down this town, so clean that it glows
And I need to see in an x-ray style
I need some Rock Art that don’t come in no phial (vial)
Can anybody feel the distance to the Nile
I want to live and I want to dance a while
マイルズシティーまでへの長い道のりは、分かっているぜ
紙吹雪パレードの王と子ども
誰か、どの道を選ぶべきか教えてくれよ
誰か、CBラジオに戻って来てくれないか?
俺は、星と電信柱を数えているよ
それぞれが魂の希望を再生させている
君が裏庭で小さな子供達が走り回るのをずっと見てると
神様は大変じゃないだろうって考えるだろうな
サハラ以南の歌をミシシッピ瓜でやっていると
金融街の太陽の下
誰かが物悲しい声を上げている
誰もナイルへの遠さを感じることが出来ないのか?
俺は生きたいんだ
それにちょっとの間
踊りたいんだよ
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ロカビリーの一連の曲から
俺はエディの真似をしようと思うよ
しがらみのブルーズのビートを刻もう
ビーパップの散弾銃では
強盗はしょっぴけないけどな
今、生きている奴らは
心のない奴らでもないし
何も感じない奴らでもないんだ
国境まで行く
わざわざ奴らは這っていく
全てを片付けるスプレーで
暮らしの一場面を得るためにね
誰もナイルへの遠さを感じられないのか?
俺は生きたいんだ
それにちょっとの間
踊りたいだよ
ビーパップの散弾銃では
強盗はしょっぴけないけどな
今、生きている奴らは
心のない奴らでもないし
何も感じない奴らでもないんだ
殺人的な距離まで公衆電話のベルが鳴り響いているのが聞こえるよ
どっかのおめでたい奴が受話器を取って電話番号を聞き出している
全ての炭酸水がかつてない勢いで
流れ出たとしても
この街を一掃することは出来ないだろう
とても清潔で
柔らかく輝くようには、ならないな
だから、俺にはレントゲンのやり方で物事を見なきゃいけないんだよ
それにちょっとしたロックアートも必要だな
だからって、小瓶に入れられてるような奴じゃなくってさ
誰かナイルへの遠さを感じることが出来ないのか?
俺は生きたいんだよ
それにちょっとの間
踊りたいんだ
Songwriter: Joe Strummer
Translator: Lyra Sky 和訳
The Clashの時とは違った又、新しい一面が見えて好きな曲の一つなの。
The Clashがドパンク!と言ったサウンドとルックスだったために、解散後に結成したこの Joe Strummer and The Mescaleros を非難する人が多かったと言う。
Joeの新バンドを非難する人間たちの大体は、批評家やPunkしか聴かない人々だったから仕方がないと思う。
だって頭でしか考えていない人達でしょう?
そういう人たちには何を言っても無駄だもの、、、わかりっこない。
ハートでロックを聴いてみたら、このJoe Strummerも最高だとわかるのに、勿体無いわ。
後は、好みの問題。
こればかりは、十人十色(今、百人十色と思っちゃった、ドジ) だから仕方ない。
ハートで感じてみてよ。
難しくはないでしょう?
この歌詞みたいにLyraも思うよ、Joe。
And I need to see in an x-ray style
I need some Rock Art that don’t come in no phial (vial)
Can anybody feel the distance to the Nile
I want to live and I want to dance a while
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トルコのアンカラで生まれたJohn Graham Mellor 。父親は外交官、母親は看護師で、父の海外転勤に伴い、カイロ、メキシコシティ、ボンで幼少期を過ごす。
10歳の時、兄David と共にロンドン近郊のサリーにある私立学校、シティ・オブ・ロンドン・フリーメンズ・スクールに寄宿生として入学。
この時期にJohn = Joeは、ロックに目覚めた。ビートルズやビーチ・ボーイズ、ローリング・ストーンズ、ウッディ・ガスリーのレコードを聴くようになる。
JoeがThe Clashをするまで、“ウッディ”と名乗っていたのはガズリーの影響に違いない。
在学中、兄が自殺してしまう。Davidの自殺はJoe の人生観を決定的に変えた出来事であった。
Davidは、白人至上主義で有名なイギリス国民戦線に入党していたのが、彼の自殺につながったのでは?とJoeは感じていた。
これが、The Clash が反ファシズムの姿勢を明確に打ち出す一因になったと考えられている。
1970年私立学校を卒業したJoe は、プロの風刺漫画家を目指し、ロンドン・セントラル・スクール・オブ・アート&デザインに入学。
