「病気に負けないで」と応援したくて、早くblink-182の曲を和訳&解説したものをUPしたいと思っていた。
でも自分も病気と闘っている身だから、書いていくのが辛い。気持ちが分かりすぎるから上手くまとまらず不安になるのだ。
良く「病気に負ける」とか「病気に負けない」とか言うが、どんな人間も病気には『勝ちたい」。「勝ちたい』に決まっている。
だが連日の投薬や検査や手術やらで疲れてしまうのよ。身も心も…
その疲れから、ある時「どうでも良いやあ」と言う気持ちに陥るの。それを人によっては「負けた」と言うならばそうなんだろうけど、実際は「負けた」のではなく「疲れた」が正しいと思う。仕事があればその倍以上の精神力、体力を使うのだ。
こうやって書いていても、実際に病気や命の境目をあるいた人じゃなきゃ、理解はできないと思う。
分かって欲しいけど、痛い目にあったことがない人には分からないだろう。
どうにか乗り越えられるのは、やはり自分を理解してくれる人や愛してくれる人達の励まし。人によるかもしれないが、Lyraには好きな人の「頑張れ」の一言や、心配してくれた人達の心配する涙だ。
「頑張らなきゃ」と自分の中の消えそうな希望が着火する。
そして大好きな音楽の力。
Mark Hoppus (blink-182) にはその両方がある。絶対に癌には負けない力がある。
早く闘病生活が終りますように。
1日早くライブやレコーディングが出来ますように。
私達の命が明日も明後日もずっと元気に燃え続きますように。
今日も気合い入れて書くね。
今日Spotify和訳&解説するのは、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身のポップ・パンク・バンド、blink-182。
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パロディ調のミュージックビデオがMTVで大人気となり、同時期に発表したアルバム『Enima Of America』が全世界で700万枚の売り上げを突破し、世界各国で数々の賞を総なめ、爆発的なヒットを記録しPop Punkというジャンルを世界的にブームにさせたバンドの一つになった。
*blink-182については、こちら→Blink-182 / I Miss You 和訳 Night Before Christmas 解説
今日Spotify和訳する曲は、1997年リリースのblink-182の2nd スタジオ・アルバム『Dude Ranch』に収録されているシングル 【Dammit】(1997年12月23日リリース)。
先日自身が闘病中であることをSNSで公表した Mark Hoppus(Vo/Ba)が、ヴォーカルをとり作詞した曲である。
詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!
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“Dammit” (sometimes subtitled “Growing Up“) is a song by American rock band Blink-182, released on September 23, 1997, as the second single from the group’s second studio album, Dude Ranch (1997). Written by bassist Mark Hoppus, the song concerns maturity and growing older. It was written about a fictional breakup and the difficulty of seeing a former partner with another.
=Dammit=
[Verse 1: Mark Hoppus]
It’s alright to tell me what you think about me
I won’t try to argue or hold it against you
I know that you’re leaving, you must have your reasons
The season is calling, your pictures are falling down
[Verse 2: Mark Hoppus]
The steps that I retrace, the sad look on your face
The timing and structure, did you hear he fucked her?
A day late, a buck short, I’m writing the report
On losing and failing, when I move, I’m flailing now
[Chorus: Mark Hoppus]
And it’s happened once again, I’ll turn to a friend
Someone that understands, and sees through the master plan
But everybody’s gone, and I’ve been here for too long
To face this on my own, well, I guess this is growing up
[Post-Chorus: Mark Hoppus]
Well, I guess this is growing up
[Verse 3: Mark Hoppus]
And maybe I’ll see you at a movie sneak preview
You’ll show up and walk by on the arm of that guy
And I’ll smile and you’ll wave, we’ll pretend it’s okay
The charade, it won’t last, when he’s gone, I won’t come back
And it’ll happen once again, you’ll turn to a friend
Someone that understands and sees through the master plan
But everybody’s gone, and you’ve been there for too long
To face this on your own, well, I guess this is growing up
君が俺のことをどう思ってるのか
話してくれても大丈夫さ
君に対して主張したり
根に持ったりはしないから
君が別れるつもりなのは分かってるし
きっと理由があったんだろ?
季節が来て
君の写真が落ちてるよ
俺が次にたどる段階は
君の悲しい表情をした顔を
思い出してみること
タイミングと構造だな
彼が彼女とヤッタのを聞いたかい?
