【Dan Hartman/I Can’t Dream About You】和訳解説【ストリート・オブ・ファイヤー】ヒット曲の真実と闇 Hollywood Babylon

「大好きな音楽映画は?」と聞かれると必ず名前を出してしまう【Streets Of Fire】。

音楽映画のくくりだけでなくお気に入り映画としても必ず5本指には入る映画。

「何故そこまで好きか?」と言うと「サウンドトラックがメチャクチャ良い」からです。

映像も勿論最高なのですが、収録されている一曲一曲がシーンを盛り上げるために作られた狙いが定まったハリウッドらしいサウンドで、視聴者の鼓動を爆上がりさせる効果が凄いんです。

随分前に取り上げたFire Inc. の【Nowhere Fast】が良い例です。これ聞いただけで夜の街に繰り出したくなる感じ。

【Nowhere Fast】和訳ストリートオブファイヤー! Adrenaline Radiated by This!

 

今日紹介する曲【I Can Dream About You】は、映画をロマンティックに盛り上げる効果が抜群です、映画のサウンドトラック中で1番大ヒットした曲です。

ただ大ヒットの裏には色々な事があったと言う何とも言えない、ハリウッドの裏を見てるみたい。

ロマンティックとハリウッド(ビジネス)って両立しない世知辛いものなのね。

今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国出身のロック・ミュージシャン、マルチ楽器奏者、シンガー・ソングライターの Dan Hartman ダン・ハートマン 。

本名 Daniel Earl Hartman ダニエル・アール・ハートマン (1950年12月8日 – 1994年3月22日)。

 

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今日Lyraが和訳する曲は、アメリカ合衆国で製作された映画 【Streets Of Fire】 ストリート・オブ・ファイヤー サウンド・トラックにも収録されている、1984年リリースのヒット曲、【I Can Dream About You】

*サントラについてはこちら→ストリートオブファイア!Streets Of Fire。映画とサウンドトラックについて。

*オープニング曲について解説→【Fire Inc. / Nowhere Fast】和訳 ストリートオブファイヤー! Adrenaline Radiated by This!

 

I映画『ストリート・オブ・ファイア』のサウンドトラック・アルバムで演奏された曲だけでなく、 Dan Hartman のアルバム『アイ・キャン・ドリーム・アバウト・ユー』にも収録され、ビルボード・ホット100で6位。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後にまたお話しましょう!

 

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I Can Dream About You” is a song written and performed by American singer Dan Hartman on the soundtrack album of the film Streets of Fire. Released in 1984 as a single from the soundtrack, and included on Hartman’s album I Can Dream About You, it reached number 6 on the Billboard Hot 100.

=I Can Dream About You=

 

No more timing
Each tear that falls from my eyes
I’m not hiding
The remedy to cure this old heart of mine

I can dream about you
If I can’t hold you tonight
I can dream about you
You know how to hold me just right

I can dream about you
If I can’t hold you tonight
I can dream about you
You know how to hold me just right

 

これ以上のタイミングなんてないだろう?

俺の両目から流れ落ちる

涙の一粒一粒を

俺は隠れたりしないぜ

この俺の古い心を治す治療法さ

 

君の夢を見れるんだ

今夜君を抱きしめられないなら

君のことを夢に見れるんだ

君は俺をちゃんと

抱きしめる方法を知ってる

 

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Moving sidewalks
I don’t see under my feet
Climbing up from
Down here below where the streets sees me lonely for you

Ican dream about you
If I can’t hold you tonight
I can dream about you
You know how to hold me just right

 

動く歩道

自分の足元が見えない

今いる場所から這い上がれば

このどん底から

這い上がっているよ

ここの街路なら

君のために

俺が孤独でいるのが見えるさ

 

君のことを夢に見れるんだ

今夜君を抱きしめられないなら

君のことを夢に見れるんだ

君は俺をちゃんと

抱きしめる方法を知ってる

 

I can dream about you
I’m gonna press my lips against you and hold you to me
I can dream about you
You know you got me spellbound what else can it be

 

君のことを夢に見れるんだ

俺は君に唇を押し付けて

君が俺を抱きしめるられるようにしよう

君のことを夢に見れるんだ

君が俺を魅了したんだぜ

それ以外に何ができるんだい?

