【Chvrches / Miracle】和訳 解説 Show Me Your Love

Lyraの理想なんて聴きたくないでしょう?

アナタにはアナタの人生がある。

面白くないなら、こんなブログ読まなくて良い。一人一人顔が違うように感じ方も、考え方も違うのだから。

でも、アナタがRockが好きで、音楽に魅せられていて、生きるパワーになっていたら、

そして、目には見えない力があると感じていて、

愛を信じて生きているならばLyraの話を聞いて。

一緒に考え、感じてみよう。

今日Lyraが和訳&解説するのは、スコットランド、グラスゴー出身のシンセポップバンド Chvrches (CHVRCHER 又は、 CHVRCHΞS) チャーチズ。

エレクトロポップ、インディトロニカにもジャンル分けされているChvrches だが、たまに挿入されるディストーションが掛かるエレクトロサウンドが、LyraにはRockにしか思えないミステリアスなバンド。

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2003年に、ギター、ベース、ピアノを担当するIain Cook イアン・クックが、 シンセサイザー、サンプラーのMartin Doherty マーティン・ドハーティ とグラスゴーの the University of Strathclyde で出会ったことをきっかけにバンド結成したのが始まり。

バンド名も編成も違うバンドに進化しながら2人は活動を続け、2011年9月に Blue Sky Archives でドラムとコーラスをしていたLauren Mayberry ローレン・メイベリーのレコーディングに立ち会った Iain が声をかける。

Laurenに ヘルプをしてもらい、そこから発展して現在の Chvrches のトリオ編成になった。(始めの1年間は Churches と名乗っていた。)

今日Lyraが和訳する曲は、Chvrchesの3枚目のスタジオアルバムである 2018年4月10リリースの『Love Is Dead』から【Miracle】。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話ししましょう。

 

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Miracle” is a song recorded by Scottish synthpop band Chvrches. Written and produced by the band and Steve Mac, it was released by Glassnote Records on 10 April 2018, as the fourth single from the band’s third studio album, Love Is Dead(2018).

Chvrches (pronounced “churches”; stylised as CHVRCHΞS) is a band from Glasgow, Scotland, formed in September 2011. The band consists of Lauren Mayberry, Iain Cook and Martin Doherty. Mostly deriving from the synth-pop genre, Chvrches also incorporate indietronica, indie pop, and electronic dance into their sound.

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= Miracle =

Ask me no questions, I will tell you no lies
Careful what you wish for
We’re looking for angels in the darkest of skies
Saying that we wanted more
I feel like I’m falling, but I’m trying to fly
Where does all the good go?
We’re looking for answers in the highest of highs
But will we ever, ever know?

[Chorus 1]
And I need you to know, I’m not asking for a miracle
But if love is enough, could you let it show?
If you feel it could you let me know?
(Oh, ohh) If you feel it could you let me know?
(Oh, ohh) I’m not asking for a miracle

Ask for forever when the end is in sight
Showing what you want to
We’re looking for light inside an ocean of night
But will we ever see it through?

[Chorus 1]
And I need you to know, I’m not asking for a miracle
But if love is enough, could you let it show?
If you feel it could you let me know?
(Oh, ohh) If you feel it could you let me know?
(Oh, ohh) I’m not asking for a miracle

[Chorus 2]
Ask me no questions, I will tell you no lies
I’m not asking for a miracle
We’re looking for angels in the darkest of skies
I’m not asking for a miracle (I’m not asking for a miracle)
(I’m not asking for a miracle)
I’m not asking for a miracle
If you feel it could you let me know?
[Chorus 2]
Ask me no questions, I will tell you no lies
I’m not asking for a miracle
We’re looking for angels in the darkest of skies
I’m not asking for a miracle (I’m not asking for a miracle)
(I’m not asking for a miracle)
[Chorus 2]
Ask me no questions, I will tell you no lies
I’m not asking for a miracle
We’re looking for angels in the darkest of skies
I’m not asking for a miracle (I’m not asking for a miracle)
(I’m not asking for a miracle)

 

質問はナシね
アタシは嘘はつかないもん
アナタが願う事には細心の注意を払うわ

アタシ達は暗闇の空で天使を探しているの

アタシ達は、もっと欲しいと言っているのよね

落ちて行く感じがするわ

でも、飛ぼうと努力していないからなあ

世の中の素敵なものってどこへ行くのだろう

アタシ達は高みの最上の言葉を探しているの

いつか、分かる時が来るのかしら?