1日遅れて
1ドル足りないって
俺は落第点とって
失敗したレポートを書いてるよ
俺が動く時は
今みたいにヤクをやってる時さ
そしてそれは
基本計画と見通しを
理解してくれている友達に
目を向けた時に
もう一度起きるだろう
でも誰もが去ってしまって
俺は長い間ここに
自分と向き合うためにいるよ
まあね
コレも成長した証拠だろうな
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まあね
コレも俺が成長した証拠だろ
そして多分俺は映画の試写会で
君に会うんだろうな
君は着飾って
例の奴の腕なんか組んでいるんだろ
そうして俺は微笑んで
君は手を振るんだろう
まるで俺たち
何でもないよって
フリをするんだろう
そんな見え透いた真似して
それは長続きしないぜ
奴が居なくなったとしても
俺は戻って来ないぜ
そしてそれは
基本計画と見通しを
理解してくれている友達に
目を向けた時に
もう一度起きるだろう
でも誰もが去ってしまって
俺は長い間ここに
自分と向き合う為にいるよ
まあね
コレも成長した証拠だろうな
まあね
コレも俺が成長した証拠だろ
まあね
コレも俺が成長した証拠だろ
まあね
コレも俺が成長した証拠だろ
まあね
コレも俺が成長した証拠だろ
まあね
コレも俺が成長した証拠だろ
Translator: Lyra Sky 和訳
ムードメイカーMark Hoppus
何か皆んな仲良くなっちゃってる!という、笑えるオチがついてるミュージックビデオだから、、、こういうナンセンス・ギャグやふざけてるビデオに、悲しい、情けない青春エピソードの歌詞が乗っかっているから blink-182は世界的に人気爆発したのよね〜。
世界共通の「笑い」は必要だと思う。それに情けないエピソードを共有出来る歌詞も強い!
それをベースのMark Hoppusは率先してやって来たからね。彼はblink-182のムードメーカーだし、ワガママ言いまくるギターのTom DeLongeをフォローして来たんだと思う。Tomは脱退してしまったけれど、Markがいるから丸く収まっている。
Lyraが大好きなTravis Barker(ドラム)がTomのだらしなさにキレてあんな風になってもゲスト出演をたまにしているのは、Markが中和させている気がするな。
Markの人柄の良さがベースプレイや作詞作曲に滲み出ているからこそ、blink-182の曲は、いつも私達のハートに染みてくるのよ。
ミュージックビデオ
【Dammit】のミュージックビデオは、映画館で偶然会った元カノを新しい恋人から連れ去ろうとしているMikeが主演のコメディになっている。
バンドマネージャーのRick Debo は、スナックバーのアテンダントとしてクリップにカメオ出演しているから、内輪ノリ度数がUPしているのはそのせいだろう。
このミュージックビデオは、1995年にバンドの最初の【M + M’s】のクリップも監督したDarrenDoaneとKenDaurioによって監督されたものだ。
Darren は、ミュージシャンが撮影中に即興で演奏することを許可し、MarkとTom は、マネジャーのDebo が彼のキャラクターを演じている方法に非常に気に入り、監督に彼のキャラクターをより多くスクリーンに出させるように要求したという。
曲、終わり近くで、グループのインターカットパフォーマンス映像の間に、Tom はMark の目に見えるように「お前を愛してるぜ」と口をそろえているから微笑ましくなってしまう一瞬だ。
2011年Mark は東北地方太平洋沖地震と津波の犠牲者への寄付を支援するためにバンドの記念品を競売にかけた。
Lyraは「その1つは、この【Dammit】のビデオで着用したオレンジ色のセーターだったんだよ!」とMark の優しさを世界中に叫びたいくらいだよ〜!
