和訳【Vance Joy/ Riptide】皮肉とお笑いラブソング Coming of Age Love Story

 

バリトン・ヴォイスにヤラレる。

Dave Gahan (Depeche Mode)然り、

Andy Biersack (Black Veil Brize)に、

Jim Morrison (The Doors)に、

Eddie Vedder(Pearl Jam)に、

Nick Caveとかね。

Chris Cornell (Soundarden)も低い声の歌い方が好きだし。

とにかく低くて男らしい声のVocalistが好きなのだ。

しかし、まれーにオッ?となる例外がいる。

Jack Whiteとかね、

Liam Gallagherや

Mike D (Beastie Boys)などだ。

個人的な好みだから、万人の意見じゃない為、興味ない方はスルーして欲しいのだが、私、Lyraは、高いヴォーカリストの声は好みではない。

それなのに、この3人は、何故だかハートを鷲掴みされてしまう。

どうやら神経質で叫ぶ、「ギリギリでやってます。」って所、

「俺メーター振り切ってます!」と言う、彼らの歌い方が、Lyraのハートを鷲掴み。

限界ギリギリ

計画や計算は全く出来ないバカ(愛しいからのバカです)。

もしくは、全力投球な姿勢にやられるらしい。

今日Lyraが紹介するアーティストは、がなり立ててはいないし、Liamみたいな「あなた、その顎上げの歌い方は、喉痛めますよ」の心配もない。

だが、Jack WhiteみたいにLyraの胸にキリキリ入り込んで来る神経質さが堪らない。

ちょっと皮肉れた歌詞とこの声が、ギリギリの精神状態を保っているみたいで、妙に気になってしまうのだ。

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今日Lyraが和訳&解説するのは、オーストラリア、メルボルン出身のシンガー、ソングライターである、Vance Joy ヴァンス・ジョイ(本名: James Gabriel Keogh ジェイムス・ゲイブリエル・キオ)

2013年デビュー。

この年にリリースしたデビューEP『God Loves You When You’re Dancing』収録されていた、今日紹介するシングルが、オーストラリアで4× プラチナを獲得し、チャートでNo.1を記録。

その後、世界中でゴールドディスクを獲得し、自国では今や大人気アーティストに。

今日Lyraが和訳する曲は、この大ヒットシングル【Riptide】。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

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Riptide” is a song by Australian singer-songwriter Vance Joy. It was first released as a track on his debut EP God Loves You When You’pre Dancing(2013), serving as its second single, and is also featured on his debut studio album Dream Your Life Away (2014). The song was written by Joy, who also produced it with drummer Edwin White. The upbeat indie folk song has been lyrically described as a “coming of age love story” and is known for its metaphors and pop culture references.

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= Riptide =

[Verse 1]
I was scared of dentists and the dark
I was scared of pretty girls and starting conversations
Oh, all my friends are turning green
You’re the magician’s assistant in their dreams

[Pre-Chorus]
Oh, oh-o-oh, and they come unstuck

[Chorus]
Lady, running down to the riptide
Taken away to the dark side
I wanna be your left hand man
I love you when you’re singing that song and
I got a lump in my throat ‘cause
You’re gonna sing the words wrong

[Verse 2]
Here’s this movie that I think you’ll like
This guy decides to quit his job and heads to New York City
This cowboy’s running from himself
And she’s been living on the highest shelf

[Pre-Chorus]
Oh, oh-o-oh, and they come unstuck

[Chorus]
Lady, running down to the riptide
Taken away to the dark side
I wanna be your left hand man
I love you when you’re singing that song and
I got a lump in my throat ‘cause
You’re gonna sing the words wrong

[Bridge]
I just wanna, I just wanna know
If you’re gonna, if you’re gonna stay
I just gotta, I just gotta know
I can’t have it, I can’t have it any other way
I swear she’s destined for the screen
Closest thing to Michelle Pfeiffer that you’ve ever seen, oh

[Chorus]
Lady, running down to the riptide
Taken away to the dark side
I wanna be your left hand man
I love you when you’re singing that song and
I got a lump in my throat ‘cause
You’re gonna sing the words wrong
Oh lady, running down to the riptide
Taken away to the dark side
I wanna be your left hand man
I love you when you’re singing that song and
I got a lump in my throat ‘cause
You’re gonna sing the words wrong
Oh lady, running down to the riptide
Taken away to the dark side
I wanna be your left hand man
I love you when you’re singing that song and
I got a lump in my throat ‘cause
You’re gonna sing the words wrong
I got a lump in my throat ‘cause
You’re gonna sing the words wrong

 

俺は歯医者と暗闇が怖かったんだよ

可愛い女の子達と

会話を始めるってのも怖かったなあ

ああ

俺の友達全員

青ざめているぜ

アンタはアイツらの夢の中で

手品師のアシスタントやってんだろ?

