→【ダリル・ディクソン】シーズン1第3話 あらすじ: 後編 続き
*ネタバレ有り ↓↓
クインは知っていたのだ、イザベルの妹の腹の子が自分の子であると…その上でイザベルの妹を捨てようとしたのだ。
クインは良心の呵責からイザベルに真実を話したのか?イザベルと交際中だったにも関わらずリリーとも付き合っていたことを話すクイン。浮気が判明したのだった。
イザベルは唖然とする。彼女はクインがリリーと関係を持っていたとは知らなかったからだ。リリーは、一言も話してくれなかったから。
イザベルは、彼に「修道女になった」と告げると、クインはイザベルに疑念を抱いているようだ。
クインは「息子に、俺のこと教えてくれるなら、ダリルが必要とする情報をやる」と、ローランが代償であることほのめかした。
イザベルは、自分とローランの命を危険にさらしてクインに息子のことを知らせるつもりはなかった。
しかしクインは、彼女を自殺未遂から救ったので、彼女には返済義務があると考えている。義理を返せってことだろう。
そして、イザベルをその場から追い出してしまった。
「ヒーローなんていらない」とイザベルは言った。
クラブには、歌手、ダンサー、ドラッグ・クイーンまで様々なタイプの人間たちがいた。
ファルー、ダリル、イザベルは 2 人の男性にボートを探していると話した。
男たちは、そのようなものがあったかどうかは確認できていないが、「何かあるのを聞いている」と言う。イザベルの薬と引き換えに彼にコネを与えることを約束した。
ローランは、歌手のアンナに母親の写真を見せ、彼女の歌を褒める。彼女は母親を偲んでエッフェル塔のネックレスを彼に贈った。
歌手のアンナは、クインといちゃつこうとするが、クインはそんな気分ではない。
イザベルは、ダリルにかなりイライラしていて、クインに対する怒りをすべて爆発させてしまう。
彼女は全くパリには行きたくなかったが、たとえダリルが見返りを望んでいなかったとしても、ダリルを助けるためにそうしたのである。
ローランは、後にシルヴィに、「なぜこれほども多くの人達が僕に希望を求めているのだろう?理解できない」と言う。
現時点では、ローランが気にしているのは母親について。もっと母の事を知りたい、彼は学ぶことだけのようだった。
コドンと他のコーズ兵士がナイトクラブに到着し、クインに、ダリルについて尋ねる。
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屋上のコミュニティに着くと、イザベルは、ダリルに食ってかかったことを謝罪した。
彼女は彼が去ろうとするのを止めようしたが、ダリルは彼女とはもう終わりと思っているようだ。
ダリルは、イザベルが「両親についてローランに嘘をつき続け、混乱した世界の希望の杖として彼を利用するのは残酷だ」と考えていると話す。
ローランはこれを耳にし、大義の兵士がコミュニティに侵入する前に、両方に対する憎しみを宣言する。ローランはこれを逃亡の機会として利用し、ダリルはコドンから逃げた。
ローランがいなくなってから時間が経っていることにイザベルが気づく。
コドンとダリルの激しい戦闘が繰り広げられる。ダリルが優勢になりコドンを締め殺してトドメを刺そうとした。
だがその時、銃声が鳴りダリル撃たれた拍子に手を離してしまう。するとバランスを崩しダリルは、屋根から転落してしまった。
【Lyraの感想】
ひぇ〜!ダリル大丈夫か?