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曲について
この【Dammit】はバンドの最初のヒットシングルとなり、ビルボードのホットモダンロックトラックチャートで11位に達し、主要な米国のステーションで激しいエアプレイを受けた。
この曲のミュージックビデオは、グループの以前の協力者であるダレン・ドーン監督とケン・ダウリオ監督によって撮影され、Markが元カノを取り戻そうとする映画館で、歌詞通りに試写会に参加しているトリオを描いている面白さからウケて、バンドのGreatestHitsでは、ドラムロールが追加されたヴァージョンになり収録されたり、多くのアーティストによってカバーされて来た大人気ソングになったのだ。
毎分215ビートの速いテンポで、設定されているハ長調構成。Mark のボーカルはC4からG4になっていて、I–V–vi–IVの一般的なコード進行シーケンスで出来ている。
【Dammit】は後にバンドの2005GreatestHitsに入っているのだが、 シングルバージョンは【Dammit (Growing Up】というタイトルだが、アルバムでは単に【Dammit】と短縮されている。
Mark の苦労: Recording
これはベーシストのMark Hoppusの作詞で、ガールフレンドとの別れについて短期間で書いた曲だ。元カノが彼氏と来ている映画の試写会で(公の場で)再会し、新しい人と出会うシナリオを歌詞で上手く描写していると思う。
「愛を感じている人でない時は、本当に痛い思いをすることだけど、表情をどうにかマシにするには、クールなように行動する必要があるんだよ。」と語っていたMark。
彼は、自発的な曲の作成が好意的に機能していると感じていたようだ。「何週間も何週間も曲に取り組んでいると、自分でそれを強制していくんだよ。」
「Dammit」のシグネチャーギターラインは2本の弦が欠けていたアコースティックギターで作成されたもの。これをギタリストのTom DeLongiは、この曲をバンドの作詞作曲における画期的なものにしたのだ。
1996年12月から1997年1月の間にカリフォルニア州エンシニータスのビッグフィッシュスタジオで録音されたこの曲は、Mark の声域からほんの少し高く書かれているため、歌うには緊張する必要があった(この曲はアルバムの他の部分よりも著しくラフでスクラッチのあるボーカルトラックだろう)。
Mark 歌のウォームアップの欠如と絶え間ない喫煙のために、アルバムの録音中にボーカルの問題を抱えてしまった。これらの要因と【Dammit】のレコーディングのストレスが相まって、Mark は声帯に大きな負担をかけ、バンドは1996年12月にアルバムのレコーディングの最終週をキャンセルせざるを得なくなった。
「【Dammit】での俺の声は本当に好きだ。それは本当に生々しくてかっこいい音だ」とMark は2001年になって当時を振り返っていた。
この事件の結果として、コーラスは常にライブパフォーマンスでTom DeLongi によって歌われて来た、、、。だから今では、ギタリスト/ボーカリストのMatt Skiba も、2015年にTom に代わってコーラスをリードしている。
でもこのコラボレーションがあるから「 これblink-182!」で凄くかっこいいのだ。
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歌詞について
この曲は、blink-182のセカンドアルバム『Dude Ranch』のリードシングルだった。
一言で言って仕舞えば、成熟度に関する曲、growing upものだ。
この歌詞の女性は架空のパートナーであり、この女性との別れについてと、その別れた後について書いている。女の子の方は、主人公の元を去り、さっそく他の良い男を見つけて付き合いだしている。で、主人公はずっと引きずっているわけですね〜。
歌詞の中のスラングからして、テストを落とした為にレポート書かなきゃいけないからと、ドラッグやって気分をあげてるようだからダメダメ君みたいですな。
【Dammit】のサブタイトルである(GrowingUp)らしく、辛さを乗り越えた自分に対して「成長したなあ」と自虐ムードでいうのが、学生達や若者や振られたことがあるおじさん達のハートにぐっとくるのだろう。それはもちろん女子達の同じ気持ちになった人達も、うなづいているだろう。
この曲は成長の苦労についてであり、自分にとってどのように相手を愛しているか、他の誰かを愛しているのかについて触れてもいると思う。
成熟と年をとることが、結論ではない。だがそれを理由にして前を向く男子の優しさが表れていてLyraは嫌いではない。まあ、ラストの方で「今君が付き合ってる男は、他の女とやったらしいよ」という情報を与えて「君が戻って来ても俺はまた一緒にはならないだろう」という嫌味はいっているけどね。
怒り狂わずに笑顔で挨拶するなんてまだ、理性的なように感じます〜。Markらしい優しさなのではないかしら?
Mark,I hope you get better soon
Mark Hoppus(Vo/Ba)は、SNSで癌と闘病中であることを公表したのをご存知の方も多いと思う。今回書きたいと思ったのは冒頭で書いた想いが自分にあったからだ。
Markは、
「この3ヶ月間、俺は癌の化学療法を受けて来た。俺には癌がある。最悪だし怖いけど、それと同時に、信じられないくらい医者や家族や友達に恵まれて、この状況を乗り切ることが出来たんだよ。まだ数ヶ月の治療が残っているけど、希望を持って前向きに取り組んでいるよ。近い将来、癌がなくなってコンサートで皆んなに会うのが待ち遠しいよ。愛を込めて。」
負けないで頑張れるのは、愛の力と希望だ。
ほんの少しの思いやりや笑顔だけでも、自分に向けられたもので、嘘偽りがなければそれだけで生きていける。愛してる人や応援してくれる人たちがいるから生きていける。
そして信じているものがあれば。
「頑張らなきゃ」と自分の中の消えそうな希望が着火する。
大好きな音楽の力。
Mark Hopp Hoppus (blink-182) にはその両方がある。絶対に癌には負けない力がある。
早く闘病生活が終りますように。
1日も早くライブやレコーディングが出来るますように。
私達の命が明日も明後日もずっと元気に燃え続きますように。
頑張って。
I hope you get better soon, Mark Hoppus
心から、応援しているよ。
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The lead single from Blink-182’s second album Dude Ranch is a song concerning maturity. A fictional partner was written by bassist Mark Hoppus.