 

アタシは知らなきゃいけないの

奇跡のことは尋ねたりはしない

愛で満たされていても、愛してるってところを見せてよね

そして、愛を感じたならアタシに教えてね

(ああ、ああ)

愛を感じたならアタシに教えてね

(ああ、ああ)

アタシは奇跡のことは尋ねたりしないから

 

終わりが見えていても、永遠をお願いするの

何が欲しいのか、アタシに気持ちを表してね

夜の海の中に光る灯りをアタシ達は探しているの

アタシ達はもっと見ることができるかしら

 

アタシは知らなきゃいけないの

奇跡のことは尋ねたりはしない

愛で満たされていても、愛してるってところを見せてよね

そして、愛を感じたならアタシに教えてね

(ああ、ああ)

愛を感じたならアタシに教えてね

(ああ、ああ)

アタシは奇跡のことは尋ねたりしないから

 

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質問はナシね
アタシは嘘はつかないもん
アナタが願う事には最新の注意を払うわ

アタシ達は暗闇の空で天使を探しているの

奇跡のことは尋ねたりはしない

(アタシは奇跡のことは尋ねたりしないわ)

(アタシは奇跡のことは尋ねたりしないわ)

 

奇跡のことは尋ねたりしない

愛を感じたならアタシに教えてね

 

質問はナシね
アタシは嘘はつかないもん
アナタが願う事には最新の注意を払うわ

アタシ達は暗闇の空で天使を探しているの

奇跡のことは尋ねたりはしない

(アタシは奇跡のことは尋ねたりしないわ)

(アタシは奇跡のことは尋ねたりしないわ)

質問はナシね
アタシは嘘はつかないもん
アナタが願う事には最新の注意を払うわ

アタシ達は暗闇の空で天使を探しているの

奇跡のことは尋ねたりはしない

(アタシは奇跡のことは尋ねたりしないわ)

(アタシは奇跡のことは尋ねたりしないわ)

 

Songwriter: Lauren Mayberry, Martin Doherty, Ian Cook, Steve Mac

Translator: Lyra Sky 和訳

キツイ。

歌詞は、可愛らしい女心。

ハッキリ言って気が強そうに見えるLyraだけど、この歌詞のまんまよ。

好きな人には、こんな気持ちになるの。

「私を愛しているならば、『愛してる』って表して」ってね … 口に出して言わないけど(笑)。

心の中でお願いするの。

好きな人が出来たら特に心の中で願う。

だから初め、曲だけ(音だけ)を先に聴いたから「好きな人に愛してると言ってね、とか素直な女子の気持ちと、暗い世の中に希望を見出す歌だ」とジーンとし共感した。

だが、このミュージックビデオを見たら違うじゃない!

何これ?

個人の愛を歌ってはいるけれど、それだけじゃないじゃない?

何よ、

涙が出てくるじゃないの。

 

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MartinはJulia Thirteenと言うバンドをやめてIainと オルタナティブバンド Aereogramme を始める。Martinは、The Twilight Sadと言うバンドにも所属し時々活動をしていた。

だが、Aerogramme を作った張本人のIainが脱退。

その後、Iainは色々な曲を聴く中でアメリカのエレクトロミュージックに出会い夢中になり、どうやら勢いで機材( Minimoog Voyager)を買ったらしい。

これを買ったことによりIainがChrvchesの構想を練ったのだし、これがなければChvrchesの今の成功はないのだから、音楽との出会いとは素晴らしいと思ってしまう。

Iainが頭に描いたのは、80年代風エレクトロポップサウンドだ。

その構想が湧いた時に、Laurenに出会った。

Laurenはバンドを渡り歩いていた人で、Boyfriend/Girlfriendには長い間所属していたが、ほかにも幾つかやっていてその中の一つBlue Sky Archives で、ヴォーカル、キーボード、ドラムスをしていた。

 

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2011年9月、スコットランドのオルタナティブ・ロックバンド Aereogramme や The Unwinding Hours のメンバーだったIain にこのバンドのレコーディングで出会い、彼の協力を得て、Blue Sky Archives のEPが制作される。

Ianは、Lauren のドラムをしながら歌う声に興味を持ち、声をかけてMartinも誘い新プロジェクトを決意。

Laurenには、初めデモの数曲を歌ってほしいと頼んだだけで初めはMartinがメインヴォーカルで、Laurenはバックコーラスが多かった。

直ぐに書き上げた曲【Lies】を 2012年5月11日レコーディングし知り合いのNeon Recordsのサイトから発表し 、人気を得た為 (NMEの2012年ベストトラックで28位にランクインした) 自信を得てグラスゴーのスクールでライブをした縁でアルバム制作の話を得る。

