和訳【Days of The New/ Shelf in the Room】解説 Travis MeeksとThe Doors [LIVE]

当時16歳だったという彼ら。

このバンドのキモは、vocalだ。

低温で響く通る声。

特に引き伸ばす時の声が、Alice In ChainsのReinにそっくりで、初めて聴いた時は、Reinがアコースティックの曲を歌っているのだと思ったくらいだ。

燻銀と言いたくなるこの声に惚れてしまう。

余りにも悲しげで、だけど、激しさをうちに秘めているような歌声。

Jim Morrisonにも似ている狂気。

今日Lyraが和訳&解説するのは、アメリカ合衆国インディアナ州チャールストン出身のロックバンド、Days Of The New デイズ・オブ・ザ・ニュー。

 

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ポストグランジとも言われるDays of the Newは、元は学生時代に始めたDead Reckoningと言うパンテラみたいなバンドをトリオでやっといたのが原型。

その後、ギターを入れて4人編成になり改名し、通学しながらバンド活動をしていた。

今日Lyraが和訳する曲は、彼らのデビューアルバムである『Days of the New』(Yellowと呼ばれている) から、オープニング曲【Shelf in the Room】。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後に又お話しましょう!

 

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Days of the New were an American rock band from Charlestown, Indiana, formed in 1995. The band consisted of vocalist/guitarist Travis Meeks and a variety of supporting musicians that briefly included future pop star Nicole Scherzinger. They are best known for the hit singles “Touch, Peel and Stand”, “The Down Town”, “Shelf in the Room”, and “Enemy”.

“Shelf in the Room” is a song by Days of the New and the third and final single from their self-titled debut album. The song reached #3 on Billboard’s Mainstream Rock Tracks in 1998 and is a concert staple. “Shelf in the Room” is also the first track on the band’s Definitive Collection released in 2008.

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= Shelf In The Room =

The key is so distant
I’ve opened doors
Know when to listen
Know what to listen for, yeah

The shelf in the room
Has been the way
Of holding me
And letting me stay

Kick me out
Let me go (go)
I don’t belong here no more

A releasing sense
Of getting tired
Hold myself
I can’t hold myself

The shelf in the room
Has been the way
Of holding me
And letting me stay

The shelf in the room
Has been so true
I can hide
In the shelf in the room

Holding out (holding out)
Never hold in (never holding out)
Holding out (holding out, never hold)
Holding out (holding out)
Never hold in (never holding out)
Holding out (holding out, never hold)

Know when to listen
Know what to listen for
Believe in resistance
Don’t let them tell you anymore

Is there anyway (no)
To get away? (no)
Ask myself
While I stay inside, yeah

The shelf in the room
Has been the way
Of holding me
And letting me stay

The shelf in the room
Has been so true
I can hide
In the shelf in the room, yeah

 

その鍵は、遙か彼方にあり

俺は扉を開けていた

いつ聞くべきか分かっているよ

その為に

いつ聞くべきか分かってる

まあね

 

部屋にある棚

それが俺をずーっと捕まえているんだ

それがあるから

俺はこのままでいられる

 

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俺を打ち負かしてくれよ

そしたら放っておいてくれ

(行かせて)

これ以上ここに縛られたくないんだ

 

疲労していく光景を解放してやる

じっとしているなんて

俺は動かずにじっとしていられないんだ

 

部屋にある棚

それが俺をずーっと捕まえているんだ

それがあるから

俺はこのままでいられる

 

部屋にある棚

それはずーっと真実だった

身を隠すことも出来る

俺は部屋の中にある棚に

身を隠すことも出来るんだ

 

手を出しているんだ

(手を伸ばして)

感情を抑え込まないでいる

(感情を抑え込まないで)

手を伸ばしているんだ

(手を伸ばしてる

捕まえはしない)

手を伸ばしている

(手を伸ばして)

感情を抑え込まないでいる

(手を伸ばさないでいるよ)

手を伸ばしているんだ

(手を伸ばしてる

捕まえはしない)

 

いつ聞くべきか分かっているよ

抵抗しながら信じているのを

いつ聞くべきか分かってる

アイツらにこれ以上

お前に向かって語らせるなよ

 

とにかくそこにあるのか?

(ないよ)

どこかへやったの?

