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皆んなでイレブンの家に行くと、屋根には穴が空いて空が見えるし酷い壊れよう。だが、「綺麗にすれば大丈夫」とナンシーが仕切って後片付けが始まる。
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掃除中にナンシーにジョナサンは、「俺たち平気?」と聞く。ナンシーは「勿論よ」と答え、大学の合格通知がきたか聞いたが、ジョナサンは、なぜか、来ていないと嘘をついた。
マイクとウィルも話していて、マイクにウィルはヴェクナが生きていると言う。
ウィル「ホーキンスにいると、彼を感じる。あいつは、あらゆる命を奪い取るまであきらめやしないよ。殺さなきゃ」と、身体を震わせた。
マイク「なら、俺たちで殺そう。」とウィルの肩を掴んだ。
すると外に車が止まる音がした。
マックスの闇を思い出し、1人落ち込むイレブンの部屋の扉が開く。
「よお、キッド」とホッパーが帰って来たのだ。
「ハイ!」と嬉しくて泣き出すイレブン。抱き合う親子。髪型までお揃い(スキンヘッド)になって泣きながら笑う2人。
ジョイスも帰って来て親子の再会をしてハグしていた。皆が再会を喜んでいた。
だが、また虫が這うような嫌な予感がウィルの首下をジワジワさせた。
ウィルは振り返る、だが誰もいない。
その代わり、青空が一変、暗い雲に覆われて行くのが見えた。皆が空を見上げると空から灰色の塵が雪のように降って来た。
イレブン達は、気になって見晴らしが良い丘まで歩いて行く。すると目の前に広がる花や草地が、ある場所まで焼き焦げたように灰色になっており、草花は灰色になりその向こうには、黒煙をあげてマグマのような火が燃えていた。
そこはまるで、あべこべの世界のよう。侵食して来たのだ、この世界を。
不安そうなウィル達。
だがイレブンは、その侵食された景色に睨みをきかせ、すっくと立ち構えたのだった。
6.Lyraの感想
いやあ、泣いた!大号泣したLyraでやんす!この6月にこの【ストレンジャー・シングスシーズン4】が始まった当初、1番驚いたのは、皆、見違えて大きくなったこと。
特にElevenとMikeは成長著しくて(老けたのでww) 、「14歳には見えない!」と感じたけど、コロナ禍で撮影が伸びてしまった事もあり、実際20歳や18歳になっているのだから、仕方ないのよね〜。
世間的にホラーの枠組に入れられている【Stranger Things】ですが、Lyraには、社会に馴染めない人間達の各々の感じ方、考え方により、その後の人生や生き方が様変わりしてしまう脅威を描いた物語だと感じています。
つまり異形なものに襲われるハラハラドキドキより、人間関係の泥沼に目が行く!
それに人間と言うものは、自分と違う考え方を持つ者や、人種、趣味が違う人間を嫌い、虐げたり、いじめたり、排除したがる恐ろしき生物だと言いたいのだと思う。本当に人間が1番怖いと思うから共感します。
似たようなことをいつもこのブログで書いている【ウォーキング・デッド 】でも言いましたが、ゾンビやデモゴルゴンより人間がこえ〜!ってこと。
それに、変人オタクの集まりと虐められてるHellfire Clubだけが1番マトモなんだよ!
その事実が、無性にやるせないのよね。
Hellfireは、初めからオタクの変わり者集団としてハイスクール内で馬鹿にされていたけれど、あまりにも可哀想な終わり方をしてしまったエディが、死ぬ間際まで、気にかけたのが、この、ダスティンやマイク、エリカ、最近はご無沙汰しているルーカスも所属しているこのHellfire Clubのメンバー達なのだから、本当にいたたまれないです。
だって本当にいい奴らなのに、誤解されたまま「カルト集団」にされてしまったんだもの、、、悲し過ぎる〜。
これじゃあ、街を救ってくれたエディが、浮かばれない。何となく1970年代のアメリカンニューシネマに通じる非常にやるせなさを感じてしまうエンディングでもありますね。
出来れば、シーズン5で全てが解決した時に、エディが、本当はメチャクチャいい奴で街を救ったヒーローだと、無実が証明されることを願います。
個人的には、大好きなJamie Campbell Bowerがドッカーン!と素顔でまた出るかと期待しましたが、8話で最初だけ特殊メイクでその後でないから、かなりガッカリしたので、「まさか、これからずっと特殊メイクで、あの良い声も顔を見れんのかー!!」と第8話を見た後から嫌な予感してたら、予想が当たってしまい、今回の第9話では、全編通してヴェクナの特殊メイク!おまけに、声もゴボゴボ系(笑)。がっかりよ。まあ、こればかりは悪役だもんね、仕方ないのかな?
