デビュー時の、美しさにも似た煌びやかさは無くなったけど、「アクを取り除くのを忘れたまんまに放っておいたら、良い具合に出汁が取れて、美味い作品が出来ちゃったよーん!」とLyraが勝手に思っているバンドの、これまた
「キモいけれどクセが強くて良い曲」を和訳したくなったから紹介しちゃう!
ワケわかんね〜Lyraって?
Lyraもワケわかんねー!
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今日Lyraが紹介するのは、イギリスはレスター出身のロックバンド【KASABIANカサビアン】。
カサビアンは1997年結成し、2004年イギリスでデビューして、シングルヒットを出した人気バンドであると共に、2010年に音楽雑誌『Q』で現在活躍する世界最高のライヴ・アクトに選出されている意外と凄いバンド。
エレクトロニカを融合させたロックサウンドが特徴で聴いていると、「音楽好きが色々、遊びながら音作りしてるな」とわかるよ。
その自由な立ち位置は、インディーバンドみたいなのに、本人たちはインディーロックを毛嫌いしており、カサビアンはそのようなジャンルに当てはまらないと述べているから、ワケがわかんねー奴ら。
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今日、Lyraが和訳したのは、このカサビアンの昨年リリースされた最新アルバムから “You’re In Love With Psycho”です。
ワケわかんねー!って気分が盛り上がる歌詞なんですよ。(ワケわかんない?)
「恋すると夢中になってワケわからなくなる〜」と言う可愛い物ではなくて、マジ「狂気」な気持ちが良い感じにフワフワしていて癖になります。
Lyraの和訳の後にMusic Videoをバージョン違いでアップしたからみてね!
その後にまたLyraとお話ししましょう。
= You’re In Love With Psycho =
[Verse 1]
You know it’s the place I need
But you got me walking circles like a dog on a lead
And the doctors say I’m crazy, that I’m eight miles thick
I’m like the taste of macaroni on a seafood stick
And you got me switched on, baby, like electric eel
And I’m tight with Axel Foley, that’s just how I feel
Like a grapefruit and a magic trick, the prodigal son
I’m walking, I’m walking, I’m walking, I walk so quick
そこは、僕が必要としてる場所なんだよ、君にわかる?
でも、君は僕にリードで繋がれた犬みたいにグルグル円を書いて歩かせたがるよね
それに、医者も僕が狂ってる、って言うんだよぉ、僕は8マイルもいっちゃってるてさ
僕は海鮮料理の具に乗っかったマカロニみたいな奴なんだよ
それに君は僕を恍惚とした気分にしてくれるよ、ベイビー、君のおかげで、まるで電気ウナギさ
僕はアクセル・フォーリーと仲良しなんだぁ、だってあの映画の気分がまさに今の僕の気持ちだからさ
まるで、グレープフルーツとマジックの仕掛けや放蕩息子みたいだろ
僕は歩いてる、僕は歩いてる、
僕は歩いてるんだよ
僕はとっても素早く歩く
[Pre-Chorus]
And it just don’t mean a thing
We’ve been waiting far too long
We’ll play it out again
This is just my serenade
そんな大した意味はないさ
僕らは随分と長い間待ち続けている
僕らで又、最後まで演奏しよう
これは正に僕のセレナーデさ
[Chorus 1]
You’re in love with a psycho
You’re in love with a psycho
And there’s nothing you can do about it
I got you running all around it
You’re in love with a psycho
You’re in love with a psycho
And there’s nothing you can do about it
You never gonna be without it
君は精神異常者に恋してる
君は精神異常者に恋してる
君がこの恋に出来る事は何もないよ
僕がその周りをグルリと走らせてやった
君は精神異常者に恋してる
君は精神異常者に恋してる
君がこの恋に出来る事は何もないよ
君はこの恋なしじゃ生きてられない
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[Verse 2]
Jibber jabber at the bargain booze
And reciting Charles Bukowski, I got nothing to lose
And I wait for you to follow me to share my chips
