Einstürzende Neubauten好きなLyraです。と言うかBlixa Bargeld (ブリクサ・バーゲルド)が好きなだけです。
そしてNick Cave(ニック・ケイブ)の音楽も好きなLyraにとって、初期の頃から真ん中辺までのNick Cave & The Bad Seedsは、あなた、もう黄金バンドでした。
何故ならばBlixaがNickのバンドに居たからだよ〜ん。
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ニック・ケイブ 、本名ニコラス・エドワード・“ニック”・ケイヴ(Nicholas Edward “Nick” Cave、1957年9月22日 – )はオーストラリア出身のシンガーソングライターで作家、脚本家、画家、俳優。
才能溢れる馬面です。
才能豊かな彼だから色んなアーティスト達に影響を与えて来ました。
これまた多才な才能をお持ちの町田康が一時期やっていた組バンド(町田康&北澤組だっけ?名前ど忘れ)は、まさにこの「Nick Caveの影響をモロ受けてますね!」とLyraが声をでかくして言わなくとも音楽好きな皆さんにはお分かりよねっ。
そんな影響力半端ない馬面さんニック・ケイブがソロ以外に、1990年に始めたのがこのNick Cave & The Bad Seeds(ニック・ケイブ& ザ・バッドシーズ)です。
今日は彼らの曲の中で1番Lyraが好きな曲を和訳しました。
男の色気ムンムンです。(人によりオッサン臭か?)
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もちろん、Music Videoには、Lyraが好きなEinstürzende Neubautenの Blixa Bargeldがギター&コーラスで写っております。
まあ、ニックのバンドみたいなもんだからBlixaはチラッ、チラッとだけ映るんだけどさ。
でもアップあるし、ダンスしてるしBlixa好きLyraには、嬉しいビデオです。
” Do You Love Me?”
[Verse 1]
Onward! And Onward! And Onward I go
Where no man before could be bothered to go
Till the soles of my shoes are shot full of holes
And it’s all downhill with a bullet
This ramblin’ and rovin’ has taken it’s course
先へ!先へ!先へと俺は行く!
今まで誰も辿り着かなかった辺境の地へ
俺の靴の裏に、デッカい散弾の穴が開くまで
銃弾と一緒に丘のふもとまで行く
ブラブラ歩きウロつきながらも進路は見つかるものさ
I’m grazing with the dinosaurs and the dear old horses
And the city streets crack and a great hole forces
Me down with my soapbox, my pulpit
The theatre ceiling is silver star spangled
And the coins in my pocket go jingle-jangle
恐竜と可愛い老馬と一緒に俺は軽く食べてる
街の通りは、ひび割れて巨大な穴が押し開き
説教壇代わりの演台から俺はぶっ倒れて
劇場は、銀色の星がピカピカ光る内張
すると、俺のポケットの中の小銭がジャラジャラと鳴り出すのさ
[Chorus]
Do you love me?
Do you love me?
Do you love me?
Do you love me?
俺を愛してるかい?
俺を愛してる?
俺を愛してるかい?
俺を愛してる?
[Verse 2]
There’s a man in the theatre with girlish eyes
Who’s holding my childhood to ransom
On the screen there’s a death
There’s a rustle of cloth
And a sickly voice calling me handsome
There’s a man in the theatre with sly girlish eyes
On the screen there’s an ape, a gorilla
There’s a groan, there’s a cough, there’s a rustle of cloth
And a voice that stinks of death and vanilla
This is a secret, mauled and mangled
And the coins in my pocket go jingle-jangle
ウブな女みたいな眼差しをした男が劇場にいたよ
そいつは、俺の子供の頃の身代金を握りしめてる
劇場のスクリーンには死が写り
洋服の擦れるサラサラ言う音
どこからか、イカしたお兄さん、と俺を呼ぶ病的な声がする
劇場のスクリーンには、猿1匹、ゴリラが1匹
ブーサインを言う奴らの声と、わざと咳払いする奴までいるぜ
洋服の擦れるサラサラ言う音
すると死とバニラの悪臭を放つ声がして
これは切り裂いて、めった斬りにされる秘密だぞ
そしたら、俺のポケットの中の小銭がジャラジャラ鳴り出すのさ
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[Chorus]
Do you love me?
Do you love me?
Do you love me?
Do you love me?
俺を愛してるかい?
俺を愛してる?
俺を愛してるかい?
俺を愛してる?
