和訳【Complete Control】The Clash 解説ロックは死なない Rock Never Dies

車は多いし、いつもと変わらず渋滞するけれど、街中は寂しい。

来月手術がある為に、前検査で大学病院行ったら、いつもより人が少ない感じ。

確かに検査には沢山の人が来て待ってはいる。

でも診察室前はどの科も一杯で、時には座る席がなかったりするのに、今日は満席ながらも座れるだけマシ。皆マスクしているし。

でも変わらずニコニコして対応して下さる馴染みのスタッフさんや医師の方もいるわけで…。

勿論、嫌な看護婦に入院中虐められて病室内の仲良くなったおばちゃん達に助けられた事もあるから嫌な奴はいるのよ。

でも良い人達が頑張っているのを見たら、全員の医療関係者に「頑張れ!」と言いたくなってしまう。

今日はシステム社会に一石を投じるような、気合いが入った曲をお届け〜。

上の奴らがグウタラで、利己主義な利益主義者であったとしても、屈せずに、やっちまえ!って歌で、スカッとしちゃお。

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今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、ロンドン結成のパンク・ロックバンド、The Clash ザ ・クラッシュ。

1976年 – 1986年に活動し、Sex Pistolsと同じくUK パンクを牽引した英国の音楽史に残る代表的なパンクバンドである。

特にThe Clashは、最も商業的にも成功したパンクバンドと言われ、アメリカでも大成功した数少ないUK Punk Rockersでもある。

その成功は、彼らのサウンドが、パンクのみらなず、レゲエやスカ、ジャズ、カリプソ、ロカビリーなどバラエティに富んでいるからだろう。

 

*【London Calling / The Clash】 和訳 Ringing Warning Forever! 鳴り響く警告は何の為?

 

今日Lyraが和訳する曲は、The Clashガパンクスらしかった初期のアルバム、アメリカではデビューアルバムであった『The Clash』からのヒットシングル【Complete Control】。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

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The Clash were an English rock band formed in London in 1976 as a key player in the original wave of British punk rock. They also contributed to the post-punk and new wave movements that emerged in the wake of punk and employed elements of a variety of genres including reggae, dub, funk, ska, and rockabilly. For most of their recording career, the Clash consisted of lead vocalist and rhythm guitarist Joe Strummer, lead guitarist and vocalist Mick Jones, bassist Paul Simonon, and drummer Nicky “Topper” Headon. Headon left the group in 1982 and internal friction led to Jones’ departure the following year. The group continued with new members, but finally disbanded in early 1985.

“Complete Control” is a song by The Clash, released as a 7″ single and featured on the U.S. release of their debut album.

 

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= Comple Control =

[Verse 1]
They said, “Release ‘Remote Control'”
But we didn’t want it on the label
They said, “Fly to Amsterdam”
The people laughed, but the press went mad
Oh, someone’s really smart
Oh, complete control, yeah that’s a laugh

[Verse 2]
On the last tour my mates they couldn’t get in
I’d open up the back door but they’d get run out again
And at every hotel we was a’met by the law
Come for the party, come to make sure
Oh, have we done something wrong?
Oh, complete control, even over this song

[Bridge]
You’re my guitar hero

[Chorus]
They said we’d be artistically free
When we signed that bit of paper
They meant “Let’s make a lots of money
And worry about it later”
Oh, I’ll never understand
Oh, complete control, let me see your other hand

[Verse 3]
I don’t trust you, so why should you trust me?
Huh?
All over the news spread fast
They’re dirty, they’re filthy, they ain’t a’gonna last
This is Joe Public (Control) speaking
I’m controlled in the body (C-O-N control)
Controlled in the mind
This is the top rockers (Control)
With your zone in the price you whore (C-O-N control)
Comes to me

[Bridge]
Total, C-O-N control
Total, (parent, control) C-O-N control

[Outro]
We’ve got the rock ‘n’ roll (C-O-N control)
That means you
I kick it, I fight it, I gotta get up at it (C-O-N control)
I gotta kick it

 

奴らは言った

「『リモート・コントロール』をリリースしろ」

だが俺たちは

あのレーベルから

そんなものを出したくなかった

奴らは言った

「アムステルダムへ飛行しろ」

世間は笑った

でもマスコミは熱狂したんだぜ

おお

何と賢い奴だろうか?

おお

完璧に支配していらっしゃる

まあな

お笑い草だろう?

 

最近のツアーで俺のダチは

搭乗出来なかった

俺は後ろのドアを開けてやっていたんだけど

アイツらは追い出されちまったらしい

どのホテルも法で規制されっぱなし

パーティーに来いよ

確かめに来てみろや

おいおい

俺たちが何か間違ってるのかよ?

