【Sympathy For The Devil /The Rolling Stones】和訳MV集 悪魔を憐むのではない. 本当の意味をお教えしよう!

悪魔を扱った小説や映画が好きで、星の数ほど沢山見て来たLyraなだけに、この曲は避けては通れない、とずっと思っていた。

ただ、好きなバンドが沢山ある上に、メチャ良い曲を発見するし、この曲を和訳&解説するなら、ヘヴィーな内容に触れなきゃいけないのが、暗くなりそうで、後回しにしていた。(Brian Jones好きとしては、やはり色々考えちゃうし)

今回リクエストを貰ったのもあるが、好きなジャンルの歌詞を後回しにしてはいけないと思ったから。

人間いつ何があるか分からないし。

それに邦題がオカシイから本当の意味をお教えいたしましょう。

悪魔なんて憐れんじゃいないのよ。

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今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、ロンドンで結成されたロックバンド、The Rolling  Stones ザ・ローリング・ストーンズ 。

1962年4月Brian Jones, Ian Stewart, Mick Jagger, Keith Richards によって結成してから、メンバーチェンジはあれど、現在2020年代まで、止まらずにロックンロールして来たロックバンドだ。

ご長寿バンドとして世界一の人気を誇り、スタジアム級バンドとしても長いキャリアをもち、そして、ロックンローラーのステレオタイプとなるような数々の逸話を作って来たミュージシャン達の集まりでもある。

今日Lyraが和訳する曲は、1968年リリースの10枚目のスタジオアルバム『Beggers Banquet』のオープニングを飾る曲【Sympathy For The Devil】。

ヒッピームーブメントが盛んだった一時期のThe Rolling Stonesのイメージを決定付けた曲だ。

邦題は、何故か悪魔を憐れむ歌。誰も悪魔を憐れんではいないのに、このタイトルが、当時の担当者の好みでつけられた残念な楽曲が沢山あった良い例の1つだろう。

ローリング・ストーン誌2004年選出のAlltime Greatest Song500にて32位にランクイン。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

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“Sympathy for the Devil” is a song by English rock band the Rolling Stones, written by Mick Jagger and Keith Richards. It is the opening track on their 1968 album Beggars Banquet.

It is considered one of the best songs of the popular music era, and it is ranked number 32 on Rolling Stone’s 500 Greatest Songs of All Time list.

 

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= Sympathy For The Devil =

[Instrumental Intro]
Huh, huh, huh

[Verse 1]
Please allow me to introduce myself
I’m a man of wealth and taste
I’ve been around for a long, long year
Stole many a man’s soul and faith
I was ‘round when Jesus Christ
Had his moment of doubt and pain
Made damn sure that Pilate
Washed his hands and sealed his fate

[Chorus]
Pleased to meet you, hope you guess my name
But what’s puzzling you is the nature of my game

[Verse 2]
I stuck around St. Petersburg
When I saw it was a time for a change
Killed the Czar and his ministers
Anastasia screamed in vain
I rode a tank, held a general’s rank
When the Blitzkrieg raged and the bodies stank

[Chorus]
Pleased to meet you, hope you guess my name
But what’s puzzling you is the nature of my game

[Verse 3]
I watched with glee while your kings and queens
Fought for ten decades for the gods they made
I shouted out, “Who killed the Kennedys?”
When after all, it was you and me
Let me please introduce myself
I’m a man of wealth and taste
And I laid traps for troubadours
Who get killed before they reach Bombay

[Chorus]
Pleased to meet you, hope you guess my name
But what’s puzzling you is the nature of my game

Oh yeah, get down heavy!

[Guitar Solo]

[Chorus – Variation]
Pleased to meet you, hope you guess my name, oh yeah
But what’s confusin’ you is just the nature of my game

[Verse 4]
Just as every cop is a criminal
And all the sinners saints
As heads is tails, just call me Lucifer
Cause I’m in need of some restraint
So if you meet me, have some courtesy
Have some sympathy, and some taste
Use all your well-learned politesse
Or I’ll lay your soul to waste

[Chorus]
Pleased to meet you, hope you guessed my name
But what’s puzzling you is the nature of my game

[Instrumental outro with scatting and ad-lib vocals]

 

この私に自己紹介させて頂けないか?