 

オオ、オオ-ア-オオ

アイツら失敗したな

 

おばさん

激流に駆け落ちでもするかい

暗黒面に連れて行かれるぜ

ああ

俺はアンタの性欲を満たす奴になりたいのさ

愛しているよ

アンタがあの歌を歌っている時はね

それと

喉にはアンタへの熱いものが

こみ上げてくるよ

だって間違った歌詞を

又歌うつもりだろ?

 

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ホラこれだよ

アンタが好きそうな映画だと思うぜ

この主人公は

仕事をやめる決心をすると

ニューヨークへ真っしぐら

このカウボーイは

自分自身から逃げてんだよ

そしてこの女は

1番高い暗礁に

乗り上げて暮らして来たのさ

 

オオ、オオ-ア-オオ

アイツら失敗したな

 

おばさん

激流に駆け落ちでもするかい

暗黒面に連れて行かれるぜ

ああ

俺はアンタの性欲を満たす奴になりたいのさ

愛しているよ

アンタがあの歌を歌っている時はね

それと

喉にはアンタへの熱いものが

こみ上げてくるよ

だって間違った歌詞を

又歌うつもりだろ?

 

知りたい

ただ知りたいだけさ

もしアンタが

もしアンタがいてくれるなら

知らなきゃ

俺は知らなきゃいけないんだ

無理さ

俺には他のやり方なんて出来やしない

彼女は映画に出るべき運命だって断言するよ

アンタが見てきたものは

ミッシェル・ファイファーの

そっくりさんだって

 

おばさん

激流に駆け落ちでもするかい

暗黒面に連れて行かれるぜ

ああ

俺はアンタの性欲を満たす奴になりたいのさ

愛しているよ

アンタがあの歌を歌っている時はね

それと

喉にはアンタへの熱いものが

こみ上げてくるよ

だって間違った歌詞を

又歌うつもりだろ?

ああ

おばさん

激流に駆け落ちでもするかい

暗黒面に連れて行かれるぜ

ああ

俺はアンタの性欲を満たす奴になりたいのさ

愛しているよ

アンタがあの歌を歌っている時はね

それと

喉にはアンタへの熱いものが

こみ上げてくるよ

だって間違った歌詞を

又歌うつもりだろ?

おばさん

激流に駆け落ちでもするかい

暗黒面に連れて行かれるぜ

ああ

俺はアンタの性欲を満たす奴になりたいのさ

愛しているよ

アンタがあの歌を歌っている時はね

それと

喉にはアンタへの熱いものが

こみ上げてくるよ

だって間違った歌詞を

又歌うつもりだろ?

喉には君への熱いものがこみ上げてくるよ

だって間違った歌詞を又歌うつもりだろ?

 

Songwriter: James Keogh

Translator: Lyra Sky 和訳

 

マジか?

真剣にジョークをやり切ってる感が、くっだらないを通り越して何だかお洒落に見えて来る、アタイがおかしいのかい?

ただの悪ふざけが、アートに見えてしまうのは、物語性がある歌詞と、一度耳にしたら暫くStayしてしまう心地良くて覚えやすいメロディのせいよ。

悪ふざけはやめて…なんて言えないわ。

だってこの悪戯にハマっているんだもん。

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この悪ふさげのようなアートを感じさせる歌詞を書いたのは、オーストラリア、メルボルンで生まれ育ったVance Joy のもの。

St. Patricks Primary Schoolを卒業後、2005年に St Kevin’s Collegeに入学 。だが編入して Monash University でBachelor of Arts とBachelor of Lawsを専攻した。

