去年も今年も良い曲やバンドとの出会いがてんこ盛り。これ言ったら又、頭なおかしな人が文句言ってくるかもしれないが、実際、バンドなんてどうでも良くて、そんな事より、めちゃくちゃ良い曲に出会う方が、ワクワクが止まらなくなる。つまり「ちむどんどんする」のさ〜ww
特に曲を知ってるのにタイトルもバンド名も、ここまで(喉元)出掛かっているのに、思い出せない、と言うのが、2つあったのだが去年の暮れに「ハッ!!」と思い出してスッキリしたのが、一つ。そして、もう一つが、今日取り上げるこの曲【Hanging By The Morment】だった。
実はコレ、ラジオのジングルに数秒だけ使用されていて、聞くたびに「曲名なんだっけ?」とモヤモヤしていたのだ。
それをふとした瞬間思い出して、そうしたらこの曲を聞いていた楽しかった日々や、夕焼けや匂いまで思い出してしまい、軽い眩暈を感じた。
タイムスリップするとはこのこと。愛に溢れた日々を生きてこれたから、色々なことを乗り越えてこれたのだ。
曲の威力は凄い。久しぶりに、それを痛感した曲だ。歌詞もロマンティック。
今日もLyraと一緒にロマンティック気分になってねっ。
今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国カリフォルニア州マリブ出身のオルタナティブ・ロックバンド、Lifehouse ライフハウス。
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2000年デビュー(日本は2001年)し、本国アメリカでは、現在も根強い人気を誇るバンド。
デビューアルバム『No Name Face』と、そのアルバムから爆発的人気を得て、シングルヒットも飛ばし、ある意味青春ソングと言ったらアメリカでは彼らかもしれない。
*Life House【You And Me】和訳 Standard Wedding Song 日常の素晴らしさ
ツアーも精力的に行う人気バンドなのに、日本では知名度が低いのが不思議だ。
今日Lyraが和訳する曲は、2000年ドリーム・ワークス・レコードからリリースしたデビューアルバム『No Name Face』に収録されているファーストシングルであり、爆発的大ヒットを飛ばした『Hanging By A Moment』(2000年9月25日リリース)。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!
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Hanging by a Moment” is a song by American alternative rock band Lifehouse. It was the first single released from their debut studio album, No Name Face (2000), issued through DreamWorks Records. The track was written by lead singer Jason Wade, who said that he wrote the song in about five minutes without thinking about what would happen to it. It was produced by American record producer Ron Aniello and was mixed by Brendan O’Brien. Musically, “Hanging by a Moment” is a post-grunge song that contains influences of alternative rock.
=Hanging by a Moment =
[Verse 1]
Desperate for changing
Starving for truth
I’m closer to where I started
I’m chasing after you
[Chorus]
I’m falling even more in love with you
Letting go of all I’ve held onto
I’m standing here until you make me move
I’m hanging by a moment here with you
[Verse 2]
Forgetting all I’m lacking
Completely incomplete
I’ll take your invitation
You take all of me now
[Chorus]
I’m falling even more in love with you
Letting go of all I’ve held onto
I’m standing here until you make me move
I’m hanging by a moment here with you
I’m living for the only thing I know
I’m running and not quite sure where to go
And I don’t know what I’m diving into
Just hanging by a moment here with you
[Bridge]
There’s nothing else to lose
There’s nothing else to find
There’s nothing in the world
That can change my mind
There is nothing else
There is nothing else
There is nothing else
[Verse 1]
Desperate for changing
Starving for truth
I’m closer to where I started
I’m chasing after you
[Chorus]
I’m falling even more in love with you
Letting go of all I’ve held onto
I’m standing here until you make me move
I’m hanging by a moment here with you
I’m living for the only thing I know
I’m running and not quite sure where to go
And I don’t know what I’m diving into
Just hanging by a moment here with you
[Outro]
Just hanging by a moment (Here with you)
Hanging by a moment (Here with you)
Hanging by a moment (Here with you)
Hanging by a moment here with you
変化への絶望
真実への飢え
まるで今
俺は始めてあった時みたいな気分さ
君を追いかけているんだから
君をますます愛して行く
今まで手に入れたもの全部
手放したっておしくない
君が俺を動かすまで
ずっとここに立っているよ
君と一緒にいられる
この一瞬にすがりついてるんだ
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俺の足りない所
ぜんぶ忘れてて
完全に不完全さ
君からの誘惑なら何でも受けるよ
だって今
君は俺を骨抜きにしてるんだぜ
君をますます愛して行く
今まで手に入れたもの全部
手放したっておしくない
君が俺を動かすまで
ずっとここに立っているよ
君と一緒にいられる
この一瞬にすがりついてるんだ
俺はたった一つ
分かっていることの為に
生きているんだ
俺は走ってく
どこに行けばいいのかは
良く分からないし
どこに飛び込んでいくのかも
分からない
ただここで
君と一緒にいられる瞬間に
すがりついているんだ
ダメもとだし
何も見つかるはずもない
この世界には何もないんだぜ
俺の気持ちを変えてくれるような物なんてさ!
