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その頃スティーヴ達3人は、ヴェクナを倒すべく、あべこべの世界を歩いている。ロビンは、「同じ木を見たからアタシ達、迷ってるよ〜絶対!どうしよ?」と、ビビりまくっている。
が、スティーヴとナンシーは、至って冷静。それよりスティーヴは、さっきのキャンパーで運転していた時に話したことは、本気で叶えたい自分の夢だとナンシーに語る。
そして「俺の夢で、隣にいて欲しい人は、君だよ。ナンシー。いつも君だけなんだ」と言う。
ナンシーは嬉しそうな表情をするが、どうしたら良いのかわからない…。
そこにタイミング悪く(良く?)ロビンが「道があっているから早く来て」と呼びにきた。真っ直ぐ進むと、そこにはヴェクナの実家の邸宅と、その向かいには、ジャングルジムの場所に光が灯っていた。
「エリカだ」スティーヴ達は、到着したのだった。
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その頃ロシアでは、ホッパー、ジョイス、マーレイが、バンでもと来た道を戻り刑務所内に入る。門番がいない…「嫌な予感しかしない」とマーレイ。いとも簡単に刑務所内に戻れてしまった3人。
その間、ホッパーに頼まれたエンゾは、避難場所で、モタモタ修理している「ふり」だけをして何もしないユーリに、「なぜ臆病者になった?」と馬鹿な行いを非難した。
すると「アメリカ人を助けてやる義理などないわ!」とやっと本音を吐くユーリ。
エンゾはホッパー達が「戦っているのは、この地球の敵だぞ?化け物達は休まないし、アメリカを食い散らかしたら、次はこの国に来る。そうしたら国民も、俺たちの家族もやられちまう。お前、その目で見たから分かるだろ?お前は昔は戦いで英雄だったらしいじゃないか?こんな邪魔してりゃ、見る影もねーな」
エンゾに、ハッパをかけられて目が覚めたユーリは、渋々、ポケットに隠していたヘリコプターの部品を取り出して、ヘリを飛ばす決心をした。
現実世界では、エリカが外でスティーヴ達に合図を送っている間に、マックスとルーカスで真っ暗なヴェクナの邸宅にランタンを持って待機中。
マックスは、筆談のメモ帳に [ハイ!]と書いてルーカスに見せる。2人ともクスッと笑う。
マックス[一緒にいてくれて良かった]と書くとルーカス[俺も!]と答えて、同時に笑う。
音を立ててはいけないから、マックスのウォークマンのヘッドフォンからは、Kate Bushの【Running Up The Hill】が無限ループの様に流れているのが漏れてきて分かる。
ルーカス[金曜日に映画行かない?]
マックスは返事の代わりに、2人が映画館で座ってポップコーンを食べてる絵を描いた。
ルーカスはホッとして、また同時に微笑んだ。
すると庭から点滅したライトが光り出した。エリカの合図だ。
スティーヴ達から返事が来たのだ。ルーカスも分かったと懐中電灯を点滅させて合図。
エリカが「マックスが、これからヴェクナの気を引くからね」と、声に出していい、スティーヴ達もそれが聞こえていて、あちらの世界で待機して待つ。ついにフェーズ2に入るのだ。
マックスは、VANSの紐を締め直した。そしてKate Bushの曲を止め、ヴェクナに話しかけた。
「馬鹿野郎!来てあげたわよ!」
だが応答なし。
「ヘイ!返事しなさいよ!アタシを殺したいんでしょ?何がしたいのよ!」と叫ぶ。
するとランタンが点滅。そしてマックスは、導かれるように2階へと階段を上がる。ルーカスもその後ろをついて行く。
その頃マイクは、エル(イレブン)に、お手製のサングラスを渡す。そして気まずかった時期の話をし、寂しかった気持ちを互いに確かめ合い良い雰囲気に、、、とアーガイルが、2人の間にポンとピザを放り投げた。
「ロミオ〜食いな〜。うますぎてショートしたりしないよな?」とドヤ顔。
エルは一口食べて「美味しい」と感心したように頷く。
が、マイクは「パイナップル乗っかってるなんて、ピザへの冒涜だあ〜!」と大袈裟なことを言い、アーガイルは「食ってみろ〜」と無理矢理はがいじめ。無理矢理マイクに食べさせようと、3人は戯れあっている。
