The Dead South / In Hell I’ll Be In Good Company 和訳 解説 Only My Breathing is Enough For Lover 息してるだけで

ナチュラルライフとシンプルライフは、同じか?

突き詰めたら同じ。

だけど、日本だとカテゴリーが違う。

ナチュラルライフは、文字通り自然を愛し自然に根ざした生活、或は「植物など自然を取り入れた生活しましょ」の世界だ。

が、シンプルライフは違う。

「お洒落にいかにスマートな生活を送るか?」

「IKEAや無印良品生活しましょう」と言ったファッション性を重視した生活を提案している、、、。

クソ喰らえー!

今日Lyraが和訳&解説するのは、カナダのサスカッチュワ 、レジーナ出身のブルーグラス・バンド、The Dead South デッド・サウス

民族音楽= フォークにもカテゴライズされる彼らは、本国カナダはもとより、アメリカ、オーストリア、ヨーロッパ圏では、かなり有名で人気のあるバンドであるが、残念ながら日本で知る人は少ないであろう。

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それは、日本ではラウドなロックか、流行りのEDMなどが席巻しているのにも関わらず、The Dead Southは、電子音楽やエレクトロを一切排除した音楽を追求している故の弊害みたいなもの、、、

彼らの長所が短所になってしまったいい例だろう。

今日Lyraが和訳する曲は、The Dead Southのデビューアルバム『Good Company』から 【In Hell I’ll Be In Good Company】。

フォークロア(民俗音楽)なのに、不思議な最先端ミュージックのように感じてしまうおかしなバンドなの。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話ししましょう!

 

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The Dead South is a Canadian folk-  ensemble based in Regina, Saskatchewan. The band was initially formed in 2012 as a quartet by Canadians Nate Hilts (vocals, guitar, mandolin), Scott Pringle (guitar, mandolin, vocals), Danny Kenyon (cello, vocals) and Colton Crawford (banjo). Crawford left the band in 2015 and was replaced by studio musician Eliza Mary Doyle. Colton is now on their current Voices In Your Head 2018 Tour On occasion Danny is unable to tour and is replaced on cello and vocals by Erik “Del Suelo” Mehlsen.

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= In Hell I’ll Be In Good Company =

Dead Love couldn’t go no further,
Proud of and disgusted by her,
Push shove, a little bruised and battered
Oh Lord I ain’t coming home with you.
My life’s a bit more colder,
Dead wife is what I told her
Brass knife sinks into my shoulder
Oh babe don’t know what I’m gonna do.
I see my red head, messed bed, tear shed, queen bee, my squeeze
The stage it smells, tells, hell’s bells, miss-spells, knocks me on my knees.
It didn’t hurt, flirt, blood squirt, stuffed shirt, hang me on a tree
After I count down, three rounds, in hell I’ll be in good company.
Dead Love couldn’t go no further,
Proud of and disgusted by her,
Push shove, a little bruised and battered
Oh Lord I ain’t coming home with you.
My life’s a bit more colder,
Dead wife is what I told her
Brass knife sinks into my shoulder
Oh babe don’t know what I’m gonna do.
I see my red head, messed bed, tear shed, queen bee, my squeeze
The stage it smells, tells, hell’s bells, miss-pells, knocks me on my knees
It didn’t hurt, flirt, blood squirt, stuffed shirt, hang me on a tree.
After I count down, three rounds, in hell I’ll be in good company…
In hell I’ll be in good company.
滅びた愛するアイツは、遠くへは行けなかった
光栄に思っていたし、アイツのせいで嫌気もさしたさ

ひと突きし、小さな傷跡と打ち身がある

ああ、どうしたら良いんだよ、俺は君と一緒に家には帰れないよ

俺の人生はちょっとばかり、普通より冷酷なものだから

死んだ妻は、今、話したみたいな人なんだ

真鍮のナイフが俺の肩に、めり込んでいる

ああ、ベイブ、俺はこれからどうしたら良いんだい?