完璧に支配してるぜ

こんな歌であろうともな

 

お前は俺のギターヒーローさ!

 

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奴らは言った

「君たちは芸術的に自由でいるべきだろう」って

俺たちがチョロッと契約書にサインした時にな

それって「さあ、お前ら金を稼ごうや

問題は後回しでね」って意味だぜ

おお

俺には絶対に理解出来ないだろう

おお

完璧に支配しているぜ

なあ

俺にお前の他の手の内を見せろや

 

お前らなんて信用してねぇよ

だからお前らも

俺たちを信じない方が良いんじゃね?

だろ?

どんな噂もアッと言う間に広がっちまう

アイツらマジでワルだぜ

卑劣な奴らさ

あんなんじゃ続かねぇな

こちら公的(支配)のジョーだ

俺は組織である皆(=体)に支配されているんだ

(し・は・い, 支配さ)

知性で支配されてるんだ

これって天辺を取ったロッカー達だってことさ

(支配)

お前の対価の縄張りだろ

ヤリチン

(し・は・い、支配)

来いよ

 

完全支配さ

完全(親の規制さ)し・は・い

支配さ

 

俺たちにはロックンロールがあるだろ

(し・は・い、支配さ)

お前の事だよ

俺は蹴散らし

それと戦い

立ち上がらなきゃいけないんだぜ

(し・は・い、支配さ)

俺が始めなきゃいけなのさ

 

Songwriters: Mick Jones, Joe Strummer

Translator: Lyra Sky 和訳

 

めちゃ格好良い、初期のThe Clash!

なあんて、後期のThe Clashも好きだから、全部好きなの。

でも、こう言う初期のライブを見ると、一般的なイメージのパンクは、彼らが築き上げたんだな、と改めて再確認出来て、初めて見た時のようにワクワクしてしまうのだ。

イギリスでは1977年9月23日にシングルとしてリリースされたのだが、アメリカでは、アメリカン・デビューアルバムの『The Clash』に1979年に収録された。

それで一気にアメリカで人気に火がついたのだから、記念すべきアルバムと言えるよね。

因みにこの曲は、ドラムのTopperが初めてレコーディングした曲でもあるから、みんなが知るあの4人のメンツが揃った記念すべき作品とも言えるね。

Bサイドが、【City Of the Dead】と言うのもパンクス心をワクワクさせる。

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The Clash ファンならば、知っているから説明不要だ、と言われそうだが、 Lyraのブログには色んなジャンルをそれぞれ聴く人達が遊びに来て下さるので、チラッといつものように解説すると、この曲は、当時のThe Clashの立場をJoeが描いた歌詞なのです。

当時のレーベル CBSレコードが、The Clashのメンバーに相談もせずに、勝手に彼らの曲である【Remote Control】をリリースしてしまった事に対する、鬱憤をこの【Complete Control】で晴らした、、、と言っていい怒りがメインの歌なのである。

そしてその怒りに付随して、当時のマネージャーとも擦ったもんだが、あったメンバー。

どうもThe Clash のマネージャーの Bernie Rhodes と The Sex Pistols の Malcolm McLaren が、曲のタイトルでもめていたらしく、それも歌詞に入れているから、リアルな当時を知れて、ファンとしては興味深いでしょう。

Bernieは、バンドミーティングを船でやることにして、Wardour SteetのSoho のパブで「完全支配」をしたいと言いまくったので、それをJoeはムカついて、「汚い奴らだ」と、金の亡者な会社サイドを非難したのだよ。

「アイツったら『俺が完全支配したい』って言ったんだ。ポールと一緒に俺はパブに行ったのに、そんな言葉をヒスエリックに言われてさ、人道の崩壊だよ」

と愚痴るJoeが何だか可哀想。

これは若手のパンクバンドが陥る事、、、とも言っているが、何だか昔はJimi Hendrixもそうだが、マネジメントやレーベルが、アーティストとの契約を良い加減にやっていて、頭に来てしまう。

アーティストをリスペクトしていないなんて酷すぎるからだ。

馬車馬か何かだと思ってるのか?

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そして、Lyraの和訳を読んで分かって頂けたと思う。ファンに対するレーベル(マネージメント)の態度にも言及してるのが分かるでしょ?