我、富と審美眼を持ち合わせた男なり

長い、長〜い年月

世界中を旅して回って来た

多くの人の魂と信念を強奪して来たのさ

イエス・キリストの疑念と痛みの瞬間にも側に居たし

足を洗い

自らの運命を封じた

クソ忌々しいピラトをも作り出したのだから

 

君に会えて嬉しいよ

私の名前を当ててくれないか?

だが君を困惑させているのは

私のゲームの性質だからな

 

サンクトペテルブルグあたりで待っていたんだぜ

変革の時を見ていたのさ

シーザーと彼の大臣達も殺しした

アナスタシアは無意味に泣き叫んだよ

私は戦車に乗り

将軍の地位を掌握した

電撃線が酷くなり

死体が悪臭を放っていたな

 

君に会えて嬉しいよ

私の名前を当ててくれないか?

だが君を困惑させているのは

私のゲームの性質だからな

 

私は大喜びで見ていたよ

奴らが作り出した神のための100年のために

王と女王が戦うのをな

私は大声で叫んださ

「誰がケネディ家を殺した?」ってね

結局のところ

それって君と私の事ではないか!

どうかお願いだから

私に自己紹介させてくれないかね

我、富と審美眼が持ち合わせた男なり

ボムベイに到着する前に殺された

叙情詩人に罠を仕掛けてやったよ

 

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君に会えて嬉しいよ

私の名前を当ててくれないか?

だが君を困惑させているのは

私のゲームの性質だからな

 

ああ、そうさ

酷くなっちまえ!

 

君に会えて嬉しいよ

私の名前を当ててくれないか?

君を困惑させているのは

私のゲームの本質だからな

 

まさに全ての警官達が犯罪者のように

全ての罪人が聖人なのだ

頭が尻尾のようにね

私をルシファーとお呼び

何故ならちょっとした拘束が必要だからだ

君が私に会いたいのなら

幾ばくかの礼儀と言うものを

持ち合わせていないとね

思いやりというものに

ある程度の趣味の良さもないとな

お前たちが良く学んだ

婦人方への礼儀正しさってものを

使え

さもなくば

無駄に使うお前の魂を

この私が葬ってやるよ

 

お前に会えて嬉しいよ

私の名前を当ててくれないか?

だがお前を困惑させているのは

私のゲームの性質だからな

Songwriters: Mick Jagger, Keith Richards

Translator: Lyra Sky 和訳

 

初めに選んだミュージックビデオは、音質が良かった(尺が元音源に近い)のでこちらを。

次に1969年の有名なハイドパークのライブの【Sympathy For The Devil】にしました。

多分初めてLyraが見たRolling Stonesの【Sympathy For The Devil】だったと思う。Brianがいないのが、幼いながらに大ショックだったのを覚えている。

Mick Taylorがファンの前に初お目見えしたステージング。Mick Taylorは良いギタリストだから好き。

*ローリングストーンズ【Wild Horses】和訳 Mick Taylorについて。そしてCarl Grimesに捧ぐ歌 WalkingDead

 

だがBrian Joneが、やめさせられた後任として、バンドに加入したこともあり、かなり複雑な気持ちになる。

このライブは、Brian Jonesの追悼ライブの一環でもあったわけだから、色んな感情が湧いてくる。

Stones の熱狂的なファンならば、Brianの死などどうでも良い事だろう。

だが初期のストーンズが好きで、BrianがいたRolling Stonesが好きな人間としては、つい虐められ排除されたBrianの当時の気持ちを考えてしまうのだ。

ラストの方に載せたが、『Rock’n’Roll Circus』Version のこの曲に出ているBrian Jonesの表情を見て、マラカスしか持たされなかったBrian( ギター弾ける状態じゃなかったのもあるが) を見て涙が出る。

おまけにリアルな悪魔を見てるような気にもなって来るの…

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【Sympathy For The Devil】は、元はフォークロックの曲として完成していた。