俺は自分の赤毛を見る、乱雑にしたベッド、流した涙

女王蜂、俺の苦境

舞台は、それ自体が臭いを放ち、語り、地獄の鐘を鳴らし、間違いの綴りをし、俺がひれ伏すように殴り倒す

痛くはねぇよ、そいつは恋を弄ぶぜ

血飛沫がはね、くたくたのYシャツ、

木の下に俺を吊るしてくれ

俺が数え終わったら、3ラウンドだぜ

地獄なら、俺は頼りになる仲間になれるさ

滅びた愛するアイツは、遠くへは行けなかった

光栄に思っていたし、アイツのせいで嫌気もさしたさ

ひと突きし、小さな傷跡と打ち身がある

ああ、どうしたら良いんだよ、俺は君と一緒に家には帰れないよ

俺の人生はちょっとばかり、普通より冷酷なものだから

死んだ妻は、今話したみたいな人なんだ

真鍮のナイフが俺の肩に、めり込んでいる

ああ、ベイブ、俺はこれからどうしたら良いんだい?

俺は自分の赤毛を見る、乱雑にしたベッド、流した涙

女王蜂、俺の苦境

舞台は、それ自体が臭いを放ち、語り、地獄の鐘を鳴らし、間違いの綴りをし、俺がひれ伏すように殴り倒す

痛くはねぇよ、そいつは恋を弄ぶぜ

血飛沫がはね、くたくたのYシャツ、

木の下に俺を吊るしてくれ

俺が数え終わったら、3ラウンドだぜ

地獄なら、俺は頼りになる仲間になれるさ

なあ、地獄なら、俺は頼りになる仲間になれるさ

Songwriter.: Nate Hilts / Scott Pringle / Colton Crawford / danny kenyon

Translator: Lyra Sky和訳

面白いバンドでしょう?

リードを取ってる Nathaniel Hiltsのしゃがれ声が、ブルーグラスバンドらしくて良いし、横から入って来るScott Pringleの声が高くてビックリして笑いをさそう。

でも、その声がNathaniel とコーラスすると絶妙に合うのよね。

2人のダンスも何気に外れていて可愛いらしいし。

そしたら。いきなり歌わなそうだったチェロのDanny Kenyor が歌いだすからビクッとしてしまう(笑)。

その声がこれ又、味のある声で歌いだすから聞き入ってしまうよ。

「次はバンジョーねっ」と待っていると Colton “Crawdaddy” Craford はバンジョーを弾いて踊ってるだけ、、、

「歌わんのかあーい!」とLyraは、ズデッとこけたよ。

でも、バンジョーを無心に弾いてステップ踏んでる三つ編みヘアが素敵〜♪

うー、 Colton’s Cool !

なあ〜んで、陽気なビデオに釣られておちゃらけてビデオの感想を書いたけれど、歌詞は暗〜い、よく blues ブルーズで歌われる悪魔の唄みたい。

「カナダ人が悪魔の唄? 」って一瞬、変だなと思ってしまったけれど、昔ながらのサウンドやルックス、楽器にこだわっているバンドならば、取り上げる題材だろう。

ブルーズの曲ではお馴染みの悪魔&地獄ネタだし、フォークロアのカルチャーにも、天使や悪魔、神が出てくる。

森羅万象は、神がつくりたもうたこの世の産物。

昔は、そして昔から続く伝統の文化には、不思議な世界は身近なのだ。 自然が身近に存在するかのように。

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2013年5曲入りのEP 『The Ocean Went Mad and We Were To Blame』でデビューした The Dead South。

2014年リリースの今紹介している【In Hell I’ll Be Good Company】が入っているアルバムがファーストアルバムになる。

Nathaniel とDannyが出会ってバンドを始めたのが、The Dead Southの始まり。

2人が意気投合して直ぐに始めたのは、何とGrunge Band!

それ聴いて「LyraがThe Death Southに惹かれるのは、Grunge Rock を彼らが通っているからか?」と納得してしまった。

Grungeが大好きなLyraだから、彼らの奏でるサウンドや、歌声にGrunge Rock のスピリットを無意識に嗅ぎ取ったんだと思う。

それに、人間の悲しみや暗黒面を歌い、死を身近に感じる歌詞を描くGrunge と、人々の信仰心や自然と密接ゆえの自然界の生き死にや、未知の世界を語るフォーク民族音楽は、似ているのかもしれない。

Nathaniel とDanny は、Grunge Bandをしながら Rockin’ stomp blue grass  =足を踏みならすサウンドのブルーグラスバンド、をやろうというアイディアを出した。

