【The Verve/ She’s A Super Star】和訳 音に抱かれるということLike Held In Your Arms

大好きなThe Verve。

この人達の音は、Lyraの癒しなの。

その為、何も考えずについ手にしてしまうCDでもある。

昨年1番良く聴いたアーティストがThe Doorsでもなく Jimi HendrixでもなくOasisでもなくDepeche ModeでもなくThe Verveだったから、ちょっぴり驚いたけれど、それだけ癒されたい年だったのかもしれない。

聴くだけでトリップが出来るバンド。

この音の渦の中でLyraは自由になる。

特に初期の頃のThe Verveは一気にハートを鷲掴みにする。

サイケデリックで妖しくて優しい。

この音の中でなら素直になれる。

安心していられる。

一般向けじゃないかもしれないし、歌詞も普通の癒しではないけれど、Lyraには安心できる音。

そんな音を今日はお届けします。

今日Lyraが、和訳&解説するのはイングランド、ウィガン出身のロックバンド、The Verve ザ・ヴァーヴ。

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1990年結成し、デビュー前から本国で話題になる。1992年1stシングル【All in the Mind】でメジャーデビュー。

Oasisなど多くのアーティストからリスペクトされ、彼らが選ぶ名作にはThe Verve の名前が上がることが多い。

Lyraのこのブログでも、常連バンドで良く取り上げている。

*The Verveについては、こちらなど→【Verve / This Is Music】Jesus…これが人生だぜ!私は生きてる 和訳 Lyrics

 

今日Lyraが和訳する曲は、1993年6月21日リリースの『A Storm In Heaven』のデラックス盤にも収録されている1992年6月22日リリースされた2nd シングル【She’s A Super Star】。

新年一発目は、大好きなThe Verveでいきましょう。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後にまたお話ししましょっ!

 

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June 22, 1992

 

“She’s a Superstar” is a song by the English rock band the Verve. It was released as the band’s second single in the United Kingdom on 22 June 1992. It reached number 66 on the UK Singles Chart. “She’s a Superstar” and “Feel” were recorded during spring 1992 in the swimming pool at The Manor Studio because, according to Miles Aldridge, the pool had a “beautiful echo effect with the music going over the water…there was a lot of smoking and acid involved in that session.”

 

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=She’s A Super Star=

[Verse 1]
Here she comes
Seven suns
A burning flame
She got my love
Got my head
But it’s all the same

[Pre-Chorus]
She climbed so high
I don’t know why
High
On her own

[Chorus]
And I know
She’s in the air
And I don’t want it to go
I can feel her love
But I don’t want it to go

[Verse 2]
She got my woe
Got my hand
Took the dreams
Right outta my head
She bought the world
I paid the bills
I took those pills
It was wind in her sails

[Pre-Chorus]
She climbed so high
I don’t know why
High
On her own
[Chorus]
And I know
She’s in the air
And I don’t want it to go
I can feel her love
But I don’t want it to go

 

あの子のお出ましだ

七つの太陽

燃えたぎる一つの炎

俺の愛はあの子のもの

それだけでなく

俺の頭もあの子のものさ

まあ

どちらも殆ど同じだけれど

 

あの子はとっても高く登った

ハイさ

何故だかは知らないよ

高く

彼女自身でね

 

それに俺は知ってるんだ

あの子が空間にいるのを

俺は行かせたくないんだ

彼女の愛を感じられるぜ

でも俺は行かせたくないんだ

 

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あの子が俺の深い悲しみを握ってた

俺の手を持っていたし

夢を持って行ったよ

俺の頭のすぐ外へと

あの子は世界を買ったのさ

俺が勘定を支払ったんだけどさ

俺はその錠剤を飲んだんだ

それは彼女の航海の風だった

 

あの子はとっても高く登った

何故だかは知らないよ

高く

彼女自身でね

 

それに俺は知ってるんだ

あの子が空にいるのを

俺は行かせたくないんだ

彼女の愛を感じられるぜ

でも俺は行かせたくないんだ

 

Songwriters: Nick McCabe, Richard Ashcroft, Simon Jones, Peter Salisbury

Translator: Lyra Sky 和訳

 

夢をまだ見てるような音が魅力的。

サイケデリックギターをガンガン(延々)聞かせてしまうNickがいるから、この音の広がりが心地よく、時には瞑想しているかのように続くの。

Richardの粘着する歌い方は、まだデビュー時にはまだ激しくなくて、薄味だけど、これも内気な青年ぽくて良い。

個人的には粘着しまくってる初期の1st辺りのライブが1番好み。でもRichardとNickの方向性が同じだった頃の音ならば、どれもトリップ出来るから好きです。The Verveは、【Bitter Sweet Symphony】だけじゃないのよ〜。w

和訳【Bitter Sweet Symphony/ The Verve】正義は勝つ! Justice shall Prevail!

