【Strange Love / Depeche Mode】和訳 解説 Sea Of Love in Immorality 日の当たる場所へ

変わり種。

今の彼らは、スタジアム級ビッグバンド。

メインストリームを長いこと歩いて来た風格まで纏う。

だけど当時のミュージックビデオを見たり、音源を聴いていると異彩を放っていたのが理解できる。

センスの良さと共に奇妙さ。

Stranger な雰囲気が漂い、未知の世界へと導いてくれそうなの。

今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド 出身のロックバンド、Depeche Mode デペッシュ ・モード

欧米ではスタジアム級の実績を誇る世界的グループであり、New Wave ニュー・ウェイヴの旗手として第一線で活動し続けている長寿?バンドである。

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メンバーの脱退、アルコール中毒、薬物過剰摂取による自殺未遂などの苦境を乗り越えながらも、30年以上に渡るキャリアと、全世界で約9,100万枚のシングル・アルバムを売り上げた記録を持つ。

その功績・業績に比して日本での知名度は低いものの、2006年のMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードの最優秀グループ賞を得るなど、欧米での評価と人気は健在である。

* Depeche Modeについては、【Policy Of Truth】デペッシュモードとは?Master & Servantの世界 和訳 Lyrics 参照してください。

 

今日Lyraが和訳 する曲は1987年9月28日リリースのDepeche Modeの6枚目のスタジオアルバム『 Music for the Masses 』から 【Strange Love】。

彼らの18枚目のシングルカットされたヒットソングでアルバムより先の1987年4月13日にリリースされている。

西ドイツや南アフリカで第2位、そのほかの諸外国でもTop 10に入り、初めてアメリカのダンスチャートにランクインされた曲でアメリカ進出する第一歩になった曲と言って良いだろう。

詳しい解説は、Lyraの和訳の後に又お話ししましょう!

 

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“Strangelove” is the eighteenth UK single by Depeche Mode, released on 13 April 1987 as the lead single from their sixth studio album Music for the Masses. It reached number 16 on the UK Singles Chart, number 2 in West Germany and in South Africa, and was a Top 10 success in several other countries, including Sweden and Switzerland. In the US it reached number 76 on the Billboard Hot 100  and was the first of 9 number-ones on the US Dance charts, where it stayed for three weeks at the top.

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= Strange Love =

[Verse 1]
There’ll be times when my crimes
Will seem almost unforgivable
I give in to sin
Because you have to make this life livable

[Pre-Chorus 1]
But when you think I’ve had enough from your sea of love
I’ll take more than another riverful
Yes, and I’ll make it all worthwhile
I’ll make your heart smile

[Chorus]
Strangelove, strange highs and strange lows
Strangelove, that’s how my love goes
Strangelove, will you give it to me?

[Post-Chorus]
Will you take the pain I will give to you
Again and again and will you return it?

[Verse 2]
There’ll be days when I’ll stray
I may appear to be constantly out of reach
I give in to sin
Because I like to practice what I preach

[Pre-Chorus 2]
I’m not trying to say I’ll have it all my way
I’m always willing to learn when you’ve got something to teach
Oh, and I’ll make it all worthwhile
I’ll make your heart smile

[Bridge]
Pain, will you return it?
I’ll say it again: pain
Pain, will you return it?
I’ll say it again: pain
Pain, will you return it?
I’ll say it again: pain
Pain, will you return it?
I won’t say it again

[Chorus]
Strangelove, strange highs and strange lows
Strangelove, that’s how my love goes
Strangelove, will you give it to me?
Strangelove, strange highs and strange lows
Strangelove, that’s how my love goes
Strangelove, will you give it to me?
Strangelove, strange highs and strange lows
Strangelove, that’s how my love goes
Strangelove, will you give it to me?