それを冷凍庫に水と塩を入れて装置を作っているウィルが、刹那い思い詰めた表情で見つめている。同じようにかき混ぜている兄ジョナサンは、そんな弟が心配で仕方がない。
弟を見つめながら(手は止めずに)、小さい時の話をし出すジョナサン。ウィルがレゴの人形を鼻に入れて取れなくなったのを自分が助けてやった話をして笑わせた。
そして弟に「もっと俺を頼ってくれよ。昔みたいにさ。俺はお前の味方なのを忘れないでくれ」と話す。
ウィルは、そんな優しい兄の思いやりに触れ、初めて弱さを見せ涙を流し「僕も兄さんの味方だよ。どんな時も」と微笑む。ジョナサンは、しっかと弟を抱きしめた。2人は、兄弟の絆を確認し合うと、意を決して3人に準備が出来たと言いに行った。
イレブンは、靴下を脱ぎ、上着も脱いで可愛らしい小花柄のアンダーウェアとホワイトジーンズで、アイソレーションタンク(遮断装置)の水に入る。マイクお手製のサングラスをかけて。
そしてラジオの砂嵐音をオン。
イレブンが自分の意識をマックス達がいるホーキンスに飛ばす。そして暗転…
上手く意識下に入ったのだ。
イレブン「見つけたわ…皆んな、灯りを掲げているよ」と装置にプカプカ浮かびながら話すエル。
装置の周りを囲むようにウィル、マイク、ジョナサン、アーガイルがしゃがんでエルを見守っている。
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マックスが青い光のランタンを持って部屋の奥に行く。その場所にイレブンもいる。真っ暗なマックスの意識の中をチャプチャプ、歩くたびに音がして、イレブンの足元には水面が広がっている。
そしてある箇所に来るとマックスのランタンがジリジリ音を立てて強い光を放った。ルーカスを見るマックス。2人はアイコンタクトで、ヴェクナが今ここにいる、と合図した。
マックス「何を待ってるのよ、クソバカ!はっ?アンタ、出てきなさいよ?」
無反応。
マックス「感情が読めるんでしょ?アタシの真っ黒な感情も分かってるのよね?それが大好物なんでしょ?アンタは、アタシが、兄貴なんか死ねば良いと、思ってたと言っていたわね。あれは本当よ。ビリーのせいでアタシの毎日が最悪だったから。だからスピード狂だったビリーなら、クラッシュして(この世から)いなくなれ、バチが当たれ、って祈っていたわ」そうマックスは、当時の自分の状況を見えないヴェクナに告白して行く。
そして今ではマックスは自分がいなくなれ、バチが当たれと思うようになったのだと言う。
「だから、ここに来た、アンタに連れ去って欲しいから。アタシの存在を消して欲しいんだ」とマックスは、言った。
ルーカス「今の本当?本当に死ねば良いって思ってたの?」と急にルーカスが喋り出した。
マックスが「声を出さないで」と言うが、ルーカスは、全く話を聞いていない。
「人の死を臨むなんて普通じゃないよ」と、たてつづけにしゃべるルーカス。「ヴェクナに連れて行って貰った方が良いよ。君は治っていない」と言う目がおかしい。
ルーカス「君を誇りに思うよ。君が最後の4人目の犠牲者になるんだから…君がこの世界を破壊するんだ。」と早口にまくりたてジリジリ近寄って来る。
マックスは異様なルーカスに、恐怖の表情を浮かべ、後退り。
だが本当のこの現実世界では、ルーカスが「マックス!目を覚ましてくれ!起きろ!」とノートで煽りながら大声で叫んでいた。
そう…マックスはあべこべの、あっちの世界へ入ってしまったのだった。それをイレブンが、直ぐそばで心配そうに見つめている。
「ワン(ヴェクナの別名) が入ったわ…」と呟き、装置の周りに待機してるマイク達が驚く。
マックス「こっちに来ないで!」と叫ぶ。
マックスに、ルーカスが「消して欲しいんだろ?」と言って肩を掴み、マックスは、それを払い退けて逃げる。その拍子にルーカスはヴェクナになった。正体を表したのだ。
それを感知したイレブンは、「マックス、今行くからね」と、意識下の白目を剥いてトランス状態のマックスの手を取り、深呼吸して、マックスの真相心理部へと意識を飛ばした。走馬灯のように楽しいMaxの思い出が飛ぶ。