 

この【She’s A Super Star】は、1992年6月22日にイギリスで2nd  シングルとしてリリースされ、イギリスのシングルチャートで66位に達した。

【She’s A Super Star】と【Feel】は、1992年の春にThe Manor のプールでレコーディングされたと言う。

Miles Aldridge曰く、「美しいエコーが効いていたんだ、まるで水上を浮遊するみたいだったよ。そのセッションには、めちゃくちゃタバコの煙が充満していたし、クスリもふくまれていたけどさ」

アシッドには賛成しないが、そこには美しい反響があったのだから、さぞや湖上のいるような気分をあじわえたのではないだろうか?

その場にいたかったな。

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2曲セットで、シングル盤としてリリースされたが、今はリリースされていない『The Verve EP』にも収録されていた。4曲入りで、Lyraのお気に入りEPです。

 

因みにミュージックビデオは、スタッフォードシャーのトールズケーブで撮影されたらしい。

これは、The Verveのアルバム『A Storm in Heaven』の前面に描かれているのと同じ洞窟であり、【Blue】のミュージックビデオにも登場しているのと同じロケ地だ。( 因みにこの曲は通常盤のアルバムには収録されていない。デラックス盤の『A Storm In Heaven』には収録されている)。

このシングルの表紙は、イギリスのダービーシャー州グロソップのスネークパスで撮影され、彼らのベストアルバム『ThisIs Music:The Singles 92–98』の基礎となっている。

 

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歌詞は、恋人を崇拝するラブソングで聴いていると、幻想的ですらある…初めの方は、だが。

ラストに行くにつれ、美しくてスーパースターのような彼女は、主人公の愛する人のままなのだが、ジャンキーでもあるのが、わかってくる。

「あの子」は、主人公の愛する「彼女」であり、「俺」の全て。

俺の愛も、俺の心も思考も体も支配しているくらい愛している人。

そして。愛しい人は、ハイになってる女であり、彼を支配しているドラックだとLyraは思う。

自分の愛する女性=人間だし、彼女なしでは生きられないくらい夢中になっている対象(人間)であり、自分を支配している人間でありドラッグの意味もあるのだ。

聞き手がどちらに取るかで決まる曲だと思う。

Lyraみたいに変な深読みが好きな人は、好きに選んで浸ると面白いし、深読みがアホか?って人は、恋人を崇拝する曲としてだけ捉えて楽しむと良い。

貴方はどちらが好みかしら?

 

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The Verveは、女性を崇拝している歌が多いから好き。でも大体、この売人みたいな女性が多いの。

だからたまにオールで聴いていると、Lyraは「Richardったら、全くなんだかな〜」となるわ。

でも何もナシで聴いたら直ぐに、ドヨンドヨンとした魅惑的な音の深みに、Lyraをトリップさせてくれるのは、このThe Verveと数バンドだけなのよ。

きっとこれからもずっと聴いて行く音なんだろう。

お気に入りバンドはたくさん居るし、新しいバンドも好きで、古臭いバンドも夢中になる。

ジャンルも拘らないし、国籍なんて国境を跨ぎまくってるLyraには気になんかならない。

気になるのは、本物かどうか。

狂わしてくれるような音かどうか。

きっと恋するみたいにハートで決まるの。

出会った瞬間にドキドキが止まらないみたいな思いを何回も繰り返す。

それが好きな音。

それが好きな音楽との出会い。

Whoa〜

Feel like held in your arms, deeper and deeper.

 

 

A music video was shot for this song in Thor’s Cave, Staffordshire; this was the same cave pictured on the front of Verve’s album A Storm in Heaven, and also features in the music video for Blue.

The cover of this single was taken on Snake Pass, Glossop, Derbyshire, England and was the basis for their greatest hits album, This Is Music: The Singles 92–98.

Personnel

  • Richard Ashcroft – vocals, acoustic guitar on “See You in the Next One (Have a Good Time)”, percussion on “Already There”, “Beautiful Mind”, “The Sun, The Sea”, “Virtual World”, and “Blue”
  • Nick McCabe – guitars, piano on “Beautiful Mind” and “See You in the Next One (Have a Good Time)”, accordion on “See You in the Next One (Have a Good Time)”, keyboard on “Make It ‘til Monday”
  • Peter Salisbury – drums, percussion on “Star Sail” and “Virtual World”
  • Simon Jones – bass, backing vocals on “Star Sail”

Additional musicians

  • Simon Clarke – solo flute on “Virtual World”, horn arrangements
  • Kick Horns – trumpets, saxophones on “Already There”, “The Sun, The Sea”, and “Butterfly”
  • Yvette Lacey – chorus flute on “Virtual World”
  • Roddy Lorimer – horn arrangements

Technical personnel

  • John Leckie – production, mixing
  • John Cornfield – engineering, programming
  • Sleeve concept, design and art direction by Brian Cannon for microdot
  • Photography by Michael Spencer Jones

 

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