John Frusciante の曲はレッチリ好きにはどう映っているのかな?と時々思う。それは熱狂的過ぎな「うごォーJohnがメッチャ好き〜!」という何でも受け入れてしまう信者ではなく普通に Red Hot Chili Peppersが好きだと言う人やサウンドが好きな人のことだ。
アルバムによってその時のアーティストの心理状態が出てサウンドが変わるのはよくある話。だが、Johnの場合は、かなり違う、べらぼうに。だから知らない人は驚いてしまう事が多いみたい。
Lyraは音楽のジャンルにとらわれないタイプで、ただ単に自分が好きor 嫌いかだけで決めてしまうし、気分屋な為(笑)その日の予定や心理状態でハマる音もコロコロ変わる。それ故に Johnの変貌ぶりには違和感がない。寧ろ親近感を抱く。
最近のJohnのソロはまた変わってる…だからそれにしようと思ったのだけど、さっき駅を歩いていたらPearl Jamが流れてね。もう口ずさんで早歩きしていたら頭に関連した思い出が流れ始めて…。
そうしたらデジタルな気分じゃなくなっちゃったの。
そう、もう脳内、ギターと歌(笑)。ただそれだけで良い。
だから、今日のLyraはJohnなら…コレ ❤️。
今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国出身のミュージシャン、John Frusciante ジョン・フルシャンテ。
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Red Hot Chili Peppers レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリストとして有名なシンガー、ソングライターである。
*Johnについては、こちらなど→和訳 John Frusciante【With No One】ジョン・フルシアンテの特徴 Fade to White o’Psychedelia
*レッチリについてはこちらなど→【Red Hot Chilli Peppers / Stone Cold Bush】Crazy But Love & Peace Band ! 和訳 Lyrics &History.
今日和訳する曲は、John Fruscianteの6枚目のスタジオアルバム 2004年10月26日リリースの『Inside of Emptiness』に収録されている曲【Inside A Break】。詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!
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Inside A Break is a song of album “Inside Of Emptiness” by American musician John Frusciante, Inside of Emptiness is the sixth studio album by John Frusciante, released on October 26, 2004 on Record Collection, and is the fourth in a series of six releases, issued from June 2004 to February 2005. The album features contributions from Josh Klinghoffer and Omar Rodríguez-López.
=Inside A Break=
(A one, two, three, four!)
[Verse 1]
Inside a break there’s only moments that hide
Every mistake is really worth a try
I know a way a lie can be refined
Hand me your cross and run for your life
Any good luck is a fallin’ tree
I’m no one and no one is me
All day to call some kind of faceless guide
Some day you see is just today in a guise
Na na na na na na na na na na
Na na na na na na na na na na
[Pre-Chorus 1]
Every pace you go would go without you
Busiest days there’s really nothing to do
I go away to turn the dark to light
Don’t look at me when you’re wonderin’ why
[Chorus]
Hymns sound so good to him
Reflections occur within
Unwind so-called holes
(1,2,3,4)
休憩中には
隠れる瞬間だけがある
すべての間違いは
試してみる価値がある
俺は嘘を洗練させる方法を知っているんだ
十字架を渡し
命がけで走ってくれ
どんな幸運も倒れる木だ
俺は何者でもないし
誰も俺じゃないんだよ
顔の見えないガイドに
電話するために一日中
お前が見るいつかは
見せかけの今日だけなんだぜ
ナ・ナ・ナ・ナ・ナ・ナ・ナ ナ・ナ・ナ
ナ・ナ・ナ・ナ・ナ・ナ・ナナ・ナ・ナ
お前が進むすべてのペースは
お前なしで言ってしまう
一番忙しい日は
本当に何もすることがない
暗闇を光に変えるために
俺は走るよ
お前が何故?と思っている時は
俺を見ないでおくれ
彼にとって賛美歌は
とても心地よく聞こえる
反射は内部で発生する
いわゆる穴をほぐすみたいにね
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[Verse 2]