マイク「どうなってるの?」と聞くとイレブンは、マックスの記憶の中に入ったと答えた。「必ずいる。探すわ」と、イレブンは、元は川であったコンクリートの道を歩いて行く。
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現実世界のルーカスは、同じくこちらの世界にいるエリカに、懐中電灯を点滅させて知らせている。
エリカ「合図が来たよ、フェーズ3に入って」と、あべこべの世界にいるスティーヴ達に話しかけた。
それを聞いたロビンがトランシーバーで、ダスティンに『フェーズ3を始めて」と言う。
ダスティン「ようし、引っかかってくれよ」とコンポのスイッチを入れ、マーシャル・アンプのスイッチをONにし、ヴォリュームMaxにする、
エディ「クリッシー。この曲を君に捧げるよ」とエディは、変形ギターのスイッチをONにしてギターを弾き始めた。
鮮血色した空にMetallicaの【Master Of Puppets】のイントロのギターが鳴り響く。
それを聞きつけたコウモリ達が、🦇 ギャーギャー鳴きながら、エディと、ダスティンがいるトレーラーハウスへと大群になって飛んで行く。
*【Master Of Puppets/ Metallica】和訳 詳しく解説‼︎ Eddie Munson Forever‼︎
その間に公園に待機していたナンシー、ロビン、スティーヴがクール邸へと移動。ヴェクナを倒しに行くのだ。
James Heatfildよろしくエディのギターが冴え渡る。横に座るダスティンもノリノリだ。
だがあちらの世界のマックスは最悪な状況。邸宅から出ようにも、全ての出口が塞がれていて逃げれず、背後からは「マキシーヌ」とヴェクナが忍び寄り、時にはビリーが現れて、追い詰められていた。
更に最悪な事に、タイガースの面々も、車を飛ばして、エリカ達がいるこの邸宅に来てしまう。そしてエリカを捕まえる。そしてジェイソンは、邸宅内を見に入って行く。
コウモリが到着する間近、エディがラストにライトニング奏法をブチかまし、曲が終わる、、、と同時に追い詰められたマックスは、ヴェクナから逃げるために「幸せな記憶」を頭に沢山思い描き、その中の一つのスノーボール(ハイスクールのダンスパーティー)の場に飛んだ。
誰もいない学校の体育館のパーティーに、マックスは1人立つ。パーティー会場には、ライトも回っている。ただ人がいないだけ。
そしてエディとダスティンも、コウモリの大群が来たと同時に、トレーラーハウスに逃げ込めた。
ダスティン「やっべ〜よ、今のスッゲー、メタルだったよ!」
エディ「メタルだあ〜!」と2人は成功を喜んでピョンピョン跳ねた。
その頃、ソヴィエトのホッパー、ジョイス、マーレイは刑務所内に、いとも簡単に舞い戻ることが出来た。
だが、それは中にいる兵士達や看守、職員が、ガラス張りの中にいたはずのデモゴルゴン達に食われていたから。
ユーリの隠れ家から持って来た火炎放射器を構えながらホッパーが先頭に立ち移動する。
するとコントロールルーム(監視部屋)に1人だけ、血だらけの看守が辛うじて息をしていた。マーレイがロシア語で尋ねると、黒い影(黒い塵のこと)は、逃げ出したゴルゴン達の体に入って行ったと言うと死んでしまった。
マックスの記憶の中に入り込んだイレブンは、スケボーをしているマックスを見つけたが、まだ幼すぎてイレブンを知らない為に、こちらに見向きもしない。
コンタクト出来ずに困っているイレブンに、ウィルが「何か奇妙なものがない?マインドプレイヤーに繋がりそうな変な物が?」とアドバイス。
すると橋の上に似つかわしくないパーティー会場の受付みたいなキラキラが飾ってあるデスクが見えた。イレブンは、気味が悪いその橋の上にいく。
そのデスクの方から何故だかThe Police の【 Every Breath You Take 】が聞こえてくる…
同時にその時マックスは、スノーボールの会場のテーブルに座っていて、会場にはThe Policeのこの曲がBGMで流れていたのだ。
*The Police【Every Breath You Take】和訳 比較 Scary song! True Meanings & Happy BD Sting!
