【Heart In A Cage/ The Strokes】和訳MV 愛とパクリは複雑 Love is Complicated 解説

複雑な気分になる曲。

大好きなバンドThe Strokes。

彼らのサードアルバムは、賛否両論。

好きって人は、The Strokesの新しい試みに対して感心してるし、逆にイマイチって人も多い。

1st アルバムが凄過ぎたから、Garage Rock好きは、アレを期待してしまうから無理もない。

でも色々お試しする姿勢が大好きだからLyraは、このアルバムが好き。

ただこの曲は、何て言ったら良いか複雑な気分になる。

だってモロあの有名な名曲にソックリなんだもん。パンクのgod fatherの曲に。

あの方が大好きなLyraだから「パクリじゃん!」と言いたくなるが、The Strokesもこれまた大好きバンドときてる、、、だから、どうしたら良いの〜ん!(大絶叫のていでお願いします)。

それに歌詞がヘヴィー。人間不信というか男性不信なるよね。

浮気する人は嫌いです。Julian 可哀想🥲

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今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国ニューヨーク州マンハッタンで1998年に結成されたガレージ・ロックバンド、The Strokes ザ ・ストロークス。

ガレージロックとポストパンクを融合させた、ロックリバイバルのムーブメントの中で、1番卓越しており、尚且つ成功したアメリカン・バンドと言って良いだろう。

*The Strokesについては、こちらなど!→【The Strokes / Last Nite】 和訳 Cool Headed Guys Explode Rock Bomb! クールな爆弾 これで夏を乗り切れ!

 

今日Lyraが和訳する曲は、The Strokesの3rd スタジオアルバムになる2006年1月にリリースされた『First Impressions of Earth』からのシングル【Heart In A Cage】。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に、又お話しましょう!

 

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“Heart in a Cage” is a song by the American rock band The Strokes. Written by lead singer Julian Casablancas, the song was released as the second single from the band’s third studio album, First Impressions of Earth. It was released in the UK on March 20, 2006, and worldwide on April 18, 2006.

iThe Strokes are an American rock band from Manhattan, New York. Formed in 1998, the band is composed of singer Julian Casablancas, guitarists Nick Valensi and Albert Hammond Jr., bassist Nikolai Fraiture, and drummer Fabrizio Moretti. They are one of the most prominent bands of the garage rock and post-punk revivals, aiding in the resurgence of indie rock in New York City.. They are one of the most prominent bands of the garage rock and post-punk revivals, aiding in the resurgence of indie rock in New York City.

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= Heart In A Cage=

Well, I don’t feel better when I’m fucking around
And I don’t write better when I’m stuck in the ground
So don’t teach me a lesson ‘cause I’ve already learned
Yeah, the sun will be shining and my children will burn

[Hook]
Oh, the heart beats in its cage

[Verse 2]
I don’t want what you want, I don’t feel what you feel
See, I’m stuck in a city but I belong in a field
Yeah, we got left, left, left, left, left, left, left
Now it’s three in the morning and you’re eating alone

[Hook]
Oh, the heart beats in its cage

[Bridge]
All our friends, they’re laughing at us
All of those you loved, you mistrust
Help me, I’m just not quite myself
Look around, there’s no one else left

[Verse 3]
I went to the concert and I fought through the crowd
Guess I got too excited when I thought you were around
Oh, he gets left, left, left, left, left, left, left
And I’m sorry you were thinking I would steal your fire

[Hook]
Oh, the heart beats in its cage
Yes, the heart beats in its cage

[Outro]
And the heart beats in its cage

 

色んな女とやっても

全然気分がマシにならねぇ

ドツボにハマってる時に

マシなことは書けないだろ

俺に教訓を垂れるのは止めろって

そんなこと既に経験済み

そうだな

太陽は輝くだろうよ

そして俺の子供時代は

燃え尽きちまうのさ

 

おお

檻の中の鼓動よ

 

お前が欲しい物なんていらねぇよ

お前が感じる物なんて感じたくもねぇや

わかるか?