在学中は、ロンドン北部のパルマーズ・グリーンでクライヴ・ティンパレイ(Clive Timperley)とタイモン・ドッグとフラットシェアをしている。
1973年、ウェールズ、ニューポートに転居。ニューポート・カレッジ・オブ・アートに入学するが、退学になる。
この頃、ザ・ヴァルチャーズというバンドを結成し1974年に解散。この間、彼は墓掘りの仕事をしていた。
解散後、ロンドンに戻り、ストリートライブをしていたが、ルームメイトたちとバンド “The 101’ers” を結成。ブルーズのカバーをしていた。
バンド名は、無断居住していた住所がウォルタートン通り101番地から取った。
そして1975年、“ウッディ”・メラーだった通名を“ジョー・ストラマー”に改め、友人にもその名で呼ぶよう強要。
Strummerは、サイドギターを示すが、左利きの彼にドッグが右利きとしてギターの演奏方法を教えたため、結局コードをかき鳴らす (strum) 程度にしか上達しなかった皮肉も込められていた。
この頃から作詞・作曲を始めるJoe。
“Keys to Your Heart” は、後にスリッツのドラマーとなるパルモリヴことパロマ・ロマーノとの恋愛に触発されたものであり、この曲は “The 101’ers” の1stシングルとなった。
1976年4月3日、”The 101’ers” は、無名パンク・ロックバンド、Sex Pistols セックス・ピストルズとロンドンのナッシュビル・ルームでライブを行い、衝撃を受けるJoe。
前から Mick Jones ミック・ジョーンズにバンドの誘いを受けていた彼は、”The 101’ers” に見切りをつけ、ポール・シムノン(ベース)、テリー・チャイムズ(ドラム)、キース・レヴィン(ギター)を加えた5人で “The Clash ザ・クラッシュ” を結成したのだった。
クラッシュで活動していた間、数々の名曲を作り出し、歌ったJoe Strummer。
*TheClashについては、こちら!→ 【London Calling / The Clash】 和訳 Ringing Warning Forever! 鳴り響く警告は何の為?
1985年11月Joeは、The Clash の解散を決意してから1年後の1986年、再びMick Jones と共に活動し、アメリカ映画『Sid and Nancy シド・アンド・ナンシー』に楽曲を提供している。
この後もMickとは活動を共にしバンド”ビッグ・オーディオ・ダイナマイト”の2ndアルバムに参加している。
1987年、アレックス・コックスの映画『Walker 』に出演し、映画のサウンドトラックにも楽曲を提供。
同年に公開された映画『Straiht To Hell』にも出演。
1987年秋から1988年に、ギタリストとしてザ・ポーグスのツアーに参加(病気のフィリップ・シェヴロンの代役)。
1989年にはジム・ジャームッシュ監督の映画『ミステリー・トレイン』に脇役として出演。
1990年にはアキ・カウリスマキ監督作品『コントラクト・キラー』にも出演。
パブで演奏をするギタリストとして、ザ・ポーグスから提供された2曲を歌っている。
この時期のJoeは、俳優としてだけでなく、上記以外の複数の映画への楽曲提供を行っている。
1989年、バンド”ラティーノ・ロカビリー・ウォー”と共にソロ・アルバムの作成に取り掛かるが、リリースしたアルバム『アースクエイク・ウェザー』は商業的に失敗、ソニー・レコードとの契約を失ってしまう。
この10年間はJoeの低迷期だ。
だが、1990年ザ・ポーグスのアルバム『ヘルズ・ディッチ』のプロデューサーを努め、1991年にはシェイン・マガウアンの脱退を受けてバンドに加入、ライブツアーのヴォーカルを務めた。
1994年4月16日には、チェコ系アメリカ人のバンド”ダーティー・ピクチャーズ”と共にプラハで開催されたユーゴスラビア紛争難民のためのチャリティーライブに出演。
Joeは、クラッシュ解散からこの時期までを、「荒野の数年間」(The wilderness years)と呼んでいた。
1995年には”レヴェラーズ”、1996年には”ブラック・グレープ”といった当時売れていたミュージシャンたちと活動し、再び華やかな音楽の世界へと姿を見せてはいたが、基本地味な活動をしていた。
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1990年代半ば、優秀なミュージシャンを集めてバックバンド“ザ・メスカレロス”を結成、1999年に、この1stアルバム『X-レイ・スタイル』を発売し、イギリスと北米でライブツアーを開催。
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2001年には2ndアルバム『グローバル・ア・ゴー・ゴー』をリリース。
2002年11月15日、ロンドン西部のアクトン・タウンでストライキ中のロンドン消防組合のためにチャリティーライブを行う。
このライブにMick も見に来ていてステージに上がり、Joeと一緒に【Bank Robber】、アンコールで【白い暴動】【ロンドンは燃えている】を演奏。