“Dammit” later appeared on the band’s 2005 Greatest Hits compilation. The single version of the song is titled “Dammit (Growing Up)” but is just simply “Dammit” on the album.
This song is about a break-up. The girl leaves him and finds someone else.
Blink-182 bassist Mark Hoppus wrote the song in a short span of time concerning a fictional breakup with a girlfriend. Hoppus described a scenario, detailed in the lyrics, where former lovers meet in public and one is with someone new, “It really hurts when you aren’t the person feeling the love, but you have to act like it’s cool to save face.” He felt the song’s creation, which was spontaneous, worked to its favor: “If you work on a song for weeks and weeks, you’re forcing it.” The signature guitar line for “Dammit” was created on an acoustic guitar that was missing two strings. Guitarist Tom DeLonge considered the song a breakthrough in the band’s songwriting.
The song was recorded between December 1996 and January 1997 at Big Fish Studios in Encinitas, California.The song was written just outside Hoppus’ vocal range, requiring him to strain to sing it (the song has a noticeably rougher and scratchier vocal track than the rest of the album). Hoppus was having vocal problems during the recording of the album regardless, due to lack of vocal warm-ups and constant smoking. These factors, combined with the stress of recording “Dammit”, led Hoppus to strain his vocal cords significantly, forcing the band to cancel the final week of recording the album in December 1996. “I actually like my voice a lot on ‘Dammit’. It sounds really raw and cool,” said Hoppus in 2001. “But it’s not a technique I would recommend for getting a good vocal sound. You know, smoking, yelling, all that.” As a result of this incident, the chorus has always been sung by Tom DeLonge in live performances. Guitarist/vocalist Matt Skiba would also take the lead on the chorus after replacing DeLonge in 2015.
“Dammit” is set in the time signature of common time, with a fast tempo of 215 beats per minute. It is composed in the key of C major with Hoppus’s vocals spanning the tonal nodes of C4 to G4. The song follows a common chord progression sequence of I–V–vi–IV.
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Dammit’s meaning can be found in its alternate title, “Growing Up.”
This song is about the struggles of growing up, and, to me, how they person he loves, loves someone else.
Mark is saying, that when the person that he loves realizes that the person she is dating is a jerk, that Mark will have already moved on from her.
Video
The music video for “Dammit” stars Hoppus attempting to take his ex-girlfriend away from her new lover at a cinema. Band manager Rick DeVoe has a cameo appearance in the clip as a snack bar attendant. The music video for “Dammit” was directed by Darren Doane and Ken Daurio, who also directed the band’s first clip for “M+M’s” in 1995. Doane allowed the musicians to improvise during the shoot. Hoppus and guitarist Tom DeLonge were so taken with the way DeVoe portrayed his character they requested Doane work his character into more screen time.Near the end of the bridge, during intercut performance footage of the group, DeLonge mouths to Hoppus a visible “I love you.” A poster for the film Farinelli (1994) is visible behind the concession counter.
In 2011, Hoppus auctioned off band memorabilia to help donate to victims of the Tōhoku earthquake and tsunami, one of which was his orange sweater he wore in the “Dammit” video.
Personnel
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いつも楽しく拝見しています。
洋楽は好きだけど英語苦手なので、lyraさんの和訳と素敵で楽曲への愛に溢れた解説とても為になっています。いつもありがとうございます!
私もBlink 182 大好きです。青春です!
マーク本当に1日も早く良くなって欲しいですね。応援しながらブリンクの曲また沢山聞きたいです。また機会かあったらブリンクの和訳お願いします!
ぺこさん、ありがとうございます。そう言って頂けるとまだやって行こうかな、と言う気持ちになれます。
blink好きで嬉しいです。彼らのアホなMVばかり話題になってチャラい奴らとか下品だと言うアメリカ人も多いのですが、繊細な部分もある歌詞やグッとくるせつないメロディは青春そのものですね。
blink182が大好きなので又和訳しますね。
日本のSNSではいまいちだけど海外だとファンがやたらくるからうちのブログでも大人気ですから。