この屋根からダリルが落下したシーンが、ウォーキング・デッド 本編で、ニーガンに助けてもらえなかったマギーが電車から落下してしまったシーンを思い出してしまった…懐かしい。
まさかあの下にロジータの時みたいにウォーカー達がいなければ良いのだけど…
ダリルとコドンは、二人共、大きくてパワフルな男なので、バトルは見ていて楽しめたよ〜。至近距離での銃声、屋上を飛び越える攻撃、激しいパンチなどアクション映画のようだった。
戦闘中の雷の効果音が少し安っぽく感じたが(笑)、逃走中、ダリルは建物の床から転落したので、昔、リックが屋根や車の上から落下しても大丈夫だったように無事なはず!と思いたいですね。
パリの街がダリルに非常にお似合いと冒頭で話しましたが、ダリルと言うニヒルな影あるヒーローが(イザベルは、ヒーローなんか要らないと言っていましたが)、物憂いあるパリの影の部分と協調してるのだと思う。と言うか、ノーマン・リーダスがパリ好きと言うのもあるから溶け込んでいるのかもしれません。
ノーマンはアート出の人だから、アイリッシュ系だとしても血に脈打つ魂が会うのだ、とLyraは感じました。
詳しいことは、この後のいつものツッコミポイントで解説しますが、ローランは反抗期に入ってしまっていたのに、修道院ではメシアとしていなければいけないから、ワガママ言いたくても我慢しまくっていたのが今になって爆発したのだと思いました。
何も自分のバックグラウンドがわからないのは辛いでしょう。そのうえ、イザベル達が自分を思って隠してくれていたのを、自分を騙していたとネガティヴに考えてしまったのも自暴自棄にさせてる理由でもあります。
第2話でLyraは、ローランが反抗したりすると「チームワークが乱れて大変なことになるだろう」と書きましたが、まさかこんなに早く当たるとは…。
ダリルもこんなに早い時期で窮地に追い込まれ、落ちるし…そうそう、今のダリルは、パパみたいになっています。
ローランに対して息子みたいな気持ちがかなり出て来ているのでしょう。グレていた孤独な子供時代の自分を思い出しローランがほっておけないのかな?
「ダリル・ママ」とLyraは本家[ウォーキング・デッド 】で良く書いて来ましたが、本家ではロジータやマギーやキャロルなど一緒に話し合える友人がいたから女子会ができたわけで、この【ダリル・ディクソン】では、女子トークが全く出来ない(笑)。心配性のあのママにはなっていませんww
寂しそうなんだよね、ダリル。女性キャラで1番キャラ立ちしているイザベルとは喧嘩ばかりだし…
でもこの喧嘩ばかりする関係って月9ドラマの定番な展開じゃない?
ほらほら、やっぱり傷を負った者同士、恋が芽生えて「フォーリン・ラブ❤️」やろ!
何かエキサイトして来たわ〜、このまま恒例の【Lyraのツッコミポイント】に行くで!
【Lyraの解説・ツッコミポイント】
①狂人と楽器ウォーカー
ウォーカーが楽器にされている場面は、プリンセスを思い出しました。プリンセスがユージーンや江崎たちに出会う前、まだ独りぼっちだった時に倒したウォーカーで洋服着せたりポーズつけさせたり、似たことをやってた。
でも今回は楽器として動かしちゃうから斬新なアイデアだわ。
ラヴェルの古典的な曲「ボレロ」に合わせてうなり声を上げるしねー作家たちはこのアイデアを早い段階から持っていて、それを省略するのはあまりにももったいない。これは、これまで放送されたウォーキング デッド シリーズの中で最も奇妙だった。
ただエピソードの流れとはまったく関係ないから要らんかったかも。ダリルとイザベルも「時間の無駄だった」と判断したからね。要らないシーンだったかはファンで意見が分かれそう。
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②優しいイザベル
イザベルは、目を輝かせてローランに、母親の高校の話をしていた。それはおそらくイザベル自身の高校でもあったと推測されるけど、懐かしい妹や自分の思い出の場所をローランに話してあげる姿は、母親だった。可愛い妹の子だものね。
愛情豊かなイザベルだけど、自分が実の叔母であるという事実はまだ秘密にしている。自分が本当の家族だと言ってあげたらローランもぐれないと思うのだけど…何かあった時のために言えないのか?
クインにあっても事実を知らされても怒り狂わないからね。我慢しまくっていて可哀想だ。
しかし、クインってイザベルを自殺未遂から救ったと言うが、何をしてあげたのだろうか?
イザベルには、仮を返せと言うしね。
過去がヤバすぎる女、イザベル。
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③Jim Morrison of The Doors ジム・モリソン
Lyraのフォロワーさんならばご存知ですよね、Jim MorrisonがいたからLyraはロック好きになったのを!