クレジットには、いつもJagger & Richards だが、実際はMick1人で書いた曲だ。

Mickが書き上げたフォーキーな曲を聞いたKeithが「リズムを変えて、もっとテンポ上げたら?」と提案してロックな曲になって行ったのだ。

オープニングがCharlie Wattesのリムショットで、Bill Wyman のマラカス(レコーディングは、Brianじゃないのだ) 、Rocky Dijohn の コンガで始まり、これをサンバロックとカテゴリーされているくらい、ラテンのサウンドに移行している。

これもKeithのアイディアであり、ギターもBrianには弾かさずに、ソロをプレイするだけでなく、リズムギターも全て自分のみでプレイしたKeithの独壇場であって、「Bill のベースプレイが気に入らないから」と言う理由から、弾いていたBillをやめさせ、ベースまでもKeithがレコーディングしたと言うのだから。いかにKeithがノリに乗っていたかがわかるだろう。

これも愛する女を、Brianから自分のモノに出来たからなのかもしれない。愛の力?

もしかしたらDevil好きのAnitaの影響でやる気満々になったのかも、、、Mickのようにね。

*Anita Pallenbergについてはこちら等→【アニタ・パレンバーグ R.I.P. Anita Pallenberg】 永眠。ローリングストーンズの女ってだけじゃないアニタの魅力について

 

1995年Rolling Stone誌のインタビューで「サンバの曲調にしたのは、原始アフリカやラテンアメリカ、カンドンブレのリズムに似ており、惑乱的グループがあり、曲を強力なイメージを持たせる役割をしている」と語っている。

おまけに、カソリック教徒には異教を想像させる、異文化のサンバが何かしら異教を連想させる。

Mickもインタビューで、「白人にとって異文化の音楽に当たるアレンジが、何か非常に不吉なモノを感じさせる効果がある」と話している。

そのサンバのリズムに当時人気者で引っ張りだこだった Nicky Hopkins のピアノが入ると、異種のサウンドがミックスされたようで不安感が増し、よりこの歌を呪術的なGumbo ガンボの世界に導いてる感じがしてくるのだ。

Mickの歌詞が意味深で、歌詞の主人公は聞き手に対して、歴史上の人物を上げながら、自分がその事件の数々をそばで見て来たと話すから、不気味な雰囲気を盛り上げといるのだ。

悪魔とタイトルで銘打っているが、一度も「自分は、人間ではなく本物の悪魔である」とは言っていない。

ただ1箇所「Luciferと私をお呼び」と言っているだけである。

因みにLuciferとは、

ルシファー。悪魔、魔王

旧約聖書イザヤ書第14章12節”How art thou fallen from heaven, O Lucifer, son of the morning! how art thou cut down to the ground, which didst weaken the nations!”以降の記述により、堕天使とも考えられるようになった単語である。

多分この名前で呼べ、とあるので、邦題の悪魔を哀れむ歌になったのかもしれない。

大体1967年のシングル【Let’s Spend the Night Together】(邦題:夜をぶっとばせ)から、性的な歌詞やイメージ路線にしたり、悪魔崇拝ぽいサタニズムに捉えられる曲をリリースしていたのも、悪魔にキャラクターを寄せたい風潮を作ったのだろう。

前作のタイトルが内容はHippy 路線にも関わらずTheir Satanic Majesties Request』だったのも要因だ。

それだけならば、まだ問題にはならなかったかもしれないが、タイトルがDevil(悪魔)にSympathy(同情、共感)だから、呼び方をLuciferとしたのも合わさって、物議を醸したのだ。

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宗教団体から「悪魔崇拝者であり、若者たちを堕落させる影響を発している」とまで言われてしまうThe Rolling Stones。

だが、Lyraの和訳を読んでいただければ分かる様に、歌詞には、悪魔と断言はしていないし、悪魔が悪行したと話はしていない。あくまでも人類が、犯して来た残虐な行為を語っているだけである。

この人類が残虐行為をしていた回想話(歌詞)は、フランス詩人Charles Pierre Baudelaireシャルル・ボードレールの影響だと当時指摘されて、Mickは否定した。

「影響されたとしてもBob Dylan の歌に影響を受けた程度だ」と答えていた。(だが、時が経った2002年Keithは、フォーク・アレンジが、Bob Dylan 風だったと話しているから、やはり関係あり?)

