The Strokes / Juicebox 和訳 解説 Dracula’s Lunch ドラキュラより怖いのは?

最近、お見かけしていないこのCool な方々…。

5年新譜出してなくても未だに人気あるし影響与えているって凄いなあと思う。

久しぶりにシュッとしたお坊ちゃま達の最高に乗れる曲を、今日は和訳しちゃうぞ!

今日Lyraが和訳&解説するのは、1999年にアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨークで結成されたロックバンド、The Strokes ザ ・ストロークス 。

2000年代の Garage Rock Revival ガレージロック・リバイバル( Rock’n’Roll Revival ロックンロール・リバイバル、Post Punk Revival ポストパンク・リバイバル)ムーブメントの代表的なバンドとして認知されているバンドである。

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Garage Rock 好きは勿論のこと、多くのフォロワー達にも多大なる影響を与えてきていて、今やイングランドのビッグバンドになった Arctic Monkeys  アークティック・モンキーズ など人気バンドの影響力が強いのも彼らの特徴だろう。

今日Lyraが和訳する曲は、The Strokes の3rd スタジオアルバムである2005年10月リリースの『First Impressions Of Earth』からの1st シングル【Juicebox】。

 

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面白い狙いの歌詞。

だが、綺麗にまとまっている歌詞はNYのアッパーウェストサイドの子弟だからだな、とLyraは冷静な彼らが見えてしまう。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後にお話ししましょう!

 

* The Strokes Historyやバンドについては、こちら!

 

“Juicebox” is a song by the American rock band The Strokes. It is the second track and first single from The Strokes’ third album, First Impressions of Earth, released in the US in October 2005. Julian Casablancas was quoted in Spin Magazine as saying this about the song: “I remember people saying this track’s ugly, I think it’s got a great personality.” The track was leaked long before its scheduled single release, forcing the band and managers to release it as a single in iTunes format earlier than planned.The B-side to the single is the song “Hawaii”.

= Juice Box =

[Verse 1]
Everybody sees me, but it’s not that easy
Standing in the light field, standing in the light field
Waiting for some action, waiting for some action over
Why won’t you come over here?
Why won’t you come over here?
We got a city to love
Why won’t you come over here?
We got a city to love

[Pre-Chorus]
Old time grudges will die so slowly
I know you miss the way I saw you

[Chorus]
You’re cold, you’re so cold
You’re so cold, you’re so cold

[Verse 2]
Nobody can see me, everything’s too easy
Standing in the light field, standing in the light field
Waiting for some actress, waiting for some actress to say
“Why won’t you come over here?”
Why won’t you come over here?
We got a city to love
Why won’t you come over here?
We got a city to love

[Pre-Chorus]
Old time love song will die so swiftly
You never trust me, for a while it was nice, but it’s time to say bye

[Chorus]
I’m cold, you’re so cold
You’re so cold, you’re so cold
No-no-no, cold, you’re so cold
You’re so cold, you’re so cold
Oh no-no-no-no, cold, you’re so cold
You’re so cold, you’re so cold
No, no, you’re so cold

 

み〜んな俺のことを見てるぜ、でも、それって気楽なもんじゃねぇな

日光に照らされた場所に突っ立っている、明視野で立ってる

何かが起きるのを待っているんだよ

何かがすげぇ事が、起きねぇっかって待ってるんだよ

何でお前は、ここで襲わないんだよ?

何でお前は、ここで襲わないんだよ?

俺たちには、愛に溢れた街があるだろ?

何でお前は、ここで襲わないんだよ?

俺たちには、愛に溢れた街があるだろ?

 

古い時の恨みはとってもゆっくりと死んでいくだろう

俺は知ってるぜ、お前が俺を見損ねたってことをさ

 

お前は冷たい、お前はスッゲー冷酷な奴

お前はスッゲー冷酷な奴、

お前はスッゲー冷酷な奴

 

だぁ〜れも俺を見れないんだ

物事ってのは、と〜っても簡単なもんさ

日光に照らされた場所に突っ立ってる

明視野で立ってる

ちょっとした女優たちを待ってる

女優って言われてるちょっとした子を待ってるんだよ

“何でアンタは、ここで襲わないの?”

何でお前は、ここで襲わないんだよ?

俺たちには愛に溢れた街があるだろ?

何でお前は、ここで襲わないんだよ?

俺たちには愛に溢れた街があるだろ?

 

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古い時代のラブソングは、非常に迅速に滅びるだろうな

俺のこと信じてねぇな

しばらくの間は、それでマシだっただろう

でも、サヨナラする時間だぜ?

 

俺は冷てぇよ、お前はスッゲー冷酷な奴

お前は、スッゲー冷酷な奴

お前は、スッゲー冷酷な奴

違う、違う、違う、つ・め・た・い、

お前は、スッゲー冷酷な奴さ

お前は、スッゲー冷酷な奴

お前は、スッゲー冷酷な奴

ああ、違う、違う、違うって、

つ・め・た・い

お前は、スッゲー冷酷な奴は

お前は、スッゲー冷酷な奴

お前は、スッゲー冷酷な奴

違う、違う、違う、お前は、スッゲー冷酷な奴さ

 

Songwriter: Julian Casablancas, Henry N. Mancini

Translator: Lyra Sky 和訳

 

この掻き鳴らしたギターの音が好き!

叫ぶヴォーカルもキレ気味に歌っていて最高!

でも、マジでキレてはいないのよね。

あくまでもキレ気味。

キレ気味なのよ。

良い意味で!

それがThe Strokes なんだよ。

 

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最初の評価

この【Juicebox】は、始め周りの人々に「醜悪な曲だな」と言われていたそうだ。

どこが醜いのか ?

