サードアイブラインド- Third Eye Blind. 繊細さと骨太精神の持ち主

Third Eye Blind サードアイブラインドの” Semi -Charmed Life )をUGGサンダルの記事を書いた時に紹介したので、彼らサード・アイ・ブラインドの良い曲をもう少し紹介します。

バリバリのロック好きですが、綺麗なメロディのバンドも好きなんです。


サード・アイ・ブラインド(Third Eye Blind)は、1993年に結成されたアメリカのカリフォルニア州サンフランシスコのオルタナティヴ・ロックバンド。

5枚のスタジオ・アルバムを発表しています。(2017年)

レーベル ワーナー・ミュージック・グループ
エレクトラ・レコード
RED Distribution

エレクトラが入っているのが、The Doorsが好きなLyraには嬉しいポイント、ですが、

レーベル移籍も多く、メンバーもGがサードから変わりました。(その後もチェンジしていきます。)

その脱退したGのKavin Cadganが14曲中10曲のソングライティングをしている才能のある人だったので、彼が抜けてからの彼らは、苦戦を強いられる結果となっています。

オリジナル・メンバーは、ボーカル、ギター、ベース、ドラムスの4人で、そのうち3人がカリフォルニア大学バークレー校を卒業しているので歌詞も内相的なものが多くて、人間の感情を描いている偏差値高めがわかります。

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それに、加えてやはり、1st と2ndはやはり、メロディが面白い!

スクラッチが急に入ったりしたSemi Charmed Lifeの曲みたいに変わり種がスパッと入るし、

一曲の中の強弱がはっきりと別れた曲作りになっているのが、特徴的で彼らの持ち味になっています。

そして、バックがヘビーになったとしても、メロディは初めから聴きやすい、優しい音なんです。

その個性が彼らのバンドの持ち味、個性となり、全世界で大ヒットしたんでしょう。

しかし、最近は、静かな曲や売れ線、ポップ路線に来たようで、、、少し残念。

Lyraが好きな1stアルバムは、チャート的には最高位25位だけど、104週に渡ってビルボードの200位以内に留まり(約2年間チャートイン)、何曲かシングルカットされた曲たちもヒットしています。

この前紹介した”Semi-Charmed Life”は、ルー・リードの”Walk On the Wild Side”へのサンフランシスコからの回答だといわれていました。

今日、紹介するのは、”Jumper”。

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“Jumper”は、橋から投身自殺をする人のことを歌ったもので、Voのスティーヴン・ジェンキンス自身の個人的な経験や苦しみを反映したもの(彼は両親の離婚や虐待経験、また自身の学習障害などを背負っていた。そして、この曲のモデルとなるスティーヴの自殺した同性愛者の友人の死を反映させています)。

サードアイブラインドの良さは、若者の苦悩や喜びを深く掘り下げて、皆の目線で描く日常的な歌詞詞が、独特なメロディと合わさり、アルバムヒットに結び付いたんですよ。

ハードなロックからアコースティックで繊細な曲までバラエティ豊か!

それから2年後の1999年に彼らのセカンド・アルバム「ブルー」が発表され”Anything”、”Wounded”、”10 Days Late”、”Never Let You Go”、”Deep Inside of You”がシングルカット。

この中ではスティーヴンと当時の恋人だった女優のシャーリーズ・セロン( ? )の関係を歌った”Never Let You Go”が14位に、若者の予期せぬ妊娠を歌った”10 Days Late”、バラードの”Deep Inside of You”があり、ミュージック・ビデオもオシャレ且つポップ路線になっていきます。

1stのバンドらしさや、ストリートさはない。

もちろん、これらオシャレ路線以外にもAC/DCぽい”1000 July”や”The Red Summer Sun”など、ハードな面も見せてはいるので、ロックバンドらしさはありました。

全米屈指のロック・バンドに成長したけれど、ボーカルのスティーヴンとギタリストのケヴィン・ギャドガンとの確執が生じ、ケヴィンはバンド側から解雇されてしまいます。(このことは裁判沙汰になり、2002年には判決が下され、両者は和解したが、詳しい内容は明らかにされていない。)

ここからバンドのメンバーチェンジが繰り返されるようになっていくのですが、ギタリストが交代して発表されたのが、2003年の3枚目のアルバム「アウト・オブ・ザ・ヴェイン」だった。
“最初の2枚のアルバムは、同じ作品の両面を描いたもので、これからは豊かな作品集を作り上げていくんだ”と決意も新たに制作されたものだった。”とスティーブンは言ったそう。

明るいイメージの曲が多く確信に満ちた音で溢れていて、シングル・カットされた”Blinded”は、素晴らしい作品になっています。

その後、メンバーチェンジが重なり、ロックバンド色が薄れて来たような、、、やはり、バンドとしてやるからには、家族として土台をしっかり作らないと、作品作りがまとまらないのでは?と思ってしまいます。

サンフランシスコらしい西の爽やかさと、カルチャーが混ざり合ったバンドのサウンドがサード・アイ・ブラインド(Third Eye Blind)の良さ、、、だから、そこを上手く押し出していけたら良いのになぁ〜と、今の彼らを見ると生意気にもそう思ってしまいますね、頑張って欲しいので、、、。

 

 

この曲【Jumper】の歌詞と解説は、こちらに書いてあります。↓↓ 

【Third Eye Blind/ Jumper】和訳 命を救う青春ソング Rescue From Suicide

 