 

実際には、【Sympathy For The Devil】は、1920年に出版されたМихаил Афанасьевич Булгаков ミハイル・ブルガーコフの小説「巨匠とマルガリータ」を拝借したと言われている。

恋人であったMarianne Faithful マリアンヌ・フェイスフルが、Mickに薦めた本だったのだ。やはりKeithと同じくここでも、彼女の影響ありあり。

小説冒頭が、歌詞冒頭に類似、、、

“Please allow me to introduce myself;”
「私に自己紹介させてくれないか?」— 【Sympathy For The Devil】
“‘Please excuse me,’ he said, speaking correctly, but with a foreign accent, ‘for presuming to speak to you without an introduction. ‘”

「すみません」と、彼は正確に話、どことなく異国のアクセントで言った。「自己紹介もなしに、お話しさせて頂きます」
『巨匠とマルガリータ』

 

注釈みたいに「と、彼が言った」と言う説明が、小説にはあるが、出だしの話しかけるセリフが似ているのと、キャラクターが話かけたことでストーリーが始まる点が、同じだ。

そして、小説内に出てくる悪魔ヴォランドが、総督ピラトがイエスキリストを審問するのを、実際に自分が見たように話す所も、歌詞と同じである。

ただ小説のヴォランドは、スターリン時代のソビエト連邦と、キリスト処刑時代の中で、悪魔の一団のリーダーで、モスクワで色々な事件を起こす黒幕として活躍するのが、歌詞の主人公と違う。

大体歌詞には、悪魔として悪行をしたとは言っておらず、むしろ傍観者だ。

傍観者として、キリストがいた時代から現在までの史実の側にいたとしか言っていない。おまけに、その話が、真実かどうかも分からないのだ。

歌詞では、ニコライ2世を殺害してアナスタシアが懇願をした相手もこの悪魔ではない。

名前が出て来ただけだ。

総督ピラトに手を洗わせたと歌詞に書いてあるため、英語で「手を洗う」が、日本語の「足を洗う」の意味だから、解釈する人々のなかで、イエスへの同情と罰を求める世論との間で板ばさみになった総督に、処刑の決断を促したと言う説が上がった。

だが悪行したとは言っていない、見ていただけだ。

Mickが傍観者として、アルバムレコーディング前の1968年3月に、ベトナム戦争反対デモに参加したり、5月には映画にチラッと出ていたようにフランスの五月革命が起こったり、人々の争いや抗議の姿を見ていたのも影響された部分だと思う。

小説『巨匠とマルガリータ』のテーマの、人間の愚行と反体制的思想をこの曲の題材にしたのかもしれない。

ならば、この曲は、人類の歴史上で繰り返される争いや殺人は、人類が自ら始めたことであり、傍観者である語り手が、聞き手に話しかけながら、人間の愚行を傍観しながら嘲笑い、人を惑わし面白がっているのではないだろうか?

もし語り手である「自分をLuciferと呼べ」と言う存在が、本当に悪魔ならば、人間を悪行に向かわせようとして唆していることになるのだ。

だから邦題の「憐れむうた」はオカシイのである。

主人公である語り手は、ただの歴史の傍観者or悪魔orホラ吹きだ。

悪魔ならば、悪魔を憐むわけがない。

それに、この歌詞の内容自体が、哀れみや愚痴ではなくて、いかに自分が歴史を見て来たかを話す自慢話みたいなものだ。

もしくは、悪魔みたいになりたい気が触れたホラ吹きの願望なのだ。

そんなポジティブな悪行に焦がれる奴が、憐むはずがない。

だからLyraは何回も「邦題の【悪魔を憐む歌』は変だ」と言ったのである。

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むしろ「自分は財産家で趣味の良い者」と言うのが気持ち悪い。女を口説く腹黒いオッサンのようでリアルな人間のよう。

そうかと思うと、イエス・キリストから、ロマノフ朝一族を虐殺した1917年から1918年にかけてのロシア革命をあげるのが「一体お前は何歳だ?」と突っ込みたくなる。話が広がりすぎ。

そして第二次世界大戦死臭が漂う電撃戦を話して、少しずつ私たちが生きている時代に移りいく。

各国の元首たちが神の名の下に百年間争いに明け暮れたヨーロッパ宗教戦争にも自分は側にいて見ていたと言う語り手は、ホラ吹きか、悪魔か?