俺は街に缶詰状態

でも俺は野に属してるんだ

そうさ

俺たちは去った

去った、去った、去った、去った、去った、去った

今午前3時だ

お前は独りぼっちで食ってんだろ

 

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おお

檻の中の鼓動よ

 

俺たちの友達はみんな

俺たちの事を嘲笑ってやがる

お前が愛した奴らも全員

お前は信用してねぇ

助けてくれよ

今の俺は全く俺じゃねぇんだ

見渡してみろよ

他に誰もいねぇんだから

 

コンサートに行って群衆と喧嘩した

想像してみろよ

お前が側に居ると思って

俺がすっごく興奮していたのを

オー彼は立ち去る

立ち去る、立ち去る、立ち去る

立ち去る、立ち去る、立ち去る

俺がお前の火種を盗んでしまうって

お前が思ってるのが気の毒だわ

 

おお

檻の中の鼓動よ

そうだ

檻の中の鼓動だ

 

檻の中の鼓動よ

 

Songwriter: Julian Casablancas

Translator: Lyra Sky 和訳

 

CoolなミュージックビデオにCoolなメンバーが、プレイしているとモノクロの世界なのに艶っぽく感じて不思議だ。

色さえ感じてしまう。

でもメロディは、パースのところがクリソツでしょ?

前にこのブログでも紹介したIggy Pop の人気曲【The Passanger】だ。↓↓

*和訳【The Passenger/ Iggy Pop】僕らの行き先 Iggy Pop’s Life Our Lives

 

もう似過ぎていて、パクリ疑惑が完璧なパクリに値する気がするが、サビは転調するし、ブリッジは違うから、完璧に全部パクッていると言うのとは違うから、微妙。

「複雑な気分になる」とだから、始めに書いたの。

パクリと言えば、そうだし、だからと言って全部じゃない場合は…ねぇ。

おまけに歌詞は全く違う。

【The Passenger】が愛の歌(恋人同士の歌だが、IggyとDavidの友情にもとれる)なのに対し、こちらは真逆の裏切り者への怒りの歌だ。もしくは、諦めの歌かもしれない。

裏切られた息子の気持ちだろう。

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『First Impression of Earth』は、2006年1月に発売され、この【Heart In The Cage】の他に、【Juicebox】、【You Only Live Once】”がシングルカットされ、3曲ともPVが作られた。

全英チャート初登場1位、全米ビルボード4位と大健闘。

だが、勢いと言ったら激しさとストレートさが爽快だったデビューアルバムとそのまま続いた2ndアルバムとは、全く違うイメージのアルバムになった為、好き嫌いがはっきり分かれる作品になった。(Lyraは好き)

ハード・ロック調の曲もいくつかあるし、中にはメロトロンを使用した曲もあり、オールドロックぽい曲と実験的な曲との2種類の色が出ているアルバムだと思う。

プロデューサーが初めと変更し作られた作品で、前2作とは作り方も変わっていると言える。

garage 好きファンからは、イマイチだが、メディアは革新性を絶賛している方が多い。

新たな音楽的冒険をした彼らを褒め称えている。

 

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ミュージックビデオはSamuel Bayerで、彼らのホームタウンであるNYで撮影された。メンバーがNew Yorkの街のあちこちにいると言う、面白いもの。

摩天楼にいる者やビルの天辺や街中など様々だが、VocalのJulianだけ歩道に横たわり、通行人に踏まれそうなのが、歌詞と合わさりLyraには胸が痛くなる。格好良いサウンドに、この歌詞は複雑な気持ちになる。

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撮影の時を思い出してギターのAlbertは、「撮影の場にいて死んだ」と言う。ビルの天辺の撮影で凍え死にそうになったらしい。なんとも気に毒な話。

気の毒なのは、歌詞がもしJulianが自分の過去を書いていたとしたらLyraは凄く悲しい、、、だってJulianが小さい時に両親が離婚したからだ。

8歳の時に、父41歳が16歳のモデルと不倫したせいで離婚したと言うからどんなにJulianと彼の母が辛い思いをしたか、この歌詞のままならば、地獄だっただろう。いや、今も続いてるかもしれない感情かもしれない。