*美しいJamieを見たい人は、前に書いたこちらをどうぞ!→【シャドウ・ハンター】あらすじネタバレ有無•完全保存解説ゴス萌え〜The Mortal Instruments: City of Bones
シーズン4の最終話としては、エディ以外の全員が大体は、生き残れたからハッピー寄りの良い終わり方とは言える。
前回の8話で、話を引き伸ばしていたホッパー救出も成功し、デモゴルゴン迄も倒してアメリカに帰って来れたし、イレブンとマイク達もホーキンスに全員無事に帰って来れたし上手く話は終われたわけです。人間関係もラブラブになれたしね。
ただ問題は、マックスが非常に危険な状態のまま、と言うこと。これについては、次の解説ツッコミポイントで書きます。
そしてあともう一つは、ウイルが言うようにヴェクナが、まだ生きていると言うこと。結局、何も解決していないんですよね。
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つまり、ヴェクナを殺さない限り、ホーキンスの平和は訪れないし、物語も終わらないと言うことに尽きる。ウイルじゃないけど「ヴェクナを、殺さなきゃダメなんだ」なわけです。
次回に持ち越さないで欲しかったな〜とは思いますが、次の【ストレンジャー・シングス: シーズン5】が、最終シーズンとして決まったので、ちゃんと終わらしてくれるでしょう。予想は、解説に書きますね。
しかし、肝心のシーズン5が、2024年だよ?それまで2年間も待たなきゃいけない!
「そんなに待てね〜ぞッ」と言うことで、これから色々と考察や予想を解説と一緒にして行きたいと思います。早速、[Lyraの解説&ツッコミポイント】に行きましょうか?
7.【Lyraの解説ツッコミポイント】
①ヴェクナは、アレのそっくりさん
『ストレンジャー・シングス』は、映画愛に溢れたTVシリーズで、オマージュが多い。
今回のシーズン4は、映画『Halloween ハロウィン』へのオマージュがやたら多くてびっくりしました。ヴェクナの運命が『ハロウィン』の殺人鬼マイケル・マイヤーズみたいです。
ヴェクナは、火炎瓶で燃やされた後、ナンシーに数回ライフルで撃たれて2階の窓から後ろ向きに落下。でも3人が見に行くとヴェクナの死体は無くなっていましたよね?それが、『ハロウィン』と全く同じなのです。
あとこのブログでも時々書いている『Hellraiser』も混ぜています。
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②エディも!
そうそう、前回の8話でエディが被っていたのが、このHalloweenのマスクでした。
エディとスティーブ達がキャンピングカーを盗むシーンで、タイガースの奴らや事件を知ってる住民達に自分がいるのがバレたらヤバいので、「顔を隠すものが、なんかないのか?」と言って被ったのが、このマイケル・マイヤーズのマスク。因みに、このマスクは、シーズン2でマックスがハロウィンで被っていたから、これはお気に入りなんでしょうね。
マックスにとっては、このマスクは友達との楽しい思い出が詰まった品物。大切に保管していたみたいだから、友達との記憶が彼女には重要なのがわかりますね。
③ナンシーは、あの人のそっくりさん?