6月にはガーディアン紙が New Band of the day に彼らを紹介。

3人はグラスゴーの地下にあるスタジオで数か月間に渡り曲を書き、セッションがうまくいったため、バンドを正式に結成した。

 

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Churchesにしたのは響きかいいから。

それから一年経った頃に、Churches の uを v に代えて Chvrches にした。

自分たちらしくしたかったから。

2012年の秋公式デビューシングル【The Mother We Share】発表、12月、英国のBBCの有望な新人が選出される「サウンド・オブ・2013」で第5位。

翌年1月アメリカのレーベルと契約し 2月6日に2nd シングル「Recover」を発売。リミックスなど5曲が含まれたデビューEPの『Recover EP』を3月25日にイギリス、翌日、米国でリリース。

2013年 毎年3月にアメリカ合衆国テキサス州オースティンで開催されるSXSWでパフォーマンスを披露。6月には米NBCの深夜トーク番組『レイト・ナイト・ウィズ・ジミー・ファロン』で「The Mother We Share」を歌う。2013年9月25日にデビューアルバム『The Bones Of What You Believe 』がリリースされ、コンスタントにスタジオアルバムをリリースして来た。(現在3枚のスタジオアルバムをリリース。詳細は最後に書いてあります。)

Scotlandを拠点にし世界をツアーするまでになったChvrches。

この【Miracle】という曲だけはイギリスのロンドンでレコーディングしたのだから、珍しい曲だと言えよう。

今、ちょうど開催されている Coachella Valley Music and Arts Festivalにも 3日前の日曜日に出演し、会場を沸かしたのもご存知の方も多いと思う。

このようにイギリスだけでなく、アメリカ、ヨーロッパでも人気が高い為、もはや自国のScotlandだけでは治らない勢いのあるバンドになっている。

 

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【Miracle】は、先程述べたように可愛らしい素直な女心だ。

恋する気持ち。

ラブソング。

And I need you to know, I’m not asking for a miracle
But if love is enough, could you let it show?
If you feel it could you let me know?
(Oh, ohh) If you feel it could you let me know?
(Oh, ohh) I’m not asking for a miracle

 

アタシは知らなきゃいけないの

奇跡のことは尋ねたりはしない

愛で満たされていても、愛してるってところを見せてよね

そして、愛を感じたならアタシに教えてね

(ああ、ああ)

愛を感じたならアタシに教えてね

(ああ、ああ)

アタシは奇跡のことは尋ねたりしないから

 

愛する人には、愛していると言って欲しい。

そう強く思う。

片思いの時は特にそう。

好きって言ってよ。

でも、このビデオが音源に重なると「個人の愛の歌と言うだけじゃないのか?」と深読みをしたくなってしまう。

Chvrchesのメンバーが映し出された後に、Laurenが歩む世界は、テロが行われているような世界だ。

戦争なんでこの数百倍の酷さだが、人が人を襲う、殺めるのに規模の大小は意味をなさないのではないか?

テロも戦争も同じだ。

同じ種の人間同士が戦うのは共喰いと同じ行為だと思う。

人それぞれに生きてきた歴史があり、愛する家族がおり、恋する人がいて、願う思いや叶えたい夢を抱いている。

それを考えたら命は重い、人の命は重いのだ。

だが、人は戦う。

何のために?

自由のため、

勝利のため、

大義のため、、、

一体、その目的は誰のためなのだろう?

私たちのため、なんて言うならやめて欲しいと思う。

だって滅びてしまうだけでしょ。

このミュージックビデオを見ていて、パリの同時多発テロを思い出してしまった。

2015年11月にパリで130人が犠牲になった同時多発テロのことだ。

数日前の4月14日にイギリスの新聞サンデータイムズは、 ISが欧州で大規模テロ計画を示文書を入手し報じた。

それには、このパリの同時多発テロと2017年10月にアメリカのニューヨークでトラックが暴走し8人が死亡した事件の攻撃をモデルにしていると言う。

「同じようなテロがまた起きたら?」と思うと背筋が寒くなると共に、恐ろしい悲劇を起きたのにもかかわらず、それを悲劇と思わず勝利とみなす心無い人間がまだ、この世にいるのだと感じ、同じ人間として辛くなる。

その人間たちにも家族いるし、無差別に殺される人間たちにも愛する人達がいるのだ。

終わらない。

何も変わらない。

でもそんなんで良いの?と叫びたくなる。

いつになったら気づくのだろうか?