 

Moving sidewalks
I don’t see under my feet
Climbing up from
The pain in my heart ‘cause it’s you that I need

I can dream!
I can dream!
Yes, I can dream!

 

動く歩道

自分の足元が見えない

俺の心の痛みから

這い上がっているよ

だって俺が欲しいのは

君だからさ

 

夢見れるさ!

夢見れるさ!

そうだぜ

夢を見れるのさ!

 

I don’t understand it
I can’t keep my mind off loving you (not even for a minute)
Ooh, now baby, I’m caught up in the magic I see in you
There’s one thing to do

 

分からないよ

君を愛することが

頭から離れないんだ (一分たりとも)

ああ、ベイビー、今

俺は君の中に見える

魔法に夢中なんだ

やるべきことが1つあるよ

 

I can dream about you
If I can’t hold you tonight
I can dream about you
You know how to hold me just right

I can dream about you
If I can’t hold you tonight
I can dream about you
I can dream
I can dream
I can dream about you
I can dream about you
I can dream about you

 

君の夢を見れるんだ

今夜君を抱きしめられないなら

君のことを夢に見れるんだ

君は俺をちゃんと

抱きしめる方法を知ってる

 

君のことを夢に見れるんだ

今夜君を抱きしめられないなら

君のことを夢に見れるんだ

夢を見れるんだ

夢を見れるんだ

君の夢を見ることができるんだ

君の夢を見ることができるんだ

君の夢を見ることができるんだ

 

Songwriter: Dan Hartman

Translator: Lyra Sky 和訳

 

実は2ヴァージョンある!

この曲は映画『Streets Of Fire ストリート・オブ・ファイア』で初お披露目。劇中で架空のコーラス・グループ、The Sorels の4人組がラストのライブで歌っていた。

映画で使用されたバージョンの本当の声は Wiston Ford でしたが、Dan Hartman バージョンはサウンドトラックアルバムの方で使用され、シングルとしてリリースされたものだった。

【I Can Dream About You】の真実

この映画の音楽監督Kenny Vance ケニー・ヴァンスとのソングファクトのインタビューで、Kennyは、次のように回想している。

「そのリード曲と、私が映画のために書いた曲【Countdown To Love】を歌っているのは、ラジオ・シャック(Wiston Ford) で働いていた男でした。映画とThe Solers を見るとそう思います。映画の中でライブで歌っているのですが、それは公開されるはずだったバージョンで、私はそのバージョンを録音しました。しかしその後、Dan Hartman がそれを聞いたとき、次に何が起こったのかはわかりませんが、彼があの人のバージョンを取り上げたのはわかっています。 彼の声を消して、彼は自分の声をつけて、それで大ヒットした。ハリウッドはとても滑りやすい場所だってことですよ」

このインタビューの場合、Danがあえて歌を差し替えたと言っている。そしてThe Soles は映画で口パクという事になる。口パクは、この曲以外で、このブログでも取り上げた Fire Inc.の曲でDiane Laineが口パクだったから、真実なのかもしれない。

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当初、プロデューサーのJimmy Ivon はDan Hartman に、制作中の映画のために曲を書くよう依頼していた。Dan は、この曲が映画の中でコンサートのシチュエーションで4人の黒人男性によって歌われることになっていると言われ、結局Danは自分が作った【I Can Dream About You】のデモについて考えることになった。 Tuber (1985) が述べているように、Danは、は「躍進の恩恵を得るために法的工作」を行った。

映画の中で俳優が歌ったり、演奏するこの曲の使用では、Dan Hartman ではなく Wistin Ford がボーカルを務めた。元の契約を履行するために何度か交渉した後、Dan Hartman はサウンドトラックでその曲を歌うこと、そしてサウンドトラックアルバムからシングルが発売される場合には自分のバージョンもリリースされることを主張した。

さらに、ミュージック ビデオでは、その曲を使用して自分の声をフィーチャーする必要があった。これらの条項は、Dan が思春期からミュージシャンとして活動していたにもかかわらず、目が出なかったのを「一夜にしてセンセーション」を起こすのに役立った。 Portzline (2014) のインタビューの抜粋の中で、Dan はこの曲に関連した別の論争について詳しく述べ、次のように述べている。