因みに、ヴェクナを撃ち殺した(まだ死んでないとウィルは言っていましたが、一応死んだことで)、ナンシーが、ショットガンをバンバン撃ちながら前に行く感じは、映画『ターミネーター2』のサラ・コナーそっくりでした。
④ジョイスとホッパー
やっと両想いが成就して良かったね!と応援して来たから嬉しい。
あのユーリが選んだダサい服に着替えるシーンは、ドキドキ。大人になっても両想いだと分かっていても、まだちゃんとした初デートしていない2人にとっては、相手の気持ちが定かではないから、ティーンエイジャーみたいになるんだな〜とホッコリしてしまいましたね。
「グリッシーニを2つ注文、ラザニアにはエンゾの特製スパイスが効いてるんだ」ってメッチャ美味しそうなディナーだね!
⑤ Surfer Boy Pizza
これは、ただ単にLyraがアーガイルのキャラクターが、もう立っているだけで笑えて、彼が話すだけで笑いのツボにハマるので取り上げただけです(笑)。
Surfer Boy Pizzaは、アーガイルがホーキンスの地元で勤めているピザ屋さん。チェーン店でいわばシェーキーズなんだな、とカリフォルニア店が出てきて分かった!何故なら、ど田舎ホーキンスだと思っていたから。だけど、チェーン店があるなんて意外と開けていたんだなと感じましたよ、これで。
ただサーフィンやってなきゃいけない、か、或いはサーファーぽいルックスが求められる店らしい。互いに「よぉ、イカしたサーファー・ボーイ」と言っているからね(爆笑)。
笑うなあ、マジで。何なんだろ、このキャラ。話し方がスローなのは、マリワナを決めているからよ〜。必ず語尾に、Dude〜♪をつけるのが御決まりだし。80’sらしいわ。
イージーゴーイングって片仮名表記で頭にネオン・サインでもつけたいわ〜アーガイルの頭に。
そうだ、このアーガイル、やはり人気あるのか?クイックシルバーとコラボってんのよね。Lyra海好きだから、何か出てきたんだけど、アーガイルだったからのけぞったよ!
もうコレ見た時、腹抱えて笑った!
彼もイレブンがisolation tank作る時にお願いしたカリフォルニア店長も、ネイティヴ・アメリカンだから、「ああ、そう言うことだよな」なんてLyraの頭にピンて浮かんじゃって一瞬、考え込んじゃいましたが、色々あるのがアメリカであり、それが現実なんだ、と見せるストレンジャーシングスがLyraは好きです…嘘ついてないから。
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⑥刹那いスティーヴ
もうスティーヴが良い奴過ぎて切ない説、濃厚じゃない? 今思うとシーズン1とかの嫌な無責任・弱虫男が嘘みたい。
「君が2年前にガツンと言ってくれたから、前を向いて歩けるようになったよ」なんて言うし、きっとナンシーに振られたから現実が分かるようになったのは、本当なんだろうけど、こんなに信頼出来る、優しくて頼りになる兄貴分になるなんて… 数年前には考えられなかった。人間てこんなにも良い人に成長できるのか?と思います。
ナンシーがあちらの世界にシーツのロープを伝って、ベッドのマットに落ちたのをスティーヴが、グイッと立たせてあげて、顔が近づいて2人ともドキドキして固まっちゃう、あのシーンが、この9話で1番キュンとしたわ〜。
ジョナサンには悪いが、スティーヴとくっついて欲しいんだよね。だってリアルには、ジョナサン役のCharle Heatonとナンシー役Natalia Dyerは付き合っているんだから、せめて作り物のドラマくらい、スティーヴにしてあげて!なんて思っちゃう。
実は、シーズン2でスティーヴって死んでるはずだったの。でもキャラクター的に立つ役になって来たと言うのと、スティーヴ人気が高くなって来たから、シーズン4迄、生き残っています!生きています、てのも変な表現だね(笑)。
Steveの、おもろいネタがあるんだけど、それは、また今度に。長くなってるから、もう既に。
あのSteveの将来の自分の夢を語るシーンは、プロポーズだろうね。ありゃ、惚れちゃうな。
ナンシーもポワンとしていたもんねー。真面目な人が1番素敵ですわ。
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解説と予想を書いています
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