[Verse 3]
The walls in the ceiling are painted in blood
The lights go down, the red curtains come apart
The room is full of smoke and dialogue I know by heart
And the coins in my pocket jingle-jangle
As the great screen crackled and popped
And the clock of my boyhood was wound down and stopped
And my handsome little body oddly propped
And my trousers right down to my ankles
Yes, onward! And upward!
And I’m off to find love
Do you love me? If you do, I’m thankful
壁紙は血で塗りたくられ、
灯は暗くされて、赤いカーテンがバラバラに引きちぎれる
その部屋は煙草の煙が充満し、心に染みる俺馴染みの対話がある
そしたら俺のポケットの中の小銭がジャラジャラ鳴り出すぜ
デカイ劇場のスクリーンがパリパリ音を立ててポンと割れる時
俺のガキからの時計が腐ったみたいに止まっちまう
俺のイカした痩せた身体が、奇妙な感じに寄りかかられ
俺のパンツ(ズボン)は足首まで下がる
そうだ、先へ!上昇しろ!
俺は愛を探しに行ってくるぜ
俺を愛してるか?
俺を愛してるなら感謝するよ
[Chorus]
Do you love me?
Do you love me?
Do you love me?
Do you love me?
俺を愛してるかい?
俺を愛してる?
俺を愛してるかい?
俺を愛してる?
[Verse 4]
This city is an ogre squatting by the river
It gives life but it takes it away, my youth
There comes a time when you just cannot deliver
This is a fact. This is a stone cold truth
Do you love me? I love you, handsome
But do you love me? Yes, I love you, you are handsome
この街には、川の側にしゃがみ込んだ鬼がいるんだぜ
そいつは、命をくれるが、俺の若さは持っていっちまう
時間が来るぞ、お前が明渡せないならば
これは事実だ、それも石のように冷たいくらいの真実なんだよ
おれを愛してるかい?
愛してるよ、気前がいいお前
でも、俺を愛してるかい?
もちろん、俺はお前を愛してるよ
お前は気前が良いからな
Amongst the cogs and the wires, my youth
Vanilla breath and handsome apes with girlish eyes
Dreams that roam between truth and untruth
Memories that become monstrous lies
So onward! And Onward! And Onward I go!
Onward! And Upward! And I’m off to find love
With blue-black bracelets on my wrists and my ankles
And the coins in my pocket go jingle-jangle
社会の歯車と策略の狭間が俺の若かりし頃さ
バニラの香りがする息と、乙女のような眼差しをしたイカした猿
夢とは、真実と嘘とを放浪するものだ
記憶とは、極悪非道な嘘だ
だから、先へ!先へ進め!先へ俺は行くぜ!
先へ!そして、上昇しろ!
そんで俺は愛を見つけに行って来るぜ!
手錠の跡の青アザが俺の手首と足首についているけどな。
そしたら、俺のポケットの中の小銭がジャラジャラ鳴り出すのさ [Chorus]
Do you love me?
Do you love me?
Do you love me?
Do you love me?
俺を愛してるかい?
俺を愛してる?
俺を愛してるかい?
俺を愛してる?
和訳:Lyra Sky
Blixa格好いい〜。
たまらんな。男の色気というものはこんな感じ、、、と言いたくなるLyraであった。
無邪気な笑顔に、無邪気に踊り、気ままに演奏をする。
「ジャズ酒場のような雰囲気を始終プンプンさせてるなぁ」とLyraは彼らのプレイを見ていていつも思う。
このビデオも、アメリカ国境近くの寂れた酒場や劇場が写っているし、歌詞も、砂漠を歩いてたどり着いたみたいな放浪してる男の歌だ。
多分、ギャンブルで命を落としそうになってるタイプの男。
それも、実際にポリスのお世話になってたから手錠と足枷の跡があるという、どうしようもない男の歌。
やばい状況にあるのに、まだ、先へ先へと進むと言う馬鹿男。
その先は、「人生を先へ行く」という風にも取れるし、賭博場の賭けを円卓に座って「まだまだ、賭けるぜ」と言う風にも取れる。
こんなギャンブラーはLyraは好きじゃない。
Do you love me?と言われてもNoだわ。
しょうもない男には用はない。
だけど、賭博場でなくてロードで出会ったら、愛してしまうかもしれない。
人生に傷つき、苦労して若さも悪魔に取られちまったそんな男。でも、前を向いて、先へ進め!と歩き続ける勇気があるのなら、愛してあげるに違いない。Lyraは馬鹿な女だ。
ただし、この歌詞は、ストレートに取れば男が女に「愛してる?」と聞いてるように取れるが、深読みすると博打場で、隣にいる奴や、馴染みのギャンブラーに「俺の事を愛してるか?俺はお前を愛してるぜ。だから賭けるのか?どうするよ?ベイビー」て言ってるのよね。
Lyraは、どちらにも取れるように訳したよ、、、その方が面白いじゃん。
Blixaに言われたいなぁ(笑)。
「Do you love me?」なんて言われたら小躍りしちゃう(*≧∀≦*)
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ちなみにこの『Do you love me?』の歌詞は2パターンあるんだけど、今日はビデオやシングルに使われた方にしました。
もう一つの方は小説のように長文でコーラス部分の”Do you love me?”がありません。
また機会があれば、物語風の方も和訳したら面白いね。やってみようか?