(違うよ)

中にいる間に

自分に問いかける

 

部屋にある棚

それが俺をずーっと捕まえているんだ

それがあるから

俺はこのままでいられる

部屋にある棚

それはずーっと真実だった

俺は部屋の中にある棚に身を隠すことも出来るんだ

Songwriter: Travis Shane Meeks

Translator: Lyra Sky 和訳

 

意味深な歌詞だ。

はっきりさせたくないのかもしれない。

が、Travisの心の中にある拠り所、もしくは、自分を守ってくれる場所や存在を、”Shelf = 棚”と表現しているのだろう。

棚と言っても色々あるが、Lyraには本が並んである本棚かな?と予想した。

英知と冒険の旅が詰まっている本ならば、それを読んでいる時だけでもこの世界にいられるのではないかと思ったからだ。

不安定な自分や、見失ないそうなアイデンティティをキープする為に戦う自分をTravisは描いたのかもしれない。

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2歳の時に両親が離婚し、祖父母に育てられたTravis Shane Meeks (1979年4月27日-)。

音楽が好きでギターを弾くようになり8歳の時には作詞作曲をしていたという。11歳から15歳くらいまでリハビリ施設などで演奏をしていたTravisは、ハイスクールの時に、Matt TaulとJesse Vest と出会い、Dead Reckoningを始める。

後に、Todd Whitenerをギターとして加入させて、4人編成に。

TravisがLouisvilleに引っ越したことを機に、バンド名をこのDays of the Newに改名し、曲調もパンテラのようなHeavy MetalからアコースティックやPost Grungeのような現サウンドに移行した。

ハイスクールに通いながらのバンド活動の中、17歳の時にメジャー契約を交わす。

そして1997年にセルフタイトルのアルバムをリリースし大ヒット。

このアルバム『Days of the New』からは数々のヒットシングルが生まれた。

特に今、和訳した【Shelf in the Room】は、1998年9月6日に3rd シングルとしてリリースされると、ビッグヒットになり、1988年の Billboard の Mainstream Rock TracksでNo.3に輝いた。

 

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最高なこのアルバムは、17歳、16歳の彼らが作り上げたと言うのだから不思議だ。

人生の水も甘いもの噛み締めてきたオッサンが出すようなサウンドなのだから。

まあ、見かけも若いとは言えるけどオッサンぽいから、違和感なく堂々とやっているから納得はいくのだけれど、、、下手したら鬱にでもなりかねないダークネスな世界を歌うTravisは一体、いつからこんな闇を抱えていたのだろうか?

拭きれない孤独感がそうさせるのだろうか?

それともバンド活動しはじめてから、ドラッグをやりはじめたせいで身も心もズタボロになったからか?

又は、離れ離れになっていた父親が58歳の若さでこの時期に亡くなったことが、より孤独感を増幅させたのかもしれない。

幼少期からの孤独?

成功と挫折。

絶望。

夢。

計り知れない孤独感を感じたことがあるものならば、理解できる想いか?

 

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作詞作曲を全てTravisがやる為、「ある意味ワンマンバンドかな?」と思っていたら、どうやらこのデビューアルバムの直後、ドラムス以外はやめさせて、メンバーチェンジさせたと言う。

彼の中の完璧主義がそうさせたのかもしれない。

完璧に近い意識と、ダークネスな世界観が彼の持ち味だと思う。

ただ行き過ぎは禁物だと、心配してしまう。(Travisは、やりすぎ、行き過ぎてしまうタイプなのではないかと、勝手にLyraが、彼の歌い方や作品から感じているだけです。)

アコースティックで歌い上げるのって、難しいと思う。余計なエフェクトがない分、粗が見えてしまうからだ。

だが、Travisの声はアコースティックが似合う。本物ということかもしれない。

Lyraがつい惚れてしまった歌声を持つTravis Meeks。

どうもそれは、The Doorsのメンバーもそうだった模様(笑)。

LyraがTravisの中に見たDarknessな世界は、Jim Morrison と似通った世界観だったのだろうか?

John Densmore (The Doorsのドラム)が、丁寧にTravisを紹介して始まる曲が【The End】だ。

“Darkness な曲”とJohn自ら紹介する曲【The End】。

Lyraには、全てのピースがカチリとハマった音が聞こえた気がした。

Travisの中にも Lyra と同じDoorsが流れていた。

*【The End】については、こちら!→ 和訳【The End / The Doors】True Meanings ジ・エンドの本当の意味

 

歌い方まで似てしまうなんて、、、息継ぎや、発音まで似ているTravisに、ついLyraも涙が出てしまった。

 

Jimにまた呼ばれたのかもね。

Lyra が凹んでいるとやって来るJim Morrison。

時には夢に出、選曲に迷うとDoorsの曲で止まったり、新しいオーディオ機器にも関わらず、他の曲が掛からなくなったりする悪戯は、一体、誰がするのだろう(笑)?