ホテルや会場では警察が介入したり、彼らが昔やっていたと言う、ファンの子達を裏口や窓からギグに入れてあげたりしていたのを、やめさせたり、追い出したりしたのにも頭にきて歌詞に書いているのだ。

JoeやMickが、どれだけ頭に来ていたか、わかると思う。

Lyraは、この【Complete Control】は、メンバーに言う事を聞かせたいレコード会社やマネージメント側のComplete Control = 完全支配 したいと言う気持ちと、

ファンや音楽に対してはComplete Control しているThe Clash側が、全てに対して「Complete Controlしてやるぜ!」と、宣戦布告している曲だと思うのだ。

自分たちの自由を手にしたいThe Clashの強い波動が、この曲で伝わって来るだろう。

プラス、ファンであるキッズ達用に(笑)、Parental Guidance的に、Parent Control も入れているのだ。(この時代にはparantel Guidanceはまだクレジットないだろうけど、、、先取り?はは。)

 

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1stアルバムは典型的なパンクだったがThe Clashが、徐々にReggae, Dub, Gospel, Folk, R& B , Ska など、様々な音楽的要素を取り入れていったのも、彼らの音楽的自由を求める気持ちがあったからこそ、なしえた偉業だ。

彼らが、悩み、戦い、自分たちで実践し、挑戦してきたからこそ、音楽的に成長した豊かな結果だと感じるのだ。

「皮肉な言葉の代わりに【Complete Control】が、薄らいだ、パンクの自主性を歌う賛美歌になった」Jon Savageの言い分は正しいと思う。

The Clashの切り開いた道があったからこそ、アーティストとしてのパンクのアイデンティティが注目されたのだ。

The Clashがいたからこそ、Punkというジャンルが、閉ざされたものではなく、ボーダレスな世界になり得ることを世間に知らしめたのだと思う。

Lyraには、The Clashのその軌跡がPunkだけでなく音楽の、ロックの無限の可能性を示していると思うのだ。

Pop Punkも彼らがいたから生まれたと言っても過言ではない。

Punkには、いやPunkだけでなくRockには無限の可能性があるのだ。

だから、世間や周りの奴らや上の奴らが何と言おうが構いやしない。

Rock Never Dies …

ロックは死なない。

そう、私たちは死なないのだ。

 

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This classic, seething punk single was released on the US version of The Clash’s debut album and takes aim at the band’s label, CBS records, as well as meddling punk managers of the time.

It was released as a single in 1977 with B-side City of the Dead

The song is often cited as one of punk’s greatest singles and is a fiery polemic on record companies, managers and the state of punk music itself, the motivation for the song being the band’s label (CBS Records) releasing “Remote Control” without asking them, which infuriated the group. Stereogun degscribed it as “this extraordinary airing of grievances, a desperately catchy cataloguing of the many ills visited upon a young band experiencing its first forays into corporate culture”.

 

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The song also refers to managers of the time who sought to control their groups–Bernie Rhodes (of The Clash) and Malcolm McLaren (the Sex Pistols)–the song’s title is derived from this theme. Bernie Rhodes had arranged a band meeting at the Ship, a pub in Soho’s Wardour Street, where he said he wanted “complete control”.

He said he wanted complete control. I came out of the pub with Paul collapsing on the pavement in hysterics over those words.

— Joe Strummer

 

The track also refers to the band’s run-ins with the police, their practice of letting fans into gigs through the back door or window for free and a punk idealism seemingly crushed by the corporate reality they had become part of and the betrayal and anger they felt.

This message was scorned by some critics as naïveté on the part of the band – the DJ John Peel was one of those, suggesting that the group must have realised CBS were not ‘a foundation for the arts’ – while others were strong in their support of the single.

Instead of a piece of cynicism, Complete Control becomes a hymn to Punk autonomy at its moment of eclipse.

— Jon Savage, England’s Dreaming

 

In 1980, legendary guitarist Chuck Berry was asked to review some modern records by the St. Louis “Jet Lag” fanzine. After reviewing the Sex Pistols’ “God Save the Queen”, the next song to be reviewed was “Complete Control”, his review read: “Sounds like the first one. The rhythm and chording work well together. Did this guy have a sore throat when he sang the vocals?”

Personnel

“Complete Control”(A side)

  • Joe Strummer – lead vocals, rhythm guitar
  • Mick Jones – lead and rhythm guitars, backing vocals
  • Paul Simonon – bass guitar
  • Topper Headon – drums

“City of the Dead”(Bside)

  • Joe Strummer – lead vocal, backing vocal, organ, rhythm guitar
  • Mick Jones – backing vocal, lead guitar
  • Paul Simonon – bass guitar
  • Topper Headon – drums
  • Gary Barnacle – saxophones

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