マックスが1人座っていると、目の前にあった風船が突然割れて、中から血が飛び散った。ほかのテーブルの上の風船も割れて行く。思わず立ち上がるマックス。綺麗な装飾が血の色に、、、。
ダンスミュージックは止まり、代わりに昔の1920年代の音楽がレコードから聞こえてくる…The Policeのレコードなのに。
あべこべの世界でやばい状況になっているマックスだが、現実世界も同じで、ますますトランス状態がひどくなって来た。そのためルーカスが、エリカに向かって懐中電灯を消したりつけたりして合図を送る。するとそこへジェイソンがやって来た。
ルーカス「何で?先輩がいるんだ?ジェイソン、今は、やめてくれ。本当にヤバいんだよ。」
ジェイソン「お前、この子に何をしたんだ?クリッシーにも、これと同じことをしたんだな?」と言いながらマックスに触ろうとしたので、ルーカスが止めたら、ジェイソンは、いきなり銃を出してルーカスに向けた。
ジェイソン「今すぐコレをやめろ。この子を起こせ。さもないと撃つぞ」と脅す。
ルーカス「ダメだよ。今もし無理矢理、彼女を起こしたら、俺たち…全員が、死ぬ事になるよ」と両手を挙げさせられたまま答えるルーカス。
ジェイソン「起こせ、さもないとお前だけが死ぬ事になるぞ、シンクレア」とピストルの安全装置を外した。
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ソビエトでは、ホッパーの案で、たくさんいるデモゴルゴン達を刑務所の中庭に全部集めて、上から火炎放射器で焼き殺せば、イレブン達を助けられると考えた。その為には、まずハイプマインドを捕まえる、、、つまりモンスターの一匹を捕まえれば他の仲間のデモゴルゴン達が寄って来て倒せると言うのだ。
その為には化け物達が1箇所に集まったら外からドアを閉めて、あとは中にいる奴らを一気に、誰かが焼き殺すのだ。そして中で焼き殺す役目をホッパーがすることに。1匹でいる奴を見つけたホッパーは、誘き寄せに行く。
ジョイスは凄く心配しているが、ホッパーは「絶対に帰ってくるから」といい2人はキスをした。
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その頃、ヴェクナの子分のコウモリ達を誘き寄せているエディとダスティン。上手いことヴェクナから引き離すことに成功した。
だが、その引き寄せたコウモリの大群に、隠れているトレーラーハウスを包囲されてしまい、エディたちは、身動きが取れなくなってしまう。
ダスティン「アイツら何する気だろ?」
すると換気口から1匹が入り込んで来た。せっかくバリケードを組んだり入ってこれないように2人で作ったのに、コウモリ達が入って来て殺されそうになるエディとダスティン。
その頃スティーヴ達3人は、クール邸に入って、ヴェクナがトランス状態になっている部屋を探していたが、侵入したのがバレてしまう。ヴェクナの触手である木の根っこやツルで、3人共はがじめにされてしまう。
抵抗すればするほど身動きが取れなくなる3人。
その時、ソビエトではホッパーが、ランドリー室に1匹で、人間を食べていたデモゴルゴンにを発見し、口笛を吹いて呼び寄せることに成功。その化物から走り逃げていた。
そしてあべこべの世界のエディとダスティンは、コウモリ達がトレーラーハウス内に侵入して来て数が多すぎる為、仕方なく現実世界に戻る事に…。
まずダスティンが最初にシーツで作ったロープに捕まり上って、こちら側の現実世界に戻った。次にエディも穴へと向かってロープを上がる、、、だが、コウモリ達の鳴き声が増えて来て、ドアを破って来そうだ、、、
すると突然、エディは上がるのを止める。
そしてロープから降りると、何か思い付いた表情をして持っていた槍でロープを切ってしまった!
エディ「時間を稼いでやるよ」とだけ言うとトレーラーハウスから出て自転車に乗って爆走。コウモリ達をダスティンから引き離した。
「エディ、お願い。やめろ〜!」
エディを止めるダスティンの声が、無情にも赤い空にこだました。
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