「大変な混乱だったが、その状況下で俺にできる最善のことができた。」

こちらは、映画では歌っていないがサウンドトラックやMVで歌っている Dan Hartman 自身のミュージックビデオです。↓↓

 

Dan Hartman

こちらのMVは、Dan Hartmanが出ずっぱりで出演している。「俺が歌ってるんだぞ!」と言わんばかりの主役を演じている。

本名: Daniel Earl Hartmam ダニエル・アール・ハートマン(1950年12月8日 – 1994年3月22日)。アメリカのロックミュージシャン、マルチ楽器奏者、シンガー、ソングライターであり、ザ・ソプロイド、マック・アンド・ザ・ターンアラウンドズ、アワー・リンガー、ラスト・ウィング、そしてオリオンと色々なバンドをやっていた。

彼が書いてレコーディングした曲の中には、エドガー・ウィンター・グループのメンバーとして「フリー・ライド」、ソロ・ヒット曲「リライト・マイ・ファイア」、「インスタント・リプレイ」、「アイ・キャン・ドリーム・アバウト・ユー」、「ウィー・アー・ザ・ヤング」、 「第二の自然」などがある。

 

 

彼の最も成功した曲がこの【I Can Dream About You】だ。1984年にビルボード・ホット100で6位、1985年には全英シングル・チャートで12位にランクインしていた。

James Brown の曲【Living In America】は、Dan が共同脚本・プロデュースを務め、1986年3月1日に第4位を記録している。

 

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ミュージックビデオについて

この曲には 先程紹介した2 つのミュージック ビデオがある。

1つは先に紹介した映画からの映像だけのもので、Dan をフィーチャーしておらず、架空の映画だけのバンド The Sorels がライブパフォーマンスの一部としてこの曲を歌う映像が挟まれた『ストリート・オブ・ファイアー』のシーンで構成されている。そして2本目が、先ほどのロンドンのハードロックカフェで撮影されていて、Dan が若い女性(ジョイス・ハイザー演じる)を魅了しようとするバーテンダーとして登場し、バーのテレビで The Soleus  のプレイを彼女に歌いかける。

2010年「Old School: Back to the 80s」でのジョイスのインタビューで、彼女はどのようにしてビデオに出演するようになったのか尋ねられた。彼女はこう答えた。

「Danのマネージャーを知っていて、彼が私にこの曲をやらないかと誘ってきたの。私たちはロンドンのハードロックで撮影したの。正直、そのことについてはほとんど覚えていないけど、Dan はとても優しくて、あの曲が本当に大好きよ。」

この曲のテレビパフォーマンスを口パクものを録音している間、Danは、あるミュージックビデオに俳優を起用した理由を次のように説明している…

「『ストリート・オブ・ファイア』のプロデューサーと監督は、すべての最高のものを望んでいたので、最高の歌手、最高のダンサー、そして最高の俳優を雇った。 「映画の一部です。つまり、『アイ・キャン・ドリーム・アバウト・ユー』の歌手であるThe Soles は、実際には俳優であり、僕が、この曲を書いて歌ったのです。」

The Sorels 明暗

映画では、The Sorels を Storny Jackson ストーニー・ジャクソン(リード・シンガー)、Grand L.Bush グランド・L・ブッシュ、Michaelty Willumson ミケルティ・ウィリアムソン、Robert Townsent ロバート・タウンゼントが演じている(後者の3人はバック・シンガーを演じている)。

2012年のインタビューで ウィリアムソンは、「人々は当初混乱し、Jackson がDan Hartman だと思ったと語っている。その結果、Dan はおそらく動揺したと思われる。しかし、混乱が生み出した「良い評判」のせいで、翌年までに彼は心変わりしたかもしれない 」(Tuber、1985) 。

The Sorels 振り付けはジェフリー・ホーナデイによってアレンジされたが、俳優たちは最終的にホーナデイのサポートを受けてダンスの動きの多くをアドリブでやった。