他には何もないんだ
他には何もないんだ
他には何もないんだ
変化への絶望
真実への飢え
まるで俺は始めてあった時みたいな気分さ
君を追いかけているんだから
君をますます愛して行く
今まで手に入れたもの全部
手放したっておしくない
君が俺を動かすまで
ずっとここに立っているよ
君と一緒にいられる
この一瞬にすがりついてるんだ
俺はたった一つ
分かっていることの為に
生きているんだ
俺は走ってく
どこに行けばいいのかは
良く分からないし
どこに飛び込んでいくのかも
分からない
ただここで
君と一緒にいられる瞬間に
すがりついているんだ
ただこの瞬間にすがりついているんだ
(ここで君と一緒に)
瞬間にすがりついてる
(ここで君と一緒に)
瞬間にすがりついてる
(ここで君と一緒に)
瞬間にすがりついてる
(ここで君と一緒に)
君と一緒に居られる瞬間にすがりついてる
Songwriter: Jason Wade
Translator: Lyra Sky 和訳
良い曲だわ〜。歌詞も好きなタイプの言い回しだと言うのもあるけど、王道なアメリカンロックと、西海岸ロックを足してBon Joviスパイスを効かせた感じが好き〜。
ああLyraって直ぐ好きだと、「好き〜」て言っちゃうし、書いてしまうけど、リアルにそう思うと、ハートと直結して口から出てしまうから、相手は本気に思ってしまうし、それ以上の感情をもたれてしまうが、それは仕方がないな、と諦めている。だって好きなのは好きだし、それが何となくだったり軽くても、悪い事じゃないから相手は良い方に取りたくて取るから仕方がない。悪いなあと申し訳なくは思うけど…まあ、真実だから嫌味がないでしょ?演技で「好き〜」ってアホらしい。アレ演技ってわかるし無理して汚い。
この歌詞が詰め寄り気味でも嫌味がなく、尚且つリアルなのは、Jasonがそう感じて、ハートと直結してる歌詞だからだと思う。
正直者は、バカを見るのではなく、真実を聞き手に見せて自分は、幸福のreflection リフレクションを見れるんだよ。
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【Hanging By A Moment】の製作秘話
2000年9月25日にリリースした大ヒットシングル。
リードシンガーのJason Wade が書いた曲で、アメリカのレコードプロデューサー、ロン・アニエッロがプロデュースし、ブレンダン・オブライエンがミックスした。
音楽的にはPost Grunge であり、オルタナティブロック・バンドにインスパイアされたのが良くわかる曲である。
メロディー自体が強くパワフルで、繰り返し口ずさめるのが魅力だろう。
ソニー/ ATVミュージックパブリッシングがMusicnotes.comで公開したシートミュージックによると、この曲は毎分124ビートの「適度なロック」テンポであり、Dフラットメジャーのキーで構成されている。
Lifehouse のリードシンガー兼ギタリストであるJason Wade のビルボードとのインタビューでは、「アップテンポでラジオに優しい曲」と語っていたが、ラジオ出かけやすい曲だし、耳に残るメロディは美しく、疾走感があるからドライブソングにも良い。あの広い大地をかっ飛ばすには最適な曲、、、だから、ラジオに優しい曲なのだ。
About.comのBillLambは、この曲を「現代のクリスチャンバンドが主流に渡った史上最大のロックヒットの1つ」と呼んだ。
この曲は2001年夏の最大のヒット曲であり、最終的にはラジオでその年の最も再生された曲に選ばれたのだ。
SputnikmusicのSeanRizzoは、この曲は「詩と数日間あなたの脳に浸透するのに十分な感染性のコーラス。」と書いている。
1995年 Jason Wade ジェイソン・ウェイド、セルジオ・アンドレイド、ジョン・パーマーの3人で、前身となるバンド、Blissを結成してから、バンド活動を始めて、1999年にBlissとしての初アルバム『Diff’s Lucky Day』発売の最中にバンド名をBlyssに改名。この頃、後のプロデューサーとなるロン・アニエロと知り合い、アドバイスを受けながら楽曲制作やライブ出演を続け、1999年、ロンの友人であり元シンガーソングライターのジュード・コールにデモ音源を聴かせたことがきっかけとなり、ドリームワークスと契約し、Lifehouseに改名。