今日は、実は、別のイギリス人アーティストをUPするつもりだったのに、気分が乗らずに、たまたま久しぶりにDays of the Newの曲を聴き、ドヨーンとなりながらもTravis Meeksを紹介する気になったなんて、Jimがまた引き寄せた縁を感じてしまうわ。

この【The End】のライブで、メンバーがドンドン熱くなって行くのは、Travis が声を荒げる時だ。

それに気づいた貴方は、Lyraと同じThe Doors Freeksでしょうね?

嬉しいよ。

Travisが、Shoutする度に、The Doorsのメンバーが盛り上がって行く。

Rayがニコニコして嬉しそうに笑う気持ちがよくわかる。

きっと目の前に、Jim が舞い降りてきたような気がしたのだろう。

17歳の若者のTravis。

彼は、Jimみたいに背が高いわけでもないが、Shoutする度に変貌し、いつの間にかKing of Lizard になっていた。

あの空間に、実際には目にしたことがない60年代のJimの世界が広がったようだった。

素晴らしい歌声に惚れる私の気持ちが、これを読んでいる人々にも伝えたくなった。分かってくれたら嬉しいな〜。

そして、Travisの復活をLyraが願っている気持ちも。

 

 

現在のTravisは、退院して又、作曲をし始めたという。

1995年から始めたDays of the Newは、音沙汰がなくなっていた間に、2回ほど解散していたという。

再結成して、2014年に又解散している。

ドラッグ中毒がまた酷くなったため、入院していたというTravis。

せっかくの声と作曲の才能があるのに、勿体ないな、と凄く残念に思う。

無駄にした時間を取り返すべく、また頑張って音楽活動を続けてほしい。

そして、またその素晴らしい歌声を聴きたい。

いつの日か、その声で、Darknessの中に咲く明るい希望の歌を聞きたい。

Travis, I’m dyin’to listen to your beautiful vocal and new songs of brighter hope blooming in Darkness someday!

Lyra Sky.

 

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While perhaps not as popular as other singles from the album, “Shelf In The Room” is regarded for its engaging acoustic guitar melody and serves as the opening track. The song utilizes the basic instrumentation heard throughout the album but also features a vocal distortion during the chorus. Lyrically, the song often refers to a key and tends to vaguely describe emotional stability and isolation. The shelf is considered a means of security with the chorus line, “The shelf in the room has been so true/I can hide in the shelf in the room.” It is also described as “holding me, and letting me stay.” These themes are illustrated through the song’s music video.

Travis Shane Meeks (born April 27, 1979) is an American musician and the lead singer, guitarist and songwriter for acoustic rock band Days of the New. In recent years, he has been battling drug addiction causing the break up of his 2014 reunion with Days Of The New shortly after it began for the second time. Since then, he has been arrested several times for possession of narcotics and paraphernalia, served jail time. As of 2018 it has been reported that Meeks still writes songs and struggles with substance abuse.

Members

  • Travis Meeks – lead vocals, guitar (1995–2014)

Past members

  • Todd Whitener – guitar (1995–1999, 2014)
  • Jesse Vest – bass (1995–1999, 2014)
  • Matt Taul – drums (1995–1999, 2014)
  • Mike Starr – bass (2010–2011; died 2011)
  • Ray Rizzo – drums, percussion (1999–2008)
  • Brian Vinson – bass, upright bass (1999–2000, 2007–2010)
  • Dave Neill – bass, upright bass (2010, 2012)
  • Billy Youngblood – bass (2010)
  • Rob Edwards – drums (2009–2010)
  • Malcolm Gold – bass (2007–2009, 2012)
  • Jason Fresta – bass (2011–2014)
  • Taylor James – guitar, alto guitar (2008)
  • Rachael Beaver – cello, backing vocals (2008)
  • Brigid Kaelin – accordion, backing vocals (2008)
  • Geddy Friedman – drums (2010)
  • Chuck Mingis – guitar (2001–2003)
  • Michael Huettig – bass (2000–2002)
  • Nicole Scherzinger – backing vocals (1999–2000)
  • Doug Florio – guitar (1999–2001; died 2018)
  • Kimmet Cantwell – keyboards (1999–2001)
  • Shane Vetter – guitar (2000)
  • Craig Wagner – guitar (1999–2000)
  • Charlie Colin – bass (2010, 2014)
  • Paul Culligan – drums (2004–2012, 2014)
  • Damon Fountain – drums, backing vocals, rhythm guitar (1998- 2001)
  • Michael Anthony King – guitars, backing vocals (touring member 2001–2002, 2014)

 

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