勢いがあるサウンドを出してイギリスで激売れしたバンド。
Musician’s musician と言われる彼らは、The Rolling StonesやJimmy Pageなど有名ミュージシャン達に愛され、Paul Wellerは、「デビュー作をもらって凄い!と思ったよ。特に歌詞が気に入った。小さな町の匂いがしたんだ。こんな言い方はしたくないけど、The Jam ザ・ジャムの歌詞を思い出させたね。」とまで言っている。
今日Lyraが和訳する曲もそう、、、ウェールズの街の香りがしてくる。
生きている人々の顔が浮かぶ。
悩み、前に進む私たちの姿に似た人の気持ち。
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今日Lyraが和訳&解説する曲は、ウェールズ出身のイギリスを代表するギターロックバンド、Stereophonics ステレオフォニックス 。
イギリスで6度のNo.1、アルバムチャートでもTop10に計10枚のアルバムが輝き、23ものプラチラム・セールス・アウォードを記録し、母国だけで、850万枚以上のアルバム・セールスを誇り、BRITノミネート計5回、受賞1回を果たしている人気バンドである。
今日Lyraが和訳する曲は、Stereophonicsの2019年リリースの11th スタジオアルバム『Kind』に収録されているシングル【Fly Like An Eagle】。
詳しい解説は、LyraのHipな和約の後に、又お話しましょう!
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Kind is the eleventh studio album by Welsh rock band Stereophonics released on 25 October 2019 on Parlophone Records, nearly two years after their previous album, Scream Above the Sounds. Recorded over an eleven-day period between 29 June and 9 July 2019 at The Ramsbury Brewery & Distillery in Marlborough, Wiltshire, the album was produced by lead singer and guitarist Kelly Jones and George Drakoulias. Kind topped the UK Albums Chart, becoming the band’s first to do so since Keep the Village Alive (2015) and their seventh overall.
The song is the first to be unveiled from forthcoming album Kind, released on October 25 via Parlophone Records and available to pre-order now.
Recorded in just eleven days at The Distillery, Wiltshire, Kind was co-produced by Kelly Jones and George Drakoulias (Tom Petty & The Heartbreakers, Screaming Trees, Primal Scream).
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=Fly Like an Eagle=
[Verse 1]
Thinking about quitting
Think it’s time now
Thinking it’s all over
Quiet in my mind
Everybody’s laughing
Everybody’s sure
Nothing seems likely
Nothing’s unknown
[Pre-Chorus]
Did you ever feel like everything’s falling?
To fly like an eagle into the dawn and
You know I always feel like the blinds are drawing
To fly like an eagle and dare to reborn and
[Chorus]
Hey, hey, my, my
Everything’s gonna be alright
Hey, hey, my, my
Everything’s gonna be just fine
[Verse 2]
Maybe I’m grieving
Maybe I’m dead
Maybe I’m leaving
My heart’s like lead
Something feels missing
Something ain’t right
Remember first kissing
My heart felt wide
[Pre-Chorus]
Did you ever feel like everything’s falling?
To fly like an eagle into the dawn and
You know I always feel like the blinds are drawing
To fly like an eagle and dare to reborn and
[Chorus]
Hey, hey, my, my
Everything’s gonna be alright
Hey, hey, my, my
Everything’s gonna be just fine
[Bridge]
Oh, nothing last forever
Oh, nothing suits me better
Oh, I don’t feel so clever
But I’m tryin’ to improve, oh-oh-oh
[Chorus]
So hey, hey, my, my
Everything’s gonna be alright
Hey, hey, my, my
Yeah, everything’s gonna be just fine
[Instrumental Break]
So hey, hey, my, my
Everything’s gonna be alright
Hey, hey, my, my
Everything’s gonna be just fine
Did you ever feel like everything’s falling? (Yeah, yeah)
To fly like an eagle into the dawn and (Oh yeah)
You know I always feel like the skies are falling (Oh-oh, yeah)
To fly like an eagle and dare to reborn and
やめよっかな、って考えてるよ
その時が来たんだと思う
すっかり終わったんだからね
心の中は穏やかさ
誰もが笑ってる
誰もが自信を持ってる
何もありそうもないね
分からないことなどないんだ
君は今まで
全てが崩れてしまった風に感じた事があるかい?