Language is false but it speaks to me
Places are gone when there’s no one to see ‘em
I got a pain that spans millions of lives
Goin’ to where we’ll dive into the sky
[Interlude]
La la la la la la la la la la
La la la la la la la la la la
[Pre-Chorus 2]
Any old way is a new way to be
There’s just no cause for beating anybody
All of us kids, we like to climb to fall
Once within, there’s nothing better at all
Than nowhere
Nowhere
Nowhere
Nowhere
Nowhere
Nowhere
Nowhere
言語なんて嘘だけど
それは俺語りかけてくるよ
誰も見ていなかったら
場所はなくなってしまう
何百万もの人生にまたがる
痛みを感じた
空に飛び込む場所へと行くぜ
ラララララララララララ
ラララララララララララ
古いやり方はどれも
新しいやり方なんだよ
誰かを殴る理由はない
俺たち子供たちは皆
登ったり落ちたりするのが好きだ
一度中に入ると
これより良いものは何もないんだから
どこよりも
どこにもない
どこにもない
どこにもない
どこにもない
どこにもない
どこにもない
Songwriter: John Frusciante
Translator: Lyra Sky 和訳
アルバム『Inside Emptiness』について
この曲は、2004 年 6 月から 2005 年 2 月までに制作されたアルバムに収録されていて、4 番目の曲。
このアルバムには、John が脱退して後に後任ギタリストを勤めていたジョシュ クリングホッファーや、オマール・ロドリゲス・ロペスも参加している。
このレコードのビニール版は、2012 年 12 月 11 日にレコード コレクションから再プレスされています。これらの再発行レコードは 180 グラムで、アルバムの MP3 形式と WAV 形式から選択してダウンロードできる。
曲について
前に和訳解説した 【Emptiness】と対を成す曲だと言える。
John自身が自らのサウンドを求めて、たった1人で旅に出た頃の彼を表している。
*John Frusciante【Emptiness】和訳解説「奈落の底から」From the Abyss
ジョン・フルシアンテは次のように語っていた。
「本当にパワフルだけど、優しい雰囲気が漂っている。心地よい雰囲気がある。硬いものもあるし、柔らかいものでも重みがある。」と。
LyraもJohnのこの考えに共感するし、アンビバレントな感情がハートで戦っているような表現は AB型のJohn らしい歌詞だと感じている。(血液型なんてそんな重要ではないんだけど色々占い齧っていた時期があったので瞬間的にコンピューターが動くの)
更に「「Scratches」という曲は、俺にとって感情的に重いけど、 それは歪んだギターや叩きつけるドラムではない。別の曲には、夫婦の赤ん坊が死ぬことについての曲がある。そこにはたくさんの自発性と無謀さ、そして何も考えていない」と語る。
こちらも【Emptiness】と同じ両極端な感情を重いテーマに載せている事を話しているのだ。もちろんこの【Inside A Break】にも書かれている感情なのだ。
Johnの中では、いつも何かを突き詰めながら葛藤している。ああでもこうでもないと一日中、好きなおもちゃで頭の中で浮かんだ世界を構築したり、目の前にある彩りある積み木を組み立てている無邪気な子供のようだ。
ただそれがJohnの場合は身を削るような痛みを伴うものなのだと思う。それは音づくり然り、人間関係然り。
その痛みがひどくなるとJohn Fruscianteはみを削りすぎた故に、その全てから逃げたくなってしまうのだと思う。
それは自由を求めてであり、何にも囚われない痛みのない無の世界なのだ。
だからどこにもない場所を探すのだ。
古いやり方はどれも
新しいやり方なんだよ
誰かを殴る理由はない
俺たち子供たちは皆
登ったり落ちたりするのが好きだ
一度中に入ると
これより良いものは何もないんだから
どこよりも
どこにもない
それは何も考えずにいられる場所。
なんにもない、なんにもない、全くなんにもない。
どこにもない自分の居場所なのだ。
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Personnel
- John Frusciante – lead and backing vocals, guitar, synthesizer, keyboard, bass (“The World’s Edge”, “666”), production, design
- Josh Klinghoffer – drums, bass, keyboard, backing vocals, guitar (“I’m Around”), guitar solo (“Inside a Break”, “Emptiness”)
- Omar Rodríguez-López – lead guitar (“666”)
- Ryan Hewitt – engineer, mixing
- Kevin Dean – assistant
- Bernie Grundman – mastering
- Lola Montes – photography
- Mike Piscitelli – design
- Dave Lee – equipment technician
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