面白い、って言ったらいけないけれど、去年から(2016年)の大統領選挙の時に彼らのエピソードがありました。

2016年共和党大会で、サード・アイ・ブラインドが出演した時に彼らが素晴らしい(とLyraはおもう)Atituedを見せてくれたんです。

 

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2016年10万ドルのギャラで同大会での演奏を打診されたCheap Trickチープトリックは、高額オファーを一蹴し、代わりにサード・アイ・ブラインドが出演しました。

しかし、彼らはヒット曲ではなく、「ジャンパー」(自殺した同性愛者の友人のことを歌った曲)などを演奏。

若い同性愛者に“改造セラピー”を受けさせるべきだと信じている“同性愛者排除を祈る者”と呼ばれる共和党支持者たちから会場でブーイングを受けた。

これに対して、バンドはステージから「誰も科学なんて信じてないんだろ!」と叫び、観客を愚弄した(最近、新生キリスト教信者らは政府からの支援金を含む1億ドルを費やして聖書に登場するノアの箱船を再現した。しかし、この話はあくまでも伝説で実在したことを証明する科学的根拠がないとされている)。
(From Hotwire )

頼もしい〜!(つぅか、Cheap Trickの方が金なんかいらん!と断わったからもっと格好良いんだけどね。^_^ )

なんで人間が人間を改造しようとするのかが頭にくるね。

殺人者、暴力犯罪の犯罪者に更生プログラムをするならば、人命や身体、命に関わることだから、まだ、やるべき意味がわからないでもないよ、、、まるで、「時計仕掛けのオレンジ」だけどさ。

でも、同性愛とか人のアイデンティティや趣味嗜好まで人が支配していいの?っとことよね。

だから、サードアイブラインドがハッキリ言ってくれてスッキリする。

こんな意思表示をしっかりできるバンドなんて早々いないんじゃない?

この魂溢れるメッセージをRockで是非、表して欲しいです!

Fight for your right!

 

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公式サイト www.3eb.com

メンバー Stephan Jenkins
Brad Hargreaves
Abe Millett
Kryz Reid
旧メンバー Kevin Cadogan
Arion Salazar
Tony Fredianelli
Michael Urbano
Jason Slater

共同作業者 Bully, Apocrypha, Kevin Cadogan, Year Long Disaster, Radio Angel, The Gossip Choir

和訳【Semi-Charmed Life/ Third Eye Blind】解説 欲望と愛 Walk on the Wild Side

 

●Members

結成時のメンバーは、

スティーヴン・ジェンキンス(Stephan Jenkins、ボーカル・ギター)、

エイドリアン・バーリー(Adrian Burley、ドラム)、

ジェイソン・スレーター(Jason Slater、ベース)、

そしてバンドの楽曲のほとんどを作曲したケヴィン・キャドガン(Kevin Cadogan、ギター)であった。

バンドメンバーは、数回にわたる脱退・加入の変遷を経ている。

2010年6月現在のメンバーは次のとおりである。

スティーヴン・ジェンキンス(Stephan Jenkins、1967年9月27日-、ボーカル・ギター)
ブラッド・ハーグリーヴス(Brad Hargreaves、ドラム)
かつてのメンバーは次のとおりである。

ケヴィン・キャドガン(Kevin Cadogan、ギター)
アライオン・サラザー(Arion Salazar、ベース)
トニー・フレディアネリ(Tony Fredianelli、ギター)

バンドの歴史

デビュー前史
サード・アイ・ブラインドは、1993年に最初のデモテープを作成した。数多くのレコーディング経験を積み、オアシスの前座をつとめた直後の1996年6月、エレクトラ・レコードとの契約に至った。

大成功のデビュー
1997年4月8日、彼らのデビューアルバム『サード・アイ・ブラインド』が発売された。アルバムには大ヒット曲「セミ・チャームド・ライフ」を含む14曲が収録されており、当時のギター、ケヴィン・キャドガンは14曲中10曲を作曲する才能を発揮し、大成功のデビューへ導く立役者となった。この年に行われた第1回のフジロックフェスティバルで来日している。

転機
1999年11月23日には、13曲を収録するセカンドアルバム『ブルー』が発表されたが、その直後の2000年2月4日、バンドの中核を担うキャドガンは脱退させられてしまう。その理由は明らかにされていない。

その後
その後、4年以上の空白を経て、2003年5月13日、サードアルバム『アウト・オブ・ザ・ヴェイン』を発売したが、セールス面では伸び悩んでいる。

ちなみに、キャドガンは、その後「バリー(Bully)」というバンドに参加している。

バンド名の由来

バンド名「サード・アイ・ブラインド」は陰茎の隠喩である、という誤解が広まっているが、ジェンキンスは「読んだ本の中にあった心の目(mind’s eye)という表現からバンド名を思いついたんだ。」と語っている。ジェンキンスの提案はメンバーも気に入り、バンド名として選ばれることとなった。バンド名は略して「3eb」とも呼ばれる。

Discography

サード・アイ・ブラインド(Third Eye Blind、1997年)
ブルー(Blue、1999年)
アウト・オブ・ザ・ヴェイン(Out of the Vein、2003年)
ア・コレクション(A Collection、2006年)
アーサ・メイジャー(Ursa Major、2009年)
ドーパミン(Dopamine、2015年)

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