鷲が夜明けに飛び立ち
溶け込んでしまうように
俺はいつも
ブラインドを引っ張るように
感じているんだって
鷲が飛んでるように
あえて生まれ変わるのさ
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ねぇねぇ
まあまあ
きっと全て上手く行くよ
ねぇねぇ
まあまあ
全て満足出来るように
多分俺が悲観してるんだろ
多分俺は死んでるな
多分お別れだ
俺の心はリードみたい
何かが見当たらない感じがする
何かが正しくないんだ
初めてのキスを思い出すよ
俺の心は広いのさ
君は今まで
全てが崩れてしまった風に感じた事があるかい?
鷲が夜明けに飛び立ち
溶け込んでしまうように
俺はいつも
ブラインドを引っ張るように
感じているんだって
鷲が飛んでるように
あえて生まれ変わるのさ
ねぇねぇ
まあまあ
きっと全て上手く行くよ
ねぇねぇ
まあまあ
全て満足出来るように
オー
永遠に続くものなんてない
オー
俺に合うものなんて何もない
そんなに賢いと感じていないぜ
ただ良くなろうと努力してるのさ
オー、オー、オー
そうさ
ねぇねぇ
まあまあ
きっと全て上手く行くよ
ねぇねぇ
まあまあ
全て満足出来るように
ねぇねぇ
まあまあ
きっと全て上手く行くよ
ねぇねぇ
まあまあ
全て満足出来るように
君は今まで
全てが崩れてしまった風に感じた事があるかい?
(そうさ、そうなんだ)
鷲が夜明けに飛び立ち
溶け込んでしまうように
(オーオ)
俺はいっつも空が落っこちて来るような
感覚に囚われてるよ
(オーオ、まあな)
鷲が飛んでるように
あえて生まれ変わるのさ
そして
Songwriter: Kelly Jones
Translator: Lyra Sky 和訳
世を悲観してる歌詞だが、不思議と希望も感じ、救いが見えるような気がして来る。
ヴォーカルのKellyのハスキーな声が優しいからだろうか?
ミュージックビデオは、LGBTの女の子の悩みとアイデンティティの確立と、父親や恋する人との関係を描いたもので、上手く人生を乗り越えようと頑張る姿が、この歌詞にピッタリ来る。
皆が笑って生きて行けたらな。
そう心から願うよ。
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1999年の2ndアルバム『Performance and cocktails』から6作目の『Pull The Pin』まで5作連続で全英1位を獲得するなど、セールス面で2000年代を代表するイギリスのロックバンドであるSterephonics。
何故か日本では、イマイチ爆発的人気が出ないが、地元ウェールズでは城を使ったライブを行うスタジアム級バンドだ。
1981年南ウェールズの田舎町・カマーマンに生まれ育った幼馴染で結成。Kelly, Stewart. Richardの3人で、Stewart の家で使っていた蓄音機のメーカー名Sterephonics をバンド名にした。
1996年インディーズながら、ライブ活動が評判になり、Virgin Atlantic Airaline 総裁 Sir Richard Charles Nicholas Bransonが新設したV2レコードの第1弾アーティストの契約。
1997年、デビューシングル【Local Boy In the Photograph】リリース。
続く3枚のシングルもチャート上位にランクインし、1stアルバム『Word Get Around』は初登場6位にチャートイン。100万枚売り上げゴールド・ディスク獲得の大ヒットとなった。
翌年Brit Awards で最優秀新人賞を受賞するなど、ブリットポップブームが終息に向かい出していた当時にあっては、期待の大型新人になった。
ヘヴィ・メタルのKerrang 誌においても最優秀ブリティッシュ・バンドを受賞。メンバーも周りも、自分たちは、メタルバンドではないのに、何故かKerrang!誌で最優秀ブリティッシュ・バンドを受賞してしまったので、笑ってしまったらしい。
このことからも、彼らがパワーがあり、ハードなサウンドもPopなサウンドも作り出せる、実力派ライブバンドであることが、分かると思う。
6月には、地元ウェールズのカーディフ城で、1万人を集める凱旋ライブを開催した。
1999年春、早くも2ndアルバム『Performance and Cocktails』をリリースすると、初登場1位を獲得。1年近くチャートインし続けるロングヒットになり、プラチナム・セールスを記録し、シングルカットされた5曲もヒットした。中でも先行シングルとなった。
7月には地元のモーファ・スタジアムに5万人を集めた単独ライブを開催。
延々と続くワールド・ツアーで、メンバーの疲労困憊は極限に。バンド解散も取りざたされた。
その中で製作した3rdアルバム『Just Enough Education to Perform』(頭文字をとって「JEEPジープ」と呼ばれる。バンドは、これをアルバムタイトルにするつもりであったが、自動車ブランドJEEPとの商標上の兼ね合いから、使えなかったのだ。)は、そんなメンバーの心情を色濃く反映したダークな仕上がりに。
だが、アルバムは1位を獲得し、2作連続のミリオンセラーでプラチナ・ディスクの大ヒットとなる。
2001年は、Ash, Black Crows をサポートに起用したカー・レース場ライブに14万人を動員し、続けてダブリンのスレーン城での8万人ライブを敢行するなど、大規模公演を連続実施。翌年には英国最大のGrastonberry Festival でヘッドライナーを務めた。
2003年、4th 『You Gotta Go There to Come Back』リリース。
このアルバムのワールドツアー中、9月の北米ツアーで、ドラマーのStewart が突如脱退。(病気と言って無断欠席を繰り返すStewarをバンド側が解雇したとも言われている)。Black CrowsのSteve Gomanがサポートになりツアーは続行。
バンドはドラムマシンを使用していたが、2004年末にハヴィエが、正式ドラマーになり3ピースに戻る。