ここから現在までコンスタントにアルバムを出し、ツアーなど精力的に行なって来たLifehouse。
2000年10月31日、デビューアルバム『No Name Face』をリリースし、2001年6月5日 アルバムから1stシングルであるこの【Hanging By A Moment】をシングルカット。ビルボードのモダンロックトラックスチャートにおいて最高位1位を記録。さらに同曲は年間ラジオ・エアプレイ回数において1位を記録する大ヒットとなり、大ブレイク。この影響を受け、アルバムはビルボード200チャートで最高位6位を記録し、全米で300万枚以上のセールスを記録する。
*詳しくはこちら→Life House【You And Me】和訳 Standard Wedding Song 日常の素晴らしさ
2003年活動を休止。楽曲制作や個人の活動に重点を置くことに。
この曲についてJasonは、
「僕は8曲でレコードを完成させ、ボーカルをしている。そして、この曲が書かれる前に頭の中でメロディーを聞いたんだ。聞いたラジオの曲なのか、友達が書いた曲なのかわからなかった。僕は、ギターを手に取ったが、曲はほとんど自分で書いていたので、ちょっと不気味だったんだよ。 5分以内に歌詞と他のすべてが終了した。翌週、最初のシングルにきまったんだ。プロジェクト中に書く必要のある、より明るくて不機嫌な別の曲があると感じたので、面白かったよ」と、この曲の開発過程について語っている。
ソングライターのJason Wade は、この曲は彼が絶えず動いている落ち着きのない子供時代に触発されたと言っている。それが本当ならば、完璧なるラブソングではないのかもしれない。どちらかと言うと恋慕と言うより執着に近い歌詞だから納得がいく。
この【Hanging By A Moment】は、大成功だった。 共感を得られる曲は強いのだ。Billboard Hot 100は、この曲を2001年のトップシングルとしてランク付けし、2xプラチナの認定を受け、その年で最も再生されたラジオトラックに選ばれたのだから。
2000年代を代表する曲になったから、日本のラジオ曲でもジングルに使われたのかもしれない。
2017年のインタビューで、JasonWadeは、
「僕の人生は、あなたがただ抱きしめようとしていて、流されないようにしようとしている一連の瞬間だったように感じる。僕はあちこちで育ったんだけど、香港に数年間住んでいたんだ。ルーツを持って育ったわけではないので、10代の頃、人生の前半を解釈するために曲を書き始めたとき、僕達は常に混乱し、動き、変化し、変化しているように見えたんだ。そしてその時点から、僕は、その曲を書いたとき、それは僕たちをこのクレイジーでワイルドな冒険に連れて行ってくれたんだ。『そうだよ、それはただその瞬間にとどまり、存在し続け、あなたの周りで起こっている瞬間を楽しむことなんだと思う』」
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耳に残るこのメロディとJasonのハスキーな声と走り続ける様な曲調があればヒットするのは確実だ。良い曲なんだもの。
曲書くときにJasonは期待をしながら書いている様で(当たり前か’、ローンチとのインタビューで彼がどのように曲を書いたかを尋ねられた時に、
「僕は何も考えずにその曲をどう書いたのか」を説明していた。
「それに(曲に)起こるだろう、そして、それからそれはちょっとそこから引き継いだ。」と期待をこめながら、この曲をかいたと言う。
この曲のコアテーマに関しては、ビルボードとの2017年のインタビューでも語っていて、Jason Wadeは「僕が、それを書いているとき、僕はそれについて本当に何も考えていませんでした。最後にそれがラブソングだと知っていたのですが、その世界から来たので、スピリチュアルソング、またはラブソングとして解釈することができます。」
内容的には悲恋ぽい歌だけど、全く暗く感じなかったのは、スピリチュアルソングでもあったからか?