貴方はどちらに感じる?

そして、John F. Kennedy ジョン・F・ケネディとRobert Kennedy ロバート・ケネディ暗殺も語る。

因みに作曲した当初は、ケネディ大統領暗殺事件だけを取り上げていたが、レコーディング中に弟のRobert暗殺のニュースがあり「Kennedy?」(単数)から「Kennedys?」(複数形)へと変えたと言うから、Lyraはリアル過ぎて恐ろしくなった。

そう、悪魔より人間が怖いのだ。(TWDのドラマ解説してる時に毎回言ってる事をRSで言うとは我ながら不思議)

その人間の恐ろしさを表すかのように、ラストのバースで、いきなりこの世界には、表裏があると、話しだす。

警官(cop)と犯罪者(criminal)、罪人(sinner)と聖人(saints)を上げて、善悪を対比させている。

それに、それぞれが子音「c」と「s」を対比させているのが面白い特徴でもある。Mickの遊び心。

書きながら閃いて楽しんだ気がする。

語り手は、いきなり自分を「ルシファー」と呼ぶよう言い出す。

そしてここで初めて、悪魔らしい宣告をし出すのである、、、

君が私に会いたいのなら幾ばくかの礼儀と言うものを

持ち合わせていないとね

思いやりというものに

ある程度の趣味の良さもないとな

お前たちが良く学んだ

婦人方への礼儀正しさってものを

使え

さもなくば

無駄に使うお前の魂を

この私が葬ってやるよ」

と脅し始めるのだ。

いきなり警告しているし、殺意を表したことから、Lyraは和訳を、わざと馴れ馴れしく横柄な口調に変えてみました。

逆に出会ったばかりの始めの歌詞は、格好付けてる感じに。

この話し方からして、自慢話が好きな自己中な男(悪魔)だから、かなりカッコつけて喋りたい奴に違いない。だから初めはかしこまった感じにした。

もし悪魔なら、はじめは優しくて、礼儀正しいに違いないから。

悪魔にしろ悪人にしろ、悪行を平気でする奴は、初めは皆、優しいのだから。

そう、Lyraの考えとしては、この歌は「憐れみ」ではなく「誘惑」なのだ。

悪行に手を染める人間を見て楽しむ人間or悪魔の話(曲)なのだ。

その人を悪行へと誘う歌詞に、永遠にに続くかのようなサンバのリズムとコーラスが合わさり、Keith の神経質なギターが激しくなって行き、Mickは半笑いで叫び続ける、、、だからこそ【Sympathy For The Devil】のサウンドは、魔術の様な魅力を放つのだ。

 

 

【Sympathy For The Devil】は、タイトルからして悪魔にSympathyしてしまうのだから、問題になるのも無理はないと思う。

皆、外見から入るのが人の性。そのせいで、若者に悪影響だと言われていた。

アメリカ合衆国の音楽雑誌 CreemのインタビューでMickは、「たった一つの曲だけで、人々が自分達を悪魔崇拝者だと批判したのは不思議だった」と言う。

そして、「『Beggers Bunket』にオカルト的な要素があるにしろ、全てを悪魔を連想させるものではない。これはヘヴィメタルバンド全体にも当てはまる、安易な連想によるものだ」とJimmy Pageを引き合いに出して理由を述べていたのが印象的だったな。

Keith も意見を言っていて「この曲がルシファーに楯突くものだと言う意見もある。これじゃまるで誰もがルシファーじゃないか」と怒っていたと言う。

まあ、Rolling Stones自体がワルのイメージを作りたかったのだから、これは仕方ないと思う。

寧ろ、計画が上手く行ったと喜ぶべきじゃない?

ロック冥利につきるのではないか。

 

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やがてこの論争は沈静化する。

最初のシングル【Street Fightning Man】がアメリカの人種暴動、1968年抗議を歌っていると議論がそちらが激化したからだ。(人の噂も75日)。

まさに今2020年のアメリカで起きている、暴動や人種差別への抗議と同じではないか?