音楽のキャリアを始める前はフットボール選手だったと言うからびっくり。

2008年〜2009年 Coburg Football Clubに所属し、Victorian Football League (VFL),でベストプレイヤーに選ばれたこともあるのだから本当のプレイヤーだったのだ。

「本当にごっちゃではなかったよ。ローカルのVFLフットボールの3シーズンの生活に満足していたし。誰でもより良い生活を考える。で俺はフットボール選手の生活に魅力を感じなくなったんだ。そしてフットボール選手人生に終止符を打つことした。というVance。

そして「曲を作り出す前に何かをしなければと思った。」

それがフットボールをキッパリ辞めることだったのだろう。

 

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そして2013年リリースしたEP『GOD LOVES YOU WHEN YOU’RE DANCING』 に収録されていたこの【RIPTIDE】が地元オーストラリアで4xプラチナを獲得してTOP10に輝き、さらにUK、スウェーデン、カナダ、ドイツなどの各国でゴールドやシルヴァーなどを獲得する大ヒットを記録したのだ。

 

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その【RIPTIDE】が、全米のオルタナティヴ系ラジオ局チャートの1位にまでなった。

アメリカでは、SHAZAMの「2014年ブレイクするであろう10アーティスト」に選ばれたり、SPOTIFYの「2014年SPOTIFYが推すアーティスト・ランキング」にエントリー。さらにビルボード誌も「世界的に話題となっているTOP10アーティスト」の一人としてVance を取り上げ、USA TODAY誌も「今知っておくべきオーストラリアのアーティスト5組」で紹介したりと大ブレイクしたのだった。

中には「Vance Joyなんて知らないよ」って人でも、この【Riptide】は、耳にしたことがあるのでは?

メルボルンでは“恥ずかしいぐらいに”ブロック・パーティに影響を受けた大学生バンドで演奏しながら、学業を続けたらしい。

3か月の休暇中に「Winds Of Change」を書き上げたことをきっかけに、“いい曲を作るためのコツ”を掴んだという。

その記念すべき曲「Winds Of Change」がアルバムの1曲目を飾っている。

皮肉と、チョットした笑い。

この笑いにハマると一気にVance Joyにハマると思う。

Sharp シャープな人なんだろうな。

 

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オーストラリアでは、イギリスのBen Howard や、アイルランドの Of Monsters and Men などとツアーを回ったり、自身のヘッドライン・ツアーを行っているし、SXSWやグラストンベリー、ボナルー、V Festival、ロラパルーザーなどのフェスにも出演している、注目のアーティストなのである。

日本では余り知られていないかもしれないけど、Lyraは彼のセンスって面白いから、映画とかで使われたら一気にブレイクすると思うんだけどな。

結構お茶目さんだし…

オーストラリアは、これから春だもんね?

夏にこの歌はピッタリだし、秋になっても、まだ暑さが半端ない日本でも、夏の名残や、あの海の潮流= Riptide を感じこの歌を聴くのもピッタリだと思う。

この【Riptide】は、「成人のラブストーリー」であり、その比喩とポップカルチャーの参照が面白いと言われた曲でもあるの。

こんな皮肉たっぷりなこと言われたら全く、Lyraにはその人への興味がなくなるし、恋愛対象から即効外すけど、この皮肉が受けたのは、どこか冷静に人生や人間関係を見てる気がして、馬鹿にできないと大人達が感じからだと思う。

 

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ちょっとNYなんかにあるスタンダップ・コメディのバーで、喋りだけで客を笑わせてるコメディアンの話を聞いてるみたいにLyraは感じるし、映画【ジョーカーJOKER】のホアキンを思い出しちゃった。

*【ジョーカーJOKER】ネタバレ「あなたの物語」考察☆トリビア徹底解明!