まさかウォーキング・デッド でThe DoorsのJim Morrisonが出てくるとは!! もう嬉しくて〜愛しくて【Light My Fire】!って踊りまくっちゃった☆
って実際TVで流れたのは、The Doorsの【People Are Strange】と言う曲がながれましたが。
*曲については→【The Doors/ People Are Strange】和訳 寄り添うジム•モリソン Jim Morrison’s Benevolent Words
確かにダリルはジム・モリソンに憧れていそうなタイプの男性だ。日本では余り人気がない感じですが、海外では神格化されるほどの大人気バンドのThe Doors。そんな60年代を代表するThe Doorsのヴォーカリストが、Jim Morrisonなのです。
特にアメリカ人ならば知らない人はいないJim。
音楽好きならば彼を詩人というでしょう。ロック好きならば彼を崇拝するし、彼の粗野な行動や創作以外のスキャンダラスな事件を起こすJimを問題視するならば、女好きのお騒がせのアル中と見る人もいるかも。
ただ初期のドアーズの作品を知れば、セクシーなルックスやパフォーマンスだけでなく、内面が繊細な男性であり、Jimがロックシンガーというより詩人であったことがわかると思います。
彼のお墓はパリにあります。JimはThe Doorsの活動を離れ、詩の創作だけをするためにフランスに渡ったのですが、志半ばで亡くなってしまいました。
詳しい話は、このブログにたくさん書いてあるので良かったらThe Doors ドアーズのカテゴリーから(検索から)読んでくださいね。
*The Doorsについては、こちらなど→【The Doors/Break On Through】和訳 My Origin of Rock! 知覚の扉を開けた後
④パリの街並み
「パリ・セラ・トゥジュール・パリ」は十分に「日常的」に始まったけど、ドラマが進んでいくにつれて、狂気の指揮者とウォーカー・オーケストラが出て来たり、カタコンブの場末のバーがカタコンブにあったりと、奇抜な内容が出てくるから、皆んなが好きなオシャレなおフランスよりダークな方が好きなLyraは、パリのヤバイ地区を一緒に見てる気分になれたので、凄くよかったです。
それにしても予算の高さを感じますね。The Walking Deadも手が込んだドラマで莫大な資金で運営されていましたが、スピンオフにも関わらず、【ウォーキング・デッド : ダリル・ディクソン】もかなり期待されて沢山のお金を投じて制作されたのが分かります。
パリ周辺の景色は壮観。このシリーズに費やされた予算を如実に表しています。衝突した車から壁に描かれた不気味な文字まで、あらゆるものに物語がある…上部が取り外されたエッフェル塔があったり、ヘリコプターなどローランが見惚れてしまうのもわかりなぁ。
シーズン2も制作が決定してるだけに「次はどんなイメージを私達に見せてくれるのだろう」と期待しちゃいますね。
⑤ファルー: ユニオン・オブ・ホープ
ファルー(エリック・エブアニー)が運営するコミュニティ、ユニオン・オブ・ホープに到着して彼らが、ローマンを護衛して目的地まで連れて行ってくれることになったので、一応ダリルの任務は完了しました。
が、まだ1人で帰ろうとしないのは、ダリルがアメリカに帰る場合、簡単には帰れない上に、取引しなきゃいけないと分かったのが原因。だからイザベルが親切心から付き合ってくれて、多分、昔イザベル自身が盗んだ盗品なんでしょうね。それを隠していたわけで、貯めたヤバい金とこのイザベルの盗品を使って、飲み屋があるカタコンブへ向かったのです。全くイザベルには驚かさればかり。
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彼女の力があったからユニオン・オブ・ホープに認められたし、彼女が所属している教会の横のつながりも強いな、と思いました。ひょっとしたら、巨大な本部と施設を持っていそうなジュネの軍隊みたいな組織より、ユニオン・オブ・ホープの方が人口が多かったりして…ならばダリル達が勝てる可能性が出て来たな。
ユニオン・オブ・ホープの団体と同じ系列のコミュニティは、ファルーをリーダーに、エミール、バスティアン、ナディーンなどがいて、新しいキャラクターとして登場して来ました。次回、いなくなったローランを一緒に探してくれるでしょうね。
コミュニティの人々は、ローランをメシアの生まれ変わりだと信じているから、ローランが危険な目に遭えば命懸けで助けてくれるでしょう。
そして、今日のクインの感じから、クインは、ローラン欲しさに、ダリル達を倒すかも知れないし。自分が手を下さなくてもジュネやコドンざやってくれそうとわかり、ダリルの情報を彼らに売りそう。
⑥ローランの力
ローランは人類を救う存在とイザベル達が言っていたり、ファルーのコミュニティが同じようにローランを崇めているけれど、実際、彼らが言う超能力=予知能力があるかは、まだ出て来ていない。予言が当たるってことがメインみたいだが、今回はダリルがジムモリソンみたいに早死にはしないとか言ってたり、落胆してるソニアを慰めたり…と、感が鋭い人ならば、誰でも出来そうな事だから、いまだに????ハテナが頭に浮かぶ。
モーゼみたいに海を真っ二つに轍、行き進むなんてやってくれないかな?そうすれば信じられるんだが…今の感じだとエセ信仰宗教みたいな立ち位置になってるから残念。
早く見てみたい、ローランの本当の力を。
⑦ジュネとコドン
ダリルを探すためならとコドンわ雇ったジュネ。どれだけダリルを恨んでいるのだろう?