苦境に立たされても、動じずに前向きに進む男の姿が見える。歌詞に映し出される男性は、諦めない男。
終わりかけてる関係性に執着しすぎてる気はするが、ずっと愛し続ける強い気持ちを声高らかに宣言しているのが、何とも健気。
そして健気なラブソングでもあり、前へと進むスピリチュアルな曲でもあるので、これは人間としての強い生き方にも通じる歌なのかもしれない。
リアルにいる怖いストーカーを思い出してしまうかなりの執着さが見え隠れして怖い歌詞だけど、良い方に考えた場合は、この歌詞のすがりつく様は、夢や欲しいもの、やりたいことへの前向きな姿勢の曲だと言える。
爽やかな雰囲気があるのもLifehouseの魅力。だからこんな歌詞を嫌味なくサラリと歌えてしまう。これはキャラクターの良さもあるんだな、と再確認した。キャラクターって滲み出るのからね〜。
それにJason Wadeを見てると昔からチバ(thee michelle gun elephant) を思い出してホッコリしてしまうので(笑)、個人的には頑張って欲しいアーティストの1人でもある。
日本で人気がないのは、売り出す派手さが無いのと、この手の聴いていて気持ちが良いアメリカン・サウンドを出すバンドと言うのは、昔から日本では売れないからだ。日本で売るにしても、カテゴライズしにくくて企業としては、どうヒットさせれば良いかわからないからだと思う。これが見た目がもっとHeavy Metalとか、Emoとかだったら、もう既に売る作業に入っていて、Bon Joviみたいになっていたかもしれぬ。良く言い過ぎ?
Lyraとしては、日本で売れなくても全然良いからLifehouseには、と言うかJason Wadeには、良い曲を歌い続けて欲しいと願う。
Jasonは、なかなか良いヒットメイカーだと思うし、この声は素晴らしい。ハスキーで低い声が素敵だし、音域は狭くても人間の強さと弱さを上手く表現できる人だと感じるからだ。
音楽なんて趣味だし、なくたって人間は生きていける。限りなく大事なものが他にたくさんあるから。でもこの声は、この世から無くさないで欲しい宝物、、、
煌めきは、この世から絶やしてはいけない、そう感じて止まない。
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“Hanging by a Moment” is Lifehouse’s lead single from their debut album, No Name Face.
Songwriter Jason Wade says the song was inspired by a rootless childfood in which he was constantly on the move.
“Hanging by a Moment” was extremely successful. The Billboard Hot 100 ranked the song as the top single of 2001. It was certified 2x platinum and named the most played radio track of the year.
Singer/songwriter Jason Wade via 2017 Songfacts:
I just feel like my whole life has been a series of moments where you’re just trying to hold on and not get swept away. I grew up all over the place – I lived in Hong Kong for a couple of years. I didn’t grow up with any roots really, so in my teenage years when I started to write songs to try to interpret the earlier half of my life, it seemed we were just constantly in turbulence and moving and changing and shifting. And from that point on, when I wrote that song, it took us on this crazy, wild adventure.
“But, yeah, I would say it is about just trying to stay in the moment, stay present, and enjoy the moments as they’re happening around you.”
I was eight songs into finishing the record, doing a vocal, and I heard the melody in my head before it was written. I couldn’t tell if it was a song on the radio that I had heard or if it was a song my friend wrote or something. I picked up a guitar and it was kind of creepy, because the song was almost already written by itself. Within five minutes, the lyrics and everything else were finished. We tracked it the next week and it ended up being the first single. It was funny, because I felt there was another song that needed to be written during the project that was more upbeat and less moody.”
—Wade talking about the development of “Hanging by a Moment”.
Personnel
- Jason Wade – vocals, guitars
- Sergio Andrade – bass
- Jon Palmer – drums
Band members
Current members
- Jason Wade – lead vocals, rhythm guitar (1997–present)
- Rick Woolstenhulme Jr. – drums, percussion (2000–present)
- Bryce Soderberg – bass guitar, backing vocals, lead vocals (2004–present)
- Steve Stout – lead guitar (2015–present)
Touring members
- Stuart Mathis – lead guitar, backing vocals (2000–2001)
- Joerg Koehrig – lead guitar, backing vocals (2001–2002)
Former members
- Jon “Diff” Palmer – drums, percussion (1997–2000)
- Aaron Lord – violin, viola, mandolin (1997–2000)
- Sergio Andrade – bass guitar (1997–2004)
- Sean Woolstenhulme – lead guitar, backing vocals (2002–2004)
- Ben Carey – lead guitar (2009–2014, touring 2004–2009)
Credits and personnel
- Songwriting – Jason Wade
- Production – Ron Aniello
- Mixing – Brendan O’Brien
- Engineering – Bob Kearny, Marc Green, Paul Hayden
Discography
- Diff’s Lucky Day (1999)
As Lifehouse
- No Name Face (2000)
- Stanley Climbfall (2002)
- Lifehouse (2005)
- Who We Are (2007)
- Smoke & Mirrors (2010)
- Almería (2012)
- Out of the Wasteland (2015)
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