さらにWillamsonは、自分だち4人がジム・ギルストラップからボーカル指導を受け、彼らがこの曲のバックグラウンドボーカルを担当したとも言っている。

アナログ盤のリリースでは、ダン・ハートマン、ジョー・ピッズロ、フォードがこの曲のバッキング・ボーカルを担当したとクレジットされている。

したがって、ウィリアムソンはインタビューの中で、Winston Ford のボーカルが入った映画に登場したバージョンについて言及した可能性がある。

Winston Ford はミュージシャンとしてコロラドに定住する前に、ザ・プラッターズ、アース・ウィンド・アンド・ファイアー、ザ・ドリフターズ、ファット・ダディなどのアーティストのボーカリストとしてツアーを続けた。彼は2007年にデンバーで自動車事故で亡くなった。

ハリウッドの闇。真実は?

悲しい物語が時と共に消えていくのだ。

 

その他

ザ・シムズ・ブラザーズ・バンドとして演奏し、デヴィッド・ボウイなどのアーティストのバック・シンガーとしても活動しているフランク・シムズとジョージ・シムズは、2021年のポッドキャストでDan Hartman への好意として【I Can Dream About You】を歌ったが、この曲はその後すぐにリリースされたためクレジットされていない

曲のイメージはHall & Oatesだった

ダリル・ホールによると、ハートマンは当初ホール&オーツを念頭にこの曲を書いたと言っている。

そしてHall & Oates の曲としてレコーディングするよう彼らにオファーしたという。だが、ホール&オーツはニューアルバムのリリースを控えていたため辞退したのだった。

しかし2004年に彼らは『Our Kind of Soul』と呼ばれるカバーアルバムをリリースし、そこに Dan Hartman のこの曲の(歌詞を変更した)独自のバージョンをレコーディングした。

2005年2月にこの曲をライブで演奏した際、ホールは演奏前にこう明かした。

「これは、20年遅れてやったような感じで新しいアルバムでレコーディングした曲だ。俺たちの古い友人である Dan Hartman がこの曲を書いたんだ。昔、彼が俺のところに来て、「君たちのために書いた素晴らしい曲があるんだ」と言ったのを覚えている。それは君だよ、知ってる?…この曲を歌わなければならない。そして残念なことに、ちょうどアルバムを完成させたばかりだったので、それをアルバムに入れることができなかったから「ごめんなさい、ダン」と言った。約半年後、俺はMTV を観ていんだけど、それが彼にとってのヒットだった。神のご加護がありますように。それで、20年後、俺たちはここにいる。彼がそれを聞いていることを願っているよ。そして彼がそれを楽しんでいることを願ってる」

歌詞について

ラブソングとしては王道な曲で、確かにHall & Oatesぽい歌詞とサウンドが素敵な大人の男女の恋物語だ。

 

男性の恋心を歌う曲。主人公の男性は、好きな女性に会いたいんだけど会えない…そんな寂しい気持ちをポジティブに捉えて歌っている。

「今夜君に会えないなら、君を夢見ることができるじゃん。それも素敵だよ。」という感じに、会えない辛さをも愛おしい、と思うようにしている所がcuteだなLyraは思います。

因みに、動く歩道って歌詞は、空港にあるあのエスカレーターみたいに動く機械のことにも取れる。その場合、普通、足元にはそんな道路はないから=見えないよ、と言ってる。それくらい早く会いたいよ、簡単に飛んで行けたら、と言っている健気な男性の歌なのだ。

それを映画のラストの曲を盛り上げるために歌っているThe Soles。4人組 のライブシーンが圧巻なんですよ、。少しネタバレになるが…内容的にグッと来るという証明をすると、、、

 

映画では、この曲をThe Solesが歌っていて、そのライブ中に、ステージ袖にいる主人公達、Elen (Diane Lane)とTom (Michael Paré)の2人が話しているのだが、2人は元サヤにはならずに別れを決めてしまう。その2人の永遠のサヨナラが起きたことで「会えなくても君を夢みれるから」と言う前向きなラブソングが、次第に刹那い曲に変わるのだ。

歌詞だけだと「今は用事があったりして会えなくても、会える時が来たら君に会える」のからまだマシで、映画では2人は永遠の別れをするわけ。

だから「2度と会えない相手を夢見続ける」という悲しい内容に変わってしまうのだ。

きっとTom Cordy (映画の主人公のヒーロー)は、永遠にElen Aim( Diane Lane演ずる大人気シンガー)を愛し続けるのだ。

お互いに進む道が違うことを知っているTom は、狂おしいほど愛しているElenの為に身を引いたのだ…Elenの幸せを願って。

真実の愛か?