Lyraには格好いいサウンドにしか思えないから、どこが醜悪だか皆目見当がつかないが、強いて言うなら歌詞のイメージからか?

この曲は、当初、【Dracula’s Lunch ドラキュラのランチ】と言うタイトルだった。

それをより格好いい響きだからと【Juicebox】に変更したのだ。

その始めのタイトルだったら全体の歌詞がよりダイレクトに伝わってくる。

光の場所に立っていられるドラキュラは昔はいなかったけれど、ドラキュラの恋愛モノ、特に『Twilight』が始まってから当たり前だもんね。

だから、明視野で立っていたっておかしくない。

この【Juicebox】は、襲いたくて腹を空かせている吸血鬼の歌だ。

強いて言うならば、人間= Juiceboxてことよね。

ならば、醜悪な歌と言われて納得しなくもない(笑)。

 

「この曲は、相応しい人間関係、親しい友人関係の歌で、それもアンタが欲しいと思った関係ならばなんでも、、、それについて歌ってるから面白いだろ?」とVocalで作詞作曲したJulianが語っているが、元ネタに沿って歌詞は、解釈した方がピッタリくる。

ファンタジーぽいと、リアリティないからと判断して、「普通の人間関係のことを歌っている」と言ったんじゃないかしら?

後のオーストラリアのRolling Stone誌では、タイトルを変えた件に際し、

「吸血生物について言及したのは人間関係に対する皮肉さ。人間をジュースボックスに例えたら、その映像が浮かんだ時にイメージが頭から離れないだろ?」と語っていたし、Lyraの予想はドンピシャだね。

戦略なんだよ、これも。

ならば、堂々と言えば良いのになあ、と思う。

普通の人間関係と言わなくても、風刺しているのは聴いていたら丸わかりだもの。

ああ、中には分からない人もいるだろう。

でも、それは、それで良い。人それぞれで良いんだから。

ただ、作った本人は真実言った方が良い。

リアルなファンは、ファンタジーでもリアルを求めるからね。

オブラートに包んだって無駄。

吐き出してしまえ!

 

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NYの上流階級や富裕層の子弟に通うハイスクールに通っていたメンバー達。

アッパーウェストサイドの子達はね。

キンダーから(幼稚舎から)入ってしまう子が多いし、小学生からとしてもずっと上がって行く(Lyraも下から上がって行った)から、転校して来た子以外は大体、皆んな幼馴染みたいになってしまう。

JulianとNicolai (Bass)は、幼馴染でバンドも一緒にやっていて、NickとFabの幼馴染コンビに途中出会い、フランス中にル・ロゼで友達になったLA出身でNY大学に通うAlbertも入って現在のThe Strokesになったから、お坊ちゃまなんだよね。

* The Strokes Historyやバンドについてはこちら!

 

だから、悪い事していても分別がある。

The Rolling Stones ストーンズは中産階級だから、労働者階級だったThe Beatles ビートルズより劣悪じゃなかったぶん、羽目外し過ぎた感がある。

そこそこワルいことする、とはいかないんろう。

Marianne Faithfulもそうだけど良い感じの出身は中庸を知らず、行き過ぎちゃう。

時代性もあるから余計に悪癖にはまってしまってドン底にまで行ってしまった。

The Strokesの場合は、それよりHipeな生活をして来たわけだから、より悪癖にはまりそうでしょう?

Edie Sedgwick イーディ・セジウィックみたいに転落すると思えるでしょう。

でも、2000年代だもの。

現在の子達は違う。

1960年代1970年代より情報あるし、行き過ぎはしない。

万が一、悪いことをしても戻って来れる知識はあるわ、ニューヨークっ子を甘く見ない方が良い。

皆んな知っているんだよ、悪い事は、悪いって。

馬鹿じゃない。

アッパーウェストの学生は勉強出来るし、頭脳明晰な上に半端ない財力まで併せ持つ。

中には、家庭環境が悪くなって大変な事になる例外も居なくはない。がそれは例外。

皆、知識がある人間。

悪い事はしても、やり過ぎない。

だから、ドラッグ云々より怖いのは人間関係なんだよね。

ある意味、社会悪でもあるけれど、、、人間悪が1番怖いし、厄介なんだ。

だから、The Strokesは密な人間関係から、たわいも無い関係まで人間の交わりを描くんだとLyraは考えている。

だって本当に人間が1番怖いもの。

そして、1番愛らしくもあるの。

そんな気持ちでこの【Juicebox】を聴いてみたら、意味がわかって来ると思う。

Lyraの和訳した文章をもう一度読み返してみてね。

それから、もう一度、曲を聴いてみて。

獲物を狙ってるDraculaが良〜く見えて来るだろう。

上手くいったら獲物を狙ってるDraculaの愛が見えるからもしれない。

ならば、冷たい体になっても愛し合えるんじゃない?

冷酷な奴じゃなければ。

冷たいハート(冷酷)じゃなければ、愛が溢れてる街でやって行けるよ。

Lyraはそうやって生きて行くの。

一緒にどう?

物事って、と〜ても簡単なものよ。

 

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Juicebox” is the aggressive first single of The Strokes’s third album, First Impressions of Earth. It’s B-side is Hawaii.

The track was originally called “Dracula’s Lunch,” but the band changed the named because “the title just sounded like a cool word.” When asked about the meaning of the song, Casablancas told NME:

The single could be about a proper relationship, a casual friendship or whatever you want really. It’s one of the more fun songs.

Casablancas later further explained the title change in an interview with Australian Rolling Stone:

It was a tongue-in-cheek reference to blood-suckers, so when the image of people as juiceboxes (poppers) of blood came into the picture, it stuck.

 

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