それが2013年。カナダのリジャイナを拠点うとして活動を始めた。

ColtonとScottも2人でやっていたのがGruoge  Band で、それをベースにして The Dead South を作った。

Coltonはバンジョーを、Scottはマンドリンを習い始めてものにしたと言う。

そして、Blue grass band として活動開始する。

2015年からはカナダ以外にヨーロッパにもツアーで回るようになり、現在もワールドワイドな活動を続けているのだ。

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2014年リリースした ↑ ↑ デビューアルバム『Good Company』のヒットにより活動の幅が広がった The Dead Southは、ナチュラルにこだわって活動していると言っていい。

これから先はどうなるかはわからないが、デビューから一貫してThe Dead Southは、現在流行しているEDMなど、エレクトリックサウンドを排除して来た。まさしく時代と逆行。

彼らがプレイするのは、 バンジョー、チェロ、マンドリン、ギター。

2012年から、そのポリシーは変わっていない。

ファッションもそう。

Tシャツ、ジーンズなどのラフな服装はせず、かと言って最先端のモードは着ない。

いつも着てる服は同じ。実にシンプル。

白シャツに黒いパンツやダークなボトムス、ハット、革靴に、サスペンダーだ。

Lyraはサスペンダーしている男性が好きだからThe Dead South は好きなタイプで嬉しくなってしまうが、サスペンダー好きでなくても、着古したファッションでダンスする彼らが男らしく新鮮に見えると思う。

始めて見た時、Lyraは彼らをアーミッシュだと思ってしまった。

情報が全くなかったから仕方ないけれど、あながち間違ってはいない。

カナダにもケベック州に敬虔なカソリックの住む地域があるし、アーミッシュほどナチュラリストを貫いた人々はいないが、似たルーツを持っている。

アーミッシュの服装は、黒いスーツに白いシャツ。黒いハットを被りTPOでネクタイはするが、サスペンダーに革靴まで似ているでしょう?

男の人で髪が長めの人は、三つ編みをしていたのを見たことがある、、、バンジョーを弾いているColton がしてる髪型でしょう? アーミッシュ度が高いのよ。

この姿を見て、Grunge を通ったオルタナティブ野郎達だが、血がルーツを呼んでいるのかもしれないな、と思った。

原点回帰。

その言葉が頭に浮かんだ、、、。

 

この【In Hell I’ll Be In Good Company】は、フォークロックやブルーズの歌詞と言っていいだろう。

民俗音楽にある森羅万象を司る神を称える唄と言っても良い、、、

だが、内容は神への信仰心を持つ男の絶望を地獄の淵で歌っている曲である。

だって愛する妻を殺した男の歌だから。

妻を殺してしまった男の元に、死んだ妻が蘇って一緒にウチに帰ると言う。

Lyraの好きなゾンビネタになっているけど、Stephen Kingの 『Pet Cematary』みたいにウチには連れて帰らないこの主人公が、なんか嫌。

Pet Cemataryみたいに、死んでも朽ちても愛してる感じが好きなんだもんね。

非常だわ、歌詞の方は。

まあ、あちらの『Pet Cematary』は事故で家族を亡くしてしまうから、殺してしまったこの曲とは立場や事情がちがうけどね。

地獄からの生還か?は、ハッキリわからないが主人公も痛手を負っている、、、肩から血が流れ出ているフレーズがあるしグロい話。

Lyraはこの主人公は、地獄からの生還が濃厚だと思う。

だからこそ、最後のフレーズ「地獄でなら俺は頼りになる良い仲間になるぜ」と話しているのだ。

この曲を聴いているとジム・ジャームッシュの映画を思い出すし、とっても懐かしくオシャレな感じる。

全てにおいて映像的。

どこに彼がいるかが分かる。

それを想像しながら、聴くとおもしろいと思う。

ビデオも面白いしね!

世界中を旅しながら、同じダンスをしてプレイしたんだろう。

無駄な演出はせず、ただ自分たちの曲をプレイするのみ。

いつもの楽しいノリで、

いつもの楽器で、

いつものファッションで。

なんてシンプルなんだろう。

そして、なんてナチュラルに生きているんだろう。

自然に、

自然と共に、

音楽と共に。

ご機嫌さ!

The Dead Southを聴いていると、余計な邪念や見栄や装飾など無駄なものは取り除いて、自分らしく生きて行きたくなる。

そう、Simple Is The Best.