But you’re walking, you’re walking, you walk, you walk so quick
安酒の酒場で意味のないことをくっちゃべってる奴
チャールズ・ブコウスキーの詩を暗唱しているよ
僕には失う物なんてないんだ
僕はチップスを一緒に食べに来てくれる君を待ってるのさ
でも君は歩いてる、君は歩いてる、君は歩く
君は歩くのが凄く早いな
[Bridge]
Nobody’s gonna take you there
I stick around for the thousand yard stare
I go to sleep in a duffle bag
I’m never up, never down, down, down, down
[Chorus 1]
Hey, you’re in love with a psycho
You’re in love with a psycho
And there’s nothing you can do about it
I got you running all around it
You’re in love with a psycho
You’re in love with a psycho
And there’s nothing you can do about it
You’re never gonna be with–
だぁれも、君をそこに連れてってくれないよ
僕は1000ヤードもジッと見て待ってる
ズック袋の筒の中で僕は眠りにつくのさ
僕は決して起きてないし、決して地面に落ちてない、
落ちてない、落ちてない、落ちてない
ヘイ!君は精神異常者に恋してる
君は精神異常者に恋してる
君がこの恋に出来る事は何もないよ
僕がその周りをグルリと走らせてやった
君は精神異常者に恋してる
君は精神異常者に恋してる
君がこの恋に出来る事は何もないよ
君はこの恋なしじゃ生きてられない
[Break]
Maybe this way we’ll find a solution
Maybe this way we’ll find a solution [?]
[Chorus 2]
You’re in love with a psycho
You’re in love with a psycho
And there’s nothing you can do about it
I got you running all around it
You’re in love with a psycho
Tu amor es muy loco
And there’s nothing you can do about it
You never gonna be without it
君は精神異常者に恋してる
君は精神異常者に恋してる
君がこの恋に出来る事は何もないよ
僕がその周りをグルリと走らせてやった
君は精神異常者に恋してる
君の愛はとても狂ってる
君がこの恋に出来る事は何もないよ
君はこの恋なしじゃ生きてられない
Translator: Lyra Sky
で、キモ怖なバージョン以外に、ラジオ出演してます風を装ったバージョンもあるので、UPしておくね。
これもある意味キモいかも?
PV見た後だと悪夢続いてる感じだ。
Goin’ Crazy 〜だよね。
「君は頭がおかしい人に恋してるよ」と言いながら、多分、精神異常者は、話している僕自身だろう。
ちょっぴりイかれてるよ、、、じゃなくて完全にイかれてる人に恋してるよ、ってことよ。
「こんなオカシイ僕のこと好き?」と好きになって欲しくていってる大人の男性がLyraには見えて怖いですね。
【Clockwork Orange】がLyraは好きなんだけど、あの小説の世界もチラッと頭によぎったよ。映画もね。
でも、あそこまでひどい世界じゃないし、処刑じみた実験とかある場所には、この歌詞の世界の主人公はイカナイけどね。
精神異常者だから馬鹿か?と言ったらこの歌詞の僕は映画も好きだし、詩も嗜むようだわ。
アクセルはあの「ビバリーヒルズコップ」の名前だよ、、、分かる?
それにブコウスキーは作家であり詩人である、あのアメリカのブコウスキーだからね。
頭良すぎて狂っちゃった男性が、好きになった子に独壇場で、くっちゃべってる映像がLyraの頭の中でドカーンと巣食っているの。
だから、そんな感じにプラス、素直さもあるよう幼児性=純粋さをだした訳してみました。
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コーラスが又いい感じに気持ち悪さを出していますね。
デビュー曲がいかにもStone RosesやPrimal Screamや、Lyraが好きなOasis を崇拝してるかのようなサウンドだったから、この”You’re In Love With Psyco”を聴いた時は「色々と試みてるなぁ〜この人達は変わったわ」と大人らしさを感じちゃいました。
こんなクレイジーな曲で大人っぽさを感じるLyraって、ワケわかんねー!ってか?
Lyraもワケわかんねー!( ̄∀ ̄)
でも、ワケワカンネー中に、確信犯なカサビアンの兄貴たちの笑い顔が見えてくるのよ、Lyraには。
ニヤつきながら「どや?!」と自信満々な顔を浮かべてるのよ。背筋が寒くなるようだわ、気持ち良いくらいに。
仕方ないわね。このキモいけど聴いてると癖になる曲に乗ってやっても良いわよ。
その代わり、Lyraに最後まで付き合いなさいよね!