同じことを繰り返している。

この歌詞のように

人類は、同じ愚行を繰り返してるだけじゃないか?

争い、欺き、差別し、殺し合う。

一体いつになったら、悪行に飽きる?

いつになったら止めるのだろうか?

こう考えて来るとこの曲は、反面教師でもあるとわかるだろう。

人間の汚なさを、悪魔又は、人間悪を見るのが好きな頭がイカレタ・ホラ吹きが語ることで、聞いている私たちは己の汚さに気がつくのである。

【Sympathy For The Devil】は誘惑であり、警告の歌でもあるとLyraは言いたい。

憐みでもなく、同情、同感ではない。

Sympathyは、悪魔の気持ちになってしまった過去の連中(歴史上の人物達だが)がSympathyしてしまっただけのこと。だから、Sympathy For The Devilなのだろう。

だが歌詞の意味としては、この悪魔(またはイカレタ悪行好きホラ吹き)が聞き手を誘う、誘惑の歌なのだ。

そしてこの聞き手は、私達でもある。聞く事で私達は、過去の人間の悪行、争い、殺し合いを改めて思い出し、自分たちが悪魔みたいだった事実を思い出す。知らなかった者達は、この曲を知る事で、人間悪を知るだろう。

だから「警告」でもあるとLyraは感じるのだ。

それも辛辣な警告だ。

聞き手により2手に分かれると思う。

誘惑と警告。

人間が1番怖い。悪魔など関係ない。
私たちの中にある悪魔が怖いのだ。
そこにこの歌は付いてくるのだ。

この曲中には、”Huh,Huh” というコーラスが途中から入る。

このアイディアはプロデューサーのJimmy Miller のもの。

笑えるのが、彼がコントロールルームでこの曲を聴きながら”Huh,Huh”と歌っていたところ、メンバーも一緒に歌い出したので、直ぐエンジニアにマイクをセットさせ録音したのだという。

コーラスには、メンバー以外にJimmyとNicky Hopkins ニッキー・ホプキンス、Marianne Faithful マリアンヌ・フェイスフル、Anita Pallenberg アニタ・パレンバーグ Ski Powatie スキ・ポワティエ、エンジニアのGline Jons グリン・ジョンズも参加

楽しく”Huh-Huh”言う彼らと一緒に歌いたくなる。まるで誘っているかのようだ。

「楽しいぜ。お前も仲間に入らないか?」

貴方にはこの魅惑的な誘いを断る勇気がおありか?

警告など無視する強欲さを持ち合わせていると?

ならば

幾ばくかの礼儀と言うものを

持ち合わせていないとね

思いやりというものに

ある程度の趣味の良さもないとな

お前たちが良く学んだ

婦人方への礼儀正しさってものを

使え

さもなくば

無駄に使うお前の魂を

この私が葬ってやるよ

覚悟はおありか?

 

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“Sympathy for the Devil” is credited to Jagger and Richards, though the song was largely a Jagger composition. The working title of the song was “The Devil Is My Name”, having earlier been called “Fallen Angels”. Jagger sings in first person narrative as the Devil, boasting his role in each of several historical atrocities. The singer then ironically demands our courtesy towards him, implicitly chastising the listener for our collective culpability in the listed killings and crimes. In the 2012 documentary Crossfire Hurricane, Jagger stated that his influence for the song came from Baudelaire and from the Russian author Mikhail Bulgakov’s novel The Master and Margarita (which had just appeared in English translation in 1967). The book was given to him by Marianne Faithfull.

In a 1995 interview with Rolling Stone, Jagger said, “I think that was taken from an old idea of Baudelaire’s , I think, but I could be wrong. Sometimes when I look at my Baudelaire books, I can’t see it in there. But it was an idea I got from French writing. And I just took a couple of lines and expanded on it. I wrote it as sort of like a Bob Dylan song.” It was Richards who suggested changing the tempo and using additional percussion, turning the folk song into a samba.