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2005年3月5th 『language Sex Violence Other?』リリース。1stシングルである【Dakota】はバンド初シングルチャート初登場1位とダウンロードチャートでも1位を記録。新しい作風の楽曲に挑戦し、新境地を拓いたともいえる作品となった。
デビュー10周年を迎えた2007年、6th 『Pull The Pin 』発表。全英1位を獲得し、これで5作連続のアルバムチャート1位。
サポートギタリストにAdam を正式なメンバーとして迎え入れ4人組編成になる。
2009年ワイト島フェスティバルのヘッドライナーを務めるなどツアーが活発に。
7th『Keep Calm and Carry On』リリース。暮れに発表。2nd アルバム以来続いていた連続1位記録が途切れる全英11位だが、ゴールド・ディスク獲得。
2013年Oasis のギャラガー兄弟のマネジメント/レーベルに移籍。8th アルバムGraffiti on the Trainリリース、2013年 全英3位。
2015年デビュー20周年を目前に、9th アルバム『the Village Alive』、初登場で再び全英1位を獲得。アルバムチャート1位はこれで6作となった。
2017年 『Scream Above the Sounds 』リリース。
デビューから、ほぼ2年に1枚のペースでアルバムリリースして来たstereophonics。
前作から2年後の2019年にリリースしたこの『Kind』は、たった11日間で最低限のスタジオ機材で、全曲レコーディングした。
「オーヴァーダブすることなく、瞬間を切り取った作品、希望にあふれた、正直なアルバム」とKellyは語る。
プロデュースは、Kelly Jonesと手George Drakoulias (Tom Petty & The Heartbreakers,Tom Petty & The Heartbreakers,
Screaming Trees, Primal Scream)。
1st Singleとなったこの【Fly Like An Eagle】フライ・ライク・アン・イーグル」は、まさにアルバムのテイストを表している楽曲。バンドがこれまで築いてきた、確固たるソングライティング能力の高さを見せつけている。
「前回のワールド・ツアーの最後は2018年の9月 ― 場所はブルックリンだった。全てやりきったから、今すぐ楽曲を書こうとも思わなかったし、なにか新しいことをしようとも思わなかった。ただ、しばらくは立ち止まりたいと思っていたんだ。そしたら11月までにはたくさんの楽曲が沸いてきたんだよ。修正をするわけでもなく歌詞が自然にページを埋めていって、次第に楽曲が形作られていった。とっても開放的で、正直で、繊細な楽曲たちが。これは自分が今までどのように感じていたかを教えてくれるような、そんな感じだった。僕は今までこういう楽曲を誰かが求められるっていうのもわからなかったし、気にすら留めてなかったんだ。ただ、そういう曲たちが僕から出てくるタイミングだったんだろうね。」
このシングルについては、
「僕らは単純に、パフォーマンスをそのままキャプチャーして、11日間でレコーディングしただけなんだ。【Fly Like A Eagle】は、僕が今回で一番最初に書いたもので、アルバム全体の土台をカバーしているような楽曲。歌詞にもあるような“wanna fly like an eagle, and dare to reborn”というのは宗教的な感覚ではなくて、すなわち変化と成長のことを表しているんだ。そして、、、君の生活の中にある、安住の地にばかり留まってはいけない、と言うことを学べと、言っているんだよ。そして、僕らは自分自身を新しい違うものに形を変えていくんだ。同じであり続ける必要はないのさ」
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骨太で男らしく、それでいて美しいメロディが魅力のStereophonics。
Kellyの優しくてハスキーな声が、私たちを癒してくれる。
ハードなサウンドの時は、この優しさが熱いロッカーの声になり、私たちを励ましてくれる。
ブリティッシュロックの王道さを持ちつつ、UKロックらしい聴きやすい楽曲でファンの胸を熱くさせてきたStereophonics。
時代とともに変化をし、成長を遂げて来た彼らだからこそ、歌える歌が【Fly Like An Eagle】なのだ。
変化と成長のことを表しているこの歌で、私たちは前進していく大切さに触れるのだ。
「君の生活の中にある、安住の地にばかり留まってはいけない、と言うことを学べと、言っているんだよ。そして、僕らは自分自身を新しい違うものに形を変えていくんだ。同じであり続ける必要はないのさ」
it’s about changing and growth, and learning not relying on the comfort zones of your life. And as people we all morph into new and different versions of ourselves. We don’t have to stay the same.”
私たちの人生に幸あれ!
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Recorded in just eleven days at The Distillery, Wiltshire, Kind was co-produced by Kelly Jones and George Drakoulias (Tom Petty & The Heartbreakers, Screaming Trees, Primal Scream).