 

歌詞には「真夜中のカウボーイ」のビデオを貸すって感じだから、映画はあの時代が好きなんかもVance Joyは。

歌詞をそのまんま丸写しにしたMVが映画っぽいけど、これを見ながら聴いて、そのまんまなのに、内容がわからないと言う人もいるみたい。

でもLyraには、「イケナイ事を良い女とやりたい」だけの男子の歌に聞こえる。まあ、女子との付き合い下手なJokerみたいな男性だから、もしかしたら純愛で、大好きな女性にアタックしてるだけかもしれないけどね、、、。

それって【Taxidriver】のTravisが好き過ぎて頭がおかしくなるくらいの女性を、やっとデートに誘えたのにポルノ映画に連れて行ってしまい、ドン引きされ振られちゃう奴と同じだわ。

【タクシードライバー】 ネタバレあらすじ感想 詳しくYou talkin’ to me? 解説 Taxi Driver

 

ただ率直なLyraの感想としては、男が女性を誘ってる歌だけど、振られそうな歌ね。

「奇妙なアイデアのマッシュマッシュだよ。 時々、みんな知ってるかもしれないけど、僕は色んなアイデアや画像をたくさん書いて歌詞に貼り付けようとするんだ。でもそれがうまくいかず、「ああ、それは正しく聞こえない」とか、「奇妙に聞こ得るな」ってなるんだ。でも 何らかの理由で全てが【Riptide】のためにうまく集まったんだ。これが起こると、それは君の制御を少し超える。 さまざまなアイデアや言葉が沢山あったよ。それは、自分が体験したことについて言及する一般的なストーリーでさえ無かったよ。それは意識の流れのようなものさ」

とVance Joyはこの曲について語っている。

良かったー、良い人そうで(笑)。

思いついた言葉を流れで集めたような物ならば、この歌詞から想像する変な男性じゃなさそうだわ。

偶然合わさった歌詞と言うのはあるが、、、これは計算された歌詞だと思うよ、偶然を装ってるだけだと思う。

男が女を誘っている歌だが、Ladyってあんま言わないよね、そこの人、て感じだし。

だから「君さあ」でも良かったんだけど、それじゃニュアンス違うし、皮肉屋の主人公だから、おばさんに対して呼びかけで言ったりするから「おばさん」てしちゃいました。

とにかくこの曲の主人公の男の人は、自分の立場を落としてでもこの女性と付き合いたいようですね。

だったら素直にすれば良いのに。

呼びかけといえば、GirlとかMs.とかMissとかね、言い方が色々あるから英語は面白いと思うわ。

HoneyとかDarlingも言われるけど(男性からも言われるし、女性からも同性に言う) Cakeも好きよ。

あとCutie Pieとかね。

なんか食べ物ばかりね。

Eat Me if you want me.

 

The song’s first few chords and opening two lines were originally written at Joy’s Glen Iris, Melbourne, home in 2008—the same song title was used, but he initially shelved the song. Years after his experience in university and a VFL career, Joy started doing open mic gigs in Melbourne, Australia, which eventually led to a legitimate music career.

When recording the song in 2012, a year before the EP came out, Joy was writing a song that reminded him of the shelved “Riptide” draft from 2008—he then combined the 2008 effort with his current project at the time. A rough version of the song was uploaded on his personal Facebook account. Although the singer uploaded “…just the first verse and chorus,” the encouraging response from Joy’s friends and family encouraged him to persist with his music.  Joy initially recorded and produced the song with drummer Edwin White in just one afternoon at Red Door Studios, in the Melbourne suburb of Brunswick. Additional production was subsequently completed by John Castle. In an interview, Joy said the title of the song came from a motel of the same name he used to go to with his family when he was a child.

It is a weird mish-mash of ideas. Sometimes, you know, I will try to write and stick a bunch of different ideas and images together and it won’t work and I’ll think, “oh, that doesn’t sound right” or “it sounds too weird and it all conflicts with each other,” but for some reason that all came together well for “Riptide,” and when things happen like that it is a bit beyond your control. I had a bunch of different ideas and words, it wasn’t even a general story line like I was referring to an experience or anything. It is more like a stream of consciousness. – Vance Joy

James Gabriel Keogh (born 1 December 1987), better known by his stage name Vance Joy, is an Australian singer and songwriter. He signed a five-album deal with Atlantic Records in 2013. He released his debut EP God Loves You When You’re Dancing in March 2013. His song “Riptide” was voted number 1 on the 2013 Triple J Hottest 100. Joy released his debut studio album Dream Your Life Away on 5 September 2014 in Australia and on 9 September 2014 elsewhere. At the ARIA Music Awards of 2015 he won Best Male Artist.

Discography

  • Dream Your Life Away (2014)
  • Nation of Two (2018)

 

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