Tomは永遠にElenを愛し続けるのだ。

この【I Can Dream About You】の歌詞ように。

永遠に愛する女を夢見て…。

 

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I Can Dream About You peaked at #6 on the Billboard Hot 100 and #7 on Billboard’s Adult Contemporary chart in 1984.

It was featured on the soundtrack to the film “Streets of Fire.”

The song first appeared in Streets of Fire, where it was performed by the fictional group The Sorels. The real voice behind the version used in the film was Winston Ford, but Hartman’s version was the one used on the soundtrack album and released as a single. In a Songfacts interview with the film’s musical director, Kenny Vance, he recalled the following:

“The same guy that sings lead on that and ‘Countdown to Love,’ a song that I wrote for the film, was a guy working at a Radio Shack (Winston Ford), and I think when you look at the film and The Sorels are singing it live in the movie, that was the version that was supposed to come out, and I recorded that version. But then when Dan Hartman heard it, I don’t know what happened next, but I know that he took that guy’s voice off and he put his own on, and he had a hit with it. Hollywood is a very slippery place.”

Originally, producer Jimmy Iovine had asked Hartman to write a song for a film he was working on. Hartman was told that the song was going to be sung by four Black guys in a concert situation within the film, and Hartman ended up thinking about a demo he made of “I Can Dream About You.” As described by Tuber (1985), Hartman went through some “legal maneuvering to get the benefit of his breakthrough”.[4]The use of the song in the film being performed by actors did not feature Hartman on vocals but rather Ford. After some negotiating to enforce the original contract, Hartman insisted he sing the song on the soundtrack, and that his version be released if a single were to be issued from the soundtrack album. Additionally, any music video had to feature his own voice using the song. These clauses helped Hartman become an “overnight sensation” despite the fact that Hartman had been a working musician since adolescence. In an interview snippet from Portzline (2014), Hartman elaborated on another controversy related to the song—stating that “…some people had a fit because it was my name and my voice coming out of this group that looked like the Temptations. It was a big mess, but it was the best I could do under the circumstance.”

 

 

According to Daryl Hall, Hartman had initially written the song with Hall & Oates in mind, and offered the song to them to record as their own. Hall & Oates declined, as their new album was about to be released. Later in their career, however, they issued an album of covers called Our Kind of Soul, in 2004, on which they recorded their own version (with changed lyrics) of Hartman’s song. When performing the song live in February 2005, Hall revealed before the performance

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Here’s a song that we did on the new album that we sort of did twenty years late. An old friend of ours, Dan Hartman, wrote this song. I remember back in the day he came up to me and said ‘You know, I have this great song I wrote for you guys. It’s you, you know? – you have to sing this song.’ And unfortunately we had just finished an album, we couldn’t put it on the album so I said sorry Dan. About six months later I was watching MTV and there it was, and it was a hit for him, God bless him. So here we are twenty years later, I hope he’s hearing it, and I hope he enjoys it.”

Before Ford settled as a musician in Colorado, he went on to tour as a vocalist for artists such as The Platters, Earth, Wind & Fire, The Drifters and Phat Daddy. He died in a motor vehicle accident in 2007 in Denver

Credits

Produced By Dan Hartman & Jimmy Iovine
Written By Dan Hartman
Drums Additional Art Wood (Drummer)
Guitar Additional Richie Zito
Piano [Acoustic] By Bill Payne
Bass  Eddie N. Watkins Jr.
Percussionist Bobbye Hall
Mastered by Stephen Marcussen
Background Vocals Winston Ford, Joe Pizzulo & Dan Hartman
Mixing Humberto Gatica
Engineers Dan Hartman, Steve Krause, Gabe Veltri & Shelly Yakus
Instruments Dan Hartman
Recorded At Multi-Level (Westport, CT)
Release Date April 1984

 

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