[Outro]
I give in
Again and again
I give in
Will you give it to me?
I give in
I’ll say it again
I give in
I give in
Again and again
I give in
That’s how my love goes
I give in
I’ll say it again
I give in

 

俺の罪の時間を暴露する時が来たんだね

ほとんど許されないのが丸わかりだ

罰当たりなことをしてやるよ

だって、君はこの人生で行きていけるよう生き甲斐を持たなくちゃいけないからだよ

でもな、君が、俺が君の愛の海を飽きていると思うなら

俺がまた新たに、より深い愛の川へと君を連れて行ってあげるよ

そうだよ

俺にはそれを生きがいにしてやれるぜ

君の心を笑わしてやることだって出来るだろう

奇妙な愛

不慣れな高揚感と一風変わった猥褻さ

奇妙な愛

それは俺の愛が行くつく場所

奇妙な愛

俺に愛をくれよ?

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君は俺が与える痛みを受け取ってくれるかい?

それも、何度も何度も

それとも俺に突き返すのか?

 

俺が限界を超える時が来るだろう

絶えず、罪に屈する俺に手が届かないくらいに現れるのさ

何故なら、説教する時に鍛錬するのが好きなんだ

 

俺は言わないよ、全部俺のやり方で愛し合うとはね

君が教えてくれる事があるならば、俺はいつでもそれを覚えようと、前向きに考えているんだからね

ああ、俺にはそれを生きがいにしてやれるぜ

君の心を笑わせてやることも出来るだろう

 

苦痛、君はそれを突き返すのかい?

もう一度言うよ、苦痛さ

苦痛、君はそれを突き返すのかい?

もう一度言うよ、苦痛さ

苦痛、君はそれを突き返すのかい?

もう一度言うよ、苦痛さ

苦痛、君はそれを突き返すのかい?

もう一度言うよ、苦痛さ

 

奇妙な愛

不慣れな高揚感と一風変わった猥褻さ

奇妙な愛

それは俺の愛が行くつく場所

奇妙な愛

俺に愛をくれよ?

奇妙な愛

不慣れな高揚感と一風変わった猥褻さ

奇妙な愛

それは俺の愛が行くつく場所

奇妙な愛

俺に愛をくれよ?

奇妙な愛

不慣れな高揚感と一風変わった猥褻さ

奇妙な愛

それは俺の愛が行くつく場所

奇妙な愛

俺に愛をくれよ?

降参するよ

繰り返し繰り返し

負けを認めるさ

俺に愛をくれよ?

降参するよ

もう一度言うよ

負けを認めるさ

降参するよ

繰り返し繰り返し

負けを認めるさ

俺の愛の行き着く場所さ

降参するよ

もう一度言うよ

負けを認めるさ

 

Songwriter: Martin Gore

Translator: Lyra Sky

メンバーが若い!

と言うか、幼い感じで可愛いっ。

この時期のDave (ヴォーカル)は、ステージングでクルクルっと回る。

その姿を見れて嬉しい〜、とミーハー根性丸出しになるLyra、、、落ち着け〜(笑)。

Alan Wilder (キーボード、ドラム、アレンジャー)もこの時期はまだいたので、サウンドが音が豪華に詰まっている感じだ。

このアルバム『Music For The Masses』は彼らの転換期になったアルバムだ。

サウンドも状況も様変わりした。

そして、歌詞も色濃く、より彼らのイメージを強調している。

Martinの大好きなアレの世界が顕著に現れて来たのも、このアルバムからだ。

その結果、アメリカ進出も果たしたのだ。

第2ステージの始まり、始まり。

 

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この時期の彼らは光り輝いている。

後に起きる、メンバーの脱退(Alan Wilder)や、アルコール中毒 (Martin Gore, Dave Gahan) 、 薬物過剰摂取 よる自殺未遂 を繰り返す(Dave Gahan) などの困難な出来事は深刻には現れていない。

彼らは、このアルバムでアメリカへ本格的に乗り込んだ。

そして、この【Strange Love】の大ヒットにより欧米諸国の好評価と人気を獲得したのだ。

それは、絶大的な地位を得るのと引き換えに、苦境を乗り越えながら 30年以上に渡るキャリアと成功を維持して行く始まりでもあるのだから、皮肉なものである。

この『Music For The Masses』は、世界的ビックバンドになる起点と言うだけでなく、全てにおいて心機一転したアルバムとも言えよう。

これまでの全アルバムの制作に携わってきたDaniel Miller ダニエル・ミラーが、前作『Black Celebration 』での製作過程において生じたメンバー間の緊張状態から距離を置くため、初めてバンドのアルバムプロデュースから降りた。