With Good Sounds でさ。
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= カサビアン Kasabian =
出身地 イングランド レスター
ジャンル オルタナティヴ・ロック
インディーロック
エレクトロニカ
活動期間 1997年 –
レーベル RCAレコード
コロムビア・レコード
ソニー・ミュージック
公式サイト www.kasabian.co.uk
メンバー トム・ミーガン
セルジオ・ピッツォーノ
クリス・エドワーズ
イアン・マシューズ
旧メンバー クリストファー・カルロフ
ジェイ・メーラー(サポート)
1997年にボーカルのトム・ミーガン、ギターのセルジオ・ピッツォーノとクリストファー・カルロフ、ベースのクリス・エドワーズの4人で結成され、2004年にドラムのイアン・マシューズが加わる。
2006年にはG.のクリストファー・カルロフが脱退し別バンドへ。以後4人体制で活動している。
2006年からはサポートギタリストとしてジェイ・メーラーがツアーに帯同していたが、2012年にビーディ・アイへ加入したためバンドを離れた。(Liamのバンドだったのよ)
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カサビアンはこれまでに5枚のスタジオ・アルバムを発表しており、2010年にはブリット・アウォーズのベスト・ブリティッシュ・バンドを受賞している。またライブアクトは特に評価が高く、2014年にはグラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーを務めている。
彼らのスタイルはストーン・ローゼズやプライマル・スクリームと、オアシスの中間に位置すると表現されることがある。実際に彼らはオアシスのギャラガー兄弟を非常に尊敬しており、その言動は崇拝に近い。オアシスの方も彼らを可愛がっており、ライヴで共演したり、インタビュー等でカサビアンを絶賛するなど蜜月状態が続いている。
デビュー当時はレスター郊外の小屋で4人で自給自足に近い共同生活を送っていた。代表曲は、『L.S.F (Lost Souls Forever)』、『Club Foot』、『Me Plus One』、『Processed Beats』、『Reason Is Treason』、『Empire』、『Shoot The Runner』。
2004年のサマーソニックで初来日を果たし、新人バンドとしては異例の入場規制が敷かれた。その人気を受けて翌年はメインステージに出演している。 2007年のサマーソニックにも出演を果たし、同年9月3日にFast Fuse EPをリリース。
2016年に地元のサッカークラブであり、メンバーがサポーターであることを公言しているレスター・シティFCがプレミアリーグを制覇した際に、記念パレードにサプライズ・ゲストとして登場、ライブを敢行した。同年5月にはチームのホームスタジアムであるキング・パワー・スタジアムでライブを行う。
メンバー
現メンバー
トム・ミーガン(Tom Meighan) – メインボーカル
セルジオ・ピッツォーノ(Sergio Pizzorno) – ギター、キーボード、ボーカル
クリス・エドワーズ(Chris Edwards)- ベース
イアン・マシューズ(Ian Matthews) – ドラム、パーカッション
サポートメンバー
ティム・カーター(Tim Carter) – ギター
ベン・キーレー (Ben Kealey) – キーボード
ゲイリー・アレスブロック (Gary Alesbrook) – トランペット
元メンバー
クリストファー・カルロフ(Christopher Karloff) – ギター、キーボード
ジェイ・メーラー(Jay Mehler) – ギター(2006年-2012年)
ディスコグラフィー
アルバム
・Kasabian(2004年)
・Empire(2006年)
・West Ryder Pauper Lunatic Asylum(2009年)
・Velociraptor!(2011年)
・48:13(2014年)
・For Crying Out Loud(2017年)
シングル
・Club Foot(クラブフット)(2004年)
・L.S.F.EP(エルエスエフ イーピー) (2004年)
・Processed Beats(プロセスドビーツ)(2004年)
・Empire(エンパイア)(2006年)
・Shoot the runner(シュート ザ ランナー)(2006年)
・Fast Fuse(ファスト フューズ)(2007年)
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