それもナチュラルに。

Natural Lifeを極めたくなるよ。

生きていくことは、楽しむこと。

そんな気分になる。

いつか、ただ息しているだけでも魅力的と言われる人間になりたい。

I wish someone to love say to me “only your breathing is enough for me and it means to live for me”.

生きている、

それだけで幸せなのだから。

 

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Often jokingly referred to as “Mumford and Sons’ Evil Twins”, the band played live venues before releasing their debut five-song 2013 EP, The Ocean Went Mad and We Were to Blame. Their 2014 album Good Company was released by German label Devil Duck Records, and led to significant overseas touring for the next two years. Good Company’s single “In Hell, I’ll Be in Good Company”, produced by Orion Paradis at SoulSound studio, was created along with a video on YouTube, and is credited as contributing to the breakthrough release for the band.

The band’s third LP, Illusion and Doubt, was released in 2016. It quickly climbed to number 5 in the Billboard bluegrass charts.

Band

Nate Hilts and Danny Kenyon came up with the idea for a “rockin’ stompin’ bluegrass band” in 2012 while playing together in a short-lived alternative grunge band. After the grunge band’s demise, Colton Crawford and Scott Pringle joined what would became the Regina-based band The Dead South. Crawford learned banjo and Pringle learned how to play the mandolin to supplement his guitar. They ended up with their own version of the bluegrass genre. They strive for a satirical view of the genre while remaining true to it.

The band toured extensively and repeatedly in Canada and Europe. Crawford left the band in 2015, and Doyle, a noted solo and studio musician, was hired to fill the vacancy.

Danny Kenyon remains a member of The Dead South and maintains a career in engineering; therefore, Erik Mehlsen was brought in to aid the cello spot for touring.

The Ocean Went Mad and We Were to Blame (2013)

While the band played various venues, they would sell what would eventually become their self-released EP The Ocean Went Mad and We Were to Blame.

In his review of the EP, Jamie Funk of Divide and Conquer Music was initially unsure if he could handle banjo picking in every song, but ended up enjoying it. The five songs offered in the EP reminded Funk of alternative bands attempting to play bluegrass music and succeeding beyond expectations. While most of the songs are classically “knee-slapping hoedown” bluegrass, other songs bear some similarities to alternative songs from the 90’s.

Good Company (2014)

The Dead South’s debut studio album Good Company was released in 2014 through the German record label Devil Duck Records, and led to extensive touring in Canada and Europe.

As The release in 2017 of the YouTube music video for “In Hell I’ll Be In Good Company” retroactively fueled interest in the band’s earlier debut album Good Company as well, which, though released in 2015 recently appeared in the Top 50 on the Billboardmusic charts and on the Top 20 on US iTunes overall chart.

Rachel Freitas of MusicExistence notes that the album’s first track, “Achilles”, “has the signature banjo sound that The Dead South are known for, but the instrumentation is a bit lighter. What one will find quickly while listening to the LP is that The Dead South are master storytellers that really know how to bring a song to life”.

Illusion and Doubt (2016)

Amanda Hathers, of CanadianBeats, opines that, while the album provides “the traditional folk/country experience, chock full of banjo plucking, twang and impressive harmonies”, the band’s ability to make the music entertaining and engaging is impressive. “These Boots”, the album’s first track, begins soft and quiet before picking up speed before its end. “Miss Mary” in particular, serves as an atypical and surprising example of folk music as interpreted by The Dead South and “Hard Day” showcases Hilts’ grit and power as vocalist.

After almost 2 years of absence from the band, Colton “Crawdaddy” Crawford returned to the lineup, replacing Eliza Mary Doyle as banjoist who had performed in Crawford’s stead during this time.

Band members

  • Nate Hilts (lead vocals, guitar, mandolin) (2012–present)
  • Scott Pringle (guitar, mandolin, vocals) (2012–present)
  • Danny Kenyon (cello, vocals) (2012–present)
  • Colton Crawford (banjo) (2012–2015,2018-present)
  • Eliza Mary Doyle (banjo) (2016–2018)
  • Erik Mehlsen (cello) (2015–present)

Discography

●The Ocean Went Mad and We Were to Blame (29,July2013)

● Good Company (2014)

● Illusion and Doubt (18. November.2016)

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