代わりに、Tears For Fears ティアーズ・フォー・フィアーズや Peter Gabriel ピーター・ゲイブリエルのレコーディング・エンジニアとして知られる David Bascombe デヴィッド・バスコムが共同プロデューサーに就きDaniel はプロデュースの補助や助言を行った。

アルバムのレコーディング作業は1987年2月から7月まで、パリのStudio Guillaume TellとロンドンのKonk Studioで行われた。

そのためか、ミュージックビデオにはパリの街の様子が映し出され、全ロケしたのがわかる。

怪しい曲にピッタリなロケーションになったのも、パリの街のお陰だろう。

このビデオを監督したのは、今ではDepeche Mode ファンにおなじみの Anton Corbijnだ。

彼とのコラボレーションのアートワークは、Lyraは大好きで写真にしろ、ミュージックビデオにしろDepeche Modeの良さを引き出していて尚且つ、詩の世界を増幅させる役割も果たしていると思う。

Depeche Mode らしさを引き出したのは、Anton の力量もあるのではないだろうか?

そして、本作から初めてデジタル録音が採用されたのも新たな試みの1つだ。

オーケストレーションを効果的に用いたシンセサイザーや、ピアノやドラムなどの生楽器を前面に押し出し、前作の暗さとは打って変わって壮大でシアトリカルな音響効果を手に入れた。

その結果ビルボードで最高35位を記録するなど、それ以降のバンドのアメリカでの成功への契機となったのだ。

 

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【Strange Love】と言うこの曲があったからこそ、Depeche Modeは今の世界的ビッグロックバンドの地位を築き上げたと言っても過言ではないだろう。

それは、この楽曲がダンサンブルで覚えやすいキャッチーさがあるからというのもある。

だがそれよりも、サウンドのわかりやすさを上回る程の、わかりやすい背徳の世界が前面に押し出されているからだとLyraは感じている。

端的に言えば、LyraにとってDepeche Modeと言うバンドは、暗黒の存在であったSMの世界を日の当たる場所へと引きずり出した張本人だと思うのだ。

作詞作曲は、ギターのMartin Gore マーティン・ゴアだ。

彼の頭の中にある世界をストレートに表している歌詞。

Lyraは、言葉遊びやダブルミーニングもある歌詞が大好きだからMartinは、その傾向が強くシンプルな言葉を選び知性を表す、そう言うところが大好きだ。

世の中には、Martinとは真逆なわざわざ難しい単語や言い回しを使いたがる人間がいる。

個人的な経験から言わせて貰えば、不自然なまでに難解な言い回しや専門用語を使いたがる人間は、自己顕示欲が強過ぎて、自分の知能が低いのをコンプレックスに持っている人が多い。

中には、無駄な対抗意識を燃やして凶暴性を出し始める粘着質なタイプが多いから気をつけた方が良い。

その世界は悪の粘着の沼地だ。

だが、同じ暗いイメージの世界でもMartinの描く世界は、悪の巣喰うものではない。

感情の高まり、異質な世界には情熱と優しさがあり、相手に思いやりを持ちながら欲求を表してくる理解ある世界だからだ。

その欲求は、性に関するものと相手への信頼を根底に置いた愛だ。

その愛と欲求は、私たちにわかりやすくダイレクトに伝わって来る為、隠微な世界だったのがいつのまにか、普通なロケーションで普通に行われるイケナイ妖しい世界になるのである。

背徳も日常的行為に思えてしまうの。Martinの言い回しが上手いからよ。

ちょっぴり覗いたイケナイ世界、と言った感じ。

わかる?