伊達男ニック・ケイブは、Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第82位なんだよん。入ってるのがすご過ぎ。
Nick Cave & The Bad Seedsの曲で好きな曲はまだまだあるので、そちらもいつか紹介しましょう。
前に紹介した映画『Until The End Of The World』とかサントラにも曲あるしね。
Blixa BargeldとEinstürzende Neubautenの話もまたしますね。
えっ?マイナー過ぎていらん?
そんな事いわないでぇ。
Lyraの物好き話に付き合ってちょうだいな。
Do you love me?
= Nick Cave =
ニコラス・エドワード・“ニック”・ケイヴNicholas Edward “Nick” Cave
出生名 ニコラス・エドワード・ケイヴ
生誕 1957年9月22日(60歳)
オーストラリア ビクトリア州ウォラックナビール
ジャンル ポストパンク、オルタナティヴ・ロック、ガレージロック
職業 シンガー・ソングライター、マルチプレイヤー、作家、俳優
担当楽器 ギター、ピアノ、キーボード、ヴォーカル
活動期間 1973年 –
レーベル ミュート
共同作業者 ニック・ケイヴ・アンド・ザ・バッド・シーズ、グリンダーマン、ザ・バースデイ・パーティ
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= Nick Cave & The Bad Seeds=
メンバー
Nick Cave Vo
Mick Harvey Rhythm Guitar
Blixa Bargeld Guitar
Conway Savage Piano
Martin P Casey Bass
Thomas Wylder Drums
ニック・ケイブ
57年生まれオーストラリア出身のニコラス・エドワード・”ニック”・ケイヴ。ザ・バースデイ・パーティー 等いくつかのバンド活動を経て、84年にニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズを結成しデビュー・アルバム『フロム・ハー・トゥ・エターニティ』をリリース。現在までに通算15枚のアルバムを発表。13年の『プッシュ・ザ・スカイ・アウェイ』は全英3位/全米29位を獲得、キャリア史上最も成功した作品となった。16年9月、約3年振りとなる最新作『スケルトン・ツリー』をリリース。
= DISCOGRAPHY =
Skeleton Tree [2016 Kobalt / Hostess]
Live from KCRW [2013 Hostess]
Push The Sky Away [2013 Hostess]
Grinderman 2 (by Grinderman) [2010 Mute]
Dig, Lazarus, Dig!!! [2008 Mute / Hostess]
Grinderman (by Grinderman) [2007 Mute / Hostess]
B-Sides & Rarities [2005 Mute / Hostess]
Abattoir Blues / The Lyre of Orpheus [2004 Mute / Hostess]
Nocturama [2003 Mute / Hostess]
No More Shall We Part [2001 Mute / Hostess]
The Boatman’s Call [1997 Mute / Hostess]
Murder Ballads [1996 Mute / Hostess]
Let Love In [1994 Mute / Hostess]
Henry’s Dream [1992 Mute / Hostess]
The Good Son [1990 Mute / Hostess]
Tender Prey [1988 Mute / Hostess]
Your Funeral… My Trial [1986 Mute / Hostess]
Kicking Against The Prick [1986 Mute / Hostess]
The Firstborn Is Dead [1985 Mute / Hostess]
From Her to Eternity [1984 Mute / Hostess]
Junkyard (by The Birthday Party) [1982 Missing Link]
Prayers on Fire (by The Birthday Party) [1981 Missing Link]
Door, Door (by The Boys Next Door) [1979 Mushroom Records
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