いつの時代にも色褪せないものってあるのかも。
そんな気分にさせてくれるサウンドを今日は紹介しようかな?
たまにカラオケで思い出した時に歌う曲なんだけど、昔のビデオを偶然見つけたら、余りにも Cool !!
「カッコよくて鼻血ブー」ってLyraの口癖だけど、それに近いドキドキしたサウンド。
聴いているとキラキラした気持ちになる歌の話。
今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国ニューヨーク州ブルックリン、グリーンポート出身のロックミュージシャン、シンガーソングライターのPat Benatar パット・ベネター(本名:Patricia Mae Andrzejewski, パトリシア・マエ・アンジェイフスキ1953年1月10日 – ) 。
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1972年デビューしたPat だが、当時は女性ハードロッカーが余り居なかった時代。
その頃からハードロックボーカリストとして活動を開始させ、数々のヒット曲をチャートに送り込み、1980年代前半にはアメリカのトップクラスボーカリストにまで登り詰めた女性だ。
第23回グラミー賞(1980年度)以降、4年連続でグラミー賞最優秀女性ロック・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞した経歴を持つアメリカを代表するシンガーと言って良いだろう。
今日Lyraが和訳する曲は、1980年9月15日リリースのPat Benatar 2nd スタジオアルバムである『Crimes of Passion』からの2nd シングル【Hit Me With Your Best Shot】。
聴いていると元気が出てくるヒット曲ですよん。
ここのDrumsが凄く好きだったんだよねー、Guitarもかっこいい。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後にまたお話ししましょう!
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“Hit Me with Your Best Shot” is a song by American rock singer Pat Benatar. In 1980, it was released as the second single from her second album Crimes of Passion. It hit No. 7 in Cash Box, and reached No. 9 on the Billboard Hot 100, becoming her first Top 10 hit. “Hit Me with Your Best Shot” sold well over a million copies in the U.S., achieving a gold certification by the RIAA. The song is one of Benatar’s most recognizable tracks. Heard at many baseball and soccer games, the song has been featured on many compilation albums, including both multi-artist works as well as those just focusing on Benatar (such as 10 Great Songs and Greatest Hits).
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= Hit Me With Your Best Shot =
[Verse 1]
Well you’re the real tough cookie with a long history
Of breaking little hearts like the one in me
That’s okay, let’s see how you do it
Put up your dukes, let’s get down to it
[Chorus]
Hit me with your best shot
Why don’t you hit me with your best shot
Hit me with your best shot
Fire away
[Verse 2]
You come on with it, come on, you don’t fight fair
That’s okay, see if I care
Knock me down, it’s all in vain
I get right back on my feet again
[Chorus]
Hit me with your best shot
Why don’t you hit me with your best shot
Hit me with your best shot
Fire away
[Verse 3]
Well you’re the real tough cookie with a long history
Of breaking little hearts like the one in me
Before I put another notch in my lipstick case
You better make sure you put me in my place
[Chorus]
Hit me with your best shot
C’mon, hit me with your best shot
Hit me with your best shot
Fire away
[Chorus]
Hit me with your best shot
Why don’t you hit me with your best shot
Hit me with your best shot
Fire away
あなたって今迄生きてきて傷ついた心のせいで、すっごく堅いクッキーみたいになってるわ
それも、私の小ちゃな痛みみたいな傷ついたハートのせいでね
別に良いのよ、それで
あなたがどうするか見せてよ
拳を上げなって
さあ、今すぐやるのよ
さあ、私のために精一杯、頑張ってよ
私のために精一杯、努力しない気?
さあ、私のために精一杯、頑張ってよ
ガツーンと始めなよ!
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さっさと言いなさいよ、言いたいことあるなら
正々堂々と戦わないの?
別に良いのよ、それで
構うもんか、って感じよ
私を酔わしてみてよ
全て無駄よ
だって、また、私はこの両足で立ち上がってみせるから
さあ、私のために精一杯、頑張ってよ
私のために精一杯、努力しない気?
さあ、私のために精一杯、頑張ってよ
ガツーンと始めなよ!
あなたって、今迄生きて来て傷ついた心のせいで、すっごく堅いクッキーみたいになってるわ
それも、私の小ちゃな痛みみたいな傷ついたハートのせいでね
私が口紅でまた別の愛を取る前に
私をどうするかハッキリ気持ちを決めといたほうが身のためよ
さあ、私のために精一杯、頑張ってよ
早くやりなよ、私のために精一杯
さあ、私のために精一杯、頑張ってよ
ガツーンと始めなよ!
さあ、私のために精一杯、頑張ってよ
私のために精一杯、努力しない気?
さあ、私のために精一杯、頑張ってよ
ガツーンと始めなよ!
Songwriter: Eddie Schwartz
やっぱりPatって歌が上手い!
Live 感が最高!
