Pearl Jam【Future Days】和訳 解説 亡くなった友への想い

お空に行ってしまった人たちを悼む為に作られた歌はたくさんある。そのどれも美しい心が表れていて魅了されてしまう。

誰かが誰かを想う。それ自体がLyraには美しい旋律と同じ繊細で尊いものなのです。

このPearl Jamの【Future Days】もその愛のある一曲です。

Pearl Jamの曲はたくさん取り上げて来ましたが、この曲も和訳したままアップするのを忘れていたのですが、皆さんご存知Lyraがどハマりしてる【THE LAST OF US ラスト・オブ・アス シーズン2】で主人公のJoelがゲーム版と同じように歌ったので、もう感激してUPしなきゃ!となりました。

ドラマでは明るいイメージの曲ですが、実はもっと悲痛なものがあるのです。早速Lyraと一緒にこの曲の真実を感じましょう。

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Pearl Jam【Present Tense】和訳 解説 ラスト・オブ・アスの曲

「出来過ぎているよ」…改めて大好きな Pearl Jam パールジャムのこの【Present Tense】を聴き直して、この歌詞の全てが【THE LAST OF US ラスト・オブ・アス】シーズン2のキャラクターであるエリーとジョエルの悲しい人生そのものだったのだ。

まさか第5話のエンドロールでこの曲がかかるとは…

おまけに終わる直前に亡くなったジョエルとエリーの仲良き姿がいきなり出て来てパッとエンディングに切り替わり【Present Tense】が流れたからもうLyraは第号泣しました。やられてしまったよ(笑)。

ラスアスに関する内容や詳しい解説は【THE LAST OF US ラスト・オブ・アス】のシーズン2を読んで頂くとして…、今日は、ラストオブアスのゲーム版ではPearl Jamの他の曲が使われたのにドラマでは歌わず、この【Present Tense】になったのか、も含めて解説しましょう。

人生を明るく捉えてるようにも生きづらさから諦めて達観としているようにも取れる不思議な曲【Present Tense】。ラスアス好きは胸が締め付けられるよ。ああ、また涙が溢れて来た。

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追悼 Taylor Hawkins and The Coattail Riders【Middle Child】和訳解説「Taylor Hawkinsの全て」All About Taylor Hawkins

You always smile that brightens up atmosphere. I’ve respected you because You’re great drummer, singer and also person who can be whoever & which ever for living this shit world. can’t believe this tragical thing. we miss you. hope you’re happy in heaven. Taylor Hawkins R.I.P.

パワフルなドラマー、ひょうきんでいつもご機嫌なシンガーでもあった Taylor Hawkinsが亡くなった。突然のことで頭がまだ良く働いていない。が、この事実を認めるのがあまりにも辛過ぎて…

死因は正式にはまだ公表されていないが、一応あの(最後の方に書いておく)理由らしい。

Grunge全盛期から、数々の有名アーティストや様々なバンドの後ろにはいつも彼がいた。バンドの要とも言えるドラマーとして、ヘヴィなビートを刻んで来た。

一度ヤバイ時期もあったが、それを乗り越え復帰し、クリーンになっていたと思っていたからこの訃報が信じられない。死ぬ二日前まで、Foo Fightersのツアーで叩いていたTaylor。

いつもの様にFoo Fightersの和訳解説をUPしようと思っていた矢先だったので、「このまま載せようかな?」と思いましたが、Taylor Hawkins自身のことを書いた方がTaylorを弔えると思い、今日は彼のソロワークを解説しますね。

天国からみていてくれたら良いな、と願いを込めて…

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Temple Of The Dog【Say Hello 2 Heaven】和訳 グランジの讃美歌 Relief Grunge Anthem

 

Grunge Rockは、1980年代末から1994年までの世界を巻き込む一大ブームだったこともあり、個性強くカテゴライズされているから、聞いたことがない人や嫌いな人は「あ〜、ヘヴィなサウンドに、がなりたててる奴ね」と分かっていますよ〜な先入観丸出しのムードで決めつけてくる。

今までのLyraは、ずっとこんな諦めてるような人々にもGrunge バンドの良さや「良い音あるから〜」と良さを分かって貰おうと説明したり、優しく接して来た。

が最近は、話しても無駄な人種もいるとハッキリ分かったので、話をしなくなった。何故だか知らないが、それをやると逆に「え、何、何?」と聞いてくるのが不思議〜。いや、もう頭硬い人と、頭がおかしい人とは関わりたくないからキッパリやめる。本当要らないので。

「知らないまま」と言う行為は、世界を窄めてしまう。知りたいというポジティブな姿勢が大事だと思う。

Grunge Rockは多種多様な音楽だ。

ガレージのようながなりたてるものから、Popsの様にキャッチーなバンドがいるかとおもえば、Heavy MetalからPunk寄りまで様々な音であふれている。

今日紹介したくなったTemple Of The DogはGrunge Bandの中では、王道なアメリカン・ロック派だ。

どちらかと言うとHeavy Metal寄りの曲を多めに出していたSoundgardenのChris Cornellが 中心となり現Pearl Jamのメンバーを集めて結成したのだから、そのままゴリゴリな男くっさい音になるかと思ったら、とても聴きやすくて胸に染みるアメリカン・ロックを歌っている。

今日Lyraが選曲した作品は、前に和訳&解説した【 Hungerstrike】と同じく亡くなった親友に捧げた歌だ。

あちらは親友に向けてだけでなく、対象は色々な人物に当てはめられる。幅広く、ある意味わざと曖昧にしてる感じ。

今回の曲は、ピンポイントで 親友Andrew Woodに当てたメッセージだ。

だが愛する人を失った悲しみは、度合いの違いはあれど、非常に苦しみを伴うのは同じだ。

「大切な人が逝ってしまった時に、皆が聞くアンセムになったようで嬉しい」とChris Cornellはインタビューで言っていた。

まさかChris 自身が天国に逝ってしまうなんてね、未だに信じられないよ。

本当は今日上げるつもりのアーティストがいて書いていたんだけど、今書くにはヘヴィ〜過ぎると感じたので、そちらは保留にし改めて美しいこの曲にしました。

Grunge Rockの真のバラード。

美しいあの夜空の向こうにいるあの人に捧げよう。

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【Pearl Jam/ Black】和訳 1番人気の曲 Speak For Your Feelings

Pearl Jamが好きだ。

Grunge好きだから好きっていうのもあるが、彼らからは生活や人生や人間臭さが感じられるから好きなのだ。Pearl Jamは、Grunge Rockのカテゴリ〜に入れられているが、どちらかと言うと王道のアメリカンロック寄りだと思う。

それこそEddie Vedder (ヴォーカル)が仲良しさんであるNiel Youngなど、アメリカの夢や希望と言った明るい面と、挫折や「資本主義のクソッタレ!」といった自国の闇を暴露して来た、先人ロッカー達の潮流に乗っているバンドだと感じている。

まあ、そんなこむづかしいことを今ここで言及することもないんだけど…w

ただPearl Jamを聞いていると(見ていると)、SteveのギターやEddieのマイクを持つ姿の向こうに、見えるの。

Lyraが好きだった人達の姿が。

同じ時代に行き、共に音楽の人生を歩み、苦楽を共にした仲間であり一緒にバンドをしていたり、互いに自分のバンドのステージに呼び合って、一緒に歌ったりプレイしたり…。

今は亡き人達もPearl Jamと一緒に息づいているのだろう。

彼らがいる限り。

ロックは死なないのかもしれない。

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