Furthermore, Jagger stated in the Rolling Stoneinterview: “it’s a very long historical figure — the figures of evil and figures of good — so it is a tremendously long trail he’s made as personified in this piece.” By the time Beggars Banquet was released, the Rolling Stones had already raised some hackles for sexually forward lyrics such as “Let’s Spend the Night Together”, and their cover of the Willie Dixon’s blues “I Just Want to Make Love to You” etc. There were also claims they had dabbled in Satanism (their previous album, while containing no direct Satanic references in its music or lyrics, was titled Their Satanic Majesties Request). “Sympathy” brought these concerns to the fore, provoking media rumours and fears among some religious groups that the Stones were devil worshippers and a corrupting influence on youth.

The lyrics focus on atrocities in the history of mankind from Satan’s point of view including the trial and death of Jesus Christ (“Made damn sure that Pilate washed his hands to seal his fate”), European wars of religion (“I watched with glee while your kings and queens fought for ten decades for the gods they made”), the violence of the Russian Revolution of 1917 and the 1918 shooting of the Romanov family during World War I (“I stuck around St. Petersburg when I saw it was a time for a change/Killed the Tsar and his ministers/Anastasia screamed in vain”), and World War II (“I rode a tank, held a general’s rank when the blitzkrieg raged, and the bodies stank”). The song was originally written with the line “I shouted out ‘Who killed Kennedy?'” After Robert F. Kennedy’s death on 6 June 1968, the line was changed to “Who killed the Kennedys?”. And the answer is “when after all it was you and me”, which is a way of saying that “the devil is not the other one, but eventually each one of us.”

The song may have been spared further controversy when the first single from the album, “Street Fighting Man”, became even more controversial in view of the race riots and student protests occurring in many cities in Europe and in the United States.

 

 

‘The song’s purpose is not a magnification or glorification of the evil demonstrated by the events it portrays. Rather, the events establish the devil’s enormous power as evidence of our inferior position in relation to him. Yet, it is this inferiority that demands our sympathy; for, if we are unable to sympathize with evil, we are susceptible to falling victim to it.

Keith Richards:

(he was unsure)…whether it should be a samba or a goddamn folk song

and –

Before, when we were just innocent kids out for a good time [the media said], ‘They’re evil, they’re evil. So that makes you start thinking about evil… . Everybody’s Lucifer.“

Keith Richards via Rolling Stone

It started as sort of a folk song with acoustics and ended up as kind of a mad samba, with me playing bass and overdubbing the guitar later…That’s why I don’t like to go into the studio with all the songs worked out and planned beforehand. Because you can write the songs, but you’ve got to give the band something to use its imagination on as well. That can make a very ordinary song come alive into something totally different. You can write down the notes being played, but you can’t put down the X Factor—so important in rock and roll—which is the feel.”

 

In an interview with Creem, Jagger said, “[When people started taking us as devil worshippers], I thought it was a really odd thing, because it was only one song, after all. It wasn’t like it was a whole album, with lots of occult signs on the back. People seemed to embrace the image so readily, [and] it has carried all the way over into heavy metal bands today. Some people have made a living out of doing this; for example, Jimmy Page.”

Of the change in public perception the band experienced after the song’s release, Richards said in a 1971 interview with Rolling Stone, “Before, we were just innocent kids out for a good time, they’re saying, ‘They’re evil, they’re evil.’ Oh, I’m evil, really? So that makes you start thinking about evil … What is evil? Half of it, I don’t know how many people think of Mick as the devil or as just a good rock performer or what? There are black magicians who think we are acting as unknown agents of Lucifer and others who think we are Lucifer. Everybody’s Lucifer.”

 

The backing vocals are provided by Keith Richards, Brian Jones, Bill Wyman, and Charlie Watts, Nicky Hopkins, Anita Wallenberg, and Marianne Faithfull.

Pianoplayer’s Nicky Hopkins, who accompanied the Stones from the 60’s to the 90’s.

Personnel

  • Mick Jagger – lead vocals, bongos
  • Keith Richards – electric guitar, bass guitar, backing vocals
  • Brian Jones – acoustic guitar, bongos, backing vocals
  • Bill Wyman – shekere, backing vocals
  • Charlie Watts – drums, cowbell, backing vocals
  • Nicky Hopkins – piano, backing vocals
  • Rocky Dzidzornu – congas
  • Anita Pallenberg, Marianne Faithfull, Jimmy Miller – backing vocals

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