ダリルが皆んな(囚われていた人々)を駆り立て研究所を爆破して脱出したから恨んでるらしいけど、それだけじゃ無さそう。
何かもっと酷い事がありそう。
ジュネはプライドを傷つけられたからかもしれないが、コドンは未だに勘違いしたままで、ダリルに弟をやられたと考えているから、ダリル殺すまで追詰めそう。
ジュネが指示したから科学者がバリアント・ウォーカーの実験の時間を計る実験をしていたが、壁に繋がれていたウォーカーが鎖を外したからびっくり。
ガラスの壁に激突し、脳が爆発してしまったのは残念だが、この新しい「変異体」の実験だけではなさそう。
この手の実験をやっているなら治療薬を作れば良いのにね。
⑧地下闇市場のナイトクラブ「デミモンド」
パリのカタコンブへあると言うのが良い。危険な奴らしかいない。ここのオーナーがクインだからね。やっぱ普通じゃない。オーナーだけじゃないでしょうね、仕事は…ポン引きか?
クインは、良心の呵責からか、イザベルに真実を話したけど、リリーの腹の子が、自分の息子だと分かっていたにも関わらず捨てようとしたのだから、本当に怖い人だ。
イザベルに、ローランが自分の息子と話したらダリルの欲しいものをやる、みたいな事を言い出したから、どれだけ汚いやつか分かるでしょう。
イザベルは、クインに対して怒れば良いのに。
酷いことをしたクインには言わなくて、関係ないダリルに怒りをぶつけるからおかしい…当たり散らす気持ちはわかるが。
ダリルはは、彼らとは一緒に行くのをやめると言い出した。どうなっちゃうの?
ローランは、ジム・モリソンと違って、ダリルはパリで死ぬことはないとダリルを安心させたり、大人っぽいローラン、何でもお見通しなのか?
来週は、ダリルが無事ならば?ローランを探す話になるでしょう。無事でありますように!
希望連合のモットーである「真実は希望だ」は、イザベルが全てを嘘で固めてるせいで意味をなしていない。
「真実」が暴かれて全てが明るみになった時、誰が残るだろう?
来週の第4話【ウォーキング・デッド : ダリル・ディクソンも楽しみー。
次回の第4話も、詳しくあらすじ解説感想を書くのでまた遊びに来てくださいね。
See You Tomorrow〜♪
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ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』は毎週日曜午後9時(東部時間)にAMCとAMC+で初放送される。
After a brief stop in Angers, including a bizarre zombie orchestra performing Boléro, Daryl’s group finally reaches Paris. There, after a poignant encounter with a little girl – now a zombie – who used to be Isabelle’s neighbor, they meet a community led by a man named Fallou. With their help,
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Daryl seeks out information on a ship that can return him to America, which leads the group to the Demimonde nightclub and a reunion with Isabelle’s ex-boyfriend Quinn. Quinn reveals that he is Laurent’s father and demands that Isabelle and Laurent stay with him in exchange for his help. Daryl rejects the deal and prepares to set out on his own after an argument with Isabelle, leading to Laurent running away after overhearing them. Codron meets with Genet, who agrees to let him lead the search for Daryl while her people continue experimenting with walkers. Pouvoir attacks Fallou’s community and Isabelle searches for Laurent, while Daryl falls through a roof following a brutal fight with Codron.
The Walking Dead: Daryl Dixon premieres every Sunday on AMC and AMC+ at 9:00 PM ET.
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