At the end of the bands last world tour frontman Kelly Jones considered quiting the band because he had no inspiration to write new music after feeling burnt out on the road. He said “Our last gig of the world tour was September 2018, in Brooklyn – I was done, had written no songs, nothing new, I thought I felt like quitting.” Instead of quiting Jones spent some time with his family and he got some ideas for new songs. “Then by November I had a load of songs that just came through me, lyrics just filling up pages, no crossings out, complete songs formed. They became a very open and to be honest, bunch of really vulnerable songs about things I hadn’t quite worked out for myself, the songs began to inform me how I was feeling. I didn’t know, or really mind if others wanted to hear them or like them, I just needed to get them out of me.”
First single, ‘Fly Like an Eagle’ was one of the first songs to be written for the record. Jones said “I feel it covers a lot of ground on the record and the line came, ‘Wanna fly like an eagle, and dare to be reborn’ – not in a religious sense, but it’s about changing and growth, and learning not relying on the comfort zones of your life. And as people we all morph into new and different versions of ourselves. We don’t have to stay the same.”
‘Hungover For You’ was written in a hotel in Scotland before the band headlined TRNSMT festival in 2018.
The album artwork for Kind is a drawing of a tree by Jones’ eldest daughter Bootsy. The booklet for the album also features two paintings, ‘I Just Wanted The Goods’ by Steve Goddard and ‘Moon’ by Misty Jones.
On 15 August 2019 the band debuted the song “Fly Like an Eagle” on Radio X and released the official music video for the track. The video is an emotionally affecting coming-of-age tale, which was shot by Charlotte Regan and stars Charlie Creed-Miles. On 18 September 2019 the single “Bust This Town” was released. An official video was released for “Bust This Town” on 30th September 2019. The video was directed by Kes Glozier and follows two lovers on the run, who build a love nest in a derelict manor house. In November or December 2019 the third single “Don’t Let the Devil Take Another Day” was often played on most radio stations like BBC Radio 2 and was scheduled to be released.
Personel
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Discography
- Word Gets Around (1997)
- Performance and Cocktails (1999)
- Just Enough Education to Perform (2001)
- You Gotta Go There to Come Back (2003)
- Language. Sex. Violence. Other? (2005)
- Pull the Pin (2007)
- Keep Calm and Carry On (2009)
- Graffiti on the Train (2013)
- Keep the Village Alive (2015)
- Scream Above the Sounds (2017)
- Kind (2019)
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