(でも、音が悪いので良いのを最後に載せて置きますねー、ラストに見てっ)
歌が上手くて迫力がある声だから、こんなメチャクチャ王道なPOPSの曲を歌っているのに、ハードロックに聴こえてしまう。
この曲は世界中の色んな女性ヴォーカリストがカバーしてるけれど、Lyraが聴いた人達は皆可愛らしく歌っていてモロPOPSになってしまっている。勿論、それが持ち味なんだろうし、アレンジャーもPOPS狙ってカバーさせているのだから万事OKよね。
でも、個人的な感想を言わせて頂くと、やっぱROCK好きなLyraからしたらPat Benatarみたいなハードロックの方が好き。
だって、これ好きな男が弱って「ダメだ〜」状態になっているのを元気付ける、というのを通り越して、最終手段でカツ入れてる訳でしょう?
「元気出してよ〜 ♪」な歌い方じゃダメだと思う。
「頑張りなさいよ、好きなら立ちなさい!」ってパワー注入しなきゃね。
だから、Pat Benatarのパワフルでメッチャ上手い歌い方でありながら、ラフにした感じが合うのだ。
女勝りに、というより色っぽいよね。
そこが、普通の女性のハードロックボーカリストとの違いだろう。
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ニューヨーク州ブルックリンで、ポーランド人街のグリーンポイントに生まれる。
父 アンドリュー・アンジェイフスキは、板金工場を経営し、母ミルドレッドは、ニューヨーク市立オペラ座 で歌った経験があるアイルランド系アメリカ人で美容師をしており、父親の事業が成功していた為、比較的裕福な家庭に育った。
3歳の時に、ロングアイランドのリンデンハーストに引っ越す。
大きくなるとPatはロックに魅了され歌うのも大好きだったが、厳格な両親が反対しクラシックやオペラや演劇を勧め、ロックを聴くことを禁じたと言う。
演劇のレッスンとかに通い、8歳の時にはリードを取って歌っていた。
そしてハイスクールでは、コラチュラルとしてジュリアード音楽学院に進む計画を立てるも断念。
ニューヨークにある State University Of New York に進学。
だが、19歳で高校教師をしていた最初の夫と出会い、大学を中退してしまう。
夫の転勤でサウスカロライナ州に移住。彼女は、近くノリッジモンドの銀行で働き出した。
だが、Patは衝撃的な出会い?をする。
1971年にたまたま見たLiza Minnelli ライザミネリのライブに影響されたのだ。
Lizaのステージングにインスパイアされたのだろう。
大好きな歌をもう一度やろう、、、
彼女の歌のキャリアが始まる。
ウェイトレスをしながらナイトクラブで歌い、その活動の中で後の Pat Benatar BandのBassになるRoger Cappsと出会う。
1975年にNYのコメディくらぶのアマチュアナイトに出て、後にPatのマネージャーになる Rick Newmanに気に入られ出演するようになった為、夫婦はNYに戻って来た。
1977年のGreenwich Villageの劇での演技が好評で、その劇が1978年にミュージカルになった為にPat 自身も注目されレコード会社数社に誘われてデビューが決まる。
チャンスは獲得したが、これがきっかけなのか?夫Dennis Benatar とは別れてしまう。(彼女のラストネームはその時のもの)
1979年デビューアルバム『in the Heat of the Night』がヒット。
続く1980年リリースのこのアルバム『Crimes of Passion』がリリースせれると、この【Hit Me With Your Best Shot】が大ヒット。
Pat Benatar 初のビッグヒットによりチャートインし、グラミー賞ではBest Female Rock Performance 賞を受賞、大ブレイクした。
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このビッグヒットにより知名度を上げたPatは、立て続けにヒット曲をリリースするようになり、1980年の受賞から4年連続グラミー賞 Best Female Rock Vocal Performance を受賞し続けた。
素晴らしいアルバムをリリースしヒットさせて80年代〜90年代の人気ボーカリストとして活動。
私生活では、バンドのギタリスト Neil Giraldo と1982年に結婚し、今もロックし続けている夫婦である。
カッコイイ!
全くリリースした時と変わらない声とギタープレイだと思う。余裕がある歌い方に変化してるね。
素晴らしいし、聴いていて(見ていて)凄くパワーを貰ったよ。
ずっと好きなことを続けるのは難しい。
人間だから、自信がなくなったりもするし、自分がベストでも思いもよらぬ事件が起きたりしてやり続けられなくなるものだから。
特に、Rockし続けるのって誤解されやすかったり、メジャーじゃない部分もあるから理解がないとなかなかやっていけないと思う。
それを曇りなく続け、楽しんでいるのが素敵だ。
そして、Pat Benatarが頑張って築き上げた生きる場所なのだと感じ、尊敬してしまう。
ある意味、理想の姿だし、理想のカップルだ。
ロックし続けて生きて行きたい。
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Pat Benatarを見ていると Tom Petty トム・ペティと同じ匂いを感じるよ。(後に知ったのだが、メンバーに Tom Petty & the Heartbreakers になるメンバーもいたからビックリ!Bingo!)