戦いなど無意味だと。

人間のDNAに争いをせよ、と書き込まれているのだろうか?

そんなことを考えると、遺伝子レベルの話や核戦争がいきなり勃発するなんて、まるで昨日紹介した【 American Horror Story アメリカンホラーストーリーシーズン8黙示録】みたいだし、

やる方もやられる方にも家族がいるなんて考えは、『The Walking Dead ウォーキングデッド シーズン9』のRickの考えじゃんね。

このままいったらAmerican Horror Storyみたいに第三次世界対戦が起きてしまうよ。

絶対にそれだけは阻止しなければならない。

今度こそ終わってしまうだろう、この世が。

ミュージックビデオは、メンバーの意図ではないかもしれず、監督の趣味かもしれない。

だが、個人間の切ない想いがビデオの相乗効果で、国レベル、世界レベル、地球レベルのラブソングになってしまったとLyraは感じる。

 

「愛に満たされたら、愛してるって表してね」が悲しい空論のように、消炎弾の中でこだましているみたいよ。

悲しい灰色の世界。

人は敵意は簡単にむき出しにする。

怒りを露わにして戦いに講じる。

だが、「愛してると感じたら、愛してると教えて」あげるのが下手だ。

恥ずかしいから?

自分が負けたように感じるから?

いやいや、愛に勝ち負けはないでしょう?

愛しているならば、

愛に溢れているのならば、

それを相手に伝えなければいけない。

簡単に人を殴るより、人に優しくすべきだし、自分が幸せならば幸せを人に与えるのだ。

嬉しいならば、嬉しいと笑い、相手に笑いかけるだけでも、この世は救われると思うのよ。

小さいことからコツコツと、なんて西川師匠マジでLOVEだわ、、、と又、笑いを取ろうとした、ごめんなさい(笑)。

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【Miracle】は、愛の歌であり、Lyraは個人的な愛から地球レベルの愛までを網羅したラブソングだと言いたい。

戦争やテロを起こし、今も世界のあちこちで行われている殺戮を悲しみ、そんな汚い世界でも、万が一、「愛を感じたならば愛していると表してね」と叫ぶ曲なのだと感じる。

だからこそ、「暗闇の空で天使をさがしている」のだ。

「私たちは、夜の海の中で光る灯りをさがして」生きているのだ。

そして、愛を感じたら愛を表すべきなのよ。

もしかしたらMiracle = 奇跡が起きるかもしれないわ。

 

Lyraの理想なんて聴きたくないでしょう?

アナタにはアナタの人生がある。

面白くないなら、こんなブログ読まなくて良い。一人一人顔が違うように感じ方も、考え方も違うのだから。

でも、アナタがRockが好きで、

音楽に魅せられていて、生きるパワーになっていたら、

そして、目には見えない力があると感じていて、

愛を信じて生きているならば、

Lyraの話を聞いて。

一緒に考え、感じてみよう。

考え、感じることから全てが始まると思う。

愛について考え、愛を感じたら、

愛してると表すの。

だって、アタシ達が出会えたことが奇跡だもの。

 

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The song premiered as Annie Mac’s Hottest Record on BBC Radio 1,  where the band revealed that it is the only song from the album recorded in the United Kingdom. “‘Miracle’ is the only song from Love Is Dead that we didn’t write and record in the States, instead producing it in London with Steve Mac. Steve is such an intuitive writer with such a killer ear for melody and working with him felt very easy and natural. He makes space for everyone in the room and really pushes people to try things and go outside of their comfort zone, in a good way,” said Mayberry.

Credits and personnel

Chvrches

  • Lauren Mayberry – composition, production, vocals
  • Iain Cook – composition, production, keyboard, bass guitar, background vocals
  • Martin Doherty – composition, production, keyboard, background vocals

Additional musician

  • Steve Mac – composition, production, keyboard, background vocals

Studio personnel

  • Chris Gehringer – master engineering
  • Michael Freeman – assistant mixing
  • Chris Laws – drums, record engineering
  • Spike Stent – mixing
  • Dann Pursey – record engineering

Discography

  • The Bones of What You Believe (2013)
  • Every Open Eye (2015)
  • Love Is Dead (2018)

 

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