このライブは1983年以来、Joe とMick が同じステージに立った初めてのライブであり、最後のライブでもあった。
2002年11月22日、ラストライブをリバプールで行った。
当時Joe は、U2のボノと共にネルソン・マンデラが主催するアフリカエイズ撲滅運動のために共同作曲を行っており、2003年2月にはロベン島でチャリティーライブを行う予定であった。
12月22日、サマセット州ブルームフィールドにある自宅で死去。
遺作となる3rdアルバム『ストリートコア』を制作中であった。
そして、The Clash がロックの殿堂入り授賞式で再結成することを検討している最中であったという。
また亡くなる前の晩には、The Clash の殿堂入りに合わせて発売されたベスト・アルバム『エッセンシャル・クラッシュ』の収録曲を選ぶ作業をしていた。
当初、死因は心臓発作とされたが、解剖の結果、先天性の心臓疾患だったことが判明した。
2003年2月に開催されたグラミー賞授賞式では、エルヴィス・コステロ、ブルース・スプリングスティーン、スティーヴ・ヴァン・ザント、デイヴ・グロール(元ニルヴァーナ、現フー・ファイターズ)、ピート・トーマス、トニー・カナル(ノー・ダウト)によって「ロンドン・コーリング」が演奏され、3月にはクラッシュはロックの殿堂入りを果たした。
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Joeがロックし続けた軌跡が残っている。
それは、彼が作り出した楽曲だ。
The Clashで歴史に残る名声を得て、紆余曲折があり、低迷期を乗り越えてJoe Strummer & the Mescaleros で帰って来た。
そして、最後の最後まで作り続けて、歩き続けて、そして、歌い続けて生き抜いた彼の人生を誇りに思う。
どんなに苦しくても負けないで自分をキープし続けるJoeの生き方を見習って生きたい。
Lyraだけでなく、この世界に生きているJoe Strummerのファン、The Clashのファンは、いつまでもJoeを忘れないし、彼が作り出した曲から、何回もパワーを貰って生きていけるのだ。
それはJoeが愛の溢れる人間だからだ。
【X-Ray Style】は、彼のその愛が現れた歌だと思う。
Lyraの深読みだと笑っても良い。
だが歌詞の世界観から、優しさが溢れた歌だ。
Joeの世界が平和になるように、、、と願う気持ちが歌詞に散りばめられているのだよ。
戦争や金融危機や自然破壊を歌詞に書いて、その中に思いやりのある言葉寄せているのだ。
それは、彼自身が人生の大切さを知っていたからだろう。
きっと胸が痛い時もあったのだと思う。
ライブが辛い時もあっただろう。
でも、全力を尽くすこと。
それが、Joeの生き方だったのだ。
「俺は生きたいんだよ
それにちょっとの間
踊りたいんだ」
それだけで良いと思う。
いや、それが全てだわ。
生きるってそういうこと。
Joe の言葉で又、Lyraは生きていけるよ。
Thanks for making good tunes with your beautiful words, Joe!
ほんのちょっと踊りたい。
生きる楽しみを見つけて、全力で生きて行くの。
そして、この世界に愛を捧げよう!
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Personnel
- Joe Strummer – lead vocals, acoustic guitar, electric guitar, mixing
- Antony Genn – synthesizer, guitar, piano, bass, strings, beats, backup vocals, programming, mixing, producer
- Richard Norris – keyboards, E-Bow, drum programming, producer
- Martin Slattery – Hammond organ, Wurlitzer, melodica, saxophone
- Scott Shields – acoustic guitar, bass, electric guitar, backup vocals
- Pablo Cook – percussion, drums, backup vocals
- Steve Barnard – drums
- Dave Stewart – acoustic guitar
- Ged Lynch – drums
- Gary Dyson – backup vocals, chant
- B. J. Cole – pedal steel
- D.J. Pete B. – scratching
- Richard Flack – programming, engineer, mixing
- Ian Tregoning – engineer
- Damien Hirst – cover art
- Streaky Gee – mastering
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