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皆が「いけないわ」と思いつつ「見てみたい世界」チラ見したい心をくすぐるのがMartinは上手いのだ。

害のなさげな言い回しで、ジワジワ攻めてくるMartinの歌詞は、ソフトだが激しい愛だ。

Martinは、沢山あるDepeche Modeの楽曲でSMの言葉をストレートに言う時もあるが、大体はこの【Strange Love】のようにはっきりとは単語を使わずに、日常的な言葉を使って想像させる感じが多い。

CrimeやUnforgivable 罪や 許されない、と言った言葉が出てきたら頭の中にはSin 罪深さをまとった行為が、大人な貴方ならば、チラチラ浮かぶんじゃない?

そして、「俺がPain (痛み)を与えるのを受け取ってくれるかい?それとも突き返すつもり?」と懇願してくるのだからMartinの好きな世界が迫ってくるみたいでしょう。

特にあの頃のMartinは奇妙な程に美しかったから。

そして、Daveの魅惑的な低音ボイスで懇願されるのだから、、、断れなくなってしまう。

この世界観をDepeche Modeは自分たちのイメージとして固定化した。

そのイメージは、Antonの異常さと美しさが相まったアートな世界と合致して、クールでオシャレな芸術の域にまで達したのである。

見るものたちは、Depeche Modeに今まで見たことがない異質な美しを感じたに違いない。

この【Strange Love】以前からも、Martinがスカート履いたり、ボンテージスタイルをしだしたり、メンバーも皮やエナメルを着だしたりと兆しは見えていたが、はっきり 【Master and Servant 】(和訳 Beginning! 解説)の恋愛関係を確実にしたのはここからだ。

成功の始まり。

そして、彼らの好きな愛の形がオープンになった始まりだ。

まだ経験したことのない、普通ではない奇妙な愛をしてみたい?

不慣れな高揚感と、一風変わった猥褻さを感じるだろう、Lyraはそう思うから和訳もそうしてみたよ。

この言葉のチョイスなら、奇妙な恋愛が始まる時のセリフが、まだソフトだし女の人に対して優しい誘い方だと感じたの。

間違ってはいないと思う。

インタビューの感じや、パフォーマンスしているMartinを見たら優しさを感じるから。

それに、頭の中が似てる気がするの。

世界の悪を憎み、平和を愛し訴えかける詩。

そして、今回のような奇妙な恋愛を欲する思考回路。

愛の形は、幾つあっても良い。

ただ、そこに信頼関係があれば。

♪ But when you think I’ve had enough from your sea of love
I’ll take more than another riverful
Yes, and I’ll make it all worthwhile
I’ll make your heart smile ♪

でもな、君が、俺が君の愛の海を飽きていると思うなら

俺がまた新たに、より深い愛の川へと君を連れて行ってあげるよ

そうだよ

俺にはそれを生きがいにしてやれるぜ

君の心を笑わしてやることだって出来るだろう

 

つまり、終わらない愛を与えるってことだ。

大きな愛が待っている

両手広げて。

うー、ヘビー過ぎて逃れられないわ。

Lyraの負けよ。

 

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The original version of “Strangelove” is a fast-paced pop track. Though successful, this did not seem to fit with Music for the Masses’s darker style, so Daniel Miller made a slower version that became the album version. Alan Wilder, in the Q&A section of his Recoil website, writes that the band felt the single version was “too cluttered” and was the reason Miller’s remix was commissioned. Miller expounded on this in the Music for the Masses re-master documentary DVD, stating he felt the original single version was too complicated and would benefit from being simplified.

It was remixed by production team Bomb the Bass and released again as a single in the US as “Strangelove ’88”, reaching this time number 50 on the Hot 100.

The music video for “Strangelove” was directed by Anton Corbijn and appears on the Strange video and The Videos 86>98. Shot on Super 8 and monochrome, the video sees the band in various Paris locations, hotel rooms and in a studio posing in front of a rolling backdrop. The live action is combined with short stop-frame animation sequences. The video also stars two models in underwear (one of whom was Anton Corbijn’s partner), as well as passing pedestrians, featured in the closing ‘out-takes’ sequence of fast-edit shots. In the USA, MTV objected to some of the more revealing footage of the models and the video was edited to replace them with images of the band.

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