妖しい雰囲気や、New Yorkの雨に濡れた裏通りの匂いがプンプンする。
それは、彼女が作る歌が憂いを帯びているからだろう。
1985年の【Sex as a weapon】はPat Benatarの スマッシュヒットの1つだが、過激なタイトルのみが先行して広まり、女性団体から有害指定を受けた。実際にはこのタイトル前に「Stop using the」が付くため、逆に女性団体のキャンペーンソングになるような内容だったと言うから笑ってしまった。
いつの時代も、偏見にまみれた人間たちが良く聞きもしないで(読みもしないで)、ロックだから、と頭ごなしに決めつけるものだから、ややこしいことになってしまうのだ。
事実をきちんと見て、良さを見極めて欲しいし、正確な判断がなされたらば、この世から美しい芸術は無くならない。
そして、美しい芸術は永遠に育って行き、その美しさは色褪せない、、、
そうなれば、この世は素晴らしい世界に近づけるのではないだろうか?
話が逸れてしまったが、妖しい魅力を放つPat Benatar の歌詞だが、今回の歌詞はPatのものではない。(作詞作曲は Eddie Schwartz )。
その為か、カリフォルニアの空みたいに澄み切った陽気さがあるのかな。
Patが歌うとその陽気さは、パワフルな愛の歌に変わる。
力強く、前へと進む歌だ。
カソリックの教えに縛られた青春時代を脱却し、迷いながらも好きな歌を続ける道を選び、チャンスを手に入れる為に奮闘し、走り抜けて来たからこそ歌える愛の歌かもしれない。
弱気になってしまうLyraには、まだまだPat の足元にも及ばないけれど、自分を信じて愛するものを信じ愛していけるように頑張るしかないね。
後悔だけはしたくないから。
生きているうちにやるべきをやるしかない!
ガツーン!と。
♪ Hit me with your best shot
Why don’t you hit me with your best shot
Hit me with your best shot
Fire away 〜 ♪
色褪せないもの、、、
それは、愛だね。
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Eddie Schwartz, writer of the song, said that he came up with the title of the song after attending a “pillow punching” therapy session in Toronto, but stated that the title is to be taken metaphorically.
The song was released as a single in the USA, and possibly other markets, in a mix with an additional lead guitar track. The song was later one of the songs available to put on a free mail-order customized mix CD with every pizza order as a part of a Pizza Hut promotion for their “New Yorker”-style pizza
Patricia Mae Giraldo (née Andrzejewski; born January 10, 1953), who goes by the stage name Pat Benatar, is an American singer, songwriter, actress, and four-time Grammy Award winner. She has two RIAA-certified multi-platinum albums, five platinum albums, three gold albums, and 15 Billboard Top 40 singles, including the Top 10 hits “Hit Me with Your Best Shot”, “Love Is a Battlefield”, “We Belong”, and “Invincible”.
Band
Although billed as a solo artist, Benatar recorded and toured with a consistent set of band members over most of her career:
- Neil “Spyder” Giraldo (incorrectly spelled as “Geraldo” in early liner notes/credits) is the lead guitarist of the band and has performed on all of Benatar’s albums.
- Myron Grombacher, who played with Neil in Rick Derringer’s touring band, is drummer on nine of Benatar’s original albums and has numerous writing credits. Myron is easily recognizable in the music videos, particularly as the mad dentist in “Anxiety (Get Nervous)”.
- Charlie Giordano performed keyboard duties on five albums, and is identifiable by his glasses and distinctive array of berets, blazers and 80s-style ties. In 2007, he replaced the late Danny Federici in the E Street Band.
- Mick Mahan is the band’s bassist and has performed with Benatar since 1995. The original bassist, Roger Capps, was replaced by Donnie Nossov on Tropico, and then later by Frank Linx.
- Chris Ralles is the band’s current drummer.
- Scott St. Clair Sheets (Scott Sheets) who was originally the lead guitarist of the infamous Seventies NYC band, The Brats, was an original member of the Pat Benatar Band. Sheets is credited as guitarist on the first 3 albums and first 3 world tours. He wrote the song “Prisoner of Love” for the Crimes of Passion album and co-wrote the hit “Fire and Ice” for the Precious Timealbum.
- Glen Alexander Hamilton played drums on the first album.
This video’s so good, made me exciting like a nut.
やっぱりこの時代のロックってやばいパワーありすぎてドキドキ!
Discography ディスコグラフィ
Studio Album アルバム
- 真夜中の恋人達 – In the Heat of the Night (1979)
- 危険な恋人 – Crimes of Passion (1980)
- プレシャス・タイム – Precious Time (1981)
- ゲット・ナーヴァス – Get Nervous (1982)
- トロピコ – Tropico (1984)
- セブン・ザ・ハード・ウェイ – Seven the Hard Way (1985)
- ワイド・アウェイク・イン・ドリームランド – Wide Awake in Dreamland (1988)
- トゥルー・ラヴ – True Love (1991)
- 虹のロックン・ロール – Gravity’s Rainbow (1993)
- ライフ・イズ・スウィート – Innamorata (1997)
- Go (2003)
Live Album ライブ・アルバム
- ライヴ・フロム・アース – Live from Earth (1983)
- 8-15-80 (1998)
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