“So don’t teach me a lesson
Cause I’ve already learned”

は、もしかしたら離婚後に父親に会い、説教された時に、Julianが発した言葉かもしれない。

習わなくたって、Julian自身が汚いものを見てしまい、社会を母親と生き、自分自身で学んだだろうから、とやかく裏切り者の父に言われたくなかったんだろう。

1番かわいそうだな、と思ったのは、自分と母親のこと「俺たちのことを友達や周りの奴らが笑ってる」というところだ。”All our friends they’re laughing at us
All of those you loved, you mistrust”

前にも話したが、The Strokesのメンバーは、かなり裕福な良い所のお坊ちゃま達だ。

アッパーイーストの学生達が、噂好きで、セレブ社会は狭いもので話しはあっと言う間に広がってしまう。

その中で、父と離婚した母と2人で家を出て暮らしていたJulianがイヤな目にあったことは予想がつく。

ゴシップ好きの中で辛かったに違いない。

だから、歌詞の中で「助けてくれよ。…周りには誰も残っちゃいない」と助けを求めるのだと思う。

「夜中の3時に独りぼっちで、食ってんだろ」と父親を罵倒するJulianの心の中のどこかには、憎しみと同じく、父に救いを求める気持ちがチラチラと、歌詞に現れるのだ。

浮気はやめてって思う。

何考えてんだJohn(Julianのパパ)?てなるわ。

その反面、恋人がいるのに恋人の態度が慣れて横柄だと、優しくしてくれる人にフラッと行ってしまいたくなったこともあるから、一概に「アホ」とは言えない気持ちも若干あるのよね。

だからって浮気男を容認はしない。

Julianの誰とやってもダメなのって、父親のせいだもんね。

いきなり歌詞で、それを、書くのって凄いと感じた。

身を削ってるわ。「本音なんだよ、俺は」って気合いと、彼の怒りを感じた。

Julianの悲しみ、孤独、怒り。

その全てに愛を求める叫びを感じるよ。

最高のサウンドに、最悪な過去をさらけ出す歌詞、、、

だから複雑な気分になる。

このもどかしくて、ヒリヒリした気持ちどうしたら良い?

どうしたら良いの?

どうするの?

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The second single off First Impressions of Earth, “Heart In a Cage” was released on March 20th, 2006 in the UK and April 18th, 2006 in the US. The vinyl 7″ featured “I’ll Try Anything Once”, the demo of “You Only Live Once”. There were numerous CD singles made, which usually had a b-side of either a cover of the Ramones’ “Life’s a Gas” or “I’ll Try Anything Once”. The video for the song was directed by Samuel Bayer and featured the members of the band playing in various places around New York City.

In an interview with NME in 2005, Fabrizio Moretti revealed:

This song was going to be on the last record – ‘Private Dick’, it was once called – but it was too late. It was a blessing in disguise, really, because had it been recorded back then, I don’t think it would have worked out as well.

 

I think that certain lines point out to Julian’s parents separation. When he was only 8, his father, John, had an affair at 41 with a 16 year old model. So he left her mother and stopped being a father to Julian ever since.

“So don’t teach me a lesson
Cause I’ve already learned”

It makes sense if he was talking to his dad, who was never there to guide him. Instead Julian had to learn about life on his own.

“Yeah, the sun will be shining
And my children will burn”

‘My children’ = his childhood

“Yeah, we got left, left, left, left, left, left, left
Now it’s three in the morning and you’re eating alone”

Julian and his mother got abandoned and it obviously caused depression on her.

“All our friends they’re laughing at us
All of those you loved, you mistrust”

The music video for “Heart in a Cage” was directed by Samuel Bayer, and was shot in New York City. It was shot in black and white and featured the band members playing in various locations in the city, such as on tall skyscrapers, or, in singer Julian Casablancas’s case, lying down on the pavement. In an interview with Rolling Stone, Albert Hammond, Jr. stated he almost died on the set of the shooting of the video when 40 mph winds almost blew him off the top of the building. Hammond commented that “It’s not like it’s the first time I’ve almost died on a shooting for a music video.”

Personnel

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