She’s Electric / Oasis 和訳 解説 Like A Monty Python 人生は喜劇

 

 

Lyraの好きな音楽や映画やGoods を紹介するブログだが、最近 Funkadelicや、

  Rihanna の【Bitch, Better〜】とか過激な曲を和訳して、やり過ぎたので、今日はかわい子ちゃんでいきます。

「いやいや、コイツはかわい子ちゃんじゃないでしょ?」と言うツッコミが今、聞こえてきた気がする〜。

この当時は、かわいいお兄ちゃんだったんだよ。

好き❤️

今日 Lyraが和訳&解説するのは、皆さんもお馴染み、イングランド マンチェスター州出身の国民的バンド Oasis オアシス

このLyraのブログでは、何回も取り上げて来た常連さんバンドであり、1990年代を代表するロッカー達であり、現在では、あのQueenを蹴落とし、英国国民にとって歴史に残る重要バンドNo.1 にまでのし上がったロックバンドである。

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本当の意味での労働者階級からステップアップしたメンバー、というのがキモなの。

同時期の対戦相手(笑)、Blur ブラーはあの当時フレッドペリーのポロシャツを着て「チョッピリOi punksかしら〜」みたいなファッションもしていたけど、やはりPuma履いちゃう中産階級のBoysだった。

だから、ハイスクールの女子達に人気が凄くあった。Damon 揉みくちゃ説、濃厚。

だが、男子と言ったらオシャレなBoysを除いたら皆、Oasis側だった。

俺たちのOasisなんだよ。

LyraにとってどんなにOasisが重要バンドだったかは、過去記事を読んで頂ければ分かると思う、、、

それと同じだったんだよ、皆んな。

特に、今日紹介する2nd アルバム『(What’s the Story) Morning Glory?』の時期がOasisの 黄金期であり、歴史を塗り替えた時期だろう。

発売直後から世界中で爆発的な売り上げを記録し、No.1になったアルバムである。

今日Lyraが和訳する曲は、この2ndアルバム収録のシングル【She’s Electric】。

変わり者を歌った変わり種の曲だよん。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後でまたお話ししましょう!

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She’s Electric” is a playful ditty, somewhat reminiscent of “Oh Yoko!” The story is based around an extraordinary girl Gallagher is torn about committing to. Much of the song consists of two line rhyming couplets about her family members, and at the end, it is revealed that the girl is pregnant by another man, suggesting that their relationship may be just as casual as the song it .

= She’s Electric =

[Verse 1]
She’s electric
She’s in a family full of eccentrics
She’s done things I never expected
And I need more time
She’s got a sister
And God only knows how I’ve missed her
And on the palm of her hand is a blister
And I need more time

[Pre-Chorus]
And I want you to know
I’ve got my mind made up now
But I need more time
And I want you to say
“Do you know what I’m saying?”
But I need more

[Chorus]
‘Cause I’ll be you and you’ll be me
There’s lots and lots for us to see
There’s lots and lots for us to do
She is electric, can I be electric too?

[Guitar Solo]

[Verse 2]
She’s got a brother
We don’t get on with one another
But I quite fancy her mother
And I think that she likes me
She’s got a cousin
In fact she’s got ‘bout a dozen
She’s got one in the oven
But it’s nothing to do with me

 

[Pre-Chorus]
And I want you to know
I’ve got my mind made up now
But I need more time
And I want you to say
“Do you know what I’m saying?”
But I need more

 

[Chorus]
‘Cause I’ll be you and you’ll be me
There’s lots and lots for us to see
There’s lots and lots for us to do
She is electric, can I be electric too?[Outro]
Can I be electric too?
Can I be electric too?
Can I be electric too?

 

あの子は刺激的でヤバイ
完璧なる変わり者の家族持ち
俺が考えもしないようなことばかりするんだよ
まあ、もっと時間が必要だよな

 

あの子には姉貴がいる
まあ、神様しか知らねぇことだけど、俺がモノに出来なかった女なんだわ
それに掌にはマメがポツンとあるんだよ
まあ、もっと時間が必要だよな

 

ああ、君のことが知りたいな

今もう、俺の気持ちは決まっているんだぜ

でも、まあ、もっと時間が必要だよな

ああ、君に言いたいことがあるんだ

「俺の言ってることわかるかい?」

でも、もっと必要だよ

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だってさ、俺は君になるんだし、君だって俺になるんだろう?

沢山あるんだぜ、俺たちには見るべきものも、する事も沢山あると来てる

あの子は刺激的でヤバイ、俺もあの子みたいになれるかなあ?

 

あの子には兄貴がいる

多分、俺たちは分かり合えねぇな

でも、マジで魅力的な母ちゃんがいるんだわ

で、母ちゃんは俺のこと気に入ってるみたい、、、

そういや、あの子には1人、従兄弟がいる

ていうか、実際は12人いるんだけどな

あと、あの子のお腹にはガキがいるんだよ

でも、それは俺の子じゃないんだけどね

 

ああ、君のことが知りたいな

今もう、俺の気持ちは決まっているんだぜ

でも、まあ、もっと時間が必要だよな

ああ、君に言いたいことがあるんだ

「俺の言ってることわかるかい?」

でも、もっと必要だよ

 

だってさ、俺は君になるんだし、君だって俺になるんだろう?

沢山あるんだぜ、俺たちには見るべきものも、する事も沢山あると来てる

あの子は刺激的でヤバイ、俺もあの子みたいになれるかなあ?

俺もあの子みたいになれるかなあ?

俺もあの子みたいになれるかなあ?

俺もあの子みたいになれるかなあ?

 

Translator: Lyra Sky 和訳

The Beatles ビートルズ、と言っても良いくらいのポップなメロディが可愛らしい曲でしょ?

またロックファンの人達で意地悪な人は、「OasisはThe Beatlesの真似をしているだけ」と言いたいだろう。

特にこの【She’s Electric】は「らしい」サウンドだから、真似してると言いたくなるでしょう。

Oasisは、バンドの核となっているGallagher 兄弟が公言しているくらいだもの、「俺たちはThe Beatlesが大好き」だと。

だからBeatles フォロワーの彼らが真似、いやいや、似てる曲を作るのは仕方ないのよ。

というか、ワザと寄せて行ってますから!

Oasisのイメージ戦略よん。

LiamもNoelもThe Beatles が大好きでサウンドを似せていくが、それは、アルバムをトータルで聞いた時に出来上がりをよくする隠し味みたいなものよ。

大体、あの濃いキャラクターが違うし、この曲もOasisらしさがでているでしょう?

遊びたっぷりな歌詞を見てよ。

こんなヘンテコで、でも、痛烈な現在のイギリス家庭を描けるのはOasisしかできないとLyraは意地悪な人達に言いたいな!

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この【She’s Electric】が入っているアルバム『(What’s the Story) Morning Glory?』は、1995年の10月2日リリース直後から世界中で爆発的な売り上げを記録し、Oasis最高のセールスを記録した2nd アルバムである。

イギリスだけでも、音楽史上で歴代5位となる470万枚以上、全世界では2500万枚以上を売り上げ、世界を代表するバンドとしてスターダムへ駆け上がった記念すべきアルバムなの。

1995年の英国メロディー・メイカー誌の年間ベストアルバムランキングにおいても1位を獲得。

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このジャケット写真の道路は、LiamとNoelの敬愛する The Beatles の『Abbie Road』に倣ったもの。

1995年の発売当時、どこの道路か話題になったし、真似して写真を取る人々や雑誌の写真にも数多く現れた。

あれから月日が経過した 2010年2月。

Brit Awardsで「過去30年間のベストアルバム」に選出され、授賞式にはLiam GallagherがOasisを代表して式に出席した。

このアルバムから、ドラマーがTony McCarroll トニー・マッキャロルからAlan Whiteアラン・ホワイトに代わった。

アルバム全体のサウンドが、前作の1st Album 『Definitely Maybe』より、重厚になったのはAlan にドラムが変わったからだろう。

だが、Lyraにはイマイチなの。

Alan のドラムが嫌って訳ではない。

ただ、ドキドキが足りないの。

完璧すぎて音の隙間が無い感じがする。

勿論、1曲目の【Hello】のオープニングのギターから気分が高揚しドキドキしっぱなし!

でも、そのドキドキは、1stの身体中が熱くなるようなエキサイティングな熱量とは違う。

Lyraにとって1番好きなアルバムは1stだ。

完璧なるサウンドも曲順も位置を動かしようがない作品より、

ぶっきら棒で未熟だけど、夢や希望だけを糧にギラギラした目でスターダムという天上を目指す人間が生み出す、スリル感や欲する愛のうたの方にLyraは傾いてしまうのだよ。

分かりにくい?

でも、Lyraの本能がそう言っているんだもん。

Oasisって本能を呼び起こせるバンドだったんだよ。

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一般的に「Oasisのアルバムの中で最高な1枚は?」と聞かれたら、誰もが口にするのは、この『(What’s The Story)Morning Glory?』だろう。

ビッグヒットを飛ばした名曲の数々が詰まっているアルバムだから。

Oasisがカッコイイ音を出すバンドであり、お騒がせバンドとして名を馳せていたのはデビュー当時からで1st Albumの曲がイギリス中に流れていた。

Blurと争いもBBCで流れるくらい、イングランドの人々はOasisを知っていたが、それはイングランドと、ロックが好きな日本やヨーロッパの音楽好きの中でだ。

Oasisが最高なバンドとして世界中が認めたのは、この2ndアルバムからだもの… 皆が最高な1枚にこのアルバムをあげるのは当たり前だ。

素晴らしい曲が入っている。

Oh, 完璧なる曲たちよ。

でも、今 Lyraが和訳した【She’s Electric】は、この完璧なるアルバムの中では、チョッピリ異質な曲だ。

だから、好きなのかもしれない。

ほかの収録曲が、男臭い重厚なサウンドで「これでもか× 2」と押してくるHeavy Metal 臭がするのに対して、この【She’s Electric】は、Funny なの。

笑える作品ってこと。

Noelが好きな言葉遊びが満載だ。

勿論、サウンドも隙間もあって軽やかに楽しめるのが好き。

歌詞はラブソングなのだけど、かなり複雑な関係を歌った曲よ。

現在のイングランド、、、労働者階級にありがちな気もしなくもない。

主人公は、彼女と真面目に付き合おうとしてるの。

結婚も視野にいれてプロポーズまでしちゃう勢いなのだが、家族が濃いキャラクターと言うか、かなり問題アリな訳。

だから「俺の心は決まってるぜ」と決心してる自分の気持ちアピールしつつ、「あの子のねぇちゃんは、、、」とか、彼女のお姉さん、お兄さん、お母さん、従兄弟とその他の従兄弟12人、全員のヘンテコな問題点を語っているわけ。

「だったら主人公は普通の家庭に住んでいたのね」とカルチャーショック受けてる男性だと思ったら大間違い。

だって彼女と付き合う前に、お姉さんと付き合おうとして失敗したみたいだし、お母さんにも色目使ってるでしょ、これ!

だから、彼女のお兄さんが感じ悪くて仲良しになれないんだよ。こんな男、嫌い〜。

オマケに、彼女は他の男の人の子供を妊娠しているわけだから、複雑極まりない恋愛関係な歌なの。

多分、若年層で結婚しちゃうカップルの歌だと感じますね。

イギリスは若い時に妊娠しちゃって結婚して、離婚してしまうケースが意外と多い。

それを問題視する教育委員会が、色々策を練っているんだけれど、中々、成果が出ていないらしい。

特にドラッグが絡んだカップルも多くて、どうにかならんものかな?と考えてしまうが、労働者階級だと親がちゃんと話し合う良い家庭もあるが、荒れている家庭も多いからね。

この曲みたいな複雑な関係が生まれてしまう。難しい。

でも、日本ではなかなかないが、たまに海外で起きてしまう、こんな奇妙な関係をNoelは、言葉遊びと明るいサウンドにした。

複雑さを現代社会の闇とはせずに、ブラックジョークにして表している。

それは、ただの言葉遊びの延長線?

それとも日常にくすぶってる想いを吐き出す共感を得るため?

ただのお笑いネタに良いからか?

はたまた、共感を得て現実にある悲しい出来事を深刻なものにしないためにか?は、わからないが、The Beatlesのようなメロディにおかしな家族の歌は絶妙なバランスでフィットしてしまった。

この曲を初めて聴いた時、Lyraは「Monty Python モンティパイソンみたいだな」と思った。ブラックユーモアとシラーッとした笑いが似てない?

そうしたら、当時はなかったPVが随分後に作られていて(さっき紹介したビデオ)まさに、ヘンテコなコラージュがMonty Python みたいでビックリ!

こんな事ってあるの?!

Noelが作ったPVではないが、OK出したのは🙆‍♀️ 彼だろうしね。

やはり、ブラックユーモアの狙いがあった曲だと感じました。

因みに、スラングがやたら使われている【She’s Electric】ですが、歌詞の

“Coz I’ll be you and you’ll be me” は、

1970年代の就学前プログラムの “You And Me”というキンダー向けの教育番組から来ているという説と、

The Kinksの 【Wonder Boy】の一節を拝借したと言う説があるの。

どっちも歌詞が同じ。

LyraはNoelが小さい時に見たであろう教育ビデオだと思った。皆んな見ていて頭に残りそうな文章であり、メロディだから。

Noelにも Liamにも可愛い時代があったのよ。

って、今のLiamも好き。

髭面でマッチョになってお腹も出てきたから、この2nd アルバムの頃のLiam とは全く違うが、今も声を張り裂けんばかりに歌い続けているから好きなの。

結局、そこ…。

Noelの最高なメロディに、

Liamの振り切りメーター並みの声が乗っかるから大好きなの。

オチャラケタ歌詞の【She’s Electric】が悲惨にならずに、おとぎ話みたいに聞けてしまうのは、やっぱLiamの声なのよ。

ああ、今夜もOasisをまた聴きまくってしまう。

何百回も何千回も聴いてるのに。

離れられないアイツみたい。

なあーんてね。

 

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Personnel

Oasis

  • Liam Gallagher – lead vocals, tambourine
  • Noel Gallagher – lead, rhythm and acoustic guitars, vocals (lead on “Don’t Look Back in Anger”, “Talk Tonight”, “It’s Better People”, “Step Out”, “The Masterplan”, “Bonehead’s Bank Holiday”, and “You’ve Got to Hide Your Love Away”), bass guitar(on “Wonderwall”, “Cast No Shadow”, and “The Masterplan”), piano, organ, mellotron, e-bow, string and brass arrangements, production
  • Paul “Bonehead” Arthurs – rhythm and acoustic guitars, piano, organ, mellotron, melodica on “Champagne Supernova”, drunk vocals on “Bonehead’s Bank Holiday”
  • Paul “Guigsy” McGuigan – bass guitar (except on “Wonderwall”, “Cast No Shadow”, and “The Masterplan”)
  • Alan White – drums, percussion (except on “Some Might Say”, “Acquiesce”, and “Headshrinker”)
  • Tony McCarroll – drums on “Some Might Say”, “Acquiesce”, and “Headshrinker”

Additional musician

  • Paul Weller – lead guitar and backing vocals on “Champagne Supernova” and harmonica on “Untitled” (excerpt 1 and 2).

Additional personnel

  • Owen Morris – production
  • Neil Dorfsman – multichannel mixing (SACD version)
  • David Swope – assistant mixing (SACD version)
  • Barry Grint – original audio mastering at Abbey Road Studios (now at Alchemy Soho)
  • Vlado Meller – mastering (SACD version)
  • Michael Spencer Jones – photography
  • Brian Cannon – artwork